蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

ワンタン  伊太八

2009-05-31 21:54:28 | 中華料理
変に湿気っぽい天気が続いて、食欲がいま一つです。ご飯ものを、気持ちよく味わうモードにはありません。ピリ辛いものが欲しいのですが、坦々麺のような肉の多いのはちょっと重すぎの気がします。


そこで選んだのが、早稲田通りと大久保通りの交差点近くの伊太八さん。普段はカウンターの周りをびっしりとお客が囲む人気店ですが、時間がずれていて、ゆっくり座ることができました。


注文したのは伊太八ワンタン。伊太八さんはピリ辛スープが特徴です。ラーメンが入らなくて、ボリュームが少ないです。ツルンと茹で上げたワンタン(姿はよく見えませんが)に、ごく少量の肉が入っています。こういうのは、気前よく肉が入っているよりもこれくらいのちょっと少なめの配分が、美味しいです。他に、メンマにチャーシューが入って、650円。
ちなみに、こちらのお店でも厨房の会話は中国語です。
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三国土産

2009-05-30 17:58:15 | ご飯のお供
三国の町を後にする前に、郊外のスーパーに寄って魚を仕入れた。


「はちめ」なる魚は初めてだが、鮮度がよさそうだし、白身魚は好みだ。


もう一種類、車鯛も入手した。


お皿に盛りつけて。




波屋の塩うにも、登場。こちらは混ぜものが入っていないが、なかなか高価。
ご飯に、お酒によく合います。
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香港厨房  文京区関口

2009-05-29 20:31:33 | 中華料理
神田川と護国寺の参道が交差する江戸川橋の辺りは、零細な印刷関係の会社が軒を並べている。オーナー経営者が一人でやっているような丁合屋さん、折り屋さんなどもあり、日曜日でさえもガチャガチャと機械が動いている音が自然に耳に入ってくる。
その工場街の中に、昔から地蔵横丁と呼ばれる一本筋の商店街が通る。


地蔵横丁に並行する裏通りに香港厨房が開店したのは5年位前のことだったと思う。




中国人らしきおばちゃんが注文は日本語で聞いてくれるが、厨房とのやりとりは全て中国語。
いろいろとランチのーメニューはあるのだが、ちょっと高めの香港焼きソバを注文。
ソバは細麺で、モヤシやニラとよく馴染んでいる。香港をうたうだけあって、ホタテや海老が(少しだが)ちりばめられている。
焼きソバ全体がよく炒められていて、熱さが長持ちする。
これで生ビールの一杯もあれば、という昼食であった。
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旧岸名家  三国

2009-05-28 21:39:35 | 古民家、庭園
三国は九頭竜川の河口にある天然の良港だ。冬の季節風が吹きよせる北西方向は東尋坊の石垣で守られている感じで、南東方向は一面の平野で、河川を利用した水運に適していたのではないかと思われる。


写真右側が旧岸名家。材木商の家で、町屋らしく鰻の寝床という形容がふさわしい造りになっている。


入って直ぐには帳場がある。


帳場の脇には、町屋の常として家屋の奥まで突き抜けるニワ(炊事スペース)がある。


座敷の手前にある坪庭はそれほど凝った造りではないが、旧家に相応しい姿と思う。




こちらの家は俳諧ともなじみが深く、二階の座敷では句会が盛んに催されたらしい。
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笏谷蕎麦

2009-05-27 21:26:22 | 蕎麦
福井市南西方向の足羽山の麓にある丹巌洞さんを出て、車で2-3分の場所にある。もしかすると、リンクさせていただいている「たつやの感性見聞録」花魁道中@三国に出てくる笏谷石の産地かと思われる地域にある。
山すそにあって、水が豊かな場所のようだ。


こちらの蕎麦は平打ちで、始めからぶっかけのスタイルではなく、おろしたっぷりの汁が蕎麦猪口に入って出てくる。これだと、蕎麦自体を味わうのもやりやすいし、一杯の途中からぶっかけスタイルに切り替えるのも簡単だ。これ以来、個人的に気に入っている食べ方だ。


かつお節が気前よく乗っているが、この蕎麦はそれ自体としてなかなかのもの。よくわからないが、福井の中でも伝統のある蕎麦地域の一つなのではないだろうか。


ごちそうさまでした。駐車場には、結構遠隔地のナンバープレートを付けた車が(私のを含めて)並んでいた。
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丹巌洞  福井市

2009-05-25 21:59:24 | 古民家、庭園
福井市は北ノ庄の城を築いた柴田氏に由来する街のようだが、勝家の悲劇の跡を消し去るように、徳川家支配となってから町の名前自体を替えてしまうという、近頃流行のひらがな名前の市名と似たようなレベルで考えられた地名のように感じられる。

福井市は武生や鯖江方面から北上する日野川と、勝山や永平寺から西へ向かう九頭竜川(名前からして推測できるが、洪水が多かったのだろう)が出会う地点よりも少し川上に造られた。
水運が便利な街の中を川が随所に走る街だが、南側には足羽山と呼ばれる丘陵が構える。この麓に造られたのが丹巌洞である。


丹巌洞は弘化3年(1846年)に福井藩医の山本瑞庵が建てた草庵で、松平春嶽、中根雪江、橋本左内、三岡八郎など多くの幕末の志士の密会の場となっていたという。




現在は格式の高い料亭となっているのだが、午前中に限りお願いすれば見学が可能である。


本館への敷石もなかなか風情があるが、




おそらく、なにより味わい深いのは苔庭に点在する離れでの少人数の宴席だろう。




いかにも水の良い場所の庭で、苔の中に配置された装置に遊びが光る。


料亭としては非常に硬派な、中国趣味豊富な池も懐深い感じがする。
今思えば、こんな中枢とでも言うべき福井を、よくもまあ旅の客が簡単に見られたものです。
この庭の存在を教えてくれたO氏と、土地勘のない者のために辛抱強く道案内までしてくれた若女将に本当に感謝です。
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すみ田商店  三国

2009-05-24 20:20:32 | 蕎麦
昨日書いた新保屋さんの近くに、石臼挽きの蕎麦粉を扱うお店を見つけました。おそらく、新保屋さんもこちらの蕎麦粉を使っておられるのではないでしょうか。
お店に入って直ぐ左手では、つい先ほどまで石臼が回っていたようでした。


写真左手の、塩化ビニールのパイプが出てくる辺りです。
(当然ながら)一度も見たことのないお客が来ても、嫌な顔一つせず、蕎麦粉を量り売りしてくれます。個人購入なのでたった2kgですが、手間はおしみません。


東京へ持って帰って打てば、これまでに無い粉自体の甘味が口の中できっちりと存在を主張します。何もつけないと、ビックリするくらいに甘味が出てきます。


本来ならば、辛味大根の搾りかすは入れないのでしょうが、それではいくら大根が有っても足りないような感じです。


2杯目は、ネギや鰹節もあしらってみました。
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新保屋  三国越前

2009-05-23 21:55:01 | 蕎麦
三国の街は海へと注ぐ流れに沿って長細いのだが、その端の方まで歩いて行くと越前蕎麦の店として名高い新保屋さんの前へ出た。


三国の蕎麦屋さんは、辛味大根のおろし汁だけ使って、濾したカスは使わないのが流儀。それゆえ、見た目よりははるかにピリッとした味わいが口中に広がる。


おろし汁が微妙に泡立っているのも、期待感を盛り上げます。
三国という町は観光に依存している印象が強いのですが、この蕎麦屋さんだけは商いとしてきっちり生きているように強く感じられました。


ガイドブックに頼らずに、不思議に辿り着いた名店です。
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越前三国風景

2009-05-22 21:54:05 | お散歩
往復約1000キロという、私としては長めの旅の最終日も終わりがけに、どこへ行くかを選択するのはちょっと気持ちの上でも重いものがある。旅の疲れ(なんて言ったら怒られそうですが)も来ているし、明日からの平常勤務に備えなければという頭が微妙に働いているようだ。


それでも観光中心を外れた三国の古い街並みを見てみようという試みは、結果的には非常によかった。自分が根ざす東の平地とはまるで異なる文化の様相をゆっくりと味わう事が出来たと思う。


画面右手に神社と思われる建物が見える。広場のようになっている駐車場から撮影したのだが、その昔はこの広場一帯が神社の境内だったのかもしれない。
神社の脇を通り過ぎると、道に細くなり右手に急なカーブを描くようだ。そのいかにも港町らしい感じが、こちらの胸にまで迫ってくる。


三国という限られた範囲にも、何軒もの料亭が存在する。
それなりの構えと感じられる。


港に近い土地なのに、道筋自体が結構複雑な曲線で作られ、全体を把握するには相当な手間暇をようする感じがする。


おそらく、現在でもとても価値の高い過去の遺産がひっそりと残されている土地なのだろうと思う。
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妙楽寺  小浜

2009-05-21 22:01:59 | 神社仏閣
この寺の建立は実に古く、8世紀前半にまで遡るようだ。なにしろ、8世紀後半に弘法大師が再建した寺だというのだから、只者ではない。


本堂を目指す参道も両側を石垣に挟まれる。そもそも境内の様子にただならぬ雰囲気が感じられる。


檜皮葺の本堂は、鎌倉時代の建立で若狭における最も古い建築物だという。


参拝客は鐘を撞いてもよいのだそうだ。最初のひと撞きは中心を逃したようだが、二撞き目からは澄んだ上にモアレの効果が効いた味わい深い鐘と鳴った。
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