心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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もう!なんで?

2017年03月06日 | ほんのすこし
以前から母に「太った太った、痩せるなら今の年しかない」と言われ続け、一大決心?をしていたのです。
ある計画を立て、実行に移すという。
そのための器具も到着し、晴れて実行に・・・
腹筋が出来ないわたしにはとてもやりやすくて、しかも毎日反復しているとそれこそお腹辺りが痛く感じて、おぉ! これは効いているかも! なんてひとりでほくそ笑んでいたのです。

お風呂に入るときに鏡を見て、ねぇちょっとお腹が・・・なんて一人で思ったりもしていたのです。

でもなんかちが~う。
体が最近重く感じて。
恐る恐る体重計に乗りましたよ。
えっなんで?
あり得ない!
前より太ってる!!

ショック、ショック、もうかなりショック。
立ち直れない・・・

グスッ。
あんなに腹筋コツコツやったのに・・・

でも、腹筋良くなっても体重はあまり関係ないのかもね。
腹筋運動したからってモリモリ食べていたら、結局は太るってことよね。

そういえば、なんだか服がキツキツに感じていたっけ。
逆になったってことか。
う~ん。
だからといってこの腹筋運動を止めたらせっかくのこれまでやったことが水の泡。痩せるとは全然違う結果になったけど、もうちょい頑張ってみるか。
まずいものを作ろうっと(笑)。
もしか野菜が足りなかったかな。最近サラダたくさん食べていないものね。食生活を見直して腹筋運動もして・・・もう少ししたら効果が出るかも(淡い期待)。
でも・・・ せっかく痩せたときのためにって春用に買ったワンピースとかどうするの?って感じ。今だったら絶対入らないよ。
春が過ぎて夏になっちゃう、いや夏になっても痩せていないかも!
また大きめサイズの服を買うのかあ・・・



気になっていた本を

2017年03月06日 | ほんのすこし
貫井徳郎さんの本を探していて見つけたのが、先に書いた『失踪症候群』と『後悔と真実の色』でした。
一気に読み上げ、ただいま『後悔と真実の色』を読み始めているところです。
そこで止めておけばいいものを(笑)。
昨日、TSUTAYAでまたまた彼の本を見つけてしまい、手にとってそのままレジへ。いや何冊か置いてあった文庫本の中からこれはと思う二冊を選んだわけで、その間あれこれと出しては開いて少し読んだりして最終的に二冊をチョイスしたわけです。

今度は『誘拐症候群』『愚行録』
先に読んだ『失踪症候群』に出てくるメンバーがすごく気に入ったのでまた探してみたのです。ネットでこの症候群シリーズがドラマ化されるということで、主役に玉山鉄二さんが抜擢されたと知り興味がわきました。普段だったら映画化とかドラマ化されたから読もうという感じはあまりなく、逆にそれが気にくわなくてずっと後でみんなが忘れた頃に本を買って読むといった感じが多かったのです。
それと『64』も『怒り』も映画公開される前、映画化される前に読んでいたのでそれが映画化されると知ったときには、あれをどう映画にするのか? といった期待感と戸惑いめいた気分があったのです。
いつも映画化されると期待した割には・・・といったものもあったので、本を読んでいいなと思ったものに関しては、映画化かあといったちょっと突き放した感じを持っていたのです。
でも、今回『64』も『怒り』もDVDレンタルして見てもいいかなと思っています。

話が逸れましたが、玉山鉄二さん主役ということが頭にこびりついて、まだ読んでいない本だったこともあり、しかも前に読んだ『微笑む人』の本だということもあり俄然探してみようという気持ちになったのです。
玉山さんが演じる人はどんな人なんだろうと。
たまたま見つけたのが三冊あるという中の『失踪症候群』だったので読み始めました。
なるほど、彼が主役に抜擢されたわけがわかるような気がします。さすがですね、制作側には役者選びのベテランがいるのでしょうか。
その他にも癖のある役柄のメンバーが数名いるのですが、その方たちを誰が演じるのか? という楽しみも出てきました。

失踪者が年間かなりいて、その中からある共通点を見いだすと共に、調査していくうちにあるカラクリに気がつく。そのカラクリと共に別の事件が起きていて・・・
前に読んだ『微笑む人』でも感じたのですが、貫井さんの書くものには人間の中の非情な部分というか冷やっと心の中に冷水を入れられたような感覚を与えられるものがあって、それを淡々と描くことに怖さを感じるのです。どちらかというとホラーとか苦手でそういうたぐいの描写とかは避けて通りたいわたしです。暴力の場面もまた同じで想像しただけでもういい、やめてくれと言いたくなります。でも貫井さんはこういう人間が想像の世界だけでは無く現実に存在するという可能性を臭わせている、そう思えてくるのです。怖いです。

どんなドラマになっていくのか、今から放映が楽しみです。地上波のあと、WOWOWで続きが放映されるらしいのですが。地上波の方が玉山さん主体のようでした。
『愚行録』も同様に映画化されているようでした。映画化されているものかあと何回か積まれている本を手にとってみたのですが、別のものを買っていました。でも昨日はやっぱり買ってしまいました。別に妻夫木さんが映っているからではありませんよ。
なんとなく気になったからです。

あぁ、なんということでしょう。
すっかりわたし貫井さんの本に囲まれています。



それでも昨日は佐藤愛子さんの『それでもこの世は悪くなかった』を母のところで読み上げました。文壇のそうそうたるメンバーとの交流がとても面白かったです。彼女の人生を少しだけ垣間見できて、今もシャキシャキと溌剌としている頭の切れに感動しながら読破。読みやすくてスラスラ進みます。年を取った方の元気さには太刀打ちできません(笑)。