河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

口で描く牧野さんの動作解析

2010-12-08 | 研究・講演
本日はポスドクの野中君の研究で、脊損のため手足が麻痺しながらも口で美しい絵を描く画家である牧野さんに大学に来ていただき、筆をくわえて書道を行う様子を3次元動作解析装置で記録させていただいた。
口で描いたとはとても思えないような精密な絵を描かれる方で、各地で個展を開いたりしておられるそうだ。

あいにく朝から会議が続き、私自身は実験にはあまり参加できなかったが、後で記録したデータを見せてもらった。
書道は相当の腕前(口前?)で、私などは足元にも及ばないような見事な筆遣いだった。

本学のMAC3Dを使うと、筆先につけたマーカーの軌跡を連続して表示することができ、「へのへのもへじ」と書いているのがマーカーの軌跡で読み取れる。
どうせなら「吉備国際大学」とか「KIU」とか書いてもらっておけば大学の宣伝に使えたのにと思ったが後の祭りだった。
コメント
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