蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

新雅  江戸川橋 文京区

2019-07-08 21:20:03 | 中華料理
中華料理は日本の中で独自の発展を遂げたと思う。昨今は本場の味が手軽に食べられるようになったと思うのだが、街中に根付いた中華料理の文化もしっかりと形成されてきたように思う。江戸初期から、グルメスポットであったと想像される江戸川橋にある伝統の味を食べに行ってみた。


昼の営業終了間近な時刻に訪れれば、驚くほどのお客さんが店の前に行列を作っている。ランチ難民にはなりたくないが、回転の速さを計算に入れて列に付く事にした。


心配したほどには待たされないで、無事にカウンター席に陣取る事が出来た。冷えたビールにメンマが旨い。


入店する前から決めていたオロチョン(辛味の効いたニララーメン)を注文した。
なんだか、全身に効く味付け。凄く好みであった。


ご馳走様でした。

紅樽坊  牛込北町

2018-06-27 21:52:16 | 中華料理
昔は神楽坂周辺には、中華料理を手軽に食べさせるお店は五十番しかなくて、空白地帯の感もあった。それが、最近になり続々と中華料理屋さん進出している感じがある。


なかでも、こちらは非常に気軽に入れる友好的な価格を維持されているお店である。
何しろ、このクラゲとキュウリの前菜は単品で頼む値段の100円アップで、生ビール一杯が付いてくる。これから始めない理由はどこにもないだろう。


締めは汁あり担々麺。坦々の味噌は冷えているので、寒い季節には少し残念な感じもあるのだが、スープの味はちゃんとしているし全体としてはよく整えられている。


ご馳走様でした。


つる見  神楽坂

2016-11-28 23:09:03 | 中華料理
神楽坂の中央を通る早稲田通りから、少し入った所にあるお店である。
無機質な3階建てのコンクリートの建物の入り口近くに「木曜日ランチ始めました」という、手書きの看板がぶら下がっていて、それがともかく気になって入ってみた。


お店に入れば宴席が盛り上がる最中、しかも昼の席はご主人一人で対応されるようである。
しかし、程なく驚くべき前菜三品が登場。






見事にアレンジされたザーツァイに、油揚げ、そしてレバー(フォアグラ)。


どれも、深みのある味わいで、当然のごとく紹興酒へと突入。




メインの酢豚と花巻が、またとてつもない。


ゆっくりと蒸したスープをいただいて、大満足のランチとなりました。

膳楽房  神楽坂

2016-05-17 22:11:08 | 中華料理
神楽坂で丁度良い中華料理(それも麺)のお店を探していたのだが、予想したようにお堀の近くまで降りて、膳楽房さんとなった。


里麺(リーメン)は、クロレラ入りの緑色のそば。
それに、きっちりと効くスパイス、スパイスの香りを移した油を使った麺である。


麺の打ち方、茹で方、その後の油とのまぶし方、どれを取っても見事な技が生きる。


昼も早めの時間から、ご馳走様でした。

紅樽坊  新宿区横寺町

2016-03-02 22:41:56 | 中華料理
中国人がやっている中華料理屋だが、ランチも気軽に入れる。というか、料理の単価は安めなのだが、混み合うと相席の奥になり、出入りが大変なこともある。


店内の混み具合が外からはわからないようにしてあるのが、まず賢い。中華料理ならなんでも注文できそうな雰囲気もよい。それで、扉を開ければ威勢の良い「いらっしゃいませー」の声が湧いてきて、びっちりと混んでていても引き返しにくくなる。


この日は担々麺を注文した。
坦々は、調理済みの冷えたやつを載せるのだが、スープが熱々で、しかも坦々の辛味がよく効くので最終的には汗をかいてしまう。


ご馳走様でした。


膳楽房  飯田橋

2015-12-17 23:19:20 | 中華料理
飯田橋の西口が目の前の場所にある。


休日の日の昼に、訪ねてみた。


ますはと、供された漬物の味は確かだった。


昼食なので軽く麺にしたが、味の深さはそうとうなものである。一直線に美味しい担々麺であるが、スパイスの香りと効果が中国料理の深さを感じさせる。


ご馳走様でした。


四川豆花飯荘  大手町

2015-08-18 21:25:33 | 中華料理
新丸の内ビルディングの中層にある中華飲茶のお店である。




生薬を備えた一人用の茶碗に、ささっと熱湯を注ぎ入れる。その動作は、スペインのへレスの注ぎ方からヒントを得たという感じが強い。
よく、本場から抗議の声が来ないものだとまで思う。


点心の一皿目は、焼き物。大根もち、非常に美味だった。
しかし、その後ろにある海老のすり身の焼き物は、もう超絶世界。


蒸し物、三品。
蒸し物の命は皮にある。それぞれが、絶妙の使い分けをされていて、求めている味わいがささっと出てくる感んじである。
特に、中央左手の饅頭の皮のもっちりとした感覚は凄かった。


一皿、炒め物。




締めは、鳥のササミのスープに、ピータンのおかゆ。
どれも、出汁が見事に効いて、すごく味わい深い。
それに、実に体が暖められる。




ご馳走様でした。


ぎょうざ PAIRON  新小川町

2014-08-27 23:15:39 | 中華料理
神田川(昔は江戸川と呼んだ)に沿って、JR等の飯田橋駅の北側はその昔は三業地として栄えたようだ。神田川の水運の荷揚げ場も近く、神楽坂とは別な盛り場であったようだ。


それを今に伝えるものは、殆ど残されていない。ただ、この辺りの商店街の食べ物屋はどうも魅力的なお店が多い、という無形の伝承が残されているだけのような気がする。PAIRONさんは出来て間もないお店のようだが、味の方はなかなか確かだと感じた。


こちらはぎょうざを始めとして、雑駁な中華を構えずに食べさせるお店である。
カウンターに座り生ビールを注文すれば、突き出しは生のキャベツ。博多のラーメン屋さんのようである。しかし、少しだけかけられたドレッシングは、少し期待させる味を感じさせる。


まずは冷菜盛り合わせ。ピータン系の卵はコレステロール実に高そうだが、ここで引っ込む訳にもいかない。鶏の爪は、ゆっくりしゃぶると旨味がどんどん出て来る。


空腹だったので、続いて揚げ春巻き。カサッという春巻きの皮と、炒めてあんを絡めた具との幸せな出会い。これは、生ビールがすすむ。


そして、シュウマイ。具の味付けにひと味何かが効いている。他のお店では食べた事の無い味が口に広がる。


酔っぱらい鶏は、実に肉が柔らかく、しかも旨味がのっている。


PAIRONぎょうざをスープで。香り豊かだった。


ここまで食べても、少しだけお腹に余裕があったので、食べるラー油かけ卵ご飯で締めた。


広東麺 永盛昌  新宿区山吹町

2013-04-01 23:44:37 | 中華料理
このお店、スタッフもコックも中国人のようである。場所は山吹町の辺りなので、仮に新宿区とした。


桜が咲いてから、花冷えの日が予想外に続く。
そういう時は、アンが効いた広東麺が身体の芯から暖めてくれる。スープの味はちょっと濃いが、そういうのが欲しくなる時もある。
細打ちの麺も、なかなかの出来だった。
ご馳走様でした。