たまおのページ

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せんたくしました

2008年11月08日 | Weblog
 11月 8日

 愚息も選択しましたよ。

 学校選択制が全国の自治体に広がっていますが、
逆に中止するところもでてきたようです。
(全国の自治体、1割が導入しています)

 そいで愚息、中学は近い学校ではなく、アタイが
住んでいる地域では人気のある学校に通っていましたよ。
 人気がありすぎるのも学校運営という立場でみると
弊害のほうが多いようですね。

 愚息が通学していた中学では、特別教室が足らなくなった
そうです。理科室や音楽室などなど。
 音楽室は困るそうですよ。防音されていない部屋で
楽器を鳴らすと、隣の教室で通常の授業ができなくなります。
 体育もやり繰りがタイヘンだったみたいです。雨が降ると
校庭が使えないので、運動ができるのは体育館だけになって
しまいます。
 おまけですが、運動会も全員が校庭に入りきれないように
なってしまうし、競技を減らさないと1日では終わらない
ものね。

 反対に少ないと競争意識が低下したり、行事の実施が
難しくなったり、部活(部員が不足)も休廃部になって
しまったりね。

 東京都の学校選択制を採用している自治体は28あるの
ですが、今年の新入生入学率は。
 小学校の最低は定員の24%  最高は326%
 中学校の最低は定員の 8%  最高は240%

 ということになっているんですってさ。
 つうことは100人定員だと仮定したら、最低の中学校では
 8人しか入学しなかったということですよ。
 逆に、ある小学校は326人が入ったんです。

 これは両極端ですが、とてもじゃないけれど、学ぶという
環境にならないよねぇ。
 
中学などでは定員割れをしていなくても、先生は近隣の
小学校を回って、運営方針を説明したりしているそうですよ。

 あと、正規雇用の教員が減っていて、臨時採用者が増加
だそうです。そうなると生徒指導とか部活などを少なくなった
正規職員で行わなければならないので、手が回らない状況に
なるそうです。
 よく言われることですが、日本は人間以外には資源が無い
(少ない)んですから、教育にはお金も人手もかけなきゃね。

 
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