蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

iPad版

2010-05-31 21:46:52 | Weblog
我がブログをiPadで見たらどんな感じになるのだろう。1月末の発表以来、ずっと興味がありました。


やってみると、こんなです。液晶の質に関して、流石アップル、そつがありません。

日本海に程近いお寿司屋さん

2010-05-28 20:34:39 | 寿司
この日は高田の街を結構歩いたし、お店に着いたときには率直な感じで喉が渇いていた。さっそく生ビールを注文。


出てきたお通しが、なかなか手の込んだもの。寿司屋さんだというのに、ホタテは火が通してある。その下の筍が絶品。


ビールに合うと漬物を注文すれば、ちょっと多めだが実に絶品だった。これは、自家製でしょう。


この日はカサゴのから揚げがお薦め、だったのでそれももらった。ビールから〆張り鶴へと、移行した。

結局、ここで結構お腹が一杯になり、これに巻物を少しで切り上げた。お寿司屋さんへ行ったのに、お寿司の姿がありません。

高田風景

2010-05-27 21:46:08 | お散歩
かつては高田の街は大変な豪雪地帯で、毎年3メートルを超す積雪がみられたという。


そんな時代には、街中の移動も大変で雁木が市街地全体をカバーするように造られた。
昭和も50年代位からは気候も変わり、そんな豪雪も見られなくなったようだが、高田の裏町にはその昔を思わせる2階建てが連なる姿がそこかしこにみられる。




町の中心となる高田城の堀も、なかなか美しいショウブのような花が咲く。


この街出身の日本画家、小林古径の旧宅が高田公園に移築されている。庭まで再現されていないのはいささか残念だが、たった200円の入館料で、古径宅でゆっくりと流れる空気を感じながらたたずんでいられるのは、なかなかの贅沢だと思う。

小島家  越後湯沢

2010-05-26 22:25:52 | 日本料理
お店にたどり着いたのも大分遅い時間で、その時刻にふさわしい、ほたての貝柱がつきだしに出てきた。


そんな時刻でも、新潟の意地を見せるように鮮度は素晴らしい。


そこから始めて、おつまみ其の一は酸味も効いたなめこおろし。大根の辛みが上手く味を引き立てる。


そして川蟹のから揚げ。火の通し方が絶妙で、甲羅は固くならず、旨みは凝縮する。


本命の鰻も、見事だった。ご飯は軽めにお願いしたのだが、その割に短時間でガツガツと食べてしまった。


からいすけせいろ  越後湯沢しんばし

2010-05-25 21:12:37 | 蕎麦
冬場は毎日どんよりとした雲が覆うような越後湯沢の町だが、夏場は思いっきり太陽が照らしトウガラシの名産地となっている。


この蕎麦は、トウガラシの味をよく活かした、創意工夫のたまものと思われる。
からいすけは皿の左端にある、トウガラシを漬け込んだ味噌を指すようだ。




味のポイントはすり立てのゴマとからいすけを合わせる所にある。まず、すり鉢でゴマをすって香りを出し、それをからいすけとよく合わせる。


そこへ蕎麦汁を張り、おろしやネギなどの薬味を合わせて蕎麦をいただく。なかなか、結構なお味。ゴマをするところ、なんだか坦々麺のような感じの風味までする。
人によって好みはあるかもしれないが、ゴマだれの蕎麦も私は大好きなので、よく練られた味わいと思う。

国泰寺  高岡市

2010-05-24 22:10:55 | 古民家、庭園
国泰寺は臨済宗の禅寺で、庭には造詣が深いらしい。


本堂前の池の庭にも、それなりのエネルギーを注いでいる事が見てとれる。


しかし、圧倒的な迫力を感じさせるのは方丈前の石庭だろう。




石の庭を亀が這い、鯉が泳ぐようだ。




もちろん、全部の石が意味に満ちているわけではない。やはり気を吐くものとして石が立てられているのだろう。




この石庭に白砂を敷き詰めたら、さぞやの姿になるようにも思うのだが。

蛇の目寿司  氷見市

2010-05-20 21:14:04 | 寿司
こちらは「卯月の日常」を書かれている卯月さんに教えていただいたお店です。


お店は、氷見駅から遠くはない商店街の賑わっている辺りにあり、割と分かりやすい。さらに道の反対側に駐車場が完備されている。


カウンターに座り、お昼のにぎりを注文した(写真は二人前)。まずは氷見のマグロから始まる。




続いて、甲イカにサヨリ。イカは簡単に噛みきれるように仕事がしてある。サヨリは終わりがけかもしれないが、見事な姿。それにしても、このお店の大将のにぎる速さは素晴らしい。動作に迷いがなく、ネタが温まるような事は、まずあり得ない。




チヌに甘エビ(だったと思う。チヌはブリより小ぶりで脂が少ない)。 どちらもオーソドックスだが、いかにも日本海を感じさせる名品だった。




タコにマス。どちらも丁寧な仕事がされて、食べやすいように感じた。






タイに、蟹に、ヒラメだったろうか。ちょっと記憶が曖昧である。蟹の巻物の海苔は、見事にパリパリ。


追加で注文した〆サバ。実におおらかな切り身である。




これも追加のクロダイに、ソイ。日本海らしい白身づくしが味わえ、実に満足。記憶では、さらに蟹をお願いしたのだがなぜか写真には写っていなかった。

光久寺茶庭  氷見市

2010-05-19 20:36:09 | 古民家、庭園
この茶庭は18世紀初頭に作庭され、中庭と奥庭を仕切る回廊が特徴となっている。


奥庭の裏山からの流れは、回廊をくぐって中庭の池へと注ぐ。


庭に向かって右手の書院から、左手の御堂へと回廊は渡っている。




奥庭には、苔生した、不思議な形の石などが並ぶ。




お堂の側の茶室やその辺りからは、別の世界が開ける感じだ。




パンフレットにも全く説明は無かったのだが、書院の壁はベンガラ塗りであった。身分の高い女性が、このお寺で勤行に励まれたような歴史があるのだろうか。

スパゲッティ ラグーソース

2010-05-18 23:53:07 | 男の料理
久しぶりのラグーソースです。


タマネギ、ニンジン、セロリは微塵切りにしてよくオリーブオイルで炒めます。挽肉、ベーコン(今回は多めにしました)、トマトを加えてよく煮込みます。
ちょっと太め(12分茹でのもの)のパスタがよく合います。


もちろん、パルメザンと赤ワインを合わせるのが、一番です。

光薹寺  高岡市

2010-05-17 23:10:07 | 古民家、庭園
富山湾に面した高岡の平地を流れる小矢部川程近くに、江戸中期に開かれたお寺である。


裏山を借景とした、北陸でもよく見られる形式の庭である。この朝は、庭に面したガラス戸はぴったりと閉じられており、反射した障子が写真に写っている。


裏山も新緑の季節で、全体にうきうきとした緑がこの庭を活気づけている。


つつじも、自然に見えながら実によく手入れされているようである。