河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

令和元年度(通算第50回)「教育学術充実協議会」

2019-11-26 | 大学
アルカディア市ヶ谷(私学会館)において私大協の令和元年度(通算第50回)「教育学術充実協議会」が開催され、日帰りで東京へ出張した。
今回の出張は最新の情報収集とともに最後の美作大学 学長 鵜﨑 実 先生の講演を聴くのが主たる目的である。
美作大学には昨日研究会で行ってきたばかりなので自然と身が入る。


(開催趣旨)
本協議会は、昭和55年度に設置して以来、大学教育と学術研究の質的充実に関わる共通課題 について継続して研究・協議を行って参りましたが、近年では高等教育のユニバーサル段階への 移行をはじめ、知識基盤社会の到来、グローバル化の進展、技術革新と産業構造の変化、地方創 生への貢献などの環境変化に対応した大学教育と学術研究の質の向上に関わる諸課題について 共同研究・協議を進めておりますことはご高承の通りと存じます。
本年度の協議会では、いま我が国の高等教育が大きな転換期を迎えているとの認識に立ち、メ インテーマを「続・高等教育の将来像を考える」とし、昨年11月の中央教育審議会答申で示さ れたグランドデザインの検証を踏まえた高等教育政策の在り方や、地域・地方私立大学の振興等 の視点から、今後の我が国における高等教育の将来像と私立大学における教育研究と経営の在 り方について研究・協議を行うことと致しました。

【協議テーマ】続・高等教育の将来像を考える

I.開 会・・・日本私立大学協会常務理事・事務局長 小 出 秀 文

II.挨 拶・・・教育学術充実研究委員会担当理事 日本歯科大学元理事長・学長 中原 爽

III.高等教育政策の諸動向について
講 師:文部科学省(高等教育局長 伯 井 美 徳 氏:国会のため欠席)
        代理:森あきのり審議官

IV.研究協議「続・高等教育の将来像を考える」
1)検証「グランドデザイン答申」
講師:梅光学院大学理事長 本間政雄 氏

2)地域・地方振興と私立大学
講 師:美 作 大 学 学 長 鵜 﨑 実 氏
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おかやま生体信号研究会 第 33 回例会

2019-11-25 | 研究・講演
おかやま生体信号研究会 第 33 回例会が美作大学で行われ、参加した。




プログラム:
13:30~13:40 開会挨拶

13:40~14:20 「ラピッドプロトタイピングを利用した軽量・安価な流体駆動ハンド」
津山工業高等専門学校 総合理工学科機械システム系 講師 西川 弘太郎 氏
[講演概要]
近年普及しているラピッドプロトタイピングの 3D プリンタを利用して軽量・低コスト化を図ったロボ ットハンドを紹介する。このハンドは、電動アクチュエータではなく空気圧アクチュエータによる流体 駆動方式を採用することにより対象物の柔軟な把持を実現する。

14:20~15:10 「人工知能を搭載した乳幼児体験ロボットでの授業展開」
美作大学 生活科学部 児童学科 准教授 薮田 弘美 氏
日本ライトサービス株式会社 医学教育機器事業部 課長 吉井 淳 氏
[講演概要]
人工知能を搭載した乳幼児ロボット(リアルケアベビー)を用いた実践的な保育教育が進められ ている。リアルケアベビーは、ミルク・おむつ交換などを求めて実際の乳児と同じように泣きだす。 本講演では、デモンストレーションを交えて本ロボットを体験する。

15:20~16:00 「介護ロボットの実用化に向けて」
美作大学 地域生活科学研究所 所長・特任教授 則次 俊郎 氏
[講演概要]
介護現場の労働改善が求められ介護ロボットの実用化が期待されている。本講演では、介護 ロボットの現状について述べた後、本学を拠点とする「介護ロボット研究会」の活動を紹介すると ともに、空気圧ゴム人工筋を用いたパワーアシストロボットの一例を示す。

16:00~16:50
「Never Give up ! 故郷の大切さと共に」
サムテック・イノベーションズ株式会社 代表取締役 髙本 智茂仙 氏
[講演概要]
会社設立を通して経験した人との出会いや起業精神の大切さについて述べるとともに、自社の 主な製品を紹介する。これらを通して、自分の夢や創造の具現化、宣伝活動、夢を持つ心、仲間 づくり、自分の活動の源に対する確信、あきらめない心などの大切さについて話す。

16:50~17:00 閉会挨拶
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サフランのめしべ

2019-11-24 | Private
今年は忙しくて掘り出して保存しておいたサフランの球根をプランターに植え込むのが遅くなってしまった。
あまり遅いと花が咲かないとネットで読んだので心配していたのだが、杞憂に終わった。
昨年よりもたくさん花が咲き、今の時点でこれだけめしべが収穫できた。

昨年まで、一つの花で3本取れるのでおしべだと勘違いしていたが、採取するのはめしべであった。
花を開くようにすると、3本のめしべは根元では1本にまとまっている。



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22期生卒論発表会終了

2019-11-21 | 大学
22期生の卒論発表会が無事終了した。

これで、あとは卒試に合格すれば無事卒業である。

終了後、ゼミ生と記念撮影を行った。


















コメント (3)
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通信制大学院スクーリング

2019-11-17 | 保健科学研究科
通信制大学院保健科学研究科のスクーリングが金曜日から行われており、最終日の今日は2年生の研究発表会が行われた。

その後、午後には卒論締め切りが迫っている学部4年生のゼミ生が大学に出てきて、最後の詰めの指導を行なった。

今週も日曜日が仕事で潰れ、また明日から通常の勤務が始まる。
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第380回岡山県臨床整形外科医会研修会

2019-11-16 | 研究・講演
夜、岡山プラザホテルで研修会があり参加してきた。

100歳時代を意識した人工膝関節置換術と骨粗鬆症治療に対するPTH製剤の重要性
~高齢患者の長期成績向上のために我々ができること~
なにわ生野病院人工関節センター長
岡島 良明 先生

岡島先生はまだ40代にもかかわらず、人工ひざ関節の手術数は4000件にもなるそうだ。

一緒に参加した川崎医大スポーツ整形の阿部先生とは古い知り合いらしい。

大阪出身のドクターはパワフルだ。
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今年も咲いた、実った

2019-11-16 | Private
咲いたのはサフランの花





実ったのはフェイジョアの実



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Engage エンゲージとは

2019-11-14 | 保健科学研究科
毎週木曜日の午後には大学院生を対象に保健科学特論Ⅱの講義をしている。
講義と言っても、院生に研究テーマに関連する主要な英語論文の解説をさせて抄読会を行っているのである。
アメリカに留学中も、こういった抄読会が毎週行われていて、Journal Clubと称していた。
難解な英語論文は読むだけでも大変なのに、それを意見も含めて英語で説明するのはとても大変だった。
今となっては良い思い出である。

さて、今日の論文は以下の論文であった。

Co-constructing engagement in stroke rehabilitation:
a qualitative study exploring how practitioner engagement can influence patient engagement.

この中でキーワードとなるのはengagementという言葉である。

辞書では
(自動詞)
1.約束する、請け合う、保証する
2.従事する、携わる、乗り出す、参加する、関心をもつ、かかわる、交戦する
3.(歯車などが)掛かる、かみ合う、はいる、連動する
(他動詞)
1. 契約(約束)で束縛する、保証する、婚約させる、雇う、予約する
2. 従事させる、交戦する、(会話などに)引き込む、注意をひく、魅了する
というような意味が上がっている。

医療の分野では少しニュアンスが違う。

本日の大学院生によると医学分野でのこの意味は
・感情的な関わり合いや共同作業
・自発的に活動すること、努力的にセラピーに参加すること
・治療提供者と協力すること
なのだそうだ。


私にはもう一つ思い出すことがある。

大好きなSFの「スタートレック:ザ・ネクスト・ジェネレーション」)のピカード艦長のセリフだ。

USSエンタープライズをワープ航法に切り替えて発進する時に、ピカード艦長が全士官に出す命令が「エンゲージ」なのである。

意識を最大限に集中して主体的にその場に向けよという意味で使われているのである。

リハビリの効果を最大限に上げるには、受け身で参加するだけではなく、意識を最大限に集中して主体的にその場に向けることが必要と言うことか。
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第46回日本臨床バイオメカニクス学会

2019-11-01 | 研究・講演
第46回日本臨床バイオメカニクス学会が久留米市の久留米シティプラザで行われており、初日のセミナーの座長を務めさせていただいた。
会長の志波 直人教授は留学先のボスが共通であり、昔からよく知っている。

今回セミナーで講演されたのは志波先生のところで准教授をされている松瀬 博夫先生である。

取り上げたのはBalanceTutorという新しい訓練器であり、価格が1千万円以上するものである。
従来なかった摂動トレーニングができる機器であるが、あまりに高価であるためレンタルもできるのだそうだ。




「 新しいトレッドミルシステムを用いた
摂動トレーニングによるバランス機能改善効果」

日 時 : 11月1日(金) 18:00 - 18:30
会 場 : 展示会場1(2階 展示室1)
座 長 : 河村 顕治(吉備国際大学 保健医療福祉学部)
演 者 : 松瀬 博夫(久留米大学整形外科学講座 )
共 催 : (株)エスケーエレクトロニクス




BalanceTutor




会長の志波 直人教授

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