蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

東桂苑  関川村 室内を中心に

2011-05-30 20:44:45 | 古民家、庭園
渡邉家の分家が、明治38年に建築した。


敷地は1650坪。
建築延面積 177坪。


本家に較べれば、規模は小さいのだが、これでも大変なお屋敷だ。






座敷の壁は、紅を使い、欄間の細工なども丁寧。
梁の材の良さも、見えてくる。


軒の張り出しが大きいのは、雪国だからなのだろう。
さりげなく、網代が使われている。
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渡邉邸 関川村  平成の大修理2

2011-05-29 18:00:18 | 古民家、庭園
渡邉邸の座敷の奥には、見事な庭園が広がる。




江戸時代中期に、京都から遠州流の庭師を招き、作庭したものだそうだ。




庭石の多くは、紀州、小豆島、京都鞍馬などのものが使われている。


廻遊式庭園であるが、全開訪れた時には庭に降りる事は許されていなかった。
今回は、工事中の公開という点を配慮したのか、庭園の廻遊が許されていた。
建物の整った様子が見られない事を、補って余りある。






石橋を渡り、母屋の方を振り返ったしながら、ゆっくりと庭をめぐる事ができた。石もよいのだが、石に生える苔の姿も見事だと思う。




池の奥側から、母屋前の庭を眺める。随所に、これはと思う石が使われている。




池の奥の最初の築山を超えると、芝を張った橋が現れる。素晴らしい姿だが、あまり多くの人が訪れると芝がいたんでしまいそうだ。


その先へ向かえば、井戸があり、ちょっと裏庭的な表情を見せる。




池を一周して、座敷の隣の茶室の前辺りまで戻ってきた。

今回は、大修理と聞いてかなりガッカリしたのだが、それどころではない大収穫であった。
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渡邉邸 関川村  平成の大修理1

2011-05-28 15:05:38 | 古民家、庭園
関川村は新潟県北部を流れる荒川沿いにあり、日本海と米沢の町を繋ぐ米沢街道が走る。
渡邉家は村上藩の家臣であったが、17世紀後半に関川村へ転居し、廻船業や酒造業といったいかにもお金が儲かりそうな商売を営む。
18世紀前半の三代の頃より財政難に苦しんでいた米沢藩に大名貸を始め、江戸末に至る。全盛期には千町歩の山林、七百町歩の水田を有し、七十五人の使用人がいたという。


現在の母屋は18世紀前半のもので、建築的にも非常に高く評価されている。
ところが、今回訪れたところ、平成の大修理の真っ最中だった。


一部の建物は修理作業に未着手のようで、石置の屋根が味わい深い。


母屋の内部は、床までが剥がされ、年代物の梁などがゴロゴロしていた。


修理には数年かかるようで、修理の内容を展示しながらの工事である。


解体の前に、それぞれの材には番号がふられていた。


この屋敷では、非常に凝った技術の継ぎ手が使われ、継ぎ方はすべて異なるそうだ。


三千坪の宅地に五百坪の母屋。
これはどの富の集積が、なぜ村上などの都市ではなく田舎の村で行われたのか、ちょっと不思議なところもある。
立地条件等が、長野県須坂市郊外の田中本家と似ているような気もした。どちらも、山の迫る街道沿いに位置する。また、どちらも大名貸により、非常に格の高い家柄となった。
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水芭蕉

2011-05-27 22:25:29 | 自然
まだ森の中に吹きだまりの雪が残る季節です。


雪解けの走りの冷たい水が流れる中、水芭蕉の花がひっそりと咲きます。


いかにも地味に見えるかもしれませんが、雪国のフィールドでは、やっと開いた華麗な一輪。


今や、終わろうとしている今年の春もこのようにして始まったのでした。
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かんざ  野田市

2011-05-26 21:14:28 | 日本料理
お店は野田の郊外にあり、隠れ家のようで、探し求めて周りをグルグル回ってしまった。


季節が丁度なので、たけのこ禅を注文。
まずは箱入りの前菜。


絹皮の酒盗和えに、山椒煮。繊細な味わいで、口触り良し。


竹の子の西京焼きに、柚子味噌田楽。
それに磯辺揚げ。


生湯葉と合わせても、見事。




旬のお造りに、竹の子コロッケ。


締めは竹の子御飯。


どれも、納得できる、上質な味わい。
ご馳走様でした。
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高梨家庭園2  千葉県野田市

2011-05-25 22:11:42 | 古民家、庭園
民家なので象徴性に焦点を絞る庭園ではないが、豊かさが溢れる見事な造りではあった。


広大な敷地は、幾つかに区切られている。
この時期に、実に華やかな若芽の姿が特徴的な、数寄屋造り棟が面する庭を垣間見た。




広い敷地の一画には、竹林が備わる。
不思議な落ち着きを醸し出すように思う。


書院が面する内庭には、隠されたような苔庭まで展開する。
ここだけ、別格な象徴的世界である。


茶室の眺春庵。


その裏は掘りになっており、水運の拠点であったのだろう。


茶室と掘割の間には、当時としては画期的と感じられる石組が。


この庭で最も重量感のある石である。
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高梨家庭園1(玄関)  千葉県野田市

2011-05-24 00:55:49 | 古民家、庭園
高梨家庭園は約3000坪の敷地に展開し、一部の建造物は18世紀まで遡るようだ。

広大な庭園の中に、見どころは沢山あるが、まずは表玄関の贅を尽くした姿をご覧いただければと。




わざわざ節の目の多い材を、選ぶ面白さを計算した玄関の戸。
格式は非常に高いのだが、遊びの要素を忘れないように、という親切心の現れだろうか。
欄間は、細い竹を使いながら、節をリズミカルに組み合わせる、、ひたすら手間のかかる仕事がなされている。
写真を見直して、唖然とした。


棕櫚の脇塀。なんか、とても懐かしい。


玄関の小窓だというのに禅身がかって、雨どいの立派さも際立つ。
この庭園は3月10日に公開を開始したが、翌日に被災し修理に一年を要すようだ。

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ブラッセリー グー  神楽坂

2011-05-22 20:42:04 | 神楽坂よい処
ブラッセリー グーさんは、フレンチのお店だが気取ったところがなく、コストパーフォーマンスが素晴らしい。
あまりの事に、お昼でさえも予約が必要となり、それも少し先でないと取れない状況が続いた。


お店を広げたのと、震災の影響もあった事があり、かろうじてお昼に予約なしで入れるチャンスに恵まれた。
席を確保した後に、次々と電話が入り、後半は御断りが大半だった。危ないところだった。
写真は若鳥の香草バターソース焼き。


この日の前菜は、穴子とマッシュルームのエスカベーシュ。
軽く火を通した穴子を、酢で扱う所はなかなかの感覚だ。アボガドが、柔らかい食感を出して、ポイントになっている。


メインは子羊の煮込み。バラ肉の部位の肉を煮込み、味が深い。
これにクミンとタマネギとトマトのソースで向かえば、地中海沿いの平凡な(しかし幸せな)一皿となる。
こちらのシェフは、あえてそれを選択しないで、また別の深みのある香草を選んだようだ。
かなり独特なソースで、クミン系統のカレー味とは一線を画したように感じられた。
子羊ときては、理性が吹っ飛びそうだ。
この日、その後に用事があったのは明白なのだが、よくノンアアルコールで通したと思う。

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名残の桜  越後湯沢

2011-05-21 23:10:26 | 自然
越後湯沢の町は標高はたいして高くないのだが、周りを雪山に囲まれているためか、春の足取りは意外なほどに遅い。


それでも、湯沢中央公園では、かろうじて八重と枝垂れが、花を残していた程度。花の盛りは終わっている。


冬場には実に厳しい表情を見せる飯士山も、春には少しだけ緩んだ顔を見せる。


ソメイヨシノは散り際。




その後、寄ってみた大源太湖でも、春の息吹がうっすら感じられた。
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冨寿司 長野駅前店

2011-05-20 21:40:14 | 寿司
久しぶりの冨寿司さんです。


普通に上寿司を注文すれば、こんな感じ。


毎回、それではちょっとつまらないので、寿司御膳にしてみました。




煮物も、天麩羅も温かく、お腹が安心します。


さらに出汁の効いた茶碗蒸しは、小ぶりでも存在感が大きい。


刺身には、もろみの味がブーストする醤油を。


酢飯が前面に出るにぎりには、さらっとした味わいの醤油を。


二種類用意されるきめ細かさが、有難いです。
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