再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(587)

2010-05-09 23:55:51 | Weblog
 最近、新聞やインターネットで読んだ記事で印象に残った2つの事故があった。それは、
5月8日午前中、甲府市の中央道上り線で、車がパンクして路肩で停止、修理していた乗用車に、大型トラックが衝突し、親子(夫57、妻49、息子22)の3人が亡くなった。
トラックの運転手(38)。

 一方、母の日の9日、福山市で、足が不自由な母(95)に、娘(61)が自宅のツツジの花を見せようと、車を運転していたが、運転を誤ったのか? ため池に転落して、2人とも亡くなってしまった。

 この2つの事故を考えると、やりきれない思いでいっぱいになる。事故の意味を考えると、これが原因だ、という答えはでない。単なる不幸として片付けていいのか。その意味を、私なりに考えてみたが、分らない。

 原因と結果の法則からいうと、無理して考えると、路肩で修理しているのを、トラックの運転手は見落としたのか? 後者の場合、娘の単なる運転ミスなのか?

 いろいろな原因が重なり、それが事故となってしまう。なぜ、亡くなった人たちにそういう運命(?) が与えられてしまったのだろうか。

 危機回避をしても、事故は起こる時には起こる。その危機が起こらないようにしても、起こる。交通事故をはじめ、不慮の事故など、いろいろと死にいたる事故はあるわけだが、当事者になるのは、なぜその人なのか。うむ、因果関係を考えると混乱してくる。

 結局、どの人にも、死を覚悟して日々を生きよ、ということを教えてくれる。


最新の画像もっと見る