河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

第39回日本義肢装具学会学術大会

2023-10-29 | 研究・講演
0月28日(土)、29日(日)の両日、岡山コンベンションセンター、岡山県医師会館を会場として第39回日本義肢装具学会学術大会が開催された。

会長は花山 耕三教授(川崎医科大学リハビリテーション医学)である。

私は昨日まで名古屋に出張していたので、29日(日)のみ参加した。

日本靴医学会共催の下記の講演が興味深かった。

共催シンポジウム 2
靴型装具・足底板作成時における留意点とデザイン決定へのプロセス

後足部疾患の装具治療 ―扁平足保存治療に対する一考察―
平野 貴章(平野整形外科医院)

外反母趾の装具治療
羽鳥 正仁(仙塩利府病院 病院長)

糖尿病足における靴型装具・足底板作成時における留意点
早稲田 明生(わせだ整形外科 院長)

医師のオーダーと患者側の要望の間で調和
宇野 秋人(東名ブレース株式会社)


共催特別講演 2
靴医学研究に使用する実験方法 ―靴がヒトに与える影響を検証するために―
阿部 薫
(新潟医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科)
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日本私立大学協会第159回総会

2023-10-27 | 大学
吉備国際大学が加入している日本私立大学協会の第159回総会が名古屋観光ホテルで行われた。

通常日本私立大学協会の総会は春と秋の年2回行われるのだが、新型コロナウイルスのため過去3年間はオンライン開催となり、今回の対面式総会は4年ぶりの開催だそうである。

私は学長になって初めての対面式総会参加であった。

これまで私大が置かれている状況についてはそれなりに勉強してきたので、議題になっている項目について分からないことはなかった。

来年の予定は以下の通り。

2024年3月25日(月)第160回総会@東京アルカディア市ヶ谷

2024年10月25日(金)第161回総会@東京品川プリンスホテル


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STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー

2023-10-23 | Private
週末にApple TV+で『STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー』を視聴した。

マイケル・J・フォックスがパーキンソン病になったというのは昔報道で知っていたが、彼の実際の生活は全く知らなかった。

病気を受け入れ、明るくたくましく生きる彼の姿に引き込まれた。
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大学コンソーシアム岡山 「第36回代表者会議」

2023-10-19 | 大学
大学コンソーシアム岡山 「第36回代表者会議」が岡山理科大学 A1号館 11階 大会議室で行われた。

A1号館 11階からの見晴らしは最高で、岡山市街が一望できる。

会議開始30分前に会場に到着したのだが、岡山大学の那須保友学長から声をかけられた。

それは外国人留学生に関する提案だった。

政府の教育未来創造会議は2023年4月、2033年までに、日本人留学生を新型コロナウイルスの流行前である年間22.2万人から50万人に、外国人留学生を年間31.8万人から40万人に増やすよう提案していた。

これに伴い、文科省からは国立大学に対して、外国人留学生をもっと増やし、さらに卒業後は地域の企業へ就職させるよう指示が来ているそうだ。

吉備国際大学にもたくさんの留学生が来ているので、協力してこの課題に取り組みませんかという提案であった。

本学も『国際化』の推進を教育の柱に据えているので、この提案は渡りに船である。


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定員割れ半数超 地方大の再編は慎重に

2023-10-17 | 大学
私立大の半数超が定員割れという事態を迎え、毎日新聞(10月16日)に「小原芳明・日本私立大学協会会長に聞く」という記事が掲載されていた。

私も日頃考えている内容であり、身につまされる話なので、抜粋を記録させていただく。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

毎日新聞10月16日
拡大志向の経営 大きな転換点
小原芳明・日本私立大学協会会長に聞く

私立大の半数超が定員割れ


定員割れ半数超 地方大の再編は慎重に
――文科省は、経営の厳しい私大の再編を促す方針です。特に地方や小規模の私大は定員割れが目立ちます。

◆自然淘汰に任せる形で、大学を減らすことには慎重であるべきです。
人口の少ない地方で大学がなくなることは、地域の子供が高等教育を受ける機会が奪われることと同じです。
また、地域に大学があれば、教員やその家族、大勢の学生が地域に住んで経済圏を作り、雇用を生むことにつながる効果もあります。


――「誰もが大学まで行って学ぶ必要はない」という考え方もあるようです。

◆必ずしもそうは思いません。
江戸時代から藩校や私塾、寺子屋があり、日本ほど平等な教育を施すことに熱心な国はないと思っています。
生まれで将来が決まったり、一部のエリートだけが教育を受ければよかったりする社会ではありません。
知的好奇心を持った子供に、平和的な教育を与えようとする考え方は、この国のDNAみたいなものです。
これからも絶やしてはならないと思います。

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転倒予防の重要性

2023-10-09 | 研究・講演
今回、転倒予防学会に参加したのは、現在科研費で行っている研究の目的の一つが転倒予防だからなのだが、参加してあらためて転倒予防の重要性を感じた。

厚生労働省「人口動態調査」(平成 26 年~令和2年)

(1) 65 歳以上の不慮の事故による死因のうち「転倒・転落・墜落」及び「交通事故」による死亡者数の推移
「交通事故」による死亡者数は減少傾向に対し、「転倒・転落・墜落」による死亡者数は近年横ばい。
令和2年では、高齢者の「転倒・転落・墜落」による死亡者数は「交通事故」 の約4倍。

(2) 65 歳以上の家庭における「転倒・転落・墜落」による死亡者数の推移
毎年ほぼ横ばいで推移。
「スリップ,つまづき及びよろめきによる同一平面上の転倒」と 「階段及びステップからの転落及びその上での転倒」を比較すると、80 歳以上のスリップ、つまずき及びよろめきによる同一平面上での転倒が顕著に多い。


厚生労働省「国民生活基礎調査」(令和元年)
・ 高齢者の介護が必要となった主な原因
高齢者の介護が必要となった原因として、「骨折・転倒」は、「認知症」、「脳血管疾患(脳 卒中)」、「高齢による衰弱」に次いで4番目に多い(13.0%)。


WHOファクトシート『転倒』

・ 転倒は不測のけがによる死亡原因として第二位となっています。
・ 毎年、世界で推定684,000人が転倒により死亡しており、その80%以上が低・中所得国で発生しています。
・ 致命的となる転倒が最も多いのは60歳以上です。
・ 医療を要するほど重度の転倒は、毎年3730万件に上ります。
・ 予防のための戦略は、教育、訓練、安全な環境の創出、転倒関連研究の優先順位付け、およびリスク低下の効果的な方針の確立に重点を置く必要があります。
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日本転倒予防学会第 10 回学術集会

2023-10-08 | 研究・講演
日本転倒予防学会第 10 回学術集会が京都テルサにて開催され、参加した。

会長講演
「健康な長寿を求めてー転倒予防研究に関する未来への期待」
金森 雅夫(羽衣国際大学人間生活学部 教授/立命館大学総合科学技術研究機構)

基調講演
「Foot Healthから考えるウェルビーイングと健康長寿」
伊坂 忠夫(学校法人立命館 副総長・立命館大学スポーツ健康科学部 教授)

特別講演
「リハビリテーション医療の新時代」
浅見 豊子(佐賀大学医学部附属病院 リハビリテーション科 診療教授)

「変形性膝関節症と転倒 -転倒予防のための最適な治療介入を考える-」
井上 敦夫(京都府立医科大学大学院 運動器機能再生外科学(整形外科)学内講師)

「フットケア・骨粗鬆症」
高山かおる(埼玉県済生会川口総合病院 皮膚科 主任部長)
岩本  潤(慶友整形外科病院 骨関節疾患センター センター長)




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令和5年度秋季入学宣誓式

2023-10-01 | 大学
本日、高梁キャンパスにおいて令和5年度秋季入学宣誓式が行われた。

秋入学の留学生を対象とした入学式である。

来賓に近藤高梁市長を迎え、対面で以前と同じように式典を行った。

ようやくポストコロナに向けて社会が動き出しており、以前のような活気ある大学に戻りつつあるようで喜ばしい。
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