蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

旧斎藤家別館  新潟市

2016-06-30 19:02:32 | 古民家、庭園
実に豪勢な造りの屋敷および庭園だが、公開されたのは比較的近年のことである。




海岸にほど近く、砂丘と防風林を取り入れた庭園。
豪商の斎藤家が別館として建造し、大正7年に完成。
近年までは、新潟の中州を見渡すことができたようだ。


二階の広々とした座敷からの眺めは素晴らしい。




庭をゆっくり鑑賞して味わうのなら、やはり一階の座敷がよい。


座敷から数メートル離れただけの主人の文机の前には、山深い場所に来たか、と思わせるような落ち着いた風景が広がる。






水を上手に配置した庭は、実に見事であった。
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寿司処 かつみ  新潟市

2016-06-28 21:45:47 | 寿司
お店は新潟駅南口から歩いて5分というところだろうか。
寿司屋さんの名店は新潟市では古町あたりに沢山あるのだが、駅までは少し離れていて狙った電車に乗れなかったりすると面倒である。その点、このお店は、とても気楽に飲み食いができる。


けっこうな日差しに照らされた一日となり、まずは生ビール。すかさず、つきだし。これが、冷んやりと美味しい。




昼の大橋屋さんがそれなりに量があり、しかも狙った電車は6時半発。そういう条件もあり、寿司は1カンずつ注文した。
まずは、マコガレイにキス。
こちらのお店を選んだのは、酢飯の魅力もあるのだ。ご夫婦の出身の佐渡と栃尾の米をブレンドされているという。


次はヒラメ。本当は寒い季節が良いのかもしれないが、これは凄いと感じた。



日本海の鯵も美味しい。締めに近づいた感があり、ふさわしいと思われるタイミングで注文した。
1時間弱の限定コースなのだが、ご主人は余裕たっぷりで握り終えた。


コハダの包丁使いの冴え、きっちりとしまっている。

1505


締めはかんぴょう巻きでと、思っていたのですが、あまりに南蛮海老が美味しそうだったので、蛇足のごとくに注文してしまいました。


ご馳走様でした。

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北方文化博物館新潟分館

2016-06-27 22:57:02 | 古民家、庭園
伊藤家の新潟別館である。
本館と比べれば規模ははるかに小さいが、新潟の中でも最良の地に居を構えている。


玄関が地味で、周囲の風景に埋没するように作られているのは、それなりの配慮がありそうである。




しかし、庭内のおおらかに広がる庭を眺めれば、こせこせした処など探そうとしても見当たらない。




本館の和館は明治20年代の建物であるが、茶室は大正末期の建物だそうだ。


設えられた茶庭も、その時代のものなのだろう。




庭の奥から和館を望む。
この館の敷地は限られている。


積雪の都市新潟でも、海に面した暖かさがあるのだろうか、廊下の外の雨戸をガラス張りにする判断があった。
これは、随分とリスキーとも感じたのだが大正硝子はきっちりと揃い、その昔の姿そのものであった。
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伊藤文吉邸  新潟市

2016-06-22 21:21:58 | 古民家、庭園
敷地8800坪、立坪1200坪の大豪邸である。明治23年に完成し、現在は北方文化博物館として公開されている。


門をくぐると、堂々たる二階建ての建物が見えて来る。


座敷は広々として、格が高い。






座敷に面する庭は、新潟が誇る名庭師の田中泰阿弥が5年の歳月をかけて、作庭したもの。








池に掛けられた様々な形の橋が、それを見る位置によりさらに複雑な姿となる。




座敷の裏側、玄関寄りにはそれはそれで見応えのある中庭が設けられている。
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大橋屋 本町茶寮  新潟市

2016-06-21 21:20:30 | 日本料理
もともとは、精進料理の料理屋さんであったが、今はお造りに刺身の付く会席料理も出す。




日本間を椅子で使う個室であった。


先付けは、精進で。さっぱりとしていて、気温が上がったこの日には丁度よかった。


椀物の出汁が素晴らしい。


向付は、真鯛に南蛮海老に、マグロ。どれも、とてもなめらかで味が濃い。


ここで、胡麻豆腐の餡掛けが出た。滋味溢れる、とでも表現すればよいのだろうか。


鉢肴は軽め。確か、鮭にキス。


強肴は、また精進ぽくなる。


食事。筍ご飯。


締めの水菓子。


ご馳走様でした。
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田巻邸 椿寿荘  田上町

2016-06-20 19:27:57 | 古民家、庭園
田上町は新潟県三条市の東北東15キロくらいのところにある小さな町であるが、その小さな町に千町歩地主が二軒もあった。


椿寿荘は、その内の一軒、原田巻家の離座敷として大正に建てられた。


広々とした縁側の軒を支える丸桁は、一本もの。


本座敷はとても豪華な造り。


床の間の前に座り、書院窓から庭を眺める。




そして、縁側へ出て見る庭の姿。




庭に一歩踏み出せば、つつじの花が盛りであった。





先ほどの本座敷の奥に、高床座敷が設けられている。


こちらは、特別に親しい人々を接待するのに使われたのではないだろうか。
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岩瀬の清水そば  阿賀野市

2016-06-16 18:36:32 | 蕎麦
岩瀬の清水は新潟県の名水である。その水で会津産のそば粉を打つお店である。


蕎麦自体がなかなかのものであり、もりで食べてみたい気持ちも強かったが、まずはこのお店の顔とも言える、ぶっかけスタイルのすだち蕎麦を注文した。




蕎麦の味が濃いので、すだちの酸味に負けない。また、ぶっかけのツユ、出汁がよく効いている。
すだちは徳島産だそうだ。
なかなか絵になる蕎麦だと思う。


ご馳走様でした。

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無為信寺  旧水原町

2016-06-15 23:09:20 | 古民家、庭園
旧水原町の中心を少し外れた、羽越本線の踏切近くにある浄土真宗のお寺である。


本堂前の植え込みもよく手入れされている。
カメラを首からぶら下げた姿でお寺に入ったら、運よく大黒さんから声をかけていただけた。
偶然のその機会が無かったなら、お庭を見せていただく事などとてもできなかったと思う。


芝庭の向こうに池がある。


池の奥の石組みに迫力が感じられる。
心字池は曲がりくねりが急で、少し視点を動かすと別の世界が展開する。


苔の姿も、なかなかのものである。新潟の湿度は、京都並みに苔に適している感じがする。
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祿明軒  築地場内

2016-06-14 23:33:50 | 洋食
こちらは築地でも最も歴史のある洋食屋さんだという。


築地の市場は、プロ向けの場内、誰でも入れる場外の二つに分かれる。
場内に入ってすぐの地域は豊洲移転による取り壊しが決まっているようだが、訪れとこの日も多数の観光客で賑わっていた。
あえて、市場を移転するのは、何のためなのだろう。期間が限られるオリンピック選手村への取り付け道路というのでは、ベネフィットの期間が限られすぎていて、悪い事ばかりが目立つ。
まあ、写真は緑明軒さんのエビフライ定食。




サックっとした衣が実にたまらない。これは、ビールに合うメニューです。当然、注文しました。


出てきた時には軽く行列になっていました。。
ご馳走様でした。

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松風園 藤作  直江津

2016-06-13 21:58:40 | 日本料理
数年前に訪れた時は、中庭を満たす池に面した部屋で食事ができたのだが、今回は多人数の予約が入っていたようだ。
建物も、少し改築されたのかもしれない。


それでも、それなりの設えのある部屋であった。


先付けに八寸。手毬寿司の手前のミートローフのように見えるのは鶏レバーを使ったと思われる和風フォアグラのような味わい。
胡麻豆富も味わいが高かった。


お造りは、新潟らしく白身が中心。それも、少し寝かせて味を整えたように感じられる。


茶碗蒸しの出汁は、味が深い。


続いて焼き物。新潟らしく、鮭にジャガイモ。
お造りがあっさりしているのを補う意味もありそうだ。




揚げ魚の餡掛けに、筍のゼリー寄せ。
こういうのには、燗酒が合うと思うのだが、それとも吟味した冷酒がよいですか?


締めは、滋味溢れる温泉卵のせそば。
茸やら、山芋やら、豪勢な締めの椀である。




ご馳走様でした。
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