蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

刺身ゆば  日光土産

2010-03-30 22:10:29 | 日本料理
寒の戻りが凄く、関東でも真冬のような晩に、寒い盛りに日光を訪れた事を思い出した。


そういえばお土産に買った刺身ゆばがそろそろ賞味期限なので、開けてみた。
豆の香りが口に広がる、結構な一品であった。


冬の盛りに訪れた、美しいが拒絶的な日光の山の様子を想い起した。

小柱の酢の物

2010-03-29 21:54:01 | 男の料理
4月も目前になって急な冷え込みが来ているが、おそらく東京湾の水温はもっとゆっくりしたペースで春を迎えて上昇しているのであろう。

東京の魚屋さんにも房総方面からの小柱が届くようになった。


随分と小さい貝柱だが、まずは酢のものにして生でいただく。


厳しい冬を耐えて、春に見せる艶姿。


そういえば、咲き始めの桜と似通った所を感じる。

ショートパスタにミートソース

2010-03-28 20:23:04 | 男の料理
スパゲッティみたいな長めのパスタは、それぞれの太さに合わせて茹で時間を見計らうのが、なにより美味しく茹でるコツだと思うのですが、そんな通ぶった範囲から外れたショートパスタです。


パスタのデザインはそれぞれ頑張っているのを、さっと短時間茹でて出来上がりです。もちろん、ソースは手を抜きません。
子供のおもちゃ箱をひっくり返したような姿になりました。

遊び心も、料理の内ですね。

神田川沿いの桜

2010-03-27 20:58:39 | 自然
ひんやりとした感じの残る朝だったが、春らしい日差しにつられたのか、神田川沿いの花は三部咲きとなっていた。


気の早い人たちが提灯まで吊るし、お花見ムードがそこかしこに漂う。




神田川沿いの花は咲き始めが早く、近くの公園ではまだ一部咲きにもならないところを、それなりの姿を見せる。背景は関口芭蕉庵。


コンクリートの護岸は野暮だが、やはり神田川に花は付き物。

ラムチョップ

2010-03-26 20:41:42 | 男の料理
羊の肉は、牛や豚に較べても肉の味がしっかりしていて、私の好物です。


特に子羊の肉をさっと炙るのは答えられません。ニンニクにローズマリーを添えます。


肉の両面をさっと焼いて、残りの30秒、赤ワインをたらして蒸し焼きにします。肉の中まで一応の火が入り、でも肉の色は完全にロゼに仕上がりました。
カリカリニンニクと、ワインの酸味が効いたグレイビーソースとの取り合わせは、本当にうまくいったと自分でも思っています。

ゲレンデより

2010-03-24 22:22:02 | 自然
気温が非常に緩んだかと思えば、一晩で冷え込みが戻ってきたり、春先の天候は不安定だ。


それでも天候が収まった後のゲレンデを見れば、雪から頭を出す落葉樹の影は複雑な線が絡み合い、曲面を描いて反射する雪面とペアになって、細工の細かい書院窓の桟や、欄間などを想い起させる。


全体にボンヤリとした程度の晴れ具合ではあったが、北アルプスまで見通しが効いたようだ。

冨寿司長野駅前店

2010-03-23 23:21:27 | 寿司
長野の町に着いたのは午後8時を過ぎていた。長野の町は夜が早そうなので、その時間帯でも確実に開いているこちらを迷わず選択した。


今回は連れがその先も運転してくれる、というのでまずは生ビールを美味しくいただいた。つきだしはバイ貝。


こちらは2回目だが、今回も上寿司を注文。暇な方は、前回の写真(前回の記録も私の「寿司」カテゴリーに入っています)と比較していただけると、季節によって微妙に姿が変わるのが分る。




日本海の甘エビは比較的簡単に手に入るが、鮮度、大きさともに文句ない上物。
また、こちらのお店は海苔の使い方がちゃんとしている。


甘鯛、貝ともに心に残る味わい。
特に貝は仕事がしてあり、味わいの濃さが素晴らしかった。やはり、早春の貝は旨い。


お腹に少しだけ余裕があったので、お新香巻きを追加した。

雪面の影

2010-03-22 23:31:50 | 自然
雪の状態が、カチコチに凍りつかない時に、強い風が吹くと雪面にまるで砂浜のような波の跡が見られます。どうしてこのような姿になるのか、雪の粒子の大きさと斜面の傾きと雪温と、考え出したら止まらないのでしょう。


リフトに乗りながらの写真は非常に難しいです。秒速3-4mのリフトから、写してみました。春近い木々の影まで入り、それなりにラッキーでした。

三好弥  江戸川橋

2010-03-19 22:31:20 | 洋食
地下鉄有楽町線の江戸川橋駅を出ると、まず目に入るのが神田川である。江戸の絵図を見ても、ここから護国寺までの参道はきちんと整備されているが、神田川から南になると荒れ野ののままのように読み取れる。
それを伝統として受け継いだのかどうかは分からないが、江戸川橋の駅にごく近接した食べ物やさんは概して名店が多い。


そうも言いながら、寿司や天ぷらに較べれば、洋食屋はいかにも歴史が浅く営団地下鉄有楽町線の江戸川橋駅から直に上がれるビルの中で老舗といっても、それ程期待はできないと考えていた。


しかし、決して安めではない値段にもかかわらずお昼には席待ちのお客は出るは、午後一時近くになっても客足が途切れないは、このお店の実力は相当なものであること訪問してみて感じられた。
見た目でも、海老フライのころもが立ち加減いかがでしょう。その背景は、綺麗に脂でならした玉子焼き。ソースとの相性が見事。


連れが選んだ大根おろしダレにつけるスタイルも、実に興味深かった。