蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

ヒルトン  長野市

2019-08-29 22:26:19 | 洋食
開業は1970年。シェフは小野正吉(ホテルオークラ東京初代総料理長)氏の直弟子だそうで、昔懐かしいフレンチを提供してきたお店である。残念ながらこの春に店を閉じたのだが、その少し前に訪ねた記録をご紹介する。


このお店、まず昔ながらのカテラリーが素晴らしい。持ち重りのするクラシックな形はその昔丸池にあった観光ホテルのものを思い出させる。


オードブルは酸味が効いていて、素晴らしい。


たっぷりとしたポタージュスープ。器がクラシックで楽しい。


まずは海のものの一皿。ホタテと海老が効いている。確か泡と白一本でこの辺りまで引っ張ったような。


野菜たっぷりのトマトソースと合わせたビフテキ。
さすがにこれには赤を一本献上。


コーヒーにデザート。テーブルクロスにご注目下さい。オリジナルの注文品でしょう。


ご馳走様でした。


関洋軒  新発田市

2019-01-31 23:24:32 | 洋食
新発田市の市役所近くの繁華街にあるお店である。
こちらのビーフシチュー、タンシチューの味は見事である。


外見は少し地味めだし、実際扉を開けても営業しているのかどうか確かめないとならないような雰囲気はある。しかし、本当に旨いシチューを求めて訪れた想いを裏切るようなお店ではない。贅沢というもののなんたるかをきっちりと理解した地味めのお店である。




今回、はハヤシライスを注文した。
スタイルはまさしく昭和。一皿としてよくできた判断のようなものを実感した。
こういう、地方都市にありながらよくできた洋食屋さんでは、本当に頑張ってと応援したいような気持になる。




ポルク  上田市

2017-08-02 23:02:13 | 洋食
長野県上田市には、旧市街が残されている。


今日の幅広の車ではそれなりの苦労を強いられる迷路の先に、目指すお店があった。




お店の雰囲気はざっくばらん。学生の方が多いように感じた。
ハンバーグ定食は、実にお買い得でカレーソースがひかる。


この暖簾の前に来れば、健康な食欲がいつでも湧いてきそうである。
ご馳走様でした。

オイスター炒めのせピラフ  ヒルトン

2017-02-02 23:57:13 | 洋食
長野市の北に豊野という駅がある。駅から国道18号線に出てきて、割とすぐにある洋食屋さんがヒルトンである。
創業は1970年と聞いているから、歴史のある店である。


これは、冬場だけの季節メニューである。
牡蠣は惜しげなく使い、ピラフのボリュームも十分。


新鮮な牡蠣の味わいは、なんとも豊かである。海の水温の低い時期しか食べられないので、いかにも貴重品を食べている気分になる。


食後は、まったりとしたコーヒーを楽しんだ。


IL RAMELINO 神楽坂

2016-12-26 22:24:57 | 洋食
神楽坂に、評判の高いイタリア料理店が越してこられたようだ。


ご主人の趣味性が高いお店であるのは、一目でわかる。


まずはランチにうかがった。
ベネト風野菜スープの味の濃さに驚いた。その味付けの方向性もまさしく好みである。
ランチは1,000円でこれ程の味レベルは驚いた。
上にかけられた削りたてパルミジアーノの、美味驚くべし。




二皿目は、ホウレン草を練り込んだパスタに、イノシシのソース。まさにジビエの季節の始まりを飾るのにふさわしい。


ランチなので、高い満足感を感じて、これにて終了。


トラットリア タルタルギーナ  江戸川橋

2016-11-15 22:06:44 | 洋食
昔、神田川のことを江戸川と呼んだ。江戸の真ん中を流れる川だからであろう。
江戸川に掛かる橋だから江戸川橋。これは江戸時代からの地名で、地下鉄有楽町線の駅名として残った。
江戸川橋から護国寺へは、江戸時代の絵図にも参道が描かれている。おそらく江戸の昔から江戸川橋はグルメスポットであったのだろう。


入り口には明るいタイル画がかけられ、柔らかくお客を迎える。


前菜の一皿は、サラミやハムの味わいが冴える。




ウニのパスタも、とても美味しく仕上がっていた。
ウニは味がしっかりしているので、炭水化物に合わせると持ち味を発揮する。


エスプレッソも、本当に一口だが香りが口中に広がる。


ご馳走様でした。



ヒルトン  長野市豊野

2016-11-02 21:26:10 | 洋食
長野市の北側の郊外にあるレストランだが、シェフはホテルオークラ初代正料理長の小野正吉弟子だそうだ。


訪れるたびに感じるのだが、酸味の効いたオードブルが素晴らしい。






エビも、椎茸も、サーモンも最高。


都合がついて、このお店で飲めると、実にまったりとした気分になれる。


祿明軒  築地場内

2016-06-14 23:33:50 | 洋食
こちらは築地でも最も歴史のある洋食屋さんだという。


築地の市場は、プロ向けの場内、誰でも入れる場外の二つに分かれる。
場内に入ってすぐの地域は豊洲移転による取り壊しが決まっているようだが、訪れとこの日も多数の観光客で賑わっていた。
あえて、市場を移転するのは、何のためなのだろう。期間が限られるオリンピック選手村への取り付け道路というのでは、ベネフィットの期間が限られすぎていて、悪い事ばかりが目立つ。
まあ、写真は緑明軒さんのエビフライ定食。




サックっとした衣が実にたまらない。これは、ビールに合うメニューです。当然、注文しました。


出てきた時には軽く行列になっていました。。
ご馳走様でした。


三好弥  江戸川橋

2016-03-22 23:00:49 | 洋食
老舗の洋食屋さんには、わざわざでも立ち寄る価値がある。


雪国からの帰り道、都心近くのお店が夜もやっているのか気になったが、目白通りからの右折の際に営業中であることをなんとかチェックできた。


この日は、揚げ物にポークソテーが付くスペシャルが50円引き。
それは、見逃せない。


フライは、大きめのエビをはじめとして3種類。
ポークソテーは、厚切りで肉の味わいがゆっくりと楽しめる。

ご馳走様でした。


HILTON  長野市豊野

2016-03-09 22:28:13 | 洋食
長野市を北に抜け、小布施と千曲川を挟む位置にある豊能地区。長野市の中なのだが、独特のグルメエリアになっていると思う。


HILTONさんのコーンスープは毎回注文してしまう。
昔からの文化が、しっかりとその姿を残す。
なにしろこちらのシェフは、帝国ホテルの小野正吉の直弟子と伺った。そのようなお店は、全国でも何件と無いだろう。
この味が、懐かしく感じられる方々も実に多いと思う。


続いて、洋食の本丸ともいえるハンバーグ。
これは、繊細な味のよさと、相当に食欲旺盛な方でも満足出来る大変なところを、当たり前のように饗応する。
それなりのボリュームのある一皿なのだが、食べ進むうちに料理方の真面目さが迫ってくる。


ハンバーグの厚さも、焦がし具合も、これこそがという自信が見事に現れている。
だから、安心して食べて旨い。


食後のコーヒーも、全く手を抜かない。
通ってしまうだけの実力がある。