蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

軍ちゃん  高田本町

2015-06-30 18:29:42 | 寿司
高田駅から直ぐの、中央通りに面したお店である。


日本海の新鮮な魚介が売りである。


昼なので天婦羅や焼き魚の定食を食べている人が多かったが、実は昼のメニューにも1カンからにぎり寿司が載っている。
それを見て、魚の卵のおつまみからいってしまった。




ところが、少しずつ注文しようとすると結構長い間、待たされることになった。昼間の体制なので、やはり無理があったようだ。
しかも、二人で白身を注文したら、同じような白身が並んできて、どれが自分が注文した寿司かわからない。


寿司自体はとても美味しかったのだが、TPOを外してしまったようだ。
定食ものを頼まなかったのを、少し後悔した。
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仙洞山 常楽寺  信州中野市

2015-06-29 22:08:29 | 神社仏閣
常楽寺は夢窓疎石の建立と伝わっているそうだが、戦国時代の後期に全ての建物を焼失し、今残るのは19世紀以降のもののようだ。


広々とした敷地を持ち、規模の大きい山門もそれほどに大きく見えない。


本堂は19世紀初期のもので、廊下は鶯張りの驚くべき精度をみせる造り。廊下を歩けば、わずかの板の遊びにより、ウグイスが鳴くようなピーという音がかすかにする。それを実現するための板の加工精度は驚くべきものがある。




さらに、廊下の内側の欄間には実に手の込んだ細工が作り込まれている。
19世紀前半といえば、料理の世界では鰹節が完成して出汁をとる技術が極みを迎え、浮世絵では技術的なピークを迎えた時期かと思う。
そのような職人の技をみせる場所として、寺院の欄間はうってつけだったのかもしれない。


山門内には五百羅漢も、鎮座する。
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藤作  高田

2015-06-23 22:08:16 | 日本料理
上越高田の駅を出て、そのまま東に約100メートル歩けば、最もメインの通りに出る。
雁木の作りも割と新しく、この街のメインストリートであることをしっかりと主張している。


その通りに直に面して、藤作さんの粋な感じの玄関が控えている。


昼のコースを注文すれば、まずは突き出し。
左は、ジャガイモを出汁でよく煮込んだ上に上越名産のかんずりがかけられている。これは、なかなかのもの。


続くお造りも、鮮度が見事。
この後は、これに続くだけの格のある弁当が出てきたのだが、写真を撮り忘れる大失態。
やはり、ほくほく線超快速のおかげで自動車を使わない効果が、出ているようだ。


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法運寺  信州中野

2015-06-22 22:40:58 | 古民家、庭園
信州中野は、江戸後期には今の長野県の中で最も栄えた地域であった。天領であったこともあり年貢も低めであったようだ。
明治に入り、天領の保護が失われたせいなのか、大規模な米騒動が沸き起こった。それにより、貴重な文化遺産が失われたようだ。


法運寺は浄土宗の寺で、中野の陣屋のすぐ近くにある。
庭園は完全に公開されている訳ではなくて、お寺の玄関から見学したい旨を申し出ると、許可されるような感じである。




庭は、池を中心とした回遊式で、それなりの時代がついた味わいを感じさせる。
「便覧」には、昭和の庭と登録されている。


庭を回遊していくと、次々に風景が開ける。




庭の東側には竹林が配され、西側には本堂を望む。


亀は伸びやかな姿を見せる。

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金升  飯田橋

2015-06-17 22:40:25 | 蕎麦
飯田橋駅の南側、千代田区富士見町の方面の再開発ビルの建設がスタートしたのは、10年くらい前のことだったように思う。実は金升さんは、その用地にお店を広げていて、昔のお店は取り壊されてしまった。その工事が始まった直後に一度お店を訪ねたのだが、少しのところで間に合わなかったのを記憶している。


再開発ビルの中で営業されて、既に数年になるそうだが、今回始めて訪れてみた。


よく晴れた日曜日の、昼も遅めの時間に芝海老の刺身と生ビールで始めれば、週末の充実感が全身にひろがるような感じだ。


続いておろし蕎麦が登場。
おろしの量が十分に多く、しかも立派な集めの削り節がのってくるのは、ご主人は福井の「ぶっかけ」系蕎麦への理解が相当に深いように勘ぐってしまう。
蕎麦とおろしの相性は実に良くて、蕎麦汁に少しだけおろしを入れたような配分では味わえない、おろしの辛味が演出する魅力がある。


しかし、蕎麦の姿自体はいかにもお江戸風である。ちょっと気になるお店である。
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角川書店創設者 角川源義邸  杉並区

2015-06-16 20:15:29 | 古民家、庭園
角川書店は戦前には岩波、新潮に一歩遅れをとった位置からスタータしたようだが、文芸への熱情もあり、それなりの成功を収めるのにそれ程多くの年月を要しなかったように思われる。


その結果を伝えるものとして、戦前のお屋敷様式をかろうじて伝える車寄せがある。
白シャツの人物でわかるように、庭は車道からは数メートルの高さに位置し、車は入れないように遮断されている。






刈り込まれた遠景を望む庭は現在でもなかなか高品質である。
植え込み中心の庭で、石組みも池もないが、そういう手のかかりすぎる要素を入れない、当時のライフスタイに即した庭であったのだろう。



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大田黒公園  荻窪

2015-06-10 23:21:19 | 古民家、庭園
音楽評論家にして、第一出版社の大パトロンであった大田黒氏の庭園を保存した公園である。


表門から庭園内部への、何十メートルにもわたる並木道。
荻窪駅近くがその昔には郊外だったのかもしれないが、この規模は大変なものである。


土間造りの本館から、広々とした主庭を望む。
この部屋がかつてはどのように利用されていたのか、特に説明はされていない。


広々とした芝生の脇には、それなりに選ばれた石を配した流れの庭が並行する。




池庭の奥には東屋が設けられている。
その足元まで、流れの清流が見られる。
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ボロネーゼ ソース

2015-06-09 22:11:56 | 男の料理
久しぶりにボロネーゼ ソースを作った。今回のポイントは、鶏のレバーを結構混ぜたこと。


日本人は未だに、肉の内臓部分を味わう技術を習得していない人の率が高い。
それでレバーも、もっさりする味わいが嫌だとか、述べられることまである。


しかし、多めのチーズと共に、アルデンテに茹でたパスタと絡む姿は素晴らしいと思う。
たとえ、全てを自分で組み立てていたとしても。今回は、乾燥パスタを使用したが、茹で上がりの独特の艶やかな姿を捉えることができた。


結論は、ボレネーゼ ソースにレバーは欠かせない。
全体がまったりと落ち着くための、必要な部材である。
この日、夕食が遅くなりあえてセゴンド以降をカットしたのだが、翌日の目が覚めた時の状態は非常に良好だった。

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こやま寿司 春日山  上越市

2015-06-08 22:31:13 | 寿司
上越市は、直江津の北前船が泊まった港と、高田の城下町が合併してできた町である。
その、2つの中心の間は10km以上離れてはいるが、そこが全くの田園地帯になるわけではない。
昔からの大きな寺が背景にあり、基本的には繁華街がずっと続いている。


こやま寿司さんは、春日山の駅近くに、最近開店されたようだ。この日は、早めに訪れたこともあって、カウンターでゆっくりできた。
生ビールの突き出しのイカなのだが、驚くほど柔らかい。こういうところまで、自然に神経が届くお店のようである。


どろエビの唐揚げ。どろエビは、実に甘さが深いエビなのだが、どうやら輸送に耐えないようだ。それで全国区の味にはなりにくいようだが、ここではそれは関係ない。
味の深さにまったり。




見事な出汁焼き卵。そして、本当に味が深い味噌汁。
必要なものを、シンプルに麹菌が作り出す味噌汁。この上はちょっと、想いうかばない。


それではと、にぎりの部に突入。同時にいい調子で呑み出した。
まずは、鯛。それも、松皮づくりの炙り。加熱してあるので、すっと口の奥まで入るのだが、身の味わいが深いので、もう少しゆっくりと味わいましょう。


記憶がかなり怪しいのだが、続いて鯛を生で行ったような気もする。


コチのような感じの小さめの地物の白身魚。


白バイ貝が、実に薄く処理され、硬さなど全く感じない。





ヒラメの昆布締めに、どろエビの生。どちらも絶品。


値段は回転と変わらない。
鮮度も、驚くほど。なかなか、得難い。
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春の庭百景巡り 村上市(3)  料亭  村上市

2015-06-04 23:18:19 | 古民家、庭園
村上のような保存のきく食材の取引の拠点では、商売のスタイルによるのだろうが、料亭が成り立つほどだったようだ。




能登新のような料亭でも、時間を外して訪れ、春の庭百景巡りの途中であるとつげれば、実に好意的に格式あるお店の中まで案内してくれて、写真も大丈夫である。こういう、気前の良さは、次の機会を狙いたくなる大きなポイントである。


格式の店、新多久もお店へのアプローチを公開していただける。


この辺りの黒塀の使い方が効果的に思われる。


昼食は、松浦家でいただいた。




歴史ある通り庭のある脇玄関から、二階の広間へと上がる。


注文したのは半月弁当。


量は控えめかもしれないが(実はそれがちょっとよかったりもする)、村上で味わうべき要素を尽くしている弁当である。




お造りも、煮魚もみな旨い。


最後に、村上の古くからある価値を再定義した仕掛け人のお店です。あまりにも有名になり、いまさらご紹介の必要はなさそうである。
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