再開 私の色（３２８７）

　今日（２０１７年９月１４日）の夕刊に、「レイシャルハラスメント」の言葉が載っていた。「特定の人種、民族、国籍にかかわる不適切な言動や行動」と定義されている。

　日本では、在日韓国・朝鮮人をはじめ、、アイヌ、中国、台湾、ブラジル、フィリンピンなどの人たちが比較的多くのレイシャルハラスメントを受けているのではないか。

　今の日本、私は堺市内に住んでいるが、中国の人たちが増えている。ロシアの人たちも見る。それはそれでいいと思う。問題は、そういう人たちにレイシャルハラスメントを意識していないうちにしていることだろう。頭の中では、ハラスメントはいけないことと分かっていても、心の中で、葛藤などがあり、それが実際の場で出てしまうケースが多い。それをなくすためには、しっかりとハラスメントはいけないことだと、理解し、「普通」に接することだ。はじめは難しいかもしれないが、慣れることによって、ハラスメント的な態度はなくなっていくだろう。

　大事なのは、風体や国籍などで判断することなく、その人の人がら、性格などをしっかりとみることである。同じ人間であること、お互いの人権を尊重して、いい雰囲気を確立していきたいものだ。