河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

ちょっと嬉しかったこと

2014-05-28 | 研究・講演
大学では補助金の実績報告書の作成や会議に追われている。

自分の研究は遅々として進まない。

その一方では科研費が当たって研究費は足りているので、古い研究機器はどんどん更新している。
忙しいと、更新して不具合があってもついついそのままにしてしまいがちである。

最近立て続けに起こった不具合は、計測データと共にビデオ信号をノートパソコンに取り込むシステムを新しい物にしたら、IEEEの端子がノートパソコンについていなくてビデオが取り込めなくなったというものである。

筋電図と同時に被験者の動きをビデオで取り込むというのは必須の機能なのに、ビデオが取り込めなくなってしまったのである。

こうした更新が2件続いたのだが、どちらの業者もこの件に関しては何も言ってくれない。

仕方なくこちらから対策を問い合わせると、Expressカードで対応できるとのことである。
何で最初からそう言ってくれないのかと不親切に憤慨するのだが、こうした対応はケースバイケースでうまく行かないこともあるため、積極的には言えないのかもしれない。

今日、注文していたTango FireWire 400 & USB2.0 ExpressCard が届いたので、筋電計測用のノートパソコンに刺してみた。
よく分からないが指示されるままに適当にクリックして設定を行ったらあっさりとビデオを取り込めるようになった。

普段、思うように物事が進まないことがほとんどなので、こうしたちょっとしたことがとても嬉しく感じる。

来週にはもう一つの新しい研究機器が納品されるはずなので、頑張って自分の研究も進めていきたい。

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第87回日本整形外科学会学術総会

2014-05-24 | 研究・講演
この週末は第87回日本整形外科学会学術総会に参加するために神戸に来ている。
今回の学会では事前に登録しておかないと講演に入ることもできないほどの混雑で、大盛況であった。
講演を聴くためには行列に並び、ICカードでチェックを受けてから入場というシステムであった。
私が登録したのは以下の講演であった。

学術総会
    名称:第87回日本整形外科学会学術総会
    開催期間:5月22日(木) ~ 5月25日(日)

教育研修会
名称:スポーツによる腱・靱帯付着部症 -病態と治療の最前線-
開催日:5月23日
時間:9時35分 ~ 10時35分
会場:第8会場(トパーズ)


名称:難治性上腕骨外側上顆炎の病態と治療法
開催日:5月23日
時間:15時15分 ~ 16時15分
会場:第2会場(大輪田A)


名称:解剖学的ACL再建術 2014
開催日:5月24日
時間:9時15分 ~ 10時15分
会場:第1会場(ポートピアホール)


名称:Effect of psychopathology on patient-perceived outcomes of total knee replacements/Remnant preserved ACL reconstruction
開催日:5月24日
時間:10時30分 ~ 11時30分
会場:第3会場(大輪田B)


名称:Management of patellar instability and anterior knee pain/How to manage very severe patellofemoral instability?
開催日:5月24日
時間:11時45分 ~ 12時55分
会場:第4会場(大輪田C)


名称:ACL reconstruction in skeletally immature patients/Hip arthroscopy: Where we have been, where we are and where we are going
開催日:5月24日
時間:13時10分 ~ 14時10分
会場:第1会場(ポートピアホール)


名称:30 years in ACL surgery - What I have learned
開催日:5月24日
時間:14時25分 ~ 15時25分
会場:第1会場(ポートピアホール)

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『林原家』

2014-05-16 | Private
家族が転んで怪我をして、今ちょっと困った事態になっている。
大学の方も補助金の実績報告書の提出締切が迫ってきて大変だ。

昔から、精神的に追い詰められると忙しくても本屋に行って本を買ってくる習性がある。
ついふらふらと近所の本屋に行くと林原の前社長の書いたばかりの本が山積みになっていた。

以前、株式会社林原の専務であった弟の林原 靖氏が書いた「破綻」が出版されて話題になっていた頃、この本の内容に異議があるとして林原健社長が本を執筆しているという噂を耳にしたことがあった。
やっと出版されたのだと思い、1冊買って帰って読み始めた。

「破綻」も一気に読んでしまったが、『林原家』は読みやすくてあっという間に読み切ってしまった。

読後感は様々だが、あえて書かないことにする。

人生生きているといろいろなことが起こる。

どんなことになっても平常心を失わずに前向きに生きていきたい。

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ひょうたんの芽

2014-05-06 | Private
昨年の連休は補助金の申請書を書いて終わったが、今年はその報告書を書いて終わった。

これから毎年これが続くのだろうか。

今年も癒やしは園芸で、2年前に愛好家から分けてもらって忙しくて放置していたひょうたんの種を蒔いたところ芽が出てきており、ひょっとして今年はひょうたんを育てることができるかもしれないと言う期待がふくらんできた。

雨でだめになったとか言う話も聞くのでどうなるかは分からないが、順調に育てばしばらくは楽しめそうだ。
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平成25年度大学改革推進等補助金(大学改革推進事業)実績報告書

2014-05-04 | 大学
ゴールデンウィーク中の数ある宿題の中で、最も気が重いのが昨年度採択されて実施した平成25年度地(知)の拠点整備事業の実績報告書の作成である。
当初は4月末が提出日だと思っていたのが5月末が提出と分かり、気が緩んでしまった。
私は『補助事業の実績』と『補助事業に係る具体的な成果』を書かなくてはならない。
事業の責任者としては全体に目を配って、こうしたまとめの文書を作成することは必要かと思うが、できればこれにかかる時間は論文執筆や研究などに回したいというのが本音である。
しかし、責任があるのでやらざるを得ない。
ただ、私が書くのは下書きであり、最終的には各取り組み担当者に最終的な修正を入れてもらおうと思う。
コメント (2)
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科研費実績報告書作成

2014-05-02 | 研究・講演
ゴールデンウィークにいくつか宿題があり、その1つが科研費の実績報告書作成である。

事務の科研担当の方から下記のような指示をいただいている。

----------------------------------------------------------------

平成25年度で科研費助成事業の研究が終了された方は、添付の「作成上の注意」をよく読んでいただき
 Z-6とZ-7を作成し提出してください。
 
 5月15日(木)迄にシステムで提出してください。
             ↓ 
 その後、チェックしてご連絡します。
             ↓
 必要に応じて修正等加え、5月22日(木)には完成させましょう。

----------------------------------------------------------------

以前は実績報告書は紙ベースで作成して提出していたが、今は何でもWeb上で入力して、全ての項目が埋まるとPDFが自動で生成されるようになっている。
慣れれば簡単で良いのだろうが、この新しいやり方は初めての経験なので戸惑いながら少しずつ作業を行っている。

しかし、どうしても理解できない入力項目が出てきた。
収支決算を入力するところで、どのように金額を入力したら良いのか判然としないのである。
私が現在交付を受けている基盤研究Bでは予算が科学研究費補助金分と学術研究助成基金助成金分とに分かれており、さらにそれぞれが直接経費と間接経費とに分かれている。
ややこしいのは学術研究助成基金助成金分については次年度への持ち越しが認められており、私の場合は6万円ほど持ち越すことになっている。
これまで、2種類の補助金と助成金を合わせて使ってきたので、それぞれを分けて記入することなどできない。
とりあえず補助金で記入して、記入しきれなかった金額を助成金の方に記入してみたがこれでよいのだろうか。
連休が明けたら事務の担当者に教えてもらうことにして悩むのはやめにすることにした。

来年度は、持ち越した予算も加えて実績報告書をまとめることになるのでさらにややこしいことになると予想される。

こうしたことには慣れていくしかないが、一番の問題は本質的な研究発表の成果を残していくと言うことである。
忙しくても研究論文や学会発表をしていかなくては研究成果の欄が空欄のままになる。
これでは将来科研費が獲得できなくなる。

忙しくても研究成果は着々とあげていかなくてはならないのだと言うことを再認識した次第である。
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