ラジオの深夜番組を聞いていて、音楽家で国際セラピードッグ協会創始者の大木トオルさんの話があった。
大木さんはこどものころ吃音があり、英語の歌を聞き始め、祖父の指導もあり、英語で歌うと吃音はなくなった。その後米国へ行き、黒人の家にとどまり、そこでビッグママからいろいろと教わり、歌や人生の生き方などを学ぶ。米国社会では、仕事のほか、日ごろしているものが当然必要ということで、大木さんは、セラピードッグを学ぶ。
帰国して犬のセラピーを紹介・啓もうし、高齢者施設などで、しゃべらない老人と犬をむすびつけ、老人は口を開くようになったという。
犬と人間の関係で、私がすぐに思いだすのは子供のころテレビで見た「名犬ラッシー」が思い浮かぶ。そのほか、忠犬ハチ公、南極物語の犬たちなど、犬と人間の関係はすばらしいものだ。
盲導犬・聴導犬・介助犬ほか、犬は災害時でも人間を助けてくれる。犬(ペット)は家族の一員であるとする人も多い。
大木トオルさん話から、犬を今まで以上に大切にしたい。犬や猫などをペットとして、最期まで世話をせず、放り投げてしまう人も多いが、責任をもって最期まで面倒をみてほしい。世話ができない場合は、関係施設などに相談することだ。