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元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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練馬光が丘病院改築に係る基本構想策定懇談会について

2015年12月04日 15時35分18秒 | 練馬区について


イルミネーションが美しい季節になりましたね。


 さて、本日は医療・高齢者等特別委員会があり、その中で、

 「練馬光が丘病院改築に係る基本構想策定懇談会」

 の提言がまとまりましたので、以下、ご報告いたします。(要旨)
 

 【練馬区の問題点】

 1.今後、練馬区においても「超」高齢社会が到来する中で、医療や介護の必要性は、高まることが必至である。
 そういった中、練馬区では、人口10万人当たりの一般・療養病床数が281床と、東京23区で最も少なく、2番目に少ない江戸川区より100床以上少ない状況であり、病床不足が顕著である。

 2.現存の練馬光が丘病院の建物は、築後29年経過し、設備インフラの老朽化が著しく、床面積も狭小で、廊下幅も療養環境も医療ニーズに合致しなくなってきている。
   また、駐車場も十分に確保できていない。


 【練馬区の課題点】

 1.病床数の増床。

 2.住み慣れた地域で安心して暮らせる、地域包括ケアシステムの確立。

 3.練馬光が丘病院を改築し、十分な機能と規模を確保する。

 4.練馬光が丘病院の改築や現病院建物の有効活用に際しては、光が丘地区
における「一団地認定の変更手続き」が不可欠

 
 【練馬光が丘病院の今後の方向性】

 1.十分な機能と規模の確保の観点から、建設地は現在より広大な旧光が丘第七小学校跡地とするこが適当。
   また、現病院建物と新病院を相互に補完・連携させることによって、区民が、医療・介護サービスを受けることができる環境づくりを行う。

 2.区の中核病院として、これまで担ってきた4つの重点医療を始めとした医療機能の継続と充実をはかりながら、歯科口腔外科など新たな診療科目の設置
   また、回復期リハビリテーション病院や地域包括ケア病床などポスト急性期ニーズに十分対応できる機能の導入。
 
 3.新病院の候補地である旧光が丘第七小学校跡地は、アクセス面に課題が散見されるので、安全面や利便性に配慮した計画づくりが必要であり、集合住宅が隣接していることから、周辺環境への特段の配慮が不可欠である。
 

 以上、方向性が定まってまいりました。

 練馬区の医療の充実に向けて、引き続き頑張ります!