最近、研究会などで橋本義肢の若社長とお知り合いになり、今回新社屋の落成式に招待していただいた。
どんなとこかと思ったらタクシーで自宅から10分ばかりのところであった。
行ってみると吉備高原医療リハセンター名誉院長の武智先生など、これまでにお世話になった先生方がずらりと参列されていてびっくりした。
今回私が参加させてもらったのには明確な理由があった。
実は新社長から直にお聞きしていたのだが、新社屋の中に床反力計を設置して、必要に応じて動作解析ができるようにしてあるのだ。
床反力計はたまたま私の紹介でAMTIのものが入ることになった。
私一人で夢をふくらませていたのだが、もし現在申請中の研究費が採択されて新しい3次元動作解析システムが更新できたら、橋本義肢の新社屋を使わせてもらって大学病院の患者さんのデータを取らせてもらったらいいのではないかと思っている。
医学部からはそれほど遠くはないし、理想的である。
産学連携が求められている折でもあり、このプランは各方面と協力してぜひ実現したいと思う。
落成式の後、息子の空手の試合を見に行った。
行ってみると既に1回戦で負けてしまっていたが、最後の表彰式で思いもかけず「敢闘賞」のメダルをもらってびっくりした。
運動音痴の両親の子どもとはとても思えない。
入学式も参観日も運動会もぜんぶ仕事で行ってやれなくて、ちょうど敢闘賞のもらえた空手の試合を見に行ってやれてよかった。