蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

田中本家 清琴閣2

2013-05-30 21:44:53 | 古民家、庭園
須坂にある豪商の舘、田中本家の最も格の高い座敷である清琴閣は5月の連休の間だけ、特別に公開された。
本ブログでもその様子は紹介したのだが、その時に使わなかった写真をお見せしたいと思う。


田中家の庭は、庭に別棟等が数多く展開するので、屋敷の中に囲まれたような造りになっている。それが、京都の坪庭と同じような魅力を醸し出していると思う。


清琴閣の二階から。


庭を取り囲む棟の屋根は複雑に入り組んでおり、京都の町屋を思わせる。


そんな奥座敷へ入るのに、山深い小道のような演出をあえてする、趣味に走ったところが素晴らしい。

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彦部住宅  桐生市広沢町

2013-05-29 22:13:33 | 古民家、庭園
彦部住宅は、周囲に堀をめぐらした中世の城館の造りである。


江戸時代の建築の長屋門。茅葺の屋根のカーブが何とも柔らかい。その奥に、茅葺の建物が何棟も見える。
菖蒲の花も咲き揃い、素晴らしい時期に訪問することができた。


母屋はかなり規模が大きい。
建築年代は17世紀前半と推定されるようだ。


座敷には上がれないので、土間から望遠で奥座敷と庭を眺める。もう少し右側の書院に座って、庭の様子を撮りたかった。




堀で囲まれた城館の中は、実に広々として穏やかな姿である。
この舘の庭は、広く展開する範囲で見るのが良さそうだ。


裏山は見事な竹林である。




舘を取り巻く堀や、搦め手の鍵の手造りの石垣まで残されている。


冬住みは長屋門に向って右手にある。
隠居所であり、昔からのスタイルを踏襲する母屋よりは、日当たりもよく居心地はよさそうだ。

 
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一茶菴本店  足利市

2013-05-28 23:57:13 | 蕎麦
一茶菴に関しては、いろいろと伝えられることが多いかと思うので、あえて言及しない。


それでも三色を注文すれば、蕎麦の味を少し乾いた感じで引き出すせいろが目を引く。
他の2品は、さらしな粉をベースにしている。


この店のせいろは、まず間違いはない。




色白のさらしなをベースにすれば、工夫のイマジネーションは広がるだろう。


ご馳走様でした。


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觴華庵  伊勢崎市

2013-05-27 22:52:42 | 古民家、庭園
脇本陣の相川家に建つ隠居所である。


一階の座敷は茶室に使われたようだ。
二階は寝室として使われたと思われるが、今は公開されていない。




茶室と言っても、二方が障子で大きく開く。炉は、床の間に切られるなど、異例ずくめの茶室で、堅苦しい事は目指されなかったという。


茶室の前の庭も、芝が植えられ広々としている。
年代物の松が、茶庭らしさを演出してはいるが。




茶室というよりは座敷のように感じられる。
堅苦しい茶事よりも、月見の宴にふさわしいように思われる。

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煉瓦亭  銀座

2013-05-23 23:12:35 | 洋食
創業100年を超える、銀座の名店の一つである。


銀座の裏通りにあり、有名な割にこじんまりとした印象がある。


フィレカツを注文した。肉にも、衣にもしっかりと味付けがされていて、単品でビールに合わせるには何もかけないのがよい。
しかし、別皿のライスに合わせるには少しだけソースが欲しくなる。それに、千切りキャベツにも絶対に必要だし。


揚げ切りの衣はパリパリで、驚くほど軽い食べ応え。


連れが注文したメンチカツは、風味が豊かで依存性がある感じだ。


ご馳走様でした。

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いせさき明治館  群馬県

2013-05-21 21:43:59 | 古民家、庭園
明治45年に建てられた建物で、医院として使われてきた。外装の細工をみても、明治11年の桐生の舘とは比較にならないほどレベルが高い。


伊勢崎の今村家は、江戸以来数多くの医師を輩出し、伊勢崎藩の藩医や大正天皇の侍医を務めた家だという。
この家は、明治20年に開業した今村信四郎が建てたものである。1984年まで、医院として現役であった。






近年(2002年)以降に修復された事もあり、外装は細部まできっちりと手が込んだ造りを見る事ができる。


舘内では銘仙の展示会が開かれており、撮影可能なアングルは相当に限られていた。
廊下の様子や、右側の室内から、この洋館の内部は畳敷きの和式で造られていた事がわかる。


二階のバルコニーから室内を眺めても、このように畳敷き。


設置されてから100年を越す木製サッシュの縦長窓は、今でも比較的スムーズに開閉する。




診療室と電話室だけが、外観にふさわしい洋風の造りであった。

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レストラン ケルン  虎ノ門

2013-05-20 22:01:16 | 洋食
虎ノ門のビルの地下の洋食屋さん。昭和の半ばからの、気取らないお店を受け継いでいる。


昼の定食には熱々のスープが付く。
デミタスカップ一杯なのに、不思議な満足感がある。


連れが注文したカニクリームコロッケは納得の姿。
トロトロと、実に凝縮した旨さがあった。


私はフィレカツ ハヤシを注文した。
ちょっとハヤシのルーにはちょっとお酢が効かせてある感じで、思ったよりは軽めに仕上がっている。
フィレカツは、ちゃんとした塊肉を柔らかく仕上げて、最後に薄く切って食べやすくしてある親切さ。


ご馳走様でした。

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桐生明治館  群馬県

2013-05-19 22:13:06 | 古民家、庭園
明治11年竣工の洋館である。
そもそもは前橋市に、衛生所券医学校として建てられた。


屋根瓦などの細部は和舘の技術で建てられているが、洋館を目指した建築としては実に早い時期に建てられたものである。


明治の始まりとともに、どっと押し寄せた西洋の知識を基に、当時の大工さんが苦心した様子がうかがえる。


この建物は昭和3年に桐生村役場として、現在の場所に移築された。
1階の展示室には、人力車とならんで当時の自転車がある。


その横にはクラシックカメラのコレクションが展示されている。
マニアには、非常に貴重な展示ではないかと思われる。


一輪車に補助輪がついただけ、のような自転車。
平坦な所を乗るだけでも、かなりのテクニックが要りそうだ。




二階には着品質も設けられているが、階段は和風の民家のように狭くて急勾配である。


昭和の後期から明治館として、しかるべきメンテナンスを受けて来たようだ。

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五郎  越後湯沢

2013-05-16 22:45:58 | 日本料理
越後湯沢は新潟の観光地ではあるが、実は日本海からは相当に距離のある山の中にある。
それでも、新潟県の結束が固く、鮮度の良い魚が供給される。


冬場の白身を、気持ち良く味わえた。
雪深い街なので、保存状態は優れていた。


薄造りの刺身では、運動の後のエネルギー補給には全く不足する。
とりあえず、揚げものが必要だ。


お腹が少し落ち着いたら、塩辛に日本酒という取り合わせに、自然に目が行く。


締めは、鮭茶漬けで。

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根津神社 つつじまつり  文京区根津

2013-05-15 22:26:08 | 神社仏閣
つつじまつりの最終日に根津神社を訪れた。


ツツジは花もちがよくて、それらしい姿を見る事ができた。


次々と立ち並ぶ鳥居の列が、神秘的な空間を演出する。


ツツジ苑側からは、鳥居の頭だけしか視界に入らない。


この場所は、神社となる前は徳川綱重の屋敷であったそうだ。
平地部分にある社殿や楼門の周りに、柔らかい傾斜の外庭が配置される姿も、その由来を知れば納得する。


つつじ苑が公開されるのはつつじまつりの時期のみである。
ギリギリのタイミングであった。

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