蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

久々の友人に

2009-04-30 20:55:44 | 男の料理
休日の夕方、のんびりと庭園散歩をしていたら電話が鳴りました。もう20年以上になる付き合いの友人が、ありがたい事にわざわざ我が家へ来て下さるそうです。
急いで散歩を切り上げて帰宅し、まずはお茶を出して話がはずみます。その後の予定も空いているようですので、有り合わせで夕食をお出ししました。


ニンニク、タマネギ、トマトのスパゲッティ。これに唐辛子を加えればアマトリーチェ風になったのですが、なぜか頭がまわりませんでした。パルミジアーノは削りたてです。


メインは豚ロースの香草焼きです。ロース肉の塊があったので、切れ目を入れて、ニンニクとローズマリーの微塵切りを入れ込んでオーブンで焼きます。


45分は焼いているので、肉にすっかり火は通っているのですが、ピンク色に仕上がりました。脂身の味わいがまたなんとも良いです。


デザートは柑橘系で。

椿山荘  文京区関口

2009-04-27 22:18:12 | 古民家、庭園
いまでこそ藤田観光グループのホテルや結婚式場の庭として利用されているが、江戸以前から椿の名所として知られていたらしい。明治初期には山形有朋の邸宅となった。




山形有朋は作庭が好きで、それも庭の中に流れを引くのが大好きだったようだ。京都の無鄰庵は有名だが、私はまだ見たことはない。小田原の古稀庵はどうにか見ることができた。いずれも、建物にはたいした手はかけず、庭の造作に心血を注いだようだ。この流れを中心とした造りの庭は、後にはホタル狩りイベントなどにも重宝されたようだ。


大正末期に、この庭が藤田家の所有となると、さまざまな建物が移築されたらしい。




三重塔は広島に有ったものを移築したそうだが、なにしろ室町時代の建物、東京で最も歴史の古い三重塔だそうだ。


つつじが盛りの汗ばむような日に、豊かな水量の清流が涼しげに感じられた。

貝づくし

2009-04-25 20:25:38 | おつまみ
またまた、加熱無しのおつまみになりました。
雨が酷くならない内にと思い、午前中に近所のスーパーへ買い物に出かけたら、貝刺身盛り合わせが格安。


奥の赤いのがほっき貝、手前左が白みる貝、手前右が青柳です。


鮮度もなかなかよろしいので、酢味噌および醤油でいただきました。

うな吉  浜名湖近く

2009-04-24 22:26:18 | 日本料理
西から雨雲が押し寄せる日なのだが、休日の高速道路料金割引が始まり、今まではいろいろなバランスを考えるとアクセスできなかったところにも、足を運べそうだ。まずは個人的に利用度の低い東名高速道路を浜松まで走ってみた。


高速道路上は何となくにぎわっている感じだが、下道は基本的には空いている。
名残の桜を見つけて、浜名湖の湖畔に車を止める余裕もあった。


ちょっと遅めになったお昼を、この「うな吉」さんでいただくことにした。


うな吉さんは炭焼で出すお店。


それに関西風の腹開きで、背中の皮をパリパリにして出す。
これは、全体を柔らかくしてしまう関東風とは非常に違う。
このスタイルもどうにも旨い。


それ程広くない日本でも、それぞれの土地の流儀があり、まったくそれぞれに面白い。
このような、それぞれの地方のスタイルを見せてくれるお店は、ありがたいなと思う。

龍潭寺  浜松市引佐町

2009-04-23 23:10:56 | 古民家、庭園
京都を旅行して二週間後、頭の中はインパクトの強いお庭の数々で満杯状態でしたが、休日の高速道路料金割引制度が始まり、じっとしていられません。
東京から浜名湖まで、ひたすら走りました。これまで国際的に見ても高めだった料金とは、まるで違います。




後に彦根城主となる井伊一族は、この辺りの出身で菩提寺はこの寺である。ちょうど、桜が満開の日に訪ねることができた。




三尊石をはじめ、水成岩らしき石組が効果的に使われている。今回は、例外的に庭に近づいて撮影することが出来た。


ちょうど本殿が修理中で、参拝客のために庭に大きく張り出して足場が組まれているのだ。


池に向って右端は、この石が守る。


左端はこの石。


池へと向かう枯山水の流れ。


お地蔵さんの向こうに、井伊家代々の墓地がある。

京都みやげ

2009-04-22 23:02:38 | ご飯のお供
およそ一月程前の関西旅行ですが、書き洩らしがあったこと気がつきました。
雨に降られて撤退の途中に、京都駅で購入したお土産です。鯖寿司も購入したのですが、あっという間に食べてしまい写真はありません。


ふりかけは、そういうものでもないです。


ただ、ちょっと甘みが勝りすぎに感じられます。
まあ好みはあるにせよ、3連休最終日に予約なしで東京までずっと座れた「こだま号」に感謝です。

小腹が空いて

2009-04-21 21:54:47 | 寿司
天気が良かったので、神楽坂を散歩です。ガイドブック片手の観光客に混ざって、こっちの路地からあっちの路地へウロウロ。


ちょっと面白い器屋さんなんかもあります。


小腹が空いてきたので、明瞭会計のお寿司屋さんへ。
カウンターに座って、平目にかんぱち。


鉄火巻き。
おやつなので、これに生ビールで、完結です。
夕ご飯にも響かなくて、ちょうどよい量でした。

おつまみスペシャル

2009-04-20 22:34:22 | おつまみ
松坂牛のサイコロステーキです。これなら一皿でも充実感がありますね。


赤見がベースですが、割と肉質がよさそうに見えました。まあ、パッと見の判断ですから、たいした根拠はありません。


塩コショウを利かせて、レアに焼き、鍋の中でちょっとだけ寝かせました。それで肉の中心まで生ではなく上がります。ナイフよりも、お箸が合うステーキでした。

朝倉彫塑館 保存修理直前

2009-04-19 21:40:53 | 古民家、庭園
朝倉文夫は東洋のロダンと称され、明治、大正、昭和と活躍した彫刻家である。
彫刻以外にもその教養範囲は広く、歳月をかけて作り上げた池を中心とした庭は近年、国の名勝に指定されたのだが、建物の強度に問題があり、2009年3月末をもって保存的修理に入る。




以前(10年以上前)には、この池をめぐって館内を一周することが出来たのだが、この日には凝った作りの書院を望遠で眺めることしかできなかった。さらに、現在は、全館がクローズになっている。


今回は池に面したガラス戸が開け放たれていたので、朝倉文夫の書斎を、遠くから望むこともできた。


あと数日で修理に入ろうとする日曜日。館の前には長い行列ができていた。

なんとかなって、今日のおつまみ

2009-04-18 21:25:39 | おつまみ
今朝の9時過ぎにLAN接続不能地獄から復帰しました。みなさま、ご心配をおかけしました。ちょっとしたプロトコールのインストールミスで、際限もなく苦悩状態が続きました。やはり、繋がって当たり前の考えはストレスを大きくします。パソコンなんて本来、不安定なものです。それを忘れるとしっぺ返しですね。
それで、復旧して最初にやったのは、バックアップ作業です。やはり、トラブルが身にしみた感じです。


それでも、夕方にはおつまみを作り始めました。本日は、はじめてのキッシュです。
まずキッシュに入れる具をきざんでおきます。右からベーコンにチョリソ、タマネギにマッシュルームです。


具をオリーブオイルで炒めます。ついでに塩、胡椒で味付けです。




具をパイシートにのせて、オーブンで15分焼き上げれば、キッシュの出来上がりです。




熱々なのでチーズがとろけてます。初めてにしては、いい焼き色が付きました。