河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

吉備理学 共に夢を語る会

2006-11-29 | 大学
吉備国の理学療法学科学生約180名と教員が全員集まって、高梁国際ホテルで懇親会が行われた。
年に1度の集まりだが、毎年盛り上がりとても楽しみである。
例年の集まりと今年は少し趣向が違い、まじめに将来の夢を語る会となった。
和気藹々と楽しいひとときを過ごすことができた。
吉備国際大学理学療法学科の一番の良いところは、このまとまりの良いところではないかと思う。
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大学院入試と研究会

2006-11-26 | 大学
午前中は大学院入試。
今回は外部の大学4年生が本学大学院を希望して受験してくれた。
ありがたい。

午後より遅れて『第60回知能化医療システム研究会』に参加。
今回は議題が少なく、出席したときには最後の演題であった。
この研究会は2ヶ月に1回の開催で、既に10年も続いている。
毎回東京大学から工学部の方達が岡山まで来られるのだが、大変だと思う。
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OUSフォーラム2006

2006-11-24 | 大学
関連校である岡山理科大学が大学の持つシーズを地域に紹介し産学官連携を推進するために行っているフォーラムに参加した。
以下の発表をポスターで行ったところ、奨励賞に選ばれた。

荷重立位周期的水平揺動刺激と筋電気刺激による筋力維持・廃用防止法
吉備国際大学保健科学部 河村顕治、加納良男
岡山理科大学工学部 山本敏泰、 オージー技研株式会社
Keywords: 転倒防止訓練、荷重立位、周期的揺動刺激、電気刺激、筋力、糖尿病、変形性膝関節症

〈研究目的・応用の可能性〉荷重立位周期的水平揺動刺激によって変形性膝関節症患者においては歩行と同レベルの機械的刺激が軟骨代謝を促進し膝痛が軽減し、糖尿病患者では骨格筋における糖輸送担体 GLUT4 を細胞膜へと translocate させてインスリン非依存性ブドウ糖取り込みを促進し、長期訓練効果としてはGLUT4の量を増加させてブドウ糖取り込み能力を改善する効果が見られた。この運動はそれだけでも簡便でユニークな運動であるが、これに筋収縮においては逆リクルートメント特性を持つ電気刺激を併用することでさらなる効果が得られると考えている。
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キャリア教育

2006-11-18 | 大学
吉備国際大学FDフォーラムとしてキャリア教育についての講演が行われた。
大学の教員になってからいろいろと新しい概念を耳にすることが多くなったが、キャリア教育もその一つだ。
世の中次第に複雑になっていくように感じる。
帰りの車でテレビのニュースを聞いていたら、ちょうどアナウンサーがこのフォーラムのことを喋っていた。
「吉備国際大学でキャリア教育についてのフォーラムが行われました。キャリア教育とは会社をたくましく生き抜く能力を育てることです。」
おいおい、会社じゃなくて社会だろうとつっこみを入れたくなった。

今の世の中は小学生から大学生に至るまで懇切丁寧なキャリア教育が必要なようだ。
それだけでなく、社会人も、さらには定年して何をして良いか分からない高齢者にもキャリア教育が必要なのだとか。

ちゃかすのはここまでにして、講師の先生がキャリア教育の例えとして紹介した寓話のソースを見つけたので引用する。

チベットのラマ僧が話した寓話
「12個の大きな石」の話
 ある日、チベットのラマ僧が若い修行僧の集まりで、話をしていた。ラマ僧は集まっている修行僧たちの前に1ガロンほどの広口の壷を置き、そこに1ダースほどのこぶし大の石をひとつひとつ入れていった。やがて石が壷の入り口のところまでいっぱいになると、ラマ僧が修行僧たちに尋ねる。「この壷はいっぱいでしょうか?」修行僧たちは皆「はい」と答えた。だがラマ僧は次にバケツ一杯もの砂利を取り出し、その壷へザーッとあけて振ると、大きな石の隙間にその砂利が入り込んだ。それからラマ僧が再び尋ねた。「この壷はいっぱいでしょうか?」「多分違います」修行僧たちも、さすがに何かに気付いたようだ。「よろしい!」ラマ僧はそう答えると、次にバケツ一杯の砂を取り出した。その砂を壷にあけると、砂は石と砂利との隙間へと流れ込んでいく。そして再び「この壷は一杯でしょうか?」と問う。「いいえ」と修行僧たちは叫んだ。またもや「よろしい」ラマ僧はそういうと次ぎに水差しを取り出し、壷へと水を注ぐ。
 そして水が溢れそうになったとき「この例えの意味するところは、一体なんでしょうか?」と問いかけた。ひとりの若い修行僧が手を挙げて答える。「自分の時間表がどれだけ詰まっていようが、その気になれば、いつでもそれ以上のものを組み込めるということです」「いいえ」ラマ僧は首を横に振った。
 「大きな石は先に入れなければ、後から入れようと思っても入らなくなってしまいます。あなたたちの人生にとって大きな石とは何でしょうか?子供たち。あなたの愛する人たち。あなたの教養。あなたの夢。大義名分。他人の教育指導。好きなことをすること。自分のための時間。あなたの健康。あなたの大切な伴侶。自分自身と他人への敬意。そして、地球への思いやり。こうした”大きな石”を、まず最初に入れることを覚えておきなさい。
さもなければ、それらをいれることができなくなってしまうのですから。もしあなたが砂利や砂のように些細なことに汗するならば、あなたを悩ませる大した問題ではない、つまらないことに人生を費やしてしまうでしょう。そしてあなたは大きく、大切な事柄に向き合うべき本質の時間を持てなくなってしまいます。ですから今夜・・・いや、明朝にもこの話を思い出し、自分自身に問うてみて下さい。自分にとっての大きな石とは何でしょうか?そしてそれをあなたの壷に、最初に入れることです寓話のソース
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岡山大学医学部講義

2006-11-13 | 大学
年に一度だけの岡大医学部での講義。
運動機能学というテーマで一度だけ医学部6年生に講義を行った。
リハに係わる人や一般の方には信じられないかもしれないが、私の講義以外で医学生が運動のことなど教わる機会はない。
母校でもあるし、こういう機会はいくら謝礼が安くてもこちらから願ってでも買って出たいと思う。
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研究会二日目

2006-11-12 | 研究・講演
朝、宿泊したホテルから新潟駅へ歩いていく途中であられが降った。
新潟はもう冬のようである。
地元の人に聞くと、一般のイメージと違って、真冬でも市内に雪がどっさり積もることはあまりないのだという。
迎えのバスで大学へ向かい、研究会、企業の方と情報交換、講演と続いて、最後のセッションで座長を務めさせていただいた。
今回は意外にいろいろな人と知り合えて、楽しい研究会であった。
来年は鈴鹿である。
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第28回臨床歩行分析研究会定例会プレカンファレンス

2006-11-11 | 研究・講演
先週の新潟出張に引き続き今回も新潟である。
場所は前回と違って郊外の新潟医療福祉大学であった。
歩行分析で有名な江原先生が教授を務めている大学であり、今後は歩行分析のメッカになるのだろうと思う。
本日は運営委員会の後、プレカンファレンスが始まり、VICONとMAC-3Dの比較検討会が行われた。
VICONもバージョンアップしてNEXUSとなり、性能的にはまったく五分五分といった印象であった。
一昔前のことを考えると、リアルタイム計測がここまでできるとは夢のようである。
懇親会では乾杯の音頭をとらせていただき、いろいろな人とお話させていただいた。
何年も前にセミナーで一緒に苦労した先生ともお会いできて、なかなか楽しい一日であった。
また少し人の輪が広がったように感じた。
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科研費申請

2006-11-07 | 大学
先週仕上げて提出していた科研費の申請書だが、不備が見つかり差し戻された。
今日は本来の締切を過ぎているので、朝一番から修正をして、さらにK先生の分担分の申請書を2件書き上げた。
今日初めて気づいたのだが、今年から基盤B以上の申請はすべて電子申請になっていた。
勝手が違い、だいぶ時間が取られた。
ワードの文書をWeb上でPDF変換すると図のフォントが文字化けしたりして、結局はじめにPC上でPDFに変換してからWeb上で表紙と一緒に処理するとうまくいった。
夢中でやっていたら11時から入っていた重要な会議を忘れてしまい、学長秘書さんから呼び出しの電話がかかってきた。
毎年毎年この時期は本当に忙しい。科研の申請は毎年変化するのでよけい混乱する。
それでもこれで当面の山は越したと言えそうだ。
鬱病にもならずによくここまでやってこられたと自分でも感心する。
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国保ヘルスアップ事業

2006-11-06 | 研究・講演
本学の学外連携室からの依頼で、岡山スポーツ会館(OSK)が市町村から事業委託を受けている「国保ヘルスアップ事業」で講演を行った。
夜7時から、玉野市の西北地域市民センターで行われた。
OSKの方に、事業の詳細など聞きたかったのもあって6時くらいに会場に行くと、真っ暗で誰も来ていない。
ひょっとして場所を間違えたかと思い看板などを見てみたが間違いではなさそうである。
しばらくすると担当者の方が現れ、この会場は地域の自主管理で使うときだけ開けるのだという。
会場の準備を手伝いながらいろいろお話を聞いているうちに参加者が集まり、定刻の7時にPCで講演を行ったが、聴衆は6名だけであった。
これまでの人生で最も聴衆の少ない講演だったと思う。
それでもくだけた雰囲気で和やかに聞いていただけたと思う。
国保ヘルスアップ事業は、国民健康保険が全額事業費を出して行っている事業なのだそうだが、生活習慣病を予防して医療費を減らす工夫としては良い試みだと思う。
しかし参加者がこんなに少なくてはあまり効果は望めないかもしれない。
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臨床バイオメカ学会で発表

2006-11-04 | 研究・講演
午後すぐにGuoan Liの招待講演があった。
久しぶりに聞くLiの講演だがさすがにハーバードで教授になろうかというだけあって、すばらしいものだった。

大会も最後のセッションになって下記の発表を行った。
最後だというのにLiをはじめ知り合いの先生が何人も聞きに来てくれてありがたかった。

大腿直筋におけるCKCサイレント現象

(概要)大腿四頭筋はOKCにおいては一体として活動するが、CKCの状況下では単関節筋である広筋群と二関節筋である大腿直筋は全く異なった活動様式を示す。すなわち、CKCにおいては広筋群が活発に活動する一方で大腿直筋の活動は著明に抑制される。ところが従来の表面筋電図では大腿直筋が抑制されても広筋群のクロストークが混入して正確な計測ができなかった。そこで、表面筋電図と併用してファインワイヤー電極による針筋電図計測を行った。
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第33回日本臨床バイオメカニクス学会

2006-11-03 | 研究・講演
午前中の臨スポに引き続いて臨床バイオメカ学会が同じ会場で開催された。
主催の新潟大学の坂本先生と出くわしたのでLiのことを聞くと昨夜到着して今はホテルの部屋で寝ているという。
お昼を食べる約束をしているので一緒にどうですかと誘われた。
隣接するホテル日航のロビーで数年ぶりにLiに再会した。
坂本先生達とも一緒にホテルのレストランで歓談しながら昼食を取った。
Liは偉くなったが何も変わっていない。
以前と同じで冗談ばかりいう。

学会終了後、今度は岡大の尾崎教授や阿部先生と新潟市内の寿司屋でおいしい魚と日本酒を楽しんだ。
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第17回日本臨床スポーツ医学会学術集会

2006-11-02 | 研究・講演
昨夜、新幹線を乗り継いで新潟へ来た。
朱鷺メッセという4~5年前にできたすばらしいコンベンションセンターが会場である。
来週、リウマチ関節外科学会がここで開催され、さらに来年度の理学療法学術集会もここで開かれるのだとか。

午前中のセッションで下記の発表を行った。

「等運動性CKC評価訓練機による膝リハビリテーション」
(概要)前十字靭帯損傷などの膝関節に障害のある患者にとって安全なCKC訓練システムは足部出力を一定の範囲に保つことが基本となる。具体的には蹴る力の方向が股関節と膝関節の中間から足部に向かうのが理想である。この時、大腿四頭筋とハムストリングが共同収縮して膝関節は安定化する。このような条件を満たす等運動性CKC評価訓練機をサイクロイド曲線を利用して足部が緩やかな円弧を描く運動を行わせることによって実現し、その運動特性を検討した。

総会では本学の加藤茂幸講師が私と共著で書いた論文が学会奨励賞を受賞した。
本人は授業で遅れてくるので私が代わりに受賞した。

午後、ポスター会場で私の発表を聞いたある先生から声をかけられた。
福岡でスポーツ・栄養クリニックを開いている武田淳也先生である。
今回はピラティスの発表をされていたが、ピラティスで使用するリフォーマーというテーブルが私の訓練機に似ていると言うことで30分くらい話が盛り上がった。

夜は懇親会で盛り上がった。
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科研費申請書

2006-11-01 | 大学
今日も朝から科研費の申請書を書いて、昼には何とか形にできた。
ただ、分担でいつも手伝っているK先生の分は完成できなかった。
今から授業をしてすぐ、新潟に出発だ。
臨スポと臨床バイオメカ学会があるのだ。
できれば宿題は残したくなかったが、帰ってきてからK先生の分は仕上げることになる。
年末の中四リハ学会の抄録集もまだ完成しない。
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