蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

金蔵寺の枝垂桜  渋川市

2017-04-26 22:38:34 | 自然
県道35号線沿いにある、比較的小さなお寺である。


寺の門の脇にある枝垂桜の姿は見事だった。
門の反対側にも、相当に樹齢を重ねた樹が見られる。




青空を背景にできなかったのが残念だが、訪れたこの日がまさに盛りであったのだと思う。


群馬県の天然記念物に指定されている。

あづま養魚場  東吾妻町

2017-04-24 22:45:53 | 日本料理
個人的な想いなのだが、鰻が高騰してしまってから、川魚へと興味が移っている。


川魚は虫が付く問題がある。それを解決したのが養魚場のようだ。
天然の流水を使いながら、全てを養殖で管理すれば寄生虫の問題はない。


お薦めは、岩魚定食、ヤマメ定食、ニジマス定食。どれも、刺身に塩焼きがついてお手頃な値段である。
まずはヤマメ定食を注文した。お品書きにある写真を見ても、岩魚とヤマメの違いはわかりづらい。


ヤマメの刺身。これは、素晴らしかった。安心して食べられるというのが、実に嬉しい。
コリコリとした身の歯ごたえ、味の深さ、とても美味しい魚だと感じた。


塩焼きの味の深さにも、びっくりした。
刺身とどっこいの勝負を繰り広げるのである。実によいです。


お味噌汁の味の濃さは、特筆ものであった。


ご馳走様でした。

平山家住宅  桜の頃

2017-04-17 22:07:35 | 古民家、庭園
この屋敷は、私のブログ「古民家・庭園一覧 山形から東京(1)」で紹介しております。
今回伺って、この庭の奥に桜が咲くことは初めて認識しました。


小雨が降ったり止んだりの天候で、茅葺の屋根も重そうな濃い色合いを出してくる。
それに合わせたような花の色が、いかにも日本の関東の春を意識させる。


雪国のように一勢に華が咲き誇るわけではなく、それぞれの花木が自分のシーズンを守って、その中で春を感じさせる。


そば176  練馬区

2017-04-12 23:48:55 | 蕎麦
もしもですが、日曜日の昼を少し過ぎた時刻に、それまで非常に厄介だと感じた問題がするりと解決したらどうされますか?


私なら、居酒屋も兼ねるようでいて蕎麦がしっかりとしているお店を狙う所です。


江戸前のハゼがきっぱりと揚がっていて、その旨味が舌の上に長持ちします。当然、酒も進みますが画面には出てきません。




蕎麦は適度な湿りっけと、口に存在感を残す太さがあり、印象が深い。


駅からすぐのお店なのだが、休日の昼過ぎに入店すればオアシスと化している様相がみて取れる。

菊亭  東京駅近辺

2017-04-10 23:31:59 | 日本料理
朝早くから午後過ぎまで、雪山の中で激しい運動をしてみた。当然、昼食をはさむのだが、体の代謝効果が激化するのか、それでは全く不足である。


かなり厳しい想いで東京駅に着き、なんとかお店の暖簾をくぐる。
このお店、侮れない味を出すのに土日も営業してくれる、東京駅近くのお店なのだ。


まずは燗酒を注文すれば、待つ手が震えるような穴子の突き出しが出てくる。これは、堪らない。




待ちに待った天重は、小さめながら海老を豊富に使い、味わいが豊かに構成されている。


あまりに美味である。当然のように日本酒を注文した。そして、それが見事に天重を支えた。出汁の効いた味には酒がよく合う。


ご馳走様でした。

江戸城周辺の桜

2017-04-05 21:18:08 | 自然
神田川から、外堀、内堀と桜の姿を追ってみた。残念ながら、満開とは言い難い。


外堀の飯田橋。旧牛込見附の石組みは江戸時代からのオリジナルな建造物です。


九段下からバスが出ていましたが、人が多く30分の待ちです。それなら、半蔵門辺りまで歩いて行けそうです。
竹橋の手前から見る江戸城の石組みは本当に美しい。桜はきっかけとして、ありがたかったかな。


千鳥ヶ淵へ向おうにも、車道も、歩道も全て渋滞で大変でした。
しかも、その割にこの日の桜は大したことはありませんでした。


皇居の周りの春の姿です。

神田川沿いの桜  文京区

2017-04-03 21:22:28 | 自然
お江戸の桜が続々と咲き出しました。桜は、樹によって咲く時期が違うのですが、先週末の気温上昇と共にどんどん咲き出したようです。


江戸に幕府を開くにあたり、最初に行われたインフラ工事が飲料水の確保。神田上水の掘削作業のようです。
神田川は、その後首都高速5号線の敷地として天井に高速道路が走る形となりましたが、お江戸の主要な導線としての役割は変わらないようです。
足元に、桜が植えられたのはどのくらい前なのでしょう。


神田川の両岸から伸びる桜の枝に花が咲けば、見事な姿。もう少し待てば両岸から伸びる枝に花また花の豪華なる姿を見せてくれます。


いつもなら、川沿いの散文的な情景が目の前に展開するのですが、桜の季節には遥かに贅沢な光景が日常的な佇まいを遮ってくれます。