蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

山下家住宅  開田高原

2009-09-30 22:21:01 | 古民家、庭園
開田高原は古くから馬を育てる牧場として有名だったようだ。山下家は江戸中期から大馬主として、また馬医として栄えたのだが、大正以降は没落したようだ。


開田高原は木曾御嶽山の麓にあたり、冬場の厳しさは凄まじいと思われるが、建物の見た目は塩尻や松本の民家とたいして変わらない。ただし、基礎の造りにひと工夫あるのだそうだ。


障子の細工の細かさに、家の格が感じられる。




奥座敷の前には、庭(の痕跡?)が残されている。
開田高原を取り巻く山が、昔と変わらない借景を見せてくれる。
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せきざわ  (3)

2009-09-29 21:56:06 | 蕎麦
連休の一日となると、開店前からお客が押し寄せる大変なお店なのです。


この時点でお店は開いていないのですが、様々な県のナンバーの車が周りを取り囲みます。


折角なので三昧蕎麦を註文しました。最初に出てきた今月の変わり蕎麦は、胡麻切りでした。半透明なプルプルした感覚の蕎麦が、氷水できっちりと冷やされて出てきます。


二枚目の粗挽きは、もう少しぬるめの水でしめてあります。その方が蕎麦の香りが分かりやすいです。




三枚目のひやがけは、薬味を乗せるとまた姿が変わります。


お漬物も、このお店のは力があります。
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カリカリベーコン

2009-09-27 10:23:15 | おつまみ
ほとんどの市販品のベーコンは、豚肉を燻製液に漬け込んだだけで、燻煙をかけていないようです。ちゃんとしたベーコンが食べたくなって、2時間かけて燻煙をかけてみました。


ちゃんと熱を入れていませんので保存性はありませんが、香はなかなかです。


これは香りが命ですから、ベーコンだけをカリカリになるまで焼くのが一番おいしい食べ方だと思います。


カリカリでサクサクです。


これではベーコンの脂がもったいないという貧乏性の方は、グリーンピースでも炒めるとちょうど良いです。
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信州中野の街角から

2009-09-26 20:11:18 | 古民家、庭園
信州中野は幕末には大いに繁栄したのだが、明治初年の米騒動でそれ以前の歴史ある建物を焼失してしまったようだ。


そうなった後でも志賀高原を目と鼻の先に臨む地理的条件は変わらない。


市内でも、志賀高原へ向けての北から南への急傾斜は続いており、勢いのある流れが見られる。


漆喰塗の塀の先にどんな風景が展開するか、ちょっとワクワクする。
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恵林寺 外苑   塩山市

2009-09-25 22:26:08 | 古民家、庭園
武田家縁の恵林寺ではあるが、境内の建物は一度は織田勢に焼き払われ、江戸からの再建になる。


先日ご紹介した回遊式庭園の歴史は古いのだろうが、三門の手前にある前庭となると、その成立や経緯など恵林寺のパンフレットでも全く記述されていない。現代でも、団体旅行客が全く興味を持たずに通り過ぎる廊下のような場所と考えられているようだ。


しかし前庭の石組みだけでも、十分に濃厚な味わいが感じられる。
おそらくは柳沢吉保の保護のもとに江戸期に作られたものと推測されるが、不思議にそそられる。
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サイノ  インド・ネパール料理店

2009-09-24 21:43:24 | エスニック料理
大久保通り沿い、牛込北町の交差点近くに「サイノ」さんが開店したのは半年位前のことだった。非常に興味はあったのだが、夏場の昼にカレーとなると、美味しすぎる、汗をかきすぎる、の2点がネックでなかなか入れなかった。


実にうす焼きのパパド。酵母菌発酵がないので、硬派な塩味。ソースはそれなりに辛い。


おつまみに頼んだサモサ。ジャガイモが主体で、懐かしい味がする。外の皮はパリパリに揚がって、香ばしい。


ナンとライスが両方付く、ディナーセット。タンドーリの一品もあり、お得です。


こだわるなら、アラカルテのガーリック・ナン。凄い数のにんにくで元気になります。


それに、マサラ・マトンカレーのスーパーホット。食べた瞬間には、キビ砂糖山盛りのような甘さを感じるのだが、それから2秒位で口の中の世界が一変する。それこそが私にとっては適度な辛さで、とても落ち着いて食べられる。インド料理屋さんなのにと、拍子ぬけするようなこともないし、汗も大したことはない。
ただ、辛みの元の成分のためか、全体がちょっとドロリとしていた印象はある。
この程よい辛さをメニューに載せてくれているサイノさん、ごちそうさまでした。
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大善寺  勝沼市

2009-09-23 14:37:55 | 古民家、庭園
大善寺の開創は718年というから、大変に歴史のあるお寺だ。奈良時代にはこの地方の中心となる寺であったようだ。


国宝の薬師堂は13世紀後半の建物。屋根の反りがなかなか優美である。


山門は江戸時代に再建されたもので、こちらは県の指定重要文化財。


本堂前の蓬莱庭園は、寛永期の作庭だという。この庭には2組の石組みが見られる。上の写真の、池に面し、石を立てているのが直ぐにわかる石組と。


斜面の中に、石が埋め込まれたような感じのこちらの石組みと。


両方を入れれば、こうなる。中心の松が、2組の石組みをうまくつないでいるような感じがする。松の枝の下を見ると、さらに奥に別な石組のようなものも見られる。




それほど広い庭ではないが、回遊して眺めるのがふさわしい庭なのかもしれない。

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やまびこ庵  丹波山村

2009-09-22 16:26:41 | 蕎麦
青梅街道どんどんと奥へ進み、奥多摩を超えて山梨県側に入る。丹波川沿いの平地を利用した釣り場やキャンプ場の中に「やまびこ庵」さんがある。こちらは丹波山村の焼畑の蕎麦(+長野産)を打つお店である。
お店はそう大きくないのだが、それなりに多くの人が訪れるようだ。それで、大部分のお客はお店の外のベンチとテーブルで蕎麦を食べている。


お店で食券(並みか大盛りの2種類)を買うと、名前を聞かれてそれをお店の人が記録する。お客は、とりあえずお盆に蕎麦汁を持って、食べる場所を確保する。


蕎麦が茹だったところで、お店の人がお客を探して、蕎麦を配るという手順になる。




蕎麦は柔らかめ、太打ち。
特別にきわだったところがある訳ではないが、毎日食べつけるとクセになりそうな感じがする。
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恵林寺  塩山市

2009-09-17 23:51:38 | 古民家、庭園
恵林寺は武田信玄縁の寺である。




寺の奥には清流の流れる苔むした墓地があり、その一画には武田信玄夫妻の墓もある。夫妻の墓の脇には数々の武田家臣の供養塔が並ぶ。ここまで政治的になれば、寺といえども、その後に織田勢に焼き打ちにあっても不思議はない。


墓地と本堂は、流れの上にかかる太鼓橋状の廊下で区切られるのだが、武田氏の怨念のような生々しい想いはこの寺を出るまで頭から消えなかった。


夢想国師の作の心字が池の中央の松は、それはまた見事な姿だ。


池の背景の枯山水。午後も遅めの時間になってしまったので写真はあまりきれいに撮れていないが、沢山の石を動員した第一級の庭であることは何となく感じられる。


本堂の脇、主庭と廊下を隔てて、坪庭のような感じの池庭がある。




江戸に入ってからの作庭と思われるのだが、なかなか抗しがたい魅力を持っている。

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雲峯寺  塩山市

2009-09-16 21:06:00 | 神社仏閣
青梅市からどんどん西方向に街道をたどっていくと、山梨県に入り、柳沢峠を越え、大菩薩峠を進み、塩山市街が見渡せるような位置に雲峯寺がある。


本堂脇の桜は、樹齢数百年と言われる(確かにそうと感じられる)古木。大変な存在感を感じさせる。




参道はすさまじい急傾斜の石段で、雨の日にここを降りるのは、ちょっとしたものだ。少なくとも、重いカメラを抱え、傘をさしながらという条件ではやりたくない。
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