河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

吉備国際大学附属研究所合同シンポジウム

2010-10-30 | 大学
吉備国際大学開学20周年記念事業の一環として吉備国際大学附属研究所合同シンポジウムが行われた。

記念講演
13:40~14:10 「学園文化都市“高梁”」近藤市長
14:10~14:50 「学園文化都市における教育と研究-知識と知恵の競演」和田昭允先生

吉備国際大学附属研究所紹介
14:50~15:00 「保健福祉研究所」          所長    加納 良男
15:00~15:10 「臨床心理相談研究所」        所長    高山 巌
15:10~15:20 「文化財総合研究センター」      センター長 下山 進
15:20~15:30 「国際社会学研究所」         所長    末吉 秀二

講演はどれもおもしろく興味深かった。
和田昭允先生は本学の理事であるが、ものすごい経歴の持ち主である。
http://ja.wikipedia.org/wiki/和田昭允
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科研費再々申請

2010-10-28 | 大学
事務担当者に確認していただいたところ細かなミスがあり、夕方慌てて修正して再々申請を行った。

その後ゼミで4年生の卒論発表用の抄録を完成させた。
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会議と来客対応と科研費の再提出

2010-10-27 | 大学
本日は水曜日で午前中は会議で全部つぶれた。
午後講義の後、フィリピンより元閣僚経験者ご夫妻が本学に来られて、研究所の見学を希望されたため対応させて頂いた。
奥様は麻酔科のドクターだとのことで、分子生物学や医療全般にも良く通じておられた。
どのような経緯でわざわざ高梁まで来られたのか全く不明であるが、最近は賓客が多い。

昨夜より、科研費申請書に修正を加えてほぼ最終バージョンを完成させた。
とりあえずこれからweb上で再提出を行う。

4年生のゼミ生が最終的なまとめの指導を求めてきているが、今日は科研費を仕上げてしまうことにして明日、ゼミの指導を行うことにした。
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大韓民国 烏山(オサン)大学との調印式

2010-10-26 | 大学
大韓民国 烏山(オサン)大学、慶南アニメーション高校との合同調印式が国際交流会館で行われ、研究科長として出席した。
式の間日本語での進行に続いて毎回韓国語での翻訳が行われたのだが、日本語と韓国語を交互に聴いていると両者の類似性がよく分かる。
文法やイントネーションがよく似ているのだろう。

式の後、希望する韓国の来賓に実験実習室の動作解析システムを紹介した。
慶南アニメーション高校のKim, Sang Don先生がこのシステムに非常に興味を示された。
もちろんアニメーション製作に3次元動作解析が生かせるからである。
名刺交換をして握手をされた。


最近、こうした公式行事への出席が多い。
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第270回岡山県臨床整形外科医会研修会

2010-10-23 | 研究・講演
夜、第270回岡山県臨床整形外科医会研修会があり、参加してきた。

特別講演
『運動器の痛みの治療 -その意義と今後の動向ー』
大阪南医療センター 院長 米延策雄 先生

講演メモ

痛みを訴える患者の数は膨大→医療費も莫大な額
さらに痛みのために失われる労働損失も莫大
世界中で痛みに対する対策が求められている。

アメリカ議会は新世紀の始まる2001年からの10年間を
“the Decade of Pain Control and Research”
“痛みの10年”
とすることを採択し、この宣言に当時の大統領クリントン氏が署名

Brain decade 1990-2000
デカルト 人間論

痛みを可視化する方法
①痛みによる伝達物質を免疫組織科学で可視化
②Functional MRI

疼痛の分類
侵害受容性疼痛
神経障害性疼痛
心因性疼痛

プレガバリン(リリカ)
副作用としてふらつき

「痛み」は死そのものより恐ろしい暴君である
We must all die. But that I can save him from days of torture, that is what I feel as my great and ever new privilege.
Pain is a more terrible load of mankind than even death itself.
シュバイツァー博士の言葉


専門医制度
診断とは視認すること
VAS
Face scale
Pain catastrophyzing scale

Fifth Vital Sign
“痛みの10年”が始まった2001年にアメリカの医療施設評価合同委員会(JCAHO)は、体温、血圧、心拍、呼吸数と同様に「痛み」をvital signと位置づけて、全ての患者で「痛み」を評価することが義務づけられた。

整形外科の外科という名称が痛みを扱う時に問題視される
外科に分類されると多くの痛みを持つ患者に対応できない

脳神経外科も実態は脳卒中科であり内科的治療が主であるのに外科に分類され似たような状況にある

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インターナショナルフェスティバル

2010-10-23 | 大学
吉備国際大学開学20周年記念事業の一環として第2回加計グループ・インターナショナル・フェスティバルが短期大学部第1体育館で行われた。


壇上で行われているのは留学生によるネパールダンス

本日はたまった仕事を片付けるためもあって、朝から大学に電車で出校した。
高梁駅で理学の2年生に出会ったが、今日がインターナショナル・フェスティバルだとは知らないという。
倉敷にみんなで映画を見に行くのだと言っていた。

インターナショナル・フェスティバルも覗いてカンボジアのカレーや韓国のトッポギなどを屋台で頂いたが、今日中に来週末に行われる附属4研究所合同シンポジウムで加納研究所長が発表するためのスライドを作って加納先生に渡さなくてはならない。
加納先生は人前で話をするのが苦手で、これから1週間かけて発表用原稿を作るのだとか。
適当にスライドに合わせて話せば大丈夫だと思うのだが、そんなことはできないとおっしゃる。
仕方がないので10分間の発表に使えるスライドを作って、プリントして加納先生に渡した。

これから1ヶ月の間、週末は毎週何らかの記念事業が行われる。
その合間に学会やその他の行事も入ってくるので本当に大変だ。
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第2回高梁市老人クラブ健康教室

2010-10-21 | 保健福祉研究所
本学卒業生で保健福祉研究所準研究員でもある船江順子さんを講師に招いて第2回高梁市老人クラブ健康教室が開催された。
今回は研究所の備品を活用してピラティスの指導を行った。



マットを30枚敷き詰めるといつもの研究所とは趣が少し違って見える。



参加者の皆さん、汗だくになりながら一所懸命エクササイズを行っています。



最後には船江さんに模範演技を行ってもらいました。
なかなかフォームが美しい。
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科研費申請(学内締切)

2010-10-19 | 大学
明日が科研費申請の学内締切なので、とりあえず自分の申請書だけでもアップすることにした。
きちんとWordで作った書類をいったんPDFに変換して、昨年の申請のことを思い出しつつステップバイステップで作業を続けた。
最後にPDFファイルを選択してアップ。
これで完了と思いきやエラーが出る。
確認すると昨年同様3MBの制限に引っかかっている。
Word文書は2MB以下なのに、なぜかPDFに変換したファイルは3.5MBになっているではないか。

気を取り直して今度はWord文書を指定してアップしてみた。
今度はうまく行った。
ところが生成されたPDFファイルを確認すると、書式が崩れて何カ所か文字が枠をはみ出している。

げっそりしながら貼り付けた画像の解像度を落として再度Word文書からPDFに書き出すと今度は3MBより小さなファイルになっていたのでもう一度アップ作業を繰り返した。

これでやっと作業完了である。


明日は共同研究者のK先生の申請書を2つアップしなければならない。
この申請書は実はまだ完成していない。
K先生は学内締切くらいでは動いてくれない。
実験があるのでそちらを優先している。
私ももう慣れたのであえて催促することはしない。
どのみちぎりぎりにならないとできないのは分かっているからだ。

と言うわけで明日はとりあえず未完成の申請書をアップして、後日事務担当の方に解除してもらって最終的な完成した申請書と差し替えるつもりである。

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第1回 教育訓練(動物実験講習会)

2010-10-19 | 大学
本日朝1限目に第1回 教育訓練(動物実験講習会)が行われた。
年に最低1回は行わなくてはならない決まりで、例年この時期に行われている。
動物実験委員会委員長としてこの実施は義務である。

先週の基準協会の実地視察が終わり、今週はこの教育訓練(動物実験講習会)が終わった。
次々と行事が進行していく。

明日は科研費申請の学内締切であり、今日は残された時間で科研費の申請書を書き上げなくてはならない。
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卒業生より連絡

2010-10-17 | 大学
木曜日の午後、大学院生の講義が終わった頃に突然携帯電話に卒業したゼミ生のH君から連絡が入った。
主な趣旨は大学院への進学をするのに推薦状が欲しいと言うことであった。
ばたばたしていたので、メールで詳しく書いて送って欲しい旨を伝えて電話を切った。

昨夜、メールが来たが、卒業後5年間しっかりした病院でリハビリテーションの仕事を続ける中で、現在のシステムでは退院していく患者さんの生きがいや人生までは十分に提供できていないことに限界を感じ始めたとのことであった。
それで、新しい福祉社会を提案する公共政策を考えていきたいと思い、今回大学院進学を決心したとのことである。

公共政策学というこれまでとは違う分野だが、若い人が真剣に人生を模索することはすばらしいことだと思う。
推薦状くらいいくらでも書いてあげるので頑張って欲しい。
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大学基準協会実地視察

2010-10-15 | 大学
本日は大学の今年度の最大のイベントである大学基準協会の実地視察が行われた。
朝9時に集合で、丸一日かけて様々な視察が行われた。
学生代表も呼んで、まさに大学を上げての一大イベントである。

いろいろ細かなことを質問されたりもしたが、学内見学で最後に保健福祉研究所を見ていただいたところ、大いに興味を持って頂き、非常に印象が良かったのではないかと思った。

今回の実地視察を受けて12月には判定が下されることになる。

7年に一度のことであり、先頭に立った藤田学長は本当にお疲れ様であった。


私もここで一休みと行きたいところだが、これから通信制大学院のY君が来月頭に学会発表を行うので、スライドチェックをしなくてはならない。

また、20日には科研費の学内締切が来るので急がなければならない。
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33人

2010-10-14 | Private
今現在(14日午前9時)、救出人数は30人。
残るはあと3人。

昨夜から何度もネットニュースをチェックして救出状況を確認している。

全員無事救出されますように。
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祝日でも休めない

2010-10-11 | 大学
本日は「ハッピーマンデー制度」の適用により、10月の第2月曜日で休日である。
もともとは昭和39年(1964年)東京オリンピックの開会式のあった10月10日が体育の日で祝日であった。

本来なら何か体を動かして体育の日らしく過ごすべきであろうが、朝一番に大学事務の責任者の方から携帯に電話がかかってきた。
9日の朝に学内LANのメールで私が書き込んだ基準協会に提出した報告書の不備についての指摘に対して問い合わせてきたものである。

この方は真面目な方で、祝日の朝から大学に出て作業をされているようで本当にご苦労様なことである。
しかし、私も科研費の申請書を書かなくてはならず、細々した雑事で頭を悩まされるのは仕方のないこととは言え非常に困る。

基準協会への対応も科研費の申請もどちらも重要で軽視するわけにはいかない。
双方がどっちつかずのいい加減なことにならないよう頑張らなくてはならない。

祝日だからといって休んではおられない。

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科研費の申請書を書いていて苦しいこと

1.研究計画書であるから何か新しい斬新な計画を立案する必要がある。
いくら斬新でも実現不可能な突拍子もない計画は見透かされるので、自分のこれまでの実績の上に実現可能な内容を組み立てる必要がある。
審査員が読んでこれなら税金を投入する価値があると判断してくれるような計画でないとだめだ。
この作業は小説を書くような創作の能力が要求される。
時間をかければ書けるというものではないので、ぼんやりしたりコーヒーを飲んだりあの手この手で知恵を絞り出す。
行き詰まったらこんな風にブログでぼやくのも有益である。

2.予算計画や業績欄などをきちんと埋める必要がある。
この作業に創作の能力は必要ないが、最近は記入することが年々増えてきているので作業が非常に面倒になってきた。
特に共同研究者がいて予算の配分を受ける場合は、その金額を記入する欄が昨年からできているので、共同研究者に早く研究計画を書くように催促しなくてはならない。
エフォートなどというアメリカのシステムをまねした項目もできているのできちんと整合性をつけて記入する必要がある。
ときどき、他の人が書いた申請書のチェックを頼まれるが、エフォート70%などと書いているのを見ると研究にかける意気込みは分かるがそれでは採択は難しいとコメントせざるを得ない。
なぜなら大学における全仕事時間に対して70%も研究に割くことなどとうていできないのは自明だからである。

要するに科研費の申請には創作の能力と、緻密に文書を書く能力の両方が必要とされると言うことである。

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科研費の申請書をじっくり見ていたら、これまで気付かなかったことに気付いた。

研究業績欄には論文だけでなく、特許や招待講演も記入するということだ。
これまで論文以外は記入したことがなかった。

今年は以前出願していた特許が2件認められたし、日本リハビリテーション医学会でも教育講演として講演を行っているので、これらは是非業績欄に記入してアピールすべきだと思った。
ひょっとしたら審査員の誰かが学会で私の講演を聴いていてくれた可能性もある。
しかしそれならわざわざ書かなくても分かるという気もする。
とにかく、書いておくことにする。





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科研費申請書作成

2010-10-09 | 研究・講演
昨年の今日の日付のブログを読み返していて、昨年も同じく科研費の申請書作成で苦悩していたのを思い出した。
昨年は挑戦的萌芽研究の課題を全く新規に書いていたのでことさら苦しかった。
しかし、今読み返してもこの時書いた書類は緻密で非常にできが良かった。
その結果、採択率が10%前後という最難関であるにもかかわらず、この申請書は採択されたのである。

今年は基盤研究Bの申請書を書いているが、これは過去2年不採択だった課題である。
自分ではよく書けていると思い、昨年もあまり修正せずに申請したのだが、今回本気になって見直していると全然良くない。
独りよがりで緻密な研究計画書からはほど遠い申請書である。
不採択で悔しかったが、これならA判定をもらったのがおかしいくらいである。

今年はタイトルも全く新しくして、内容も大幅に改訂して採択を目指す。
昨年も2つ申請書を出したが本当に採択されたかったのはこの基盤研究Bの方の申請だったのだ。
何故かというと、この申請書に盛り込まれた新しい装置で、長年研究疑問であった現象を解明できるからである。


昨年の自分のブログに良いことが書いてあった。

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いろいろある業務を逆手にとって、雑務の中で浮かんだちょっとしたひらめきを科研費の申請書の中に書き込んでいく。
忙しいから科研費が申請できないなんて全くのでたらめである。
集中すれば他の仕事をしていてもアイデアは浮かぶものである。

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この時書いた挑戦的萌芽研究の課題は採択されたから、たぶん真実だろうと思う。
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締切迫る

2010-10-08 | 大学
来週15日に大学基準協会の実地視察が行われる。
私も含めて大学幹部はその対応に追いまくられている。

一方、科研費申請の学内締切は20日である。
自分の分だけでも大変なのに共同研究者の対応もしなくてはならない。

学部4年のゼミ生は卒論の最後のまとめ作業を行っている。
今頃になってエクセルの関数や統計処理のことをあたふたと勉強している状況である。
ただ、思っていたよりもおもしろいデータが出てきたので、卒論でまとめるだけでなく、おしりを叩いて全国学会にエントリーさせようと思う。
これも大変だ。

それから、夜には大学院生の指導が待っている。
仕事を持っているのでどうしても研究室に出てくるのが夜になってしまう。
本当は疲れているので今日は早く帰りたいのだが、そうも言っておられない。

忙しくしていたら基準協会の対応で事務からわけの分からない電話がかかってきた。
もうこれ以上私の時間を奪わないで欲しい。

人間できることは限られているのだから。
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