河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

大晦日に『 芝浜 』を味わう

2014-12-31 | Private
大晦日を迎え、これまで放置していたホームページに若干の追加を加えた。

1年間連載したシニアNavi の『運動器の痛みについて』の記事を、シニアNavi岡山のホームページにリンクして掲載した。

それから、入浴エクササイズの記事に、『骨粗鬆症の予防・治療・お薬、膝や肩の関節痛の情報 リッチボーン』というサイトのトップページに掲載されている入浴エクササイズの方法を説明する動画をリンクした。

お知らせのコーナーにこれまで行った講演や、これから行う講演のことを掲載するつもりなのだが、年末の買い物に行って来たらちょっと疲れてやる気がなくなってしまった。
これは年明け早々に行うことにしようと思う。



さて、大晦日と言うことで、今日はユーチューブで立川談志の『 芝浜 』という落語を見た。
『 芝浜 』という落語は「宝くじ」「断酒」「大晦日」の三つのお題をもらって、その場で作った即興の落語である三題噺というものだそうだが、大晦日の今日聴く内容としては最適だ。

最後の落ちはなかなかしゃれている。

大金を拾った魚屋の主人公が、浮かれて大酒を飲み、寝込んで目が覚めたら女房にそれは夢だと言いくるめられ、心を入れ替えて懸命に働いて自ら汗した労働の尊さを悟るというスト―リーだが、アベノミクスでバブルに突入しようとする今、実に味わい深い落語になっていると思う。

拾った金では人は幸せになれない。

真面目にコツコツと役割を果たすことが大事なのだと素直に納得したのである。
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2014年も残り二日

2014-12-30 | Private
12月に入ってブログにコメントするのは3回目である。

昨日、久しぶりに会った方から
「ブログを見てるけど更新が減ったね。忙しいのかな。」
と言われた。
自覚していなかったのだが、そう言われてみれば最近はブログを書いていなかった。

振り返ってみると2014年にはいろいろなことが起こり、ひたすら耐える1年だった。

身のまわりでもいろいろなことが起こったが、アベノミクスの推進で増え続ける国債のリスクを考えると、本当に日本は大丈夫なのかと不安になる。

外来をしていて年金生活の患者さんと話をしていても、
「アベノミクスで恩恵があったのは裕福な勝ち組だけで、年金生活の私たちは物価が上がって苦しくなっただけです。先生は勝ち組で良かったですね。」
などと言われて困惑してしまう。
私もそんなによいことはなかったのだけど・・・。

私は教育と医療の現場に身を置いて生活しているのだが、年々状況は深刻さを増すように感じている。
生き抜くためには他者(他大学、他の病院)との競争に勝たなくてはならない。
もともとそうした争いがいやで教育と医療の現場で働いているのだけど、こうした聖域も聖域ではなくなってきていることがストレスの原因なのだろうと思う。

こうした難しい時代にはうまく世渡りをしようと思っても不可能だ。
ただただ体調を整えて、まっとうな精神状態を保つしかないと考えている。
周りに迷惑をかけるような取り返しのつかないミスだけはしまいと肝に銘じている。

2014年もあと2日。
静かに来年のことを思う。

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首相官邸ホームページに本学の取組が掲載

2014-12-17 | 大学
安倍政権が力を入れている地域創生であるが、何と首相官邸ホームページに本学の取組が掲載されたそうだ。

大学のトップページに重要なお知らせとして通知が出ていた。

ここで紹介されている文部科学省の平成25年度「地(知)の拠点整備事業」については私が責任者と言うことになっており、あと3年あまり責任を負わなければならない。

結構プレッシャーがかかっている。



ちなみに、本日は寒波が日本を覆っており、高梁は雪であった。
久しぶりにJRで出校した。
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第39回中国四国リハビリテーション医学研究会

2014-12-14 | 研究・講演
第39回中国四国リハビリテーション医学研究会ならびに第34回日本リハビリテーション医学会中国・四国地方会が川崎医科大学 リハビリテーション医学 花山 耕三教授が会長となり開催された。

会場は川崎医療福祉大学であった。

今回は以下の二つの特別講演が行われた。

特別講演Ⅰ
  正門 由久先生(東海大学医学部専門診療学系リハビリテーション科学 教授)
   演題 「脳卒中患者のリハビリテーション -機能回復への道-」

特別講演Ⅱ
  加藤 真介先生(徳島大学病院リハビリテーション部 教授)
   演題 「脊髄損傷 -日本における発生状況と包括的治療-」

途中、昼休みに幹事会が行われたが、例年12月は岡山市、広島市、高松市で研究会が行われているのだが、交通事情も良くなったことだしこの原則をなくして、6月の研究会と同じように中国・四国の各県持ち回りで行うことにしたらどうかと提案があった。
大賛成である。
今の私に大会長が回ってきたらパニックである。
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