河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

「おかやま生体信号研究会」設立委員会

2009-08-31 | 研究・講演
歴史的な政権交代が起こった翌日の今日、岡山県が支援する研究会「おかやま生体信号研究会」の設立委員会が岡山大学で行われた。

唐突に参加を要請されて、よく事情が分からないまま参加したのだが、じっと会議の内容を聞いていても本当のところは分からなかった。

しかし、会議の後行われた懇親会で、この研究会の目指すものがはっきりした。


ことの経緯は以下のようなものであるらしい。

岡山県のある組織の研究コーディネーターを務めるT氏が、岡山大学教授のO先生に、筑波大学の山海教授のロボットスーツのことを話題にしたのがきっかけである。

「山海教授のロボットスーツはすばらしい技術ですね。」

「そんなことはありません。あれは岡山でも作れます。」

「えっ、本当ですか。岡山でも作れるのですか。」

「本当です。」

「そうなんですか。それならやりましょう。」


ということで新しい研究会が企画されたのだそうだ。

それならそうと最初からそう言ってくれれば分かりやすかったのに。

山海教授のロボットスーツよりもすごいものを作ろうと言われたら、夢もあるしおもしろい。
建前的なおもしろみのないことを延々聞かされるよりもそちらの方が数倍説得力がある。

実は、筑波大学の山海教授は岡山県の朝日高校卒業で、岡山出身の著名人である。

今回、アナウンスがあったのだが、9月4日にテクノサポート岡山で、山海教授の講演会があるのだそうだ。
突然決まったため、宣伝不足でまだかなり席に余裕があるらしい。
参加費は無料なので、興味のある人は連絡してくれたら詳細を教えます。
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マスク

2009-08-28 | 大学
昨日、気まぐれにネットでマスクを注文した。
N95規格で50枚が2000円程度である。
まあこんなものかと思い数箱注文したのだが、病院の看護婦さんと世間話をしていたら、以前病院で購入していた使い捨てマスクは同等品が一箱500円くらいで購入できたのだそうだ。

ネットを検索してみると確かに500円くらいで出ているがたいていは売り切れである。

ちょっと興味が出てきたので調べてみると、大学で斡旋販売している「モースプロテクション」というものは一箱6000円もする。

これはいったいどういうことなのだろうか。

昨年はとても高価な抗体マスクというものを買ってしまったのだが、物もいろいろなら値段もいろいろと言うことでいったいどれを買ったらいいのか非常に悩ましい。

だいたい、最近言われているのは、マスクは飛沫を飛ばさないようにして感染者から他の人にうつすのを防ぐ効果はあっても、防御する効果はあまりないとのことだ。

抗体マスクなどと言うのもちょっと効果は疑問で、だいたい抗体というものは乾燥状態では機能しないだろう。

高価でウイルスを完全に防ぐなどと言っても、マスクと皮膚との隙間からも入るし、だいたいウイルスのついたマスクを手でいじくったら何の意味もない。
それに、あまり高価だと気軽に使い捨てもできないだろう。

おそらく安価なマスクを頻回に交換するのが一番有効なのではないだろうか。

いろいろ調べると、私の買い物はちょっと高い相場で買ってしまったようだ。

昔、オイルショックの頃になぜかトイレットペーパーが高騰したのを覚えているが、今のマスクの相場はそれと類似している。

人はその商品がなくなると思うとつい高くても欲しくなってしまうのだ。

今回のことを反省すると、日頃から1箱500円の安いマスクをストックしておいて、気軽に使い捨てで使うのがよいのではないかということだ。
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デスクワーク

2009-08-27 | 大学
この三日間ほど研究室でパソコンにかじりついてひたすら事務作業を行っている。
おかげで9月に向けて片付けなければならない作業にほぼ一区切りがついた。

夏休み期間中だというのにいったいどうしてこれほど仕事をしなくてはならないのか、本当にいやになる。
おかげで本来第一優先順位で取り組まなければならない自分の投稿論文が全く書けない。

論文を書く作業を行うときには、他の人はどうか知らないが、些末な雑用は完全に頭から追い出して全力投球で書く作業に没頭しなければならない。
明日までにこの書類を出せ、明後日までにあれをしろと追い立てられてはクリエイティブな思考などできるはずもない。

自由で静かな時間がふんだんにあって、気力が充実していればいくらでも論文は書けるように思うのだが、そんな恵まれた時間は全く持つことができない。

今週末は衆議院選挙だが、やはり仕事が入っているので明日、期日前投票に行ってこようと思う。


そんな調子だが、一つ良いことがあった。
先日、修正して最終的に投稿し直した大学院生M君の論文の初稿が返ってきたのだ。
あまりに早くて、これには少し驚かされた。

M君にとっては最初の第一著者の論文だから、きっと喜んでいるだろうと思う。
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9月提出の報告書・申請書

2009-08-25 | 大学
今朝は張り切って仕事を開始したが、9月提出の報告書・申請書について事務から山ほど仕事が舞い込み、だんだん憂鬱になり、ついにエネルギー切れである。

今年は研究所の補助金の中間報告書をまとめなくてはならない。
9月の倫理審査の申請書は明日が締切だそうだ。忘れていた。

この9月の書類書きが終わった頃には今度は科研費の申請書を書き上げなくてはならない。

毎年のルーチンワークだが、今年は例年より少し作業量が多い。
いや、かなり多い。

締切を気にし出すときりがないので、とにかく頑張る。

こうして今年の夏もたいした成果がなく過ぎていく。

憂鬱だ。
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バイオ医薬

2009-08-25 | 研究・講演
今年の夏休みにはいくつか課題があった。

その中のひとつがバイオテクノロジーについて勉強することだ。
昨日、何気なく本屋に立ち寄り、雑誌コーナーで週刊エコノミストの「バイオ医薬」の特集号を見かけたので買って帰った。

先ほど特集記事に一通り目を通したのだが、非常にエキサイティングだった。
最近のバイオテクノロジーを応用したバイオ医薬の動向が実によく分かる。

この分野は現在の私にとって無関係ではない。

実際にそう言った薬を患者さんに使用する可能性もあるし、その開発にも部分的に関わる可能性があるからだ。

これからの医療はバイオ医薬によって劇的に変化するだろう。


バイオ医薬の中で現在一番実用化が進んでいるのが「抗体医薬」である。
例えば現在不足が懸念されている新型インフルエンザのワクチンだが、技術があればワクチンなど使わなくても直接新型インフルエンザをやっつける抗体を作ることができる。
そうすればインフルエンザにかかったときにその抗体を注射すれば速やかにインフルエンザは治ってしまうのだ。

実際にはまだそのようなものができていないから困っているのだが、既に慢性関節リウマチの「抗体医薬」は商品として使用され始めている。

さらにバイオ医薬としては「核酸医薬」と言うものが期待されている。

これは生体内で遺伝情報などに関与している「核酸」を利用して、遺伝子に直接働きかけて疾患原因を取り除くもので、現状ではまだ製品としては出てきていない。記事によれば早ければ5年後には製品化が本格化するだろうとのことである。

これまでは治すことができなかったガンやアルツハイマー病も、こうした技術で治る時代が来るかもしれない。


自分が生きている間にその流れに少しでもよいから貢献したい。


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通信制大学院研究発表会

2009-08-21 | 大学
本日は通信制大学院生が岡山駅前キャンパスに集まり、研究発表会が行われた。
通信制の大学院であればこそ、いい加減な研究で卒業させるわけにはいかない。
1年生の発表はそれなりであったが、昨年指導を受けた2年生の発表は気合いの入ったものであった。

全員仕事を持つ社会人であるから、我々指導する教員に対する要求も高い。
通信制の大学院だからといって手抜きができるわけではない。
逆に、対面で指導できないだけに、手間は数倍かかる。

大学上層部は、通信制大学院は設備投資のいらない課程だと考えているようだが、実際に指導する我々にしてみれば、通学制大学院生よりむしろ負担が大きい。

しかし、夕方から懇親会をして、彼らの熱い思いに触れると、まあ仕方がないかなとも思う。

学ぶ側の熱意によって、我々指導する側の教員も鍛えられるという側面も確かにあるように思う。

いろいろ大変だが、しばらく頑張ってみようと思う。
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新型インフルエンザ拡大

2009-08-20 | 大学
真夏だというのに新型インフルエンザが拡大している。

誰も免疫を持っていないというのが原因だが、当初の厳しい隔離処置は現実的に不可能になり、通常のカゼと同じような扱いになってきている。
本学でも海外渡航したら最初は1週間自宅待機だったのが3日間待機になり、ついに今日からは自宅待機は必要ないということになってしまった。

こうなると期間がいつになるかは分からないが、日本国民全員が新型インフルエンザに罹患する日がやってくることは間違いない。
ワクチンも副作用があるかもしれないということだし、夏休みの間に罹患した方が仕事に差し障りが少なくて良いかもしれない。
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大学院生投稿論文採用

2009-08-18 | 研究・講演
5月に査読から返ってきていた投稿論文がそのまま1ヶ月以上放置されて危うくリジェクトになりかけた大学院生M君の投稿論文だが、採用通知が来た。
英文抄録の指定された部分を修正して最終投稿となった。
いきなり20日までに届かないと掲載不能と書いてあって驚いたが、前回締切をだいぶ超過して受け付けてもらったのだから仕方ない。

この論文は元々私のアイデアで、CKCにおけるハムストリングの膝伸展作用を検討したもので、内容はかなり興味深いものとなっている。
雑誌に掲載されたら、またこのブログで報告することにする。
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お盆のつれづれ

2009-08-16 | Private
お盆休みになってもいろいろと仕事は舞い込んでくる。
全てこなしていては御先祖様のお墓参りもできない。

昔も今も人はいつも生きるために忙しかったのだと思う。
そんな中で昔の人はお盆と正月だけはどんなに忙しくても休んで家族みんなで集まるという行事を作ったのだろうと思う。

学生の頃、後輩で試験を落第して週明けの再試に合格しなければ留年という者がいた。
ところが彼はクリスチャンで日曜日には教会に行くのだという。
こんな時に教会に行ったとて、勉強しなければ試験に合格しないだろうと諭しても彼にとっては教会に行くことの方が重要なのだった。

ある意味、そのような信仰を持てることは幸せである。
信仰を持たない大部分の日本人にとって、お盆や正月に実家に帰るというのは、クリスチャンが日曜日に教会に行くのと同じような意味合いを持っているのではないかと思う。

私が尊敬する著名な方は、会ったこともない先祖の墓地に参詣するなど愚行であるという。時間は生きている者のためにあるのだから墓参りなど時間の無駄だというわけである。

合理主義からすればそれが正しい。
しかし、私を含めて人間は完全に合理性だけで生きているわけではない。
少なくとも両親や兄弟、親しかった知人のお墓にお参りに行くという行為はそうそう廃れるものではないと思う。

いろいろいいわけを書いてきたが、古いしつけをされてきた私は、やはり時間があればお墓参りには行こうと思う。
霊魂の存在を信じているわけではないのだが、クリスチャンが教会に通うように、そうすれば気持ちが落ち着くのである。

そんな感覚を私の息子の世代は持つことができるのだろうか。
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酒井法子逮捕に思う

2009-08-11 | 旅行記
アメリカで生活し始めて半年も過ぎる頃になると、ものすごく日本語が恋しくなった。
留学当初は英語漬けの毎日で意識的に日本語を排除して短い留学期間に本物の英語力をつけようと張り切っていた。
読む新聞は地元紙の「ボルチモア・サン」、テレビは当たり前だが全て英語、買い物に行けば当然英語。
英語、英語、英語・・・。

当時はインターネットも何もなく、日本との連絡も電話ではコストがかかるのでFAXが中心だった。

英語の雑誌や新聞は読めないことはないが母国語ではないのでおもしろくない。

ある日、ボルチモア・サンに村山富市社会党委員長を内閣総理大臣として村山内閣が成立したと言う記事が出ていた。
その見出しは以下のようなものであった。

My heart is pounding.

15年経っても覚えているのだから相当印象的だったのだが、村山首相が日本語でどのようなことを演説したのか分からない。
直訳すると「私の心臓はドキドキしている。」だが、本当にそんな自信のなさそうなことを言ったのかどうか判然としない。
英語で読むと微妙なニュアンスが分からないのである。


そんな時、アメリカで知り合った日本人の方から回ってきたのが、日本のテレビドラマのビデオだった。
それが「ひとつ屋根の下」だったのである。
アメリカに行く前は医学部で朝から深夜まで仕事をしていたのでテレビは全く見ていなかった。
日本語に本当に飢えていたところに初めて見るこのビデオは衝撃的だった。
江口洋介、福山雅治、酒井法子らのキャスティングも最高で、とくに酒井法子演じる小雪ははかなげで良かった。
夕方ラボから帰ってくると毎晩ビデオ漬けになってしまい、数日で全巻見てしまった。


それから今に至るまで私の酒井法子のイメージは「ひとつ屋根の下」の小雪であった。
それがこんなことになるなんて。

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アメリカ夏の旅の思い出7

2009-08-10 | 旅行記
1994年の夏、留学先のジョンス・ホプキンス大学のあるメリーランド・ボルチモアを起点にした車での旅は、コーネル大学から始まってナイアガラからカナダに入り、延々と北上してケベックで終わった。
いくら臨床の義務のない留学生活とはいえいつまでも夏休みをくれるわけではないので早くボルチモアに帰らなくてはならない。
最後の2日間はただひたすら高速道路を南へと走った。
途中名も知らぬアメリカ北部の街で1泊して夜はその街の雰囲気を楽しんだ。

いまからちょうど15年前になるが、高速道路を走ってもほとんど渋滞はなく、普通の幹線道路を走っているかのようだった。
当時はガソリンは1ガロンが1ドルを切っており、1リットル換算では30円を下回るような安値であった。
今の生活では考えられないようなゆったりとした豪華な旅だったが、費用はほとんど宿泊代とディナー代が余分にかかった程度で信じられないくらい安くついた。

ちょうど今、日本はお盆の帰省ラッシュでひどいところでは50kmの渋滞が起こっているなどと報道されている。
アメリカやカナダではあたりまえだった高速道路の無料化だが、今の日本の道路事情でそれがどうなるかはやってみないとわからない。

しかし、考えてみると今の日本でも週末が本当に休みなら、青森から鹿児島まで安価に旅行できる時代になっているのだと言うことに気付かされる。
なかなか休みのない私にはほとんど縁のない話だが、平日めいっぱい働き、週末ドライブ旅行という生活は楽しそうだ。
最も、高速代だけでなく日本は当時のアメリカと比べると物価はかなり高く感じられるのでそんなに気楽なロングドライブは無理かもしれないが。

15年前の旅行を思い出して、ちょっと当時の記憶が新たになった。
たまに昔を思い出すのも楽しいものだと言うことがわかった。

冬になったら、今度は暖かいところへ行った旅の思い出を書いてみようと思う。
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アメリカ夏の旅の思い出6

2009-08-09 | 旅行記
6. ケベック郊外
車での旅行なのでケベック郊外を特に目的もなくドライブしました。
日本では考えられないような趣のある家が、きれいな緑の中に立っています。
特に赤い屋根の家が印象深い思い出として残っています。








ここまで来るともう少し足を伸ばせばプリンスエドワード島です。
作家モンゴメリのふるさとでもあり、モンゴメリが「世界で一番美しい島」と書いた島です。
「赤毛のアン」の舞台となった島といった方が良いでしょうか。
大きさは私のふるさと愛媛県と同じくらいというから結構大きい島です。

本当はそこまで行きたかったのですが、夏休みの期間では日程的に無理でした。
たぶんケベック郊外の雰囲気をもっと自然豊かにしたようなところなのでしょう。
いつかは行ってみたい島です。
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アメリカ夏の旅の思い出5

2009-08-08 | 旅行記
5. ケベック
  モントリオールを過ぎて、東へ行くほどに、フランス色が濃くなってきます。だんだんと標識も格好が変わり、ケベックに着く頃には、看板のほとんどがフランス語表記になります。
 公用語をフランス語にするか英語にするか、何度も住民投票が行われたり、カナダから独立するかどうかが問題になるほどに、元フランス領という歴史を感じます。フランス人は英語が判ってもフランス語しか話さない風潮があるような気がするのですが、ケベックでも、町中の観光客向けのおみやげやさんや、レストランでしか、英語は好まれていないような雰囲気がありました。北米、どこへ行っても民族的な対立や、いわゆるガラスシーリングを垣間見ることがあるのも、一つの勉強だと思います。
 それはともかく、ここは有名な「シャトーフロントナック」というケベックの中心とも言える高級ホテルを中心として小綺麗にまとまった、とても素敵なところです。北米唯一の文化遺産都市にも指定されているだけあって、小さい路地にはまりこむと、中世の格好をした騎士や童話の主人公がでてきそうな風情があります。









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アメリカ夏の旅の思い出4

2009-08-07 | 旅行記
4. オタワ、モントリオール
 メープル街道と呼ばれるハイウエィを抜けるとオタワに着きます。オタワはカナダの首都でもあります。カルチェラタンと呼ばれる地域を中心として世界各国の移民があつまり、街全体が文化の香りあふれ、異国情緒漂う風情のある都市です。私はここで、韓国料理のバイキングの店にたまたま立ち寄ったのですが、本場の韓国料理をはじめとして、日本的な巻きずしやアメリカン的なフライ物まであるおもしろい店だったことを覚えています。土産物屋には、アフリカの彫刻や置物の店や、メキシコ風の半貴石やカラーストーンを販売している店もあります。
 オタワを過ぎてさらに北上するとモントリオールに着きます。



1976年のモントリオールオリンピックのためにつくられたのが、資金難などトラブルが続き、完成したのはオリンピックから5年後になってしまったとか。斜めにせりだしたカブトムシの角がモントリオールタワーで、世界一高い傾斜塔らしい。ケーブルで上まで上がり、眺めを楽しむらしいがこの横を素通りしてしまった。今から思うと残念。
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おかやま生体信号研究会(仮称)

2009-08-07 | 研究・講演
岡山県が支援する研究会「おかやま生体信号研究会(仮称)」の設立についてその趣旨を説明したいとのことで以下の方々がわざわざ高梁までおいでになった。

岡山大学大学院 教授  鈴森 康一(岡山大学アクチュエータ研究センター)
岡山大学大学院 教授  岡  久雄(ハートフルビジネスおかやま)
岡山県立大学 准教授  大西 謙吾(福祉情報技術コーディネータ)
岡山県工業技術センター 高野 和潔(ミクロものづくり コーディネータ) 

設立の趣旨は以下のようなものである。

ヒトの動きや脳波、筋電図などの生体信号を計測し、それらに信号処理を施して各種機器の制御や診断等へ応用する技術は、すでにロボット、医療機器、自動車等の各分野において実用化されつつあります。岡山県下においても、岡山大学、岡山理科大学、岡山県立大学、川崎医科大学、川崎医療福祉大学、吉備国際大学、倉敷芸術科学大学、津山工業高等専門学校など、多くの機関の研究者が本研究に携わっています。また県下の10社を越える企業が、生体信号を活用した製品化に興味を持ち、研究開発を始めようとしています。これらの状況は、県内に生体信号関連技術の高いポテンシャルが充満していることを示しています。
このような状況の現在、所属機関や専門分野の壁を越え、地の利を活かした研究会ネットを作り、研究者間および産業界との交流の場を設けることは大変重要かつ有益であると考えます。これは、人的交流を通して、新しい研究活力や開発力の強化・発展が大いに期待できるからです。
以上の点を鑑みて、下記設立準備委員を中心に「おかやま生体信号研究会(仮称)」の設立を行うべし、との結論に至りました。

まずは8月31日に設立委員会を行うとのことであった。
趣旨も賛同できるし、参加するつもりだが、時間が作れるかどうかが心配だ。
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