河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

Nature リジェクト

2005-03-31 | 研究・講演
K先生の投稿だが、予想通り1週間で返事が来た。
やはりリジェクトであった。これは「想定の範囲内」であった。
気を取り直して次をねらう。
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愛知学院大学 佐藤教授訪問

2005-03-29 | 大学
糖代謝の研究法のノウハウを多く持つ佐藤教授を訪問した。
本学坪井教授の紹介であったため親切に対応して頂いた。
グルコースクランプ法という手法で研究協力して頂けることになった。
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井上 一教授退任記念祝賀会

2005-03-27 | 大学
岡大整形外科の井上教授の退任祝賀会が行われた。
教授の業績が紹介された後、祝辞が続き、写真撮影の後パーティーが行われた。
医学部教授となるとその影響力は強大である。
先のオージー技研会長の葬儀でも感じたことだが、一人の人間がなし得ることはその置かれた立場でものすごく違ってくる。
だからこそ責任ある立場に立つ人は全力で社会貢献する義務が生じる。
井上教授の代になってからは岡大整形外科の研究業績は飛躍的に伸びた。
本当に多くの人が集まり、その業績をたたえた。



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高知へお見舞い

2005-03-26 | Private
また高知へ父の様子を見に行ってきた。
3週もするとかなりよくなって歩くのもしっかりしてきた。心配していた排尿障害も徐々に改善してきている。
このぶんだともうじき退院許可が下りそうだ。
今回ラッキーだったのは偶然泌尿器科のドクターが医学部時代の同級生だったことだ。父によるとよく診てもらっているとのことだ。
自分自身や身内が大病すると、病院で一般の患者さんを診る以上に病気のことがよく理解できる。
今回の父のけがは厳密には脊髄損傷であり、今後の学生に行う授業にリアリティーが出てくるように思う。
何にせよ教師が実際に経験したことのないことを教えられるのでは学生もおもしろくないだろう。
今回の顛末の怪我の功名か。
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仕事少し前進

2005-03-24 | 大学
今日やっとポスター4枚の印刷が終わった。
K先生の投稿も何とか終わらせた。
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7期生卒業

2005-03-22 | 大学
今日は7期生の卒業式と謝恩会
1年のうちで最も感慨深い日である。
卒論で苦労した学生ともお別れだ。卒業しても頑張ってほしい。
メッセージを伝えようと準備したのに、謝恩会の本番ではてれくさくて馬鹿な話をしてしまった。以下に代わりに掲載します。

7期生の皆さん、国家試験ご苦労様でした。それから、ご卒業おめでとうございます。
卒業に向けてはなむけの言葉を贈らせて頂きます。
これまで、学生として大変な臨床実習もやってこられたわけですけれども、これからは病院でプロの理学療法士として患者さんに関わっていくわけです。
少ない臨床実習の経験でもわかったと思いますが、生きている人を相手にすると言うことは大変なことです。時にはあなた達のアプローチの仕方でその患者さんのそれからの人生が変わってくることもあるかもしれません。
学生の時のような気楽さはこれからはもうありません。
どうか、真剣に一人一人の患者さんに関わって行って欲しいと思います。

はなむけの言葉としては不適切かもしれませんが、先日岡山大学医学部公衆衛生学の教授が癌のために若くして亡くなりました。ご親族の方によりますとその教授は亡くなる少し前に奥様に
「私は運の良い人間だった。」
とおっしゃったそうです。
「良き友人、先輩、後輩に恵まれ、良き研究仲間に恵まれこれまで楽しくやってこれた。本当に運が良かった。」
とおっしゃったそうです。
これから社会に巣立つあなた方に希望するのは患者さん、友達、先輩、後輩など周りの人を精一杯大事にして頂きたいと言うことです。そうすればきっと周りの人もあなたを大事にしてくれます。
その積み重ねで運の良い人生が送れると思います。
人を大事にするという言葉をはなむけの言葉として贈りたいと思います。

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救急処置「なぜ・なに事典」外傷編1発行

2005-03-18 | 大学
救急処置「なぜ・なに事典」外傷編1(閉鎖療法を中心として)
編著:大谷尚子・中桐佐智子・岡田加奈子
■著:河村顕治
■価格:1,890円(税込)
■ISBN4-8278-1387-6
http://www.higashiyama.co.jp/ 
上記書籍が東山書房より発売されました。
以下、東山書房の解説を引用します。

この外傷編では、閉鎖療法を中心に外傷に関しての最新の医学関連の情報-手当法、衛生材料、判断基準-の他に、現場で「勘違いしやすい、してはいけない」・「知っていたら便利」も掲載。
現場のニーズに応えます。
第一線の臨床医・養護教諭養成課程の教官・現職養護教諭、三者のコラボレーションです。

この本の企画は昨年末突然持ち込まれたもので、学会発表や学術コンファレンスの開催準備などで忙しい中、本当に苦労しました。それでも我ながらおもしろい本に仕上がったと思います。イラストは大部分が家内がパソコンで描いてくれました。年末年始は殺気じみてきて家庭の中が殺伐としたものになりましたが、こうして出版されると頑張ってよかったと思います。

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臨床バイオメカニクス学会誌論文採択

2005-03-17 | 大学
今年の正月にあわてて投稿した論文が採択された。
修正なしでトップページの書式を少し訂正するだけですんだ。
最近査読結果が修正なしというのが多くて、なんだか内容がつまらないのでそのままなのかと不安になる。


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入浴エクササイズ全国普及

2005-03-15 | 研究・講演
今朝、大学に出校すると某出版社から原稿依頼がきていた。変形性膝関節症の閉運動連鎖運動についての原稿依頼である。
そうこうしていたら、今度は中外製薬の学術部から電話があり、今年の日本リハビリテーション医学会のランチョンセミナーで変形性膝関節症の保存療法の講演をしてほしいむねの依頼があった。
どちらも喜んで引き受けるが、このような形で入浴エクササイズが広まっていくのは願ったりかなったりである。
この研究に着手した頃、同僚の一人が
「そのうちお風呂博士で有名になって講演依頼がくるかもしれませんね。」
と冗談で言っていたのが本当になってしまった。
しかし、このテーマについてはおもしろくかつ興味深く講演する自信が密かにある。
お風呂博士と呼ばれる日も近いかもしれない。



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奥田巌オージー技研会長社葬

2005-03-11 | Private
オージー技研とはちょっとした偶然から一緒に仕事をさせていただくことになったが、その初期の頃、奥田巌社長(当時)に本社でお会いしたことがある。
素朴なお人柄で、オージー技研の名前の由来などおもしろおかしくお話し頂いた。創業の頃、周りの人は誰も(いわお)とは呼んでくれず、(げんさん)と呼ばれていたそうだ。会社の届け出が必要になった時、あまり考えずに、おくだのげんさんの頭文字をとってOG技研と適当に名前をつけたのだとか。その後、病院へ訪問すると看護婦さん達が「おじーさんがきた。」とはやし立てたとかいろいろとおもしろいお話を聞かせて下さった。
社葬というものに初めて参加させて頂いたが、りっぱな葬儀であった。祭壇も新本社ビルを菊や胡蝶蘭で形取った勇壮なものであった。
一人の人間が岡山でこれだけの会社を一代で築き上げ、その会社に私も研究面で助けて頂いていると言うことが不思議に思えた。
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ブラジルで入浴エクササイズ

2005-03-09 | 研究・講演
通勤途上の車の中でNHKの朝のニュースを何気なく聞いていると、ブラジルで日本のお風呂がブームだと言っていた。来月、ブラジルのサンパウロの国際学会に参加するので思わず聞き耳を立ててしまった。
ブラジルも欧米諸国と同じで、一般的にはシャワーの文化なのだそうだが、ある建築会社が日本のお風呂を紹介したところブームになったのだそうだ。特に木でできたお風呂が人気らしい。週に1回程度家族で入浴して楽しむのだとか。
それを聞いていて、入浴エクササイズをブラジルに紹介できないだろうかと考えた。もともと入浴エクササイズはお風呂好きな日本人が気楽にCKCエクササイズができるように考案したので、当然対象は日本人で国内でしか発表もしていない。
今回は間に合わないが、日本文化の紹介もかねて国際学会で発表したら意外と受けるかもしれない
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吉良先生安らかにお眠り下さい

2005-03-08 | Private
本日、岡山大学医学部公衆衛生学教室教授の吉良尚平先生の葬儀が行われた。直腸癌の肝転移で6日早朝に急逝されたと聞いた。59歳であった。
吉良先生には医学部学生の頃授業をして頂いただけでなく、最近に至るまで不思議と接点が多く、親しくして頂いた。
吉良先生の人柄で思い出すエピソードがある。
以前、12月のある昼時、たまたま吉良先生と食事をしていた時のことだが、医学部の学生の話になって、中でも親しくしている学生として私もよく知っている伊藤君達の話が出たことがある。卒業してからも研究室によく遊びに来るのだそうだが、
「この時期になると伊藤君達が毎年、吉良邸討ち入りと称して自宅に押しかけてきて一緒に酒を飲むんですよ。」
と楽しそうに語って下さった。
吉良先生のことを考えるといつもにこにこと微笑んでいる先生しか思い浮かばない。
学生にも親身になって下さるすばらしいお人柄であった。
もうお会いできないのかと思うと人生のはかなさを感じる。



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高知医療センターつづき

2005-03-06 | Private
医療センターの最上階には開放的なレストランが配置されている。豪華ホテルのような設備で、これだけの設備投資をして本当に経営が成り立つのか人ごとながら心配になる。
ところが、驚いたことにこの新病院にはリハビリテーションのフロアがないのである。友人に尋ねると、それがこの病院の特徴なのだそうだ。つまり高知県は人口あたりの病床が全国でも最も多い地域であり、新病院の構想段階で急性期の治療に専念し、リハは地域の病院に返すと言うことになったらしい。これだけの病院なのにPTは僅かに2名のみだという。
そう言う割り切り方もありかと思ったが、急性期からのリハが最近の流れでもあり、患者サイドからは不満も出るのではないかと思われた。
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高知医療センター

2005-03-05 | Private
脊椎を痛めて入院中の父の様子を見に高知まで行ってきた。元々高知市民病院の友人に治療をお願いしていたのが、2月26日に高知医療センターへ移った。市民病院が県立中央病院と統合されて新病院となったからである。
岡山国立医療センターによく似た外観で、中の設備システムも現在の医療の最先端を取り入れている。ベットにはアーム式の液晶モニターが備え付けられ、テレビ放送の他主治医がレントゲンの説明をする時はモニターにレントゲンが映るし、院内の売店の品物をモニター上で注文して届けてもらうこともできるのだそうだ。要するに院内LANにつながったパソコンが患者一人一人に配置されているわけである。
カルテも完全なペーパーレスで、全てコンピューター上に記録されるシステムである。レントゲンや心電図までモニター表示だけなので慣れるのが大変そうだ。
整形部長を務める友人はオープン初日から急患が殺到して翌日朝4時まで時間外勤務を強いられたとこぼしていた。
患者に優しい新病院は必ずしも勤務するスタッフには優しくないようだ。
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