心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

津雲むつみさんが逝去

2017年03月05日 | ほんのすこし
漫画を読んでいました。
小学生の頃、同居していた叔母が毎月のわたしの楽しみに別冊マーガレットとかを買ってくれるのがすごく楽しみで、中学生までそれは続きました。
その頃の影響で大人になってからもずっと読みふけっていました。少女漫画はわたしの中の聖域でもありました。それが結婚してからも続きましたが、息子が大学生活に入る直前の春休みに思いがけず波乱の人生が始まり、その後の生活においては漫画を読むという行為はずっと封印されていました。そして封印されていてもそれまで感じていた漫画への枯渇はなかったので、そのまま本は読むことはあっても漫画は読まないという生活でした。

それが数年ほど前に友人と共通の漫画大好きだった話題から漫画を読むことにまた目を向けることができました。でも昔ほどのすごい読書量はないのですが。
そして昔読んだ作家のことをときどき思い出してはいたのでした。

さきほど、ネットのニュースで知りました。
あの頃(結婚してからもよく読んだ作家の中)、読んだ作家の中で津雲むつみさんの漫画に胸をキュンとしたこと、思い出しました。

もちろん独身時代も胸キュンではありましたが、その後の人生においても胸キュン時代はあったのです。
どこかテレビドラマの雰囲気を感じるような、そんな絵柄だなと思っていました。

わたしの中ではもっと他の作家さんが永遠のアイドルみたいな部分もあるのですが、津雲さんのストーリーとか一緒にそこにいれるような、ただ漫画にすぎないといったものから離れた現実に投影されているような部分のあるストーリーに小説を思わせるものを感じたこともありました。
まだ若いです。
65歳。肺がんだそうです。

ご冥福を祈ります。

学生時代に、寮で漫画のあれこれを先輩達と話したことを思い出します。