河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

実績評価シートの提出

2016-02-29 | 大学
今日が2月末日で、本学では教員の『実績評価シートの提出』締切日である。

昨年末より新学長を中心に、より本学の現状に沿った形に実績評価シートの内容を見直してきた。

教員を年明けに全員集めて説明会を行ったのも私自身だ。

他にもいろいろと行事があり、締切の今日になって自分の評価シートを書き始めたら、担当部署から下記のようなメールが届いた。


【重要】実績評価シートの提出について

学長  様
副学長 様

表題の件、恐れ入りますが先生方も対象になりますので、提出方よろしくお願いします。


そうなのである。
我々は評価を受ける側でもあるのである。

書くのは面倒と思いながらも、こうしたものはきちんとやらないと、これまで時間をかけて作ってきたものが形骸化してしまう。

自ら実践して、より良い大学改革を成し遂げなくてはならない。
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和田 昭允 先生のこと

2016-02-28 | 大学
昨日の順正学園学術交流コンファレンスで審査委員長を務めて頂いた和田 昭允(わだ あきよし)先生は本学園の理事であり相談役でもある。

ウィキペディアには和田 昭允 先生のことが詳細に記述されている。
主なところでは東京大学名誉教授、理化学研究所研究顧問といったところか。
これだけ聴いても研究者なら相当な実力のある方だと分かる。

家系もすごい。
木戸孝允の曾孫に当たるのである。

こんな素晴らしい方がなぜ地方私大の相談役をされているのか不思議に思うが、それは本学の加計美也子理事長がお願いされたからだと伺っている。

これまで何回か和田 昭允 先生と会食したりする機会があり、いつだったかアドバイザーをつとめている横浜サイエンスフロンティア高等学校の女子学生が今風のきゃぴきゃぴした言葉遣いで話しかけてくることを面白そうに話されていたのを思い出す。
和田先生はどうも女性の頼み事には弱いようだ。

昨日も、昼休みに控室で審査委員の先生方と一緒にお弁当を頂いたのだが、和田先生だけコーヒーでサンドイッチを食べられている。
これは事前に和田先生からの要望があって、本学の事務が対応したものと思われた。
わざわざ立派なお弁当は断ってサンドイッチを一切れだけ食べられているのである。
コーヒーはもちろんブラックで砂糖は入れない。

お話を伺うと朝食はヨーグルトとリンゴジュースを少々。

夕食だけは少しご飯を食べられるとのことで、晩酌にビールを少しと赤ワインをグラス一杯召し上がるのだとか。

和田先生のご専門は生物物理学で遺伝子は専門中の専門だ。

おそらくカロリー制限によるサーチュイン遺伝子の活性化を自ら実践なさっておられるのであろうと思った。
サーチュインというのは長寿遺伝子のことである。

夕食で赤ワインをたしなむというのはストレス発散とポリフェノールの効果を期待されてのことだろう。

和田先生は1929年生まれだから86歳だと思うが、高齢でありながら小食で活発に活動されている聖路加国際病院名誉院長の日野原 重明先生と同じように長生きされるのではないかと思った。
日野原先生の食事も有名で、朝食はジュースにオリーブオイルをかけて飲み、昼食は牛乳、胚芽クッキー、林檎だけ。

和田 昭允 先生のようにいつまでも意志が強く、食事を節制して活動的に暮らしていくというのは私のような凡人には到底無理なことである。
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第12回順正学園学術交流コンファレンス

2016-02-27 | 大学
2月もそろそろ終わりだが、本日、第12回順正学園学術交流コンファレンスが高梁の吉備国際大学で行われた。

例年だと週末の土日2日間で、教育部門と研究部門に分けて発表を行っていたが、今回からは教育部門と研究部門を統合して1日で実施することとした。

順正学園全体(吉備国際大学、 九州保健福祉大学、 吉備国際大学短期大学部、 順正高等看護福祉専門学校、 九州保健福祉大学総合医療専門学校) から10演題を選抜して発表を行ってもらった。

私は今回実行委員長という大役で、コンファランス全体の司会進行を務めさせて頂いた。

寒い折であり、審査委員長の和田先生が辛くはないかと心配したが、コンファレンス自体をコンパクト化したおかげもあって、ほぼ予定したスケジュール通りに運営できた。

最後には表彰式が行われたが、「創立者加計勉賞」副賞50万円を獲得したのは
「人工呼吸器装着患者のための自動痰吸引装置の開発」を発表した 
九州保健福祉大学 保健科学部 臨床工学科 竹澤 真吾 教授であった。

2年後には臨床での使用を目指しているとのことで、これが実用化されたら救われる患者、介護者はたくさんいるだろうと思われた。


2月のメインの行事はこれで全て終了した。

明日はゆっくり過ごしたい。
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クロックエクササイズ

2016-02-25 | 医学・医療
シニアNavi編集部より、新しい春号の原稿のゲラが送られてきた。

今回は上肢のClosed Kinetic Chain Exerciseであるクロックエクササイズのことを記事にした。

担当のイラストレーターの方が私の指示を良く受け止めてくれて分かりやすいイラストを描いてくださっている。

これからは変形性膝関節症の入浴エクササイズと共に一般に広めていきたいと考えている。


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地域貢献推進センター会議

2016-02-24 | 大学
地(知)の拠点整備事業の採択を受けてから、毎月1回必ず地域貢献推進センター会議を行っている。

構成メンバーは学長・副学長以外に学部長、庶務部長、教務部長、事務局長である。

本日は年度末のいろいろな審議事項の他に、昨日の岡山県立大学でのCOC+の会議の情報を元に、本学がどのようにCOC+事業に関わっていくかを検討した。

労力を投入するのであるから、その成果が本学にも有益なものでなくてはならない。

教務部長から思いがけず具体的な良い提案がなされて、何とかやって行けそうな目処が立った。

ほっと一安心した。
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平成27年度第1回おかやまCOC+教育プログラム委員会

2016-02-23 | 大学
岡山県立大学が文科省のCOC+補助金に採択されたことを受けて、COC+事業協働機関である本学を代表して岡山県立大学で開催される会議に参加した。

この会議はCOC+事業の核となる「岡山創生学」「インターンシップ」及び「雇用マッチングシステム」の企画・立案等を進めるための重要な会議である。
この委員会は、地域を志向する人材の輩出とその受け皿づくりのための新しい教育を企画し実践を通して検証することを目的としている。

今回の会議の内容を学内に持ち帰り、至急来年度の予算計画を提出しなくてはならなくなった。
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大学コンソーシアム岡山 G7教育大臣会合大学シンポジウム「第1回実行委員会」

2016-02-22 | 大学
「第1回実行委員会」 とあるが、実際には実行委員会を立ち上げるかどうかと言う会議が清心女子大学で行われた。

結果としてはG7教育大臣会合大学シンポジウムを行うと言うことで合意された。

大学コンソーシアム岡山平成27年度第3回将来構想委員会の中で、平成28年度倉敷G7教育大臣会合関連イベントの開催について検討が行われた。

まず、岡山県の担当部署の次長よりG7倉敷教育大臣会合の開催に向けた県の取組について説明がなされた。
その上で、連携事業として大学コンソーシアム岡山に対して応援事業の開催が依頼された。

議論の上、実行委員会を結成して、応援事業(シンポジウムなど)を行うことが決定された。
実行委員会は岡山県下の大学と岡山県で構成される。本学も実行委員会の構成員となる。

テーマ:教育におけるイノベーション

日程:平成28年5月7日(土)あるいは5月8日(日)の午後

会場:サンタホール、国際交流会館、清心女子大などから岡山駅近くの会場を確保

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大学院入試

2016-02-21 | 保健科学研究科
今日は大学院入試が岡山キャンパスで行われた。

午前中は通学制大学院の入試で、午後は通信制大学院入試であった。

どちらも私は総括責任者であった。

日曜日一日が潰れたが、試験会場の岡山キャンパスは自宅から近いので少しゆっくりできた。
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地(知)の拠点シンポジウム実施

2016-02-19 | 大学
午前中に学内共同研究報告会、午後には地(知)の拠点シンポジウムが本学で行われた。

司会進行をしただけであったが、TV会議システムがきちんと動いてくれるかとか、予定通り進行できるかなど、心労がかさみ、無事終了したときには虚脱状態だった。

そのためか、午後5時から予定されていた会議を忘れてしまい、帰宅途上で事務局長から電話が入る始末であった。

今回の地(知)の拠点シンポジウムでは、指導教員と共に学生が発表を行うというスタイルを取り、進行していても学生の生の声が聴けて結構良かったと思っていたのだが、外部審査委員の講評では、プレゼンの技術について厳しい指摘がなされた。

一歩前進するとさらに高い要求がなされる。

こうした事業には終わりがない。

それでも、シンポジウムの終了を宣言した後に、参加されていた市民のお一人が私に声をかけてくださり、

『学生さんの発表は良かったですよ。満点です。』

と言ってくださったのがありがたかった。
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ウォーキングバイシクルを見たことありますか

2016-02-17 | 研究・講演
本日は水曜の会議日で朝からずっと会議が続き、会議終了後すぐに岡山市内に帰り岡大医学部で開催された岡山生体信号研究会に参加した。


おかやま生体信号研究会 第25回例会

日時: 2016年2月17日(水)13~15時
(岡山メディカルイノベーションのプログラム中にて開催)

場所: 岡山大学鹿田キャンパス(岡山市北区鹿田町) Jホール

内容:
・講演1: 「老年学から見たシニアライフのゆくえ(仮)」
  講師 西田 眞壽美 先生(岡山大学保健学研究科看護学分野・教授)
・講演2: 「ウォーキングバイシクル開発経緯と今後の展開」
  講師 片山 昌之 氏(片山工業株式会社・代表取締役社長)
 (2種類の実機を持ち込んでくださるので,Jホール前で体験いただけます)
・講演3「Gerontology(老年学)から見た これからのものづくり(仮)」
  講師 二瓶 美里 先生(東京大学大学院新領域創成科学研究科人間環境学専攻・講師)

この研究会は岡山県下の大学研究者と企業の開発担当者が主要なメンバーだが、私も吉備国際大学を代表して参加している。

今回も興味深い講演が3つ行われたが、片山工業株式会社のウォーキングバイシクルがおもしろかった。

これは、今回例会を担当した岡大の岡先生が見つけてきたもので、どこの製品かと思ったら岡山の会社が作っていたと言うことで、今回講演して頂くことになったそうだ。
片山工業という会社は自動車の部品を作る会社と言うことだが、アメリカ帰りの3代目社長が地域経済に貢献するという目的で、従来なかった製品を開発したのだそうだ。
井原にある会社だが、ショールームはおしゃれな東京の表参道にあるのだとか。


実際に私も試乗してみた。
爽快感のある楽しい乗り物である。
私のCKCの研究とも関連がある。
ただ、私が開発したなら座面に座ってペダルをレッグプレスで蹴るようなものを作っただろうと思う。
その方が安全で長距離乗ることができるからだ。
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週末のシンポジウムの準備

2016-02-16 | 大学
今週末の金曜日には午前中に学内共同研究報告会、午後には地(知)の拠点シンポジウムが本学で行われる。

本学と言ってもキャンパスが複数あるためTV会議システムを用いて複数のキャンパスをつなぐ必要がある。

スケジュールがタイトだし、午後のシンポジウムでは高梁市長、南あわじ市長他、外部から来賓を迎えるので失敗は許されない。

それで、今日は午後一杯、TV会議システムの接続テストを行った。

高価なシステムでメンテナンス料も毎年相当額支払っているにもかかわらず、毎年準備段階ではトラブルが多発する。

業者によるとTV会議システムの問題ではなくて、会場の音響設備や、本学が使用しているパソコンの問題だと言われ毎回頭を抱えることになる。

今回もやっぱり夕方6時頃まで延々と試行錯誤が続いた。

問題のTV会議システムを導入したのは私だし、今回のシンポジウムの責任者でもあるのでどこにも文句の持って行きようがないが、こういったパソコンがらみのトラブル解決は結構こたえる。
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臨床実習指導者会議

2016-02-13 | 大学
午前中は愛媛に帰省し、昼にはすぐ岡山にとんぼ返りで帰ってきた。

岡山駅近くのホテルを会場にして、午後2時から理学療法学科の臨床実習指導者会議が行われた。

理学療法学科の臨床実習は全て学外の病院で行われるため、たくさんの実習病院が必要になる。
その実習病院から代表者に集まってもらい大学側と意見交換を行うものである。

実習病院から97名もの参加者が予定されていた。

冒頭の挨拶も、大学側から学長、学部長に出席してもらい開会の挨拶を行ってもらった。

全体会の後、4つの会場に分かれて分散会を行った。


夜は卒業したゼミ生が2人ほど久しぶりに我が家に集まり、夕食を一緒に楽しんだ。
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石井十次を知っていますか

2016-02-11 | 大学
本日は午前中高梁の大学で公開学位審査会があり、休日にもかかわらず大学院生教員全員が集まり学位審査を行った。
私は研究科長なので責任者であり、座長を務めた。
なんとか無事に審査を終えて、午後は岡山市内で行われる学校法人 順正学園 創立50周年記念シンポジウムに参加するため車で移動した。

パネリストは石井十次にゆかりのある著名な方ばかりである。

会場ではパネリストが壇上に登壇して空いた最前列に学長と一緒に座り、直近でお話を聴くこととなった。

石井十次についてはこれまでも折に触れ理事長の講話で聞いていたが、今日のシンポジウムでその人となりがよくわかった。

パネリストに辰巳琢郎さんがいたのはなぜか理由がわからなかったが、石井十次をモデルにした映画『石井のおとうさんありがとう』で友人の大原孫三郎役をしていたと聞き納得した。

辰巳さんもその役を引き受けるまでは石井十次については何も知らなかったそうだ。

さらに、驚くべきことが分かった。

平成28年1月22日 第百九十回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説のなかで、安倍総理が石井十次について熱く語ったというものである。

「挑戦」

 日本で初めての孤児院を設立した石井十次は、児童福祉への「挑戦」に、その一身を捧げました。
たくさんの子どもたちを、立派に育て上げ、社会へと送り出しました。
 孤児がいれば救済する。天災の度に子どもの数は増えていきました。
食べ物が底を尽き、何度も困窮しました。
コレラが流行し、自らも生死の境を彷徨いました。
 しかし、いかなる困難に直面しても、決して諦めなかった。
強い信念で、児童福祉への「挑戦」を続けました。
 「為せよ、屈するなかれ。時重なればその事必らず成らん」

 安倍内閣は、諦めません。目標に向かって、諦めずに進んでいきます。
 一億総活躍の未来を拓く。日本と世界の持続的な成長軌道を描く。
平和で安定した、より良い世界を築く。
安倍内閣は「挑戦」を続けてまいります。
 皆さん、共に「挑戦」しようではありませんか。
そして、「結果」を出していこうではありませんか。
それが、私たち国会議員に課せられた使命であります。


小泉首相の米百俵の所信表明演説にもまけない感動的な名演説である。


さらに驚くべきは、正に現在見直されようとしている埋もれた歴史の偉人である石井十次が岡山大学医学部の前身である岡山甲種医学校に入学していたと言うことである。
結局、児童福祉への「挑戦」のために医学校は中退してしまうのだが、私の大先輩でもあったのだ。

本学の理事長は石井十次が宮崎県出身で岡山に来て様々な活躍をしたというところに因縁を感じている。
宮崎には関連校の九州保健福祉大学や専門学校があるからだ。

私は、別の意味で石井十次に親近感を感じた。

当時、九州の宮崎から岡山に来るというのは相当の覚悟があったはずである。
私も、四国の愛媛から岡大医学部を目指すにあたってはそれなりの覚悟があった。

医学部に入学した後も、石井十次は岡山キリスト教会で受洗を受けている。

私はキリスト教にはなじまなかったが、同じ下宿にクリスチャンの同級生がいて、それなりの影響を受けた。
クリスマスには彼の通っていた教会でのお手伝いもした。
ちなみにその同級生は現在岡大医学部の教授になっている。

地元の宮崎から遠く離れた岡山に来て、いろいろな精神的葛藤があったことと思われる。

私も、瀬戸大橋のできた今では愛媛は近いが、学生時代は連絡船で四国に渡っていたので、ふるさとは遙か彼方の地であった。

石井十次が孤児の問題に直面して悩んだように、私も身体障害者の問題に直面して悩み苦しんだ。
一時は医学部を辞めて、今できることに尽くすべきかと悩んだこともあった。

何だか自分とかぶるところがたくさんあって、石井十次に共感するところが多かった。
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岡山県人口192万人 減少加速

2016-02-09 | 大学
人口動態は気になるところである。

先日、岡山県が2015年国勢調査結果(昨年10月1日現在)の速報値を公表していた。

県人口の総数は192万2181人で、10年の前回(確定値)と比べ1・2%(2万3095人)の減。

減少率は前回(0・6%)の2倍に上り、人口減の加速が鮮明になった。

県人口の減少は、45年ぶりにマイナスに転じた前回に続き2回連続。


詳しく見ていくと

減少率の最高は新庄村の9・5%(91人)で、新見、美作、高梁市、吉備中央町を含め県中北部の5市町村が8%を上回った。

やはり高梁市の減少率は著しい。
吉備国際大学の学生数の減少もこの中に含まれるのだろう。

減少数最多は玉野市の3806人(5・9%)。
次いで笠岡市3632人(6・7%)、新見市3193人(9・4%)、津山市3074人(2・9%)。

玉野市の減少数が最も多い。
私が20年以上臨床をしている玉野市内の病院も、長年の赤字のため経営困難に陥り病棟閉鎖という事態になってしまった。
高齢者の長期入院を許してくれる数少ない救急病院だったのだがとても残念だ。
背景にはこの人口減少があるのは間違いない。
玉野市民病院も1992年度から毎年赤字が続き、2013年度決算では累積赤字が約32億6千万円に膨らみ、民間の管理にゆだねようとしているが引き受け手がいない状況が続いている。

一方で増えたのは岡山、倉敷、総社市、里庄町の4市町のみ。
岡山、倉敷市も増加率は前回より縮小し、岡山は0・5ポイント減の1・4%(1万人)、倉敷は0・9ポイント減の0・4%(1922人)。

私が暮らしている岡山市内では、現在も住宅やアパートが増え続けており、結局は県周辺部から市内中央への集中が起こっているということか。
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学校法人博多学園との教育提携調印式

2016-02-08 | 大学
午後4時より岡山キャンパスにて順正学園と学校法人博多学園との教育提携調印式があり、直前まで会議のあった岡山駅前キャンパスから学長と共に移動して参加した。

博多学園が運営する博多高校はグローバルコースを新設するとのことで、本学園の岡山キャンパスにある外国語学部とはお互いが補い合うような関係が持てる。
他にも様々な連携が可能とのことで、今回の教育提携調印に至ったとのことである。

教育提携協定調印式 式次第

1.開式の辞


2.列席者紹介


3.学校法人順正学園  理事長・総長挨拶         


4.学校法人博多学園  理事長挨拶
       

5.経緯及び趣旨の説明 


6.協定書の説明     


7.協定書の調印


8.閉式の辞
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