河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

懐かしきボルチモア

2024-03-27 | 旅行記
今朝のNHKニュースを見ていたら米メリーランド州ボルチモアの橋が崩落したというニュースが流れていた。

ネットで詳しく調べたところ、日本時間26日の午後2時半頃、ボルチモア港にかかる「フランシス・スコット・キー橋」の支柱にシンガポール船籍のコンテナ船が衝突して橋は崩壊したとのことであった。

映像もあった。

私は1994年4月から1995年3月までボルチモアに住んでいたので、「フランシス・スコット・キー橋」も何度か渡ったことがある。

初めて渡ったときにはアメリカにもこんな大きな橋があるんだと驚いたのを覚えている。

それまでは瀬戸大橋がもっとも大きな橋だと思っていたのだった。



「フランシス・スコット・キー橋」は、1日当たり約3万5000人が利用。

米国の国歌「星条旗」を作詞した人物にちなんで名付けられたこの橋は建設に5年を要し、1977年に完成。

ある見積もりによると、建設費は約1億4100万ドルだったが、再建には「数十億ドル」かかる可能性が高いとのことである。




ボルチモアの「フランシス・スコット・キー橋」の外側にはさらに大きな「チェサピーク・ベイ・ブリッジ」がかかっており、壮観である。

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1ドル140円の円安

2022-09-02 | 旅行記
世界中が金融引き締めに動く中、日本だけが金融緩和を継続し、ついに円の価値は1ドル140円の円安になった。

これはアメリカがドル高を是正しようとして動いた1985年のプラザ合意前の水準だそうだ。

私は1994年にアメリカに留学し、この頃はちょうど一番の円高の時期であった。
アメリカ滞在中使っていた車2台をどうするか悩んだことが懐かしい。

あまりの円高も困るが、円安も困る。

最近グアムに旅行したという方から話を聴いたが、物価が高すぎてとても驚いたとのことだった。

現在は円安だけでなく、アメリカでは激しいインフレが起こっているのでアメリカへ行った日本人は物価の高さに腰を抜かすことになる。

私もコロナが落ち着いたら国際学会へ行きたいが、今の為替では躊躇せざるを得ない。
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日本遺産「『ジャパンレッド』発祥の地」吹屋ふるさと村

2021-08-24 | 旅行記
今年の夏はワクチン接種で終わることになりそうだ。

ワクチン接種の仕事がなくても、この状況では旅行には行けそうにない。

そこで、仕事の合間にショートトリップに行ってきた。

行き先は『ジャパンレッド』発祥の地~弁柄と銅の町・備中吹屋である。
観光客が今は誰もいなくて、ちょっとドライブに行くには最適だ。








旧吹屋小学校は保存修理中で、2022年再公開予定


笹畝(ささうね)坑道





映画「八つ墓村」のロケが行われた広兼邸
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マイナス10度

2016-11-29 | 旅行記
一昨日の遅くにモスクワから自宅に帰宅して、昨日は朝からフルに仕事をして、今日はもうすっかり平常の勤務に戻っている。

今日は、リアナ先生に英語でお礼のメールを出したが、すぐに返信があった。

来年夏には学生を連れて岡山に来られるとのことなので、その時には今回のお返しをするつもりである。


iPhoneに入れたアプリでAccuWeatherというのがあるのだが、これを使うと世界中の現在の天候が分かる。

モスクワは今週は寒くなると聞いていたのでAccuWeatherで確認してみると、現在の気温はマイナス10度で天候はにわか雪とのことである。

今回のモスクワ訪問では、ぎりぎり天候には恵まれた。

マイナス10度ではちょっとやっていけなかったと思う。

リアナ先生に聞いたところでは、モスクワの市民は寒さを楽しむのだそうだ。

寒ければ寒いなりに対策をして、その刺激を楽しむという。

知人でアメリカのサンディエゴに移住したロシア人は、年中暖かすぎて逆に体調を崩しているのだとか。

寒さも刺激として楽しむという姿勢はなかなか面白い。
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無事帰国しました

2016-11-27 | 旅行記
関係者の皆様方には、大変ご心配をかけましたが、今回のモスクワ出張は滞りなく完遂することができました。

内容はこれまでブログに記載した通りですが、得ることの多い出張でした。

アカデミックな仕事をしていても、なかなかロシアとは接点がなく、今回の出張も不安でいっぱいでしたが、モスクワは素晴らしいところでした。

食わず嫌いで人生を狭めるのではなく、どんなところでもまずは行ってみるべきと言うことを感じました。

何事も知らないよりは知っていた方が選択肢は広がります。

これからはロシアとの共同研究の可能性なども模索していきたいと思います。

これを持って、今回のモスクア出張のご報告とさせて頂きます。

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仁川国際空港にて

2016-11-27 | 旅行記
モスクワを飛び立って、うとうとと寝ていたらすぐに仁川国際空港に着いた。
今回も2列並びのシートで隣は乗客がおらず、2席分を使えて快適だった。
冬のモスクワ旅行はこういったメリットもあるのだと言うことに気付かされた。

今回のモスクワ出張を振り返って、なにひとつトラブルもなく(実は1つトラブルがあったのだが、ちょっと書けない)、有意義な出張になったと思う。

おそらく、今回の出張がなければロシアには生涯一度も行くことがなかったと思うし、ずっとソ連のイメージでロシアを見続けていたと思う。

モスクワの市民は意外に開けており、自由に生活を楽しんでいるように見えた。

リアナ先生とタクシーに乗ったとき、運転手とリアナさんがマシンガントークを始め、何を言っているのか全く分からず取り残されていたのだが、後で聞くと運転手が新しいモスクワ市長のことを盛んに批判していたのだという。

どういうことかというと、プーチン大統領が最近シベリアから新しい市長をモスクワへ連れてきたのだが、新市長は新しく自分の方針でいろいろなことを始めた。
その1つが道路の改修工事で、以前は部分的に順番に工事をしていたのが、モスクワ中で一斉に改修工事を始めたのだそうだ。
そうすると、車が多すぎてただでさえ渋滞するモスクワが、工事中は道路を閉鎖するものだから全く機能しなくなってしまったのだとか。
タクシーの運転手はこの新しい市長の状況判断の甘さを盛んに批判していたのだという。

短い滞在の中でも、こと政治に関してはいろいろ問題がああることは分かった。

しかし、少なくともモスクワに関しては高級車があふれ、ブランドショップが到る所にあり、巨大なショッピングモールがあり、豊かな生活を楽しんでいるように見えた。

今回の出張目的であった研究所にしても、日本であれだけの設備を持つ研究所で、しかも診療も行っているというところは見たことがない。

考えてみればロシアは日本海をはさんだ隣国だし、もっともっとお互いに交流すべきと思った。

安倍首相とプーチン大統領の会談が良い結果を生むことを希望している。
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雪のシティ

2016-11-26 | 旅行記
今回、モスクワのホテルから空港へはリアナ先生の息子さんに車で送って頂いた。
モスクワに来るまで全く予想していなかったのだが、今回はリアナ先生ご一家に何から何までお世話になった。

リアナ先生の息子さんのイワンさんは、初めてお会いしたがなかなかのイケメンで、日本語も完璧である。
なぜかというと子どもの頃に一家で岡山で過ごしているからである。
当時の自宅は岡大の敷地内にある官舎で、小学校は津島小学校、中学は京山中学へ通ったのだとか。
その後も、時々日本へ行って日本語を忘れないように努力しているそうだ。

さすがに若いので、リアナ先生よりも最近のモスクワの動向に詳しい。
わざわざ寄り道をして、新しいモスクワの姿を見せてくれた。

クレムリン近くのアホートヌイ・リャト地下ショッピングモールにびっくりしたという話をしたら、意外に、あそこは人気がなくて誰も行かないんですよとのことだった。
実際イワンさんはすぐ近くに住んでいるのにこの数年間は一度もアホートヌイ・リャト地下ショッピングモールへ行ったことがないのだそうだ。
その代わりに、郊外にできている新しいショッピングモールへ出かけるとのことだった。
実際に車からそうしたショッピングモールが見えたが、実に広大で、家族で出かけて1日過ごしても飽きないのだそうだ。

一番驚いたのは、シティである。
ロンドンのシティに習ってモスクワが現在建築中の金融の中心街である。
今回はモスクワ中心部の古い街並みだけを見ていたので、こんな最新の高層ビル街が建設されていることは全く知らなかった。

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雪のクレムリン

2016-11-26 | 旅行記
シェレメチェヴォ国際空港にチェックインして飛行機の搭乗待ちをしながらこれを書いている。

今回のモスクワ出張は天候には恵まれたのだが、最終日は雪になった。
ただ、気温は暖かく降った雪はすぐ溶ける程度である。

朝一番で荷物だけ預けてホテルをチェックアウトして、クレムリンに向かった。
できることなら一目クレムリンの中を見ておきたい。

チケット売り場に向かってクレムリンの外壁沿いの公園を歩いていると若い警備兵が立っていた。



さらに歩いて行くと警備兵の行進に出会った。



チケット売り場は分かりにくく、事前に確認していたのだが、クレムリンのすぐ前にある派手な建物である。
中に入ってもいろいろな売り場があり、どこに並んだら良いのかよく分からない。
事前申し込みをしてチケットを受け取る窓口もあり、少し迷ってこのあたりだろうと見当をつけて並んだ。
チケットの売り出し開始は9時30分で30分ほど並んだ。



苦労して手に入れたチケット。



内部に入るとこんな感じである。
待つ間に雪に凍えて、入ったと思ったら、すぐにぐるりと歩いて外に出てしまった。





外に出て、外壁沿いの公園を歩いた。
雪のクレムリンも趣があってなかなかいい感じだ。
これでボルシチも食べてクレムリンも見たし思い残すことはない。





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ボルシチとピロシキ

2016-11-25 | 旅行記
ミッションが完了し、ロシアに来てボルシチを食べずに帰ると笑われますよというリアナ先生に、評判のカフェに連れて行っていただいた。

これは代表的なボルシチだそうだ。ついてきたサワークリームをたっぷりかけて頂く。
とてもおいしかった。



リアナ先生曰く、ピロシキのないボルシチはあり得ない。
ご飯と味噌汁のような関係だろうか。
このピロシキは、ちょっと標準から外れていて、餃子のような形をしていた。
これもとてもおいしかった。


電飾で飾られたカイズネスキー通りを歩いてホテルに帰った。
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Institute of Neurology of Russian Academy of Medical Sciences 訪問

2016-11-25 | 旅行記
ついに今回のロシア訪問の目的である Institute of Neurology of Russian Academy of Medical Sciences を訪問した。

リアナ先生のアテンド付きである。

到着後、ミーティングルームに案内され、しばらく日本とロシアのニューロリハビリテーションの差異についてディスカッションを行った。
時間も限られているし、実際に施設を見学しながらディスカッションする方が良いと言うことで、施設のエクスカーションを行ってもらった。

以下に示すのは長い案内の中のほんの一コマの写真である。とにかく、最近話題になる装置は全部あった。


私がこの施設のホームページを見て驚いたLokomatであるが、実際に来て見ると1つの部屋の中に2台のLokomatが置いてあり、さらに驚いた。



一番面白かったのがこの装置で、天井に2台のプロジェクターと2台のカメラが固定してある。


実際に人が歩くと、その人の動きをカメラが捉えて、床に投影された仮想の子犬がその足元を追いかけていた。
実際に見ると非常にリアルで動きがかわいく、癒やされる。
他にもいろいろとプログラムがあり、浅瀬を歩くと足元からさざ波がわき起こるソフトとか、花がばらまかれるソフトとか無数のことができる。



これは経頭蓋磁気刺激装置。



次はBMI(Brain Machine Interface)であり、脳波を計測してそれをもとにロボットアームを動かしたりするシステムである。



最後にミーティングルームに集まって、見学後のディスカッションを行い、記念写真を撮影した。
仕事の邪魔をしたのにもかかわらず記念のプレゼントまで頂いてしまった。
左からAnton Klochkov先生、Elena Gnedovskaya先生、私、Natalya Suponeva先生。
このメンバーで、10月21日にテレビ会議を事前に行ったのである。
ロシア側の責任者は私の右に立っている長身で美人のElena Gnedovskaya先生である。
何とか名前を覚えようとしたがエレナは分かってもラストネームが読めない。
リアナ先生に聞くとグネドフスカヤと読むらしいが、ロシア人でも発音しにくい名前だそうだ。
これを機に、共同研究などできるとありがたいのだが、何か具体的にテーマがあれば可能であるというお返事をいただいた。
何とかミッションは果たせたように思う。
ちなみに私の足元が青いのは、この施設は病院と研究所を兼ねているため、訪問者の靴にカバーをかぶせるのがルールだからである。
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モスクワ3日目

2016-11-25 | 旅行記
3日目となりだいぶモスクワにも慣れてきた。

どうしても時差の関係で夜は早く眠たくなるし、朝は早く目覚めてしまう。

午前中にクレムリンへ行ってこようかと思ったが、昼には研究所へ向けてホテルを出なければいけないのでやめることにした。
目的は観光ではないのだから。

朝起きて外を見るとみぞれのような雪が降っていた。

朝食を食べて、ちょっとミネラルウォ—ターを調達しがてら、近くを散策してみた。


ホテルの前のカイズネスキー通りはきれいな石畳で、みぞれで湿っていた。



ホテルの右前にはカルチェのお店があり、クリスマスバージョンできれいにデコレートされている。
夜は電飾でもっときれいになる。



近くに見つけた小さな雑貨店で、ミネラルウォ—ターを買ってきた。
これまでコンビニのような店は見当たらなかった。
昨日は何も考えずに見慣れたevianを買ったら、あとで日本円で500円以上していることに気がついた。
今日は何だかわからないロシアのものを購入したら40ルーブルだった。70円くらいか。
ロシアはやっぱり輸入品が高いようだ。
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アホートヌイ・リャト地下ショッピングモール

2016-11-24 | 旅行記
リアナ先生とモスクワ大学を目指して歩いているとき、リアナ先生がクレムリンの前のマネージナヤ広場を指さしてあれが地下ショッピングモールの屋根と教えてくださった。
何のことかと思って見ると、丸いドームのようなものが見えた。

夜になって、一人で散策していると、その地下ショッピングモールの入口らしきものがあった。
興味を惹かれて入ってみると、そこは地下3階まである巨大なショッピングモールであった。

外から見えたドームのような屋根は、吹き抜けになっており、その地下3階は食事コーナーになっていた。

そして、地下3階にはユニクロも入っていた。

看板にキリル文字が書かれていることと、人々が寒そうな重装備の服装をしていることを除くと、ここがアメリカのショッピングモールだと言われてもそのまま信じてしまいそうである。

ソ連時代の面影はどこにもない。

リアナ先生が以下のようなことをおっしゃった。
昔のソ連時代にもいいことがあった。
あの頃は人々はものを大事にして、その寿命まで使い切った。
今は、季節毎に新しくものを購入するようになった。
常に新しいものを求めている。
精神面では昔の方が豊かだったような気がする。
















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グム百貨店

2016-11-24 | 旅行記
クレムリンと赤の広場に面してグム百貨店があるが、夜になるときれいにライティングされている。

百貨店の中にもクリスマスツリーの飾り付けがあったりしてとてもきれいである。

11月のこの時期は、寒くてロシア観光には不向きなシーズンとされているが、このデコレーションを見ると意外とこの時期は観光には適しているのではないかと思う。
キリスト教圏のクリスマスシーズンは本当にきれいである。











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クレムリン散策

2016-11-24 | 旅行記
リアナ先生と別れて、一人でクレムリン周辺を散策した。
今日はクレムリンは閉鎖されており、中に入ることはできない。
まだ午後5時前後なのに既に暗くなっている。
しかしそのおかげでライティングがすごくきれいである。











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モスクワ大学訪問

2016-11-24 | 旅行記
日本で今回のモスクワ旅行の準備をしているとき、時間があればモスクワ大学へ行ってみたいと思った。
日本で言えば東京大学である。
しかし、市の中心部からは少し離れているし、第一本館には許可がなくては入れないとガイドブックに書いてあるので、はなから訪問は諦めていた。

ところが、リアナ先生はモスクワ大学の教授なのであった。
実は、私は今回モスクワに来る前にはリアナ先生のことは全く理解できていなかった。
理事長が提携したロシアの先生だと言うことは当然知っていたし、リアナ先生が日本を訪問したときに、岡山駅近くの本学園が経営するクリニックで一度お会いしたことがあったが、全く記憶に残っていなかった。

ロシア日本教育センターを訪問した後に、リアナ先生がモスクワ大学に連れて行って下さるというので好意に甘えることにした。

ガイドブックによるとモスクワ大学はロシアにおける東京大学であり、モスクワ大学だけはコネでは入れないとのことである。
リアナ先生はグルジア出身だそうだが、モスクワ大学に学び現在は教授となっておられる。

こちらに来るまで全く知らなかったが、モスクワ大学はハイル・ロモノーソフという科学者が1755年に創設したそうで、リアナ先生の解説によると若い頃、学問に対する情熱が旺盛でシベリアからモスクワまで徒歩で出てきたのだとか。
モスクワ大学はもともとクレムリンの北側に創設されたが、1953年にスターリンが郊外の雀が丘に移転してしまった。
ところが、ジャーナリズム学部、心理学部、アジア・アフリカ諸国研究所などの一部の学部は今でもクレムリンの北側に残っているのである。
そして、リアナ先生の所属はアジア・アフリカ諸国研究所なのであった。
自分の研究室から毎日クレムリンが見えるなんてあり得ない世界である。

そういうわけで、ロシア日本教育センターから徒歩でモスクワ大学へ向かった。


リアナ先生と一緒なのでフリーパスで大学内に入ることができた。



これがモスクワ大学創設者のハイル・ロモノーソフの銅像。



教職員や学生が利用する学内のカフェテラスに案内された。
アメリカ風の新しいスタイルのカフェであった。
日本人観光客でここに来る人はまずいないだろうと思う。



私は昼食は既に済ましていたのでスープだけ頂いた。
アメリカ風なのでボルシチではなくてトマトスープ。



このカフェで、リアナ先生からいろいろなお話しをして頂いた。
明日の研究所訪問に絡めて、ロシアの医療制度などについても詳しく情報を頂いた。


普通の旅行では到底知ることができないいろいろなことを教わった。


しかし、こうした素晴らしい方と知り合う力を持つ加計理事長は、本当に強運の持ち主なのだと再確認した次第である。
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