心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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『あなたにドロップキックを』見ました

2017年03月19日 | ほんのすこし
それって単に自分の満足のためにしているんじゃないの? (テレビ画面の男性に向かって。)
そう思いながらドラマを見ていた。
『あなたにドロップキックを』

イモトアヤコが主演をしたドラマ、録画していたのを見て。
彼女(秋吉秋子)は看護士をしていて患者の男性と付き合う。同棲し結婚の約束までしていたが、男性から別れを告げられる。その後もいろいろ散々な目に遭う。ある日飲んだくれてぶつかった相手が女子プロだったことから彼女の人生が少しずつ変わっていく。

その変わろうとしている彼女の部屋を尋ねてくる人がいる。
彼と付き合っている女性だ。女性がマカロンを持ってくる。彼女が置いていったマカロンを川に投げ捨てる。
次の日、彼が秋子を訪ねてくる。彼女が落ち込んでいると。秋子が許してくれるまで謝りに来ると言う。

むかついた。
なんだよ、それ。男もその彼女も、自分が一番いい格好している、良いことをしている、お前のためにこんなに謝っているんだぞ、そんな態度が見え見えだ。男なんか言う言葉は「全部俺が悪い」そればっかり。そんな言葉を聞かせられる身になってみろって言うんだ。と、テレビに毒づいていたわたし。久々にテレビに怒っていた(笑)。振った相手にこれほどまでにしつこく言いに来るってあり得る? 自分が悪くないって思っているから来るんじゃないの? 自分が振った相手がどれほど傷心しているかを見て満足しているだけなんじゃないの? さっさとふたりともどこかへ行ってしまえ~!!
もうテレビに向かっていらついていたよ。秋子が黙ってその言葉を聞いているからわたしが代わりに言ってあげたくらいだ。

そのあと秋子は人生の名脇役になるんだ! と決心する。

そしてついに。しつこく電話してくる彼に電話でバシッと言った!
「わたしはお前たちの自己満足のためにいるんじゃない!」 と。
スッキリしたねぇ。

その後秋子はプロレスのドロップキックを使って・・・

最後の最後は溜飲が下がり、わたしも満足の出来のドラマでした。

再放送は4月6日午前0時11分。イモトアヤコさんの演技にもだんだん見る方も慣れてきました♪ エンドロール、可愛かったですよ♪

創作テレビドラマ大賞 999作品の応募作の中から選ばれた中谷典子さんの作品。車いすに乗っていた中谷さん、真剣なまなざしでドラマ撮影を見ていました。自分の作品がドラマ化されるのってどんな気持ちなんだろうとふと思っていました。




チャック・ベリー 逝く

2017年03月19日 | ほんのすこし
チャック・ベリーさん死去…「ロックの元祖」
御年90歳。

今年アルバムを30年ぶりで作る予定だということが話題に上がっていたのに。

ティナ・ターナーと歌っているロックンロールミュージック ← YouTube


ジョン・レノンと、Johnny B Good  ← こちら

CHUCK BERRY & KEITH RICHARDS - Nadine  ← こちら

Chuck Berry, Eric Clapton, Keith Richards jam  これは11分超の演奏。長いけど私的には一番好きかな。ジャムセッションってやっぱりこうでなくちゃ。
チャックがすごく楽しそう♪

こんなお茶目なチャックを見せてくれてありがとう。
今日はユーチューブ巡りをして彼の演奏を偲びたい。

よくFMから流れていた彼の曲、そして彼の曲を演奏するミュージシャンが多かったこと。かのビートルズもね。
わたしはたぶんビートルズの演奏で彼の曲を知ったのだと思う。

最後のアルバム、完成していないんだろうなあ・・・ 残念。


繰り返し読みたくなる本『こころの匙加減』

2017年03月19日 | 紹介します
少し前に買っていた本。100歳の精神科医が書かれた本。

『こころの匙加減』高橋幸絵枝著 飛鳥新社

しばらく貫井徳郎の本を次々に読んでいたので後回しになってしまった。
なんということだろう。どんどん言葉が入り込む。

※※※

1 人生とは自分の「匙加減」を見つける旅

※※※

もう最初のこの言葉にノックアウト。高橋さんは精神科医。高橋さんの経験を元に語られる言葉の数々にうんうんと頷きながら読み進む。
「生き方」「暮らし」「健康」「人づき合い」「やさしさ」という章に分かれて、いくつかのタイトルがその章の中にある。最初からそのまま読み進めてもいいし、各タイトルで興味が沸いたところに飛んでいくのもいいし。
それぞれのタイトルに分かりやすい説明(といっても経験を書いているので読みやすい)が続いている。

たとえば、「生き方」の3では、こんなタイトルが。
3 他人を気にしすぎると結局損をする

そして内容は高橋さんご自身のことを。左利きだということでずっと劣等感を抱いてきたというお話。
最後にこういう言葉があります。
※※※

もし、今のあなたに何かお悩みがあるならば、
「他人様の何気ない言葉など、無責任なものだから、気にしなさんな」そうお伝えしたいと思います。

※※※

こんな感じでストンとこころに入るような感じなのです。長々とした説明ではなしに、とても分かりやすいのが特徴の本だと思います。

悩みがなくてもあっても、そばに置いて時折ふと開いてみる。
朝、なんとなく気が重いような時、一杯の飲み物を手にぺらぺらとめくってみる。手が止まったところを読んでみる。
枕元に置いて、なんだか今日は眠れないかも・・・ と思ったとき、開いてみる。
バッグに入れて電車の中で開いてみる。車内にいる人々のことを思う。窓外の景色を見てそこに暮らす人々のことを思う。
みんな生きている。自分と同じように生きている。
そして自分は自分。自分の生き方を見つけていこう。

そんな気分になりそう。
まなざしが柔らかくなっていく気がして。
何度も繰り返し読みたくなる本に出会えたことに感謝。
ぜひ、あなたにも伝えたくて急いでここに。