心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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本を探していました

2017年03月01日 | ほんのすこし
久しぶりに母の家の近くの本屋に顔を出して見た。
ちょっと気になっていた本があったので、先日から探していたのだ。
以前ここでも紹介した『微笑む人』という本の作者が書いた本。4月から玉山鉄二さんが主演でドラマ化されるというのでその原作を読んで見たくなったのだ。
TSUTAYAでは探せなかったので、今日はこっちを探したというわけ。

一冊だけ見つけた。
『失踪症候群』貫井徳郎
って入力してみてはたと気がついた。名前間違ってるし。本屋で探したとき、どういうわけか貫井(ぬくい)じゃなくて貴井(きい)で探していたのだった。カ行の作家を探しても見つからなかったわけだ。
なんていうおバカさん。

というか、前に読んだ『微笑む人』のときも、わたしはぬくいじゃなくて、きいって読んでいたんだと思う。なんてこった・・・
そんな私だったけど、ようやく彼の本を探し当てた。ドラマに関係あるのは『失踪症候群』、それと同じ列に並べてあった本の中から『後悔と真実の色』山本周五郎賞受賞作を選んだ。
そしてもう一冊何かないかなあって。
小説とは全然違うジャンルのものを探した。
『回送電車』堀江敏幸著。
これはシリーズになっているみたいだけど、まず一冊目を読んでみてから決めることにした。
これを選んだのは、ぺらぺらと最初のページをめくったときに、目に飛び込んできた文章だ。

※※※
出だしの抜粋


贅沢について

奥羽本線大館駅に到着したとき、青森駅で食べた昼の支那蕎麦がきれいに消化されて小腹のすいてきた百閒先生は、手軽なサンドイッチでも口に入れようと、さっそく連れ合いのヒマラヤ山系君を車外の外転に走らせる。ところがサンドイッチなどはなくて、売られていたのはあんぱんだった。あんこが嫌いな山系君は手ぶらで戻って事の次第を先生に報告するのだが、先生はご飯物を受け付ける時間でもないからとしばし考えた後、こう、提案する。「かうしよう、僕が腹わたの所のあんこを食ふから、貴君は皮を食ひたまへ。皮はすなわちパンそのものである」と。ふたたび売店に向かった山系君は、命令通りの品を一発だけ抱えて戻ってくる。

※※※

びっくりびっくり。自分の町の名前が出てくるなんて想像もしていないもんね。最初のページに出てきた文字を読んで、これは・・・と、てにとっていました。単純だね。
有名な場所だったら小説の舞台に何度も出てきているでしょうけど、これはエッセイかな。
とっつきやすそうな文体、読むのが楽しみです。貫井さんのは怖そうなので、うまくバランスをとって読んでいかなくては!
ここ数日、本から遠ざかっていて読むという作業にいまいちのめり込めなかったので、今夜はそれを払拭できそうな予感。ちょっと嬉しくなる。
でも明日まで返却予定のDVDが一巻あるんだなあ。それから消化しないと。

美容院に行ってきた母はしっかりセット用アイテムとヘアークリームを買って、ご機嫌。何歳になっても髪に気を遣うところはお手本になるね♪

美容院から戻ってくる間、4時間以上も待ち時間があって、そのときに行って見た場所については次に紹介することに。なんともいい場所でした。




朝から上天気!

2017年03月01日 | ほんのすこし
昨日も良かったけど、今朝もいいお天気で。
眩しいので朝からカーテンを閉めています。開けると直接パソコンの画面に光が当たって作業ができないからです。ちょっとパソコンを置く場所を検討しなくてはならないかもしれません。
今は寒くてストーブのついている部屋ということでここで作業をしていますが、こんな天気のいい日にカーテンを閉めっぱなしでいることに苦痛を感じますよ。
葉っぱの模様のカーテンの所々から模様を透かすように光りが差し込んでいることが分かります。
きっと外は浴びるほどの光に溢れているのだろうなと想像できます。冬でなかったらパソコンも別におけるのに・・・
奥まった場所、光が当たらない場所に置いてカーテンを開けて・・・
でも待って、カーテンを開けたらきっと空ばかり見て作業が進まないかも。

こんな眩しい空の日は、この画像のように心だけでも飛んでみたい。



一生無理なシーンだけど、自分を重ねて夢を見る。
飛びたい。

さて、作業も一段落ついたので、これから母の美容院送迎に行ってこよう。
行きつけの美容院は歩けば二分足らずの場所にある。でも母の足では一体何時に着くやら。二年ぐらい前に調子がいいからと思ってひとりで美容院に行こうと思いたった母。家を出て歩き始めたはいいけれど、通りに出るまでの砂利道(ほんの数メートル)でにっちもさっちも行かなくなり、立ち往生。それを見ていたその前の家の方が出てきて母の手をとり一緒にすぐ数メートル先の美容院まで送ってくれたという。
わたしは全然知らずに母の家に行くと誰もいない。
慌てて探したが、まさか美容院に行っているとは思わずちょっとパニクったことがあった。
帰りは無事に迎えに行くことが出来たけど。今はもう歩いていくなんてこと絶対できない。二階にある美容院の階段は急で、母は一歩ずつ上がる。その母の尻を押して上がらせる。ようやく到着してからかなり長い時間かかる。三時間はかかると思っていなくてはならない。
では、連絡をしてみよう。
「これから行くから準備していてね」

お迎えの電話が来るまで買い出しに歩くとしよう。
天気もいいし、どこかへぶらっと行ってみるのもいいかもしれない。
ではね♪