河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

国家試験結果

2014-03-31 | 大学
担当者より今年の国家試験の結果が送られてきた。
ゼミの3名は無事合格でめでたしめでたしだが、全体では昨年よりも合格率は下がっており本学でも不合格者が多く出てしまった。

受験生の成績が低下したのか試験の難易度が上がったのかは不明だが、不合格者が出るのは憂鬱である。
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大学院オリエンテーション

2014-03-30 | 保健科学研究科
まだ新年度にはなっていないが、仕事を持つ大学院生への配慮で日曜日に大学院オリエンテーションが行われた。

午前中は通学制大学院生向けで、午後は通信制大学院生向けのオリエンテーションである。

通学制でも博士課程にはかなり遠くからも通ってきている学生がおり、きちんと全員にオリエンテーションを行うには休日に行うしかない。

今は例のNature論文のために大学院教育に向けられる社会の目にも厳しいものがあり、しっかりとした指導が求められている。

研究科長としての私の立場も年々厳しいものとなってきている。
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評議員会・理事会と春謳会2014

2014-03-28 | 大学
新しくできた岡山キャンパス(岡山市北区奥田西町5-5 外国語学部のキャンパス)で順正学園の評議員会・理事会と春謳会2014が行われた。
私は数年前から評議員になっており、最初から参加した。

春謳会では南あわじの地域創成農学部学部長の眞山先生が、いつもはテレビ会議でしか会えないので今日は直接話をしましょうと言うことで隣に座り、いろいろな話を聞かせて頂いた。

眞山先生は今年70歳になるそうだがとてもそんなお歳には見えない。
週末だけ京都の自宅に帰る以外は南あわじで単身で頑張っておられる。
新学部の立ち上げでとても忙しい生活をされているはずなのだが、毎日が楽しくて仕方がないとおっしゃる。
最近は研究にも取り組み始めて、基礎実験を少しずつやっておられるのだとか。

物事は受け止め方次第で苦痛に感じることも楽しく感じることもできる。

私もいろいろな役職をさせられていると考えるのはやめて、より難易度の高いゲームをやっていると考えれば毎日がもっと楽しくなるかもしれない。

自宅に帰ると、ちょうど春休み中の息子が、飽きもせずゲームを日がな一日やっている。
私から見るとよくもあんな面倒くさいことに夢中になれるものだとあきれるのだが、最新のゲームらしくてリアルなロサンジェルスの街中で自由自在にカーアクションを楽しんだり、シューティングゲームを楽しんだり何でもありなのだとか。

息子がゲームに夢中になるような気持ちで、毎日の仕事に夢中になれれば、生活はもっと楽しくなりそうだ。
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卒業式と謝恩会

2014-03-23 | 大学
アメリカから帰国して、まだ時差ぼけが取れないのだが、昨日は卒業式であった。
例によって私は研究科長なので、あの派手なガウンとキャップを被らされて壇上に上がらなくてはならなかった。

後で、ゼミ生から
『先生、ピンクの柄の入ったガウンを着てましたね。あの色は選べないんですか?』
と言われた。
私だって好きであんな格好をしているわけではない。

その後、たまったデスクワークをこなして、夕方からは岡山駅前のホテルグランビアで謝恩会。
今年は何と19階のスカイランジが会場で、超豪華な謝恩会だった。

特に、特別製作された学生生活の思い出を振り返るビデオの上映が最高で、とても素人の作品とは思えない出来だった。
あまりのできばえに、佐藤先生は是非ユーチューブにアップしたいと言い出したほどである。

大学教員も、補助金の管理や役職の仕事がなくて、学生と楽しくやっていれば良いだけであれば天国なんだが。

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ORS Welcome to New Orleans!

2014-03-21 | 研究・講演
Hyatt Regency New Orleansを会場として3月15日から18日までORS 2014 Annual Meetingが行われ、参加してきた。

抄録を見ると2029のポスター発表が行われている。

私が発表したのは通常の演題登録が締め切られたあとに募集が始まったLate Breaking Posterというもので、演題番号は2025であった。

通常のポスター発表は前半か後半のどちらか2日間のみ掲示して指定された時刻に質疑応答を行うのだが、Late Breaking Posterは4日間通して掲示して、毎日発表せよという指示であった。
それで、アメリカに14日夜到着して翌朝15日朝にポスターのセットアップを行い、18日の午後に撤去、19日帰途につくと言うことになった。

いろいろと個人的な事情もあり、ORSで発表するのは実に5年ぶりであった。

歳を取ると海外の国際学会で発表すると言っても受ける印象は国内の発表と変わることはなくなるが、それでも最先端の研究に触れるのは刺激になる。

これからの課題は発表した内容を一刻も早く論文にして投稿することである。


ニューオーリンズの印象

古い町並みが残るフレンチクォーターと違い、会場のHyatt Regency New Orleansのあるところは近代的なビルが立ち並ぶエリアである。


撮影禁止と知らずに自分のポスターを撮影してしまったのだが、こうしたポスターがワンフロアに1000枚も掲示されている。
ちょっと壮観であり、全部詳しく見て回るのは不可能に近い。
全米だけでなく、世界中からポスターが持ち込まれるのに、ほとんどが1枚もののきれいなポスターであり、結構みんな苦労して飛行機で持って来たんだろうなと感心した。
海外の発表者を観察していると細長いダンボールの箱に入れてポスターを持って来ている人が多かったので、宿泊するホテルへ郵送しているのかもしれない。
ポスターはORSの場合45インチ×45インチで、だいたい縦横112cmである。
日本の多くの学会発表用ポスターは横幅91cmなので、丸めて筒に入れるとORS用のポスターは相当長いものになる。
ちなみに今回、岡山から羽田へANAで飛ぶのに長さが規定の60cmの2倍あると言うことでポスターの機内持ち込みが許可されなかった。


学会場へ行くケーブルカーの停車駅で待っていると近寄ってきた地元のおじさんに
『oijfajsdfl;ajd;fja;oijfr;ranf サー?』
と、声をかけられた。
南部なまりの英語は聞き取りづらくて何を言っているのかよく分からなかったが、状況からしてどこへ行くのか声をかけてくれたものと思い、
『I will go to the Hyatt Regency hotel.』
と答えたら、
『それなら今来ているのではなくて、その次に来るのに乗るといいよ。』
と教えてくれた。
サザン・ホスピタリティーを感じた次第である。
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地(知)の拠点整備事業シンポジウム ~COC全国ネットワーク化事業~

2014-03-11 | 大学
イイノホール&カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町2-1-1飯野ビル で
地(知)の拠点整備事業シンポジウム ~COC全国ネットワーク化事業~
が行われ、大学を代表して参加してきた。

 全国のCOC取組内容を集約し、地域を志向する大学等が相互に情報を共有できる場を設置することを目的に全国シンポジウムが開催された。
 分科会Ⅰ【教育】に参加した。

 基調講演ではNPO法人ETIC代表理事 宮木治男氏がCOC事業におけるインターンシップの重要性を述べた。応用力と主体的な柔軟性が求められる時代に、丸暗記教育とカーナビ症候群にどう対応するかが問われている。

 途中、東北大震災の被災者に黙祷を捧げた。

 高知大学社会協働教育部門長 上田健作氏は高知大学では「キャンパスは地域、テキストは人」をスローガンとして地域協働学部を設置し、これまで10年間行ってきた地域協働教育の集大成をCOC事業として取り組んでいるという講演をされた。この中では6ヶ月間のインターンシップも含まれており、高知県内に7カ所の拠点を作り教員を配置して地域の課題に取り組むとのことであった。1年生に行う課題探求セミナーは全教員必須とのことである。

 金沢工業大学環境・建築学部准教授 宮下智裕氏はコトづくりプラットフォーム、RDAプロジェクトについて報告された。学生が住むアパートが老朽化して建て替えの時期を迎えていることから、アパートのリノベーションに学生が関わり、施工、完成まで学生が大家の資金でアパートづくりに参加している。現在では地域からの申し出が多すぎて断らざるを得ない状況で、将来的には学内ベンチャーでの起業も考えている。
 全教員に地域志向の研究プロジェクトを募集して、審査の上研究費を配分した。教員は申請段階で地域志向の内容をシラバスに記載することにしていて、それも研究費配分の評価の対象となる仕組みである。5年後には地域志向のシラバスを40%に持っていく計画である

 佐賀大学全学教育機構 五十嵐 勉氏は佐賀大学の現状を報告されたが、多くの学生が福岡から佐賀に通っており、地域志向に対する学生のアイデンティティーが問題とした。全学的に地域志向の教養教育改革を全学教育機構で行うこととしているが、それ以外に各学部で1つづつ(大学から起業への)インターフェイス領域の教育改革を実施してもらうこととしているとのことであった。 
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大学院入試と吉備国際大学岡山キャンパス竣工記念行事

2014-03-09 | 大学
今年最後の大学院入試が高梁であり、終了後直ちに吉備国際大学岡山キャンパス竣工記念行事に参加するため岡山へ戻ってきた。

新しく作られた吉備国際大学岡山キャンパスの所在地は岡山市北区奥田西町5の5であり、私の自宅に比較的近い位置にある。

これからは通信制大学院のスクーリングなどで岡山キャンパスに通うことも増えてくると思われる。
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第18回岡山リサーチパーク研究・展示発表会

2014-03-04 | 研究・講演
テクノサポート岡山(岡山市北区芳賀5301)で第18回岡山リサーチパーク研究・展示発表会が行われ、加納教授と共に発表を行った。
今年度からは私は岡山リサーチパーク研究・展示発表会実行委員会の委員になっており、補助金業務と重なりきつい発表となった。
しかし、加納先生の研究発表については新たな提携企業が見つかりそうで、無駄ではなかった。

目的  岡山リサーチパークに関係する企業・機関の研究開発成果を発表すると共に、その成果を県内に広めるための交流・相談の場を提供する。
また、各企業・機関がその成果を積極的に事業化に向け産学官連携して推進することにより、岡山県内産業の振興に寄与することを目的とする。


高齢者に対する筋電気刺激併用周期的水平揺動刺激によるトレーニング
吉備国際大学保健医療福祉学部 河村 顕治,加納 良男(保健福祉研究所)
オージー技研株式会社


健康寿命を延伸させる新たな遺伝子の発見
吉備国際大学保健医療福祉学部 加納 良男,河村 顕治(保健福祉研究所)


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昨年の文科省「地(知)の拠点整備事業」説明会

2014-03-01 | 大学
昨年の文科省「地(知)の拠点整備事業」説明会がちょうど1年前の3月1日に東京で行われた。

学長からの指示で大学を代表してこの説明会に出たのが苦労の始まりだった。

その後、申請書の準備、ヒアリングなどの数々のハードルをクリアして難関を突破したのだが、いざ補助金をもらってからの方が苦労は大きかった。

現在は来年度の予算申請の準備を行っており、締切が3月7日である。

苦労は果てしなく続く。
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