大久保通り沿い、牛込北町の交差点近くに「サイノ」さんが開店したのは半年位前のことだった。非常に興味はあったのだが、夏場の昼にカレーとなると、美味しすぎる、汗をかきすぎる、の2点がネックでなかなか入れなかった。
実にうす焼きのパパド。酵母菌発酵がないので、硬派な塩味。ソースはそれなりに辛い。
おつまみに頼んだサモサ。ジャガイモが主体で、懐かしい味がする。外の皮はパリパリに揚がって、香ばしい。
ナンとライスが両方付く、ディナーセット。タンドーリの一品もあり、お得です。
こだわるなら、アラカルテのガーリック・ナン。凄い数のにんにくで元気になります。
それに、マサラ・マトンカレーのスーパーホット。食べた瞬間には、キビ砂糖山盛りのような甘さを感じるのだが、それから2秒位で口の中の世界が一変する。それこそが私にとっては適度な辛さで、とても落ち着いて食べられる。インド料理屋さんなのにと、拍子ぬけするようなこともないし、汗も大したことはない。
ただ、辛みの元の成分のためか、全体がちょっとドロリとしていた印象はある。
この程よい辛さをメニューに載せてくれているサイノさん、ごちそうさまでした。
実にうす焼きのパパド。酵母菌発酵がないので、硬派な塩味。ソースはそれなりに辛い。
おつまみに頼んだサモサ。ジャガイモが主体で、懐かしい味がする。外の皮はパリパリに揚がって、香ばしい。
ナンとライスが両方付く、ディナーセット。タンドーリの一品もあり、お得です。
こだわるなら、アラカルテのガーリック・ナン。凄い数のにんにくで元気になります。
それに、マサラ・マトンカレーのスーパーホット。食べた瞬間には、キビ砂糖山盛りのような甘さを感じるのだが、それから2秒位で口の中の世界が一変する。それこそが私にとっては適度な辛さで、とても落ち着いて食べられる。インド料理屋さんなのにと、拍子ぬけするようなこともないし、汗も大したことはない。
ただ、辛みの元の成分のためか、全体がちょっとドロリとしていた印象はある。
この程よい辛さをメニューに載せてくれているサイノさん、ごちそうさまでした。
大善寺の開創は718年というから、大変に歴史のあるお寺だ。奈良時代にはこの地方の中心となる寺であったようだ。
国宝の薬師堂は13世紀後半の建物。屋根の反りがなかなか優美である。
山門は江戸時代に再建されたもので、こちらは県の指定重要文化財。
本堂前の蓬莱庭園は、寛永期の作庭だという。この庭には2組の石組みが見られる。上の写真の、池に面し、石を立てているのが直ぐにわかる石組と。
斜面の中に、石が埋め込まれたような感じのこちらの石組みと。
両方を入れれば、こうなる。中心の松が、2組の石組みをうまくつないでいるような感じがする。松の枝の下を見ると、さらに奥に別な石組のようなものも見られる。
それほど広い庭ではないが、回遊して眺めるのがふさわしい庭なのかもしれない。
国宝の薬師堂は13世紀後半の建物。屋根の反りがなかなか優美である。
山門は江戸時代に再建されたもので、こちらは県の指定重要文化財。
本堂前の蓬莱庭園は、寛永期の作庭だという。この庭には2組の石組みが見られる。上の写真の、池に面し、石を立てているのが直ぐにわかる石組と。
斜面の中に、石が埋め込まれたような感じのこちらの石組みと。
両方を入れれば、こうなる。中心の松が、2組の石組みをうまくつないでいるような感じがする。松の枝の下を見ると、さらに奥に別な石組のようなものも見られる。
それほど広い庭ではないが、回遊して眺めるのがふさわしい庭なのかもしれない。
青梅街道どんどんと奥へ進み、奥多摩を超えて山梨県側に入る。丹波川沿いの平地を利用した釣り場やキャンプ場の中に「やまびこ庵」さんがある。こちらは丹波山村の焼畑の蕎麦(+長野産)を打つお店である。
お店はそう大きくないのだが、それなりに多くの人が訪れるようだ。それで、大部分のお客はお店の外のベンチとテーブルで蕎麦を食べている。
お店で食券(並みか大盛りの2種類)を買うと、名前を聞かれてそれをお店の人が記録する。お客は、とりあえずお盆に蕎麦汁を持って、食べる場所を確保する。
蕎麦が茹だったところで、お店の人がお客を探して、蕎麦を配るという手順になる。
蕎麦は柔らかめ、太打ち。
特別にきわだったところがある訳ではないが、毎日食べつけるとクセになりそうな感じがする。
お店はそう大きくないのだが、それなりに多くの人が訪れるようだ。それで、大部分のお客はお店の外のベンチとテーブルで蕎麦を食べている。
お店で食券(並みか大盛りの2種類)を買うと、名前を聞かれてそれをお店の人が記録する。お客は、とりあえずお盆に蕎麦汁を持って、食べる場所を確保する。
蕎麦が茹だったところで、お店の人がお客を探して、蕎麦を配るという手順になる。
蕎麦は柔らかめ、太打ち。
特別にきわだったところがある訳ではないが、毎日食べつけるとクセになりそうな感じがする。
恵林寺は武田信玄縁の寺である。
寺の奥には清流の流れる苔むした墓地があり、その一画には武田信玄夫妻の墓もある。夫妻の墓の脇には数々の武田家臣の供養塔が並ぶ。ここまで政治的になれば、寺といえども、その後に織田勢に焼き打ちにあっても不思議はない。
墓地と本堂は、流れの上にかかる太鼓橋状の廊下で区切られるのだが、武田氏の怨念のような生々しい想いはこの寺を出るまで頭から消えなかった。
夢想国師の作の心字が池の中央の松は、それはまた見事な姿だ。
池の背景の枯山水。午後も遅めの時間になってしまったので写真はあまりきれいに撮れていないが、沢山の石を動員した第一級の庭であることは何となく感じられる。
本堂の脇、主庭と廊下を隔てて、坪庭のような感じの池庭がある。
江戸に入ってからの作庭と思われるのだが、なかなか抗しがたい魅力を持っている。
寺の奥には清流の流れる苔むした墓地があり、その一画には武田信玄夫妻の墓もある。夫妻の墓の脇には数々の武田家臣の供養塔が並ぶ。ここまで政治的になれば、寺といえども、その後に織田勢に焼き打ちにあっても不思議はない。
墓地と本堂は、流れの上にかかる太鼓橋状の廊下で区切られるのだが、武田氏の怨念のような生々しい想いはこの寺を出るまで頭から消えなかった。
夢想国師の作の心字が池の中央の松は、それはまた見事な姿だ。
池の背景の枯山水。午後も遅めの時間になってしまったので写真はあまりきれいに撮れていないが、沢山の石を動員した第一級の庭であることは何となく感じられる。
本堂の脇、主庭と廊下を隔てて、坪庭のような感じの池庭がある。
江戸に入ってからの作庭と思われるのだが、なかなか抗しがたい魅力を持っている。