河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

大学院入試

2009-11-28 | 大学
本日は朝から大学院の入試があり、私は選択科目の採点をするために出校してきた。
ところが私の出題した科目は誰も選択せず、結局からぶりに終わった。

それでも今月末が締切の大学紀要の原稿書きの仕事があったので、時間は有効に使えた。

午後3時に、来週日曜日に倉敷で行われる中国四国リハビリテーション研究会で発表予定の卒業生が、発表のための指導を受けに研究室までやってきた。
1時間ほどいろいろと話をして打ち合わせは完了。

仕事をしながら研究発表をするのは大変だけど、漫然と仕事をするだけでなく研究する視点を持つのは良いことだと思う。
頑張って欲しい。
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高梁市老人クラブ健康教室

2009-11-26 | 保健福祉研究所
本日午後は今年最後の高梁市老人クラブ健康教室が大学15号館保健福祉研究所で行われた。
おおむね好評のうちに終えることができたように思う。
この健康教室は、来年度も継続して行う予定である。
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歴史の法廷に立つ覚悟あるのか

2009-11-25 | Private
ノーベル化学賞受賞者の野依さんは言ってくれました。
「科学技術振興や教育はコストではなく投資。コストと投資を一緒くたに仕分けするのはあまりに見識を欠く」
「不用意に事業の廃止、凍結を主張するかたには将来、歴史という法廷に立つ覚悟ができているのか問いたい」

こういう問題は自分の家庭の家計に置き換えると分かりやすい。

我が家にも小さな子どもが1人いるが、家計が苦しいからと言って本人が行きたいという塾通いを禁じたらどうなるだろうか。
将来、大学受験に失敗した時に、あの時、塾に行かしてくれていたらときっと恨まれるだろう。

我が家は子どもに残せるのは教育しかないという方針である。
他の予算を削っても教育費を削ることはありえない。

スパコンの予算を削るのは、我が子の教育費を無駄だとして削るのに似ている。
近視眼的には家計が潤うが、子どもの将来まで見据えた時にはまるで割に合わないバカな対処法である。

ここに来て民主党も世論の微妙な空気を読み取ったようで、スパコンの予算は復活しそうである。

ここで、教育研究費を削減などしたら、それこそ日本の将来はお先真っ暗である。
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プレゼンテーション

2009-11-25 | 大学
大学院生のプレゼンテーションを聴いていて感じたことを書く。

持ち時間は僅かに10分。

あれもこれもと研究のデータを出しまくってあっという間に終了。
スライドは数字の羅列で何のことやら発表者以外は何も分からない。
これが最も悪いケースである。

もう少し良くなるといろいろ図やグラフを作って分かりやすく結果を提示している。
それでも何人かの聴衆からは本質ではない質問が出る。

結構工夫もしているのに発表内容が聴衆に理解されない最も大きな原因は、発表の冒頭にある。
起承転結の起の部分である。

最初の2から3分の間に、なぜこの研究が必要であったかということと研究の仮説を素人にも分かるように的確に述べなくてはならない。
これがくどすぎてもいけない。

出だしの部分で聴衆を引き込むことができたらそのプレゼンは成功したも同然である。
逆に、この部分をはしょってはどんなにすばらしいノーベル賞級の内容を発表しても、いや内容が高度で難解であればあるほど、そのプレゼンは惨めな結果になってしまうだろう。

こういうことは何回も発表を繰り返して、聴衆のリアクションというフィードバックにさらされ続ければ自然にうまくなるものである。
研究を始めたばかりの大学院生にいきなり上手なプレゼンを求めるのは無理かもしれない。

しかし、これからの時代は自分を上手に売り込むというのが意味を持つと思うので、研究に精進するだけでなく、プレゼン能力も磨いて欲しいと思う。

また、プレゼンが上手というのは貴重な時間を費やして聞いている側にとっても恩恵がある。
おもしろくて意味のある発表を聴くのは楽しみである。
誰でも学問的好奇心があるのだから当然である。

要は、聞き手の立場に立って、聴いて楽しくてためになったというような発表をすればよいのである。
そうすれば、自然とそのプレゼンの評価は高まるだろう。
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スクーリング3日目

2009-11-23 | 大学
今日は通信制大学院のスクーリング最終日で、2年生の発表会が行われた。

全員仕事を持っていながら、よく頑張って研究を行っている。

しかし、通信制で短期間で修士論文を仕上げるというのは至難の業である。
大学のように彼らには十分な研究機器がない。
メールはあるが彼らにはすぐに相談できる指導者が近くにいない。

理系の修士課程を通信制で行うことには非常に無理があることに改めて気付かされる。

それでも来年早々には修士論文を提出しなくてはならない。

学生本人も、指導する我々も非常に悩ましい。
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スクーリング2日目

2009-11-22 | 大学
本日はスクーリング2日目で、研究指導を行った。

夜、本学大学院卒業生M君の結婚式が岡山市内であり、出席した。
最近の結婚式は仲人を立てるなどと言う形式的なことがないので肩が凝らないのでよい。
いきなり新郎がおもてなしと言ってビールサーバーを担いで登場したのにはびっくりした。

もう一つびっくりしたのは、結婚式の会場で岡大整形外科の先輩に声を掛けられたことだ。
たまたま今日はお日柄がよいので(いいふーふの日)、他の結婚式と重なったのかと思ったら、何と新婦の勤務先の院長という立場での出席であった。
新婦は先輩医師の病院の受付をされているのだそうだ。

世の中ほんとうに狭い。
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通信制大学院秋期スクーリング

2009-11-21 | 大学
本日から3連休であるが、我々はこの3日間は通信制大学院のスクーリングのため全く休むことができない。
ここのところずっと緊張が続いており、少々ばて気味である。
それでも、2年生はそろそろ追い込みで修論を仕上げていかねばならないので手綱を緩めるわけにはいかない。

平行して通学制大学院生の投稿指導も行っているが、これも結構大変である。

自分自身の紀要論文も早く仕上げなくてはならないし、疲労はつもるばかりである。
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OUSフォーラム2009

2009-11-20 | 大学
関連校の岡山理科大学の企画であるOUSフォーラム2009に参加発表を行った。


リアルタイム3次元動作解析システムによるゴルフ専用ソックスの評価
吉備国際大学保健科学部理学療法学科 河村顕治
吉備国際大学大学院保健科学研究科 酒井孝文
ダイヤ工業株式会社 川上真幸


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「OUSフォーラム2009」開催

 岡山理科大学では、大学の持つ技術シーズを地域に紹介し、産学官連携を推進するため、2001年度から「OUS(岡山理科大学)フォーラム」を開催しております。今年度も学校法人加計学園の関連大学である倉敷芸術科学大学、千葉科学大学、吉備国際大学、九州保健福祉大学の共催のもと、多数の団体のみなさまにご後援をいただき、「夢づくり産学官連携・OUSフォーラム2009-基礎から応用・未来技術への出会いと対話-」を開催致します。 このアブストラクト集は、ポスター発表を行う研究者の技術シーズおよび連携企業からの実用化例紹介を取り纏めました、ご参照ください。
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100研究室訪問

2009-11-19 | 大学
岡山県中小企業団体中央会の連携支援課の方が県下の大学研究室を企業の方が見学するという企画を持って来校された。
12月17日に本学の保健福祉研究所と動作解析実験室の見学に来られることになった。

明日は岡山プラザホテルにてOUSフォーラムがあり、発表を行う予定。

http://www.ous.ac.jp/renkei/forum/index.html

これも大学の持つ技術シーズを地域に紹介し産学連携を推進する企画である。

我々大学に所属する者には産学連携による社会貢献が求められている。
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VIMS3参加

2009-11-17 | 研究・講演
昨日は朝5時に起床して新幹線で京都に向かい、同志社大学で丸一日英語で過ごした。
睡眠不足と久しぶりの英語漬けで頭の芯が痛くなった。

発表は午前のセッションの一番最後で、何とか無事終了した。
主催者のEYS Chao教授からは発表後に暖かいコメントをいただいた。
要約すると、
Dr.Kawamuraの研究はComputer Aided Rehabilitationと言うべきで、被験者はどの筋肉を動かしているのかとかどういう方向に力を発揮しているのかと言うことをビジュアルに確認できるので非常に有益である。
今後もこの研究を発展していって欲しい。
というようなコメントであった。

参加していろいろなことがわかった。

VIMS=Virtual Interactive Musculoskeltal System

2005年に第1回、2007年に第2回が北京で行われ今回が3回目のカンファレンスであるとのこと。
来年は台湾で行われる予定であること。

このカンファレンスは Biomechanics Simulation Society (BSS)という国際学会に発展して近日中にホームページが公開されて情報交換が行われると言うこと。


久しぶりにDr.Chaoにお会いしたが、以前と少しも変わらず非常に精力的だった。
今回の幹事でカンファレンスを主催した井上望先生は本当に大変そうであった。
いつもはアメリカで過ごされているので、日本での学会開催は準備のための移動だけでも相当負担であったはずである。
本当にご苦労さまでした。

夜には会場である同志社大学「寒梅館」7階の「セカンドハウス ウィル」というレストランで懇親会が行われた。
料理はフランス料理のコースで、大学のレストランとは思えないようなムードのあるレストランで、観光で京都に来た時にはまた利用しようかと思うようなレストランであった。
大学関係者だけでなく一般にも開放されているとのことだった。
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The 3rd VIMS Conference & Workshop

2009-11-16 | 研究・講演
本日はこれから京都へ出発してVIMS3に参加発表の予定である。

http://yanakamu.doshisha.ac.jp/vims/

The 3rd VIMS Conference & Workshop Nov.16 – No.18, 2009, Kyoto, Japan
VIMS Conference (Doshisha University, IMADEGAWA campus)

Nov. 16, Monday

Oral Presentation No.1( 10:10-12:00)
10:10-10:30 O01
Alteration of Lumbar Sagittal Alignment Using Axial Loading Device (Dynawell®). Part 1. Repeatability Study Part 2. Validity Study Using Standing X-Ray Films Kei Miyamoto, Akira Hioki, Katsuji Shimizu, Nozomu Inoue
Department of Reconstructive Surgery for Spine, Bone, and Joint, Gifu University Graduate School of Medicine
10:30-10:50 O02
Applications of Musculoskeletal Model for Knee Extension Exercises
Yasuo Suzuki, Akira Kanai, Eiichi Genda, Hiroki Kimura, Takanori Yoshikura, Yuya Taneda Rosai Rehabilitation Engineering Center
11:00-11:20 O03
Three-Dimensional Morphometric Analysis of the Distal Femur: A Novel Method
for Allograft Selection Using a Virtual Bone Bank
Ritacco, L E; Espinoza Orías, A A; Sugisaki, K; Aponte-Tinao, L; Muscolo, D L; Inoue, N Italian Hospital, Buenos Aires, Argentina; Rush University Medical Center
11:20-11:40 O04
In vivo measurements of cervical segmental motion after anterior fixation in 13
cervical discogenic disease – preliminary report-
Sadayoshi Watanabe, Junichi Mizuno, Yoshitake Hirano, Tadao Matsushima, Nozomu Inoue Center for Spine Cord Disorders, Southern Tohoku general Hospital
11:40-12:00 O05
Tibiofemoral Joint Reaction Force during Isokinetic Closed Kinetic Chain
Exercise of the ACL Reconstructed Knee
Kawamura, K; Genda, E; Suzuki, Y Kibi International University

Special Lecture (13:30-14:30)
“My Memory and Dream on the Development of RBSM” Tadahiko Kawai, Dr. Engg., Ph.D. Professor, Emeritus, University of Tokyo

Oral Presentation No.2( 14:30-17:30)
14:30-14:50 O06
Evaluation of Bone Strength Using Quantitative Computed Tomography Based
Finite Element Method - Clinical Application for the Diagnosis of Osteoporosis -
Isao Ohnishi, Masahiko Bessho, Takuya Matsumoto, Masako Kaneko, Satoru Ohashi, Kazuhiro Imai, and Kozo NakamuraIsao Ohnishi The Dept. of Orhtopaedic Surgery, The University of Tokyo
14:50-15:10 O07
The Use of Virtual, Interactive, Musculoskeletal System in Tennis Two-Handed
Backhand Analysis for Different Shot Lines
Ke-Hsin Lai, Lin-Hwa Wang, Hwai-Ting Lin, Fong-Chin Su Institute of Biomedical Engineering, National Cheng Kung University
15:10-15:30 O08
Food-Texture Detection and Periodontal Masseteric Reflex for the Control of
Chewing Movement in Autonomous Jaw-Movement Simulator JSN/3A
Toyohiko Hayashi Department of Biocybernetics, Faculty of Engineering, Niigata University
16:50-17:10 O09
A Musculoskeletal Model of The Shoulder and Elbow
Fong-Chin Su, Li-Fu Wang, Hwai-Ting Lin, Li-Chieh Kuo Institute of Biomedical Engineering, National Cheng Kung University
17:10-17:30 O10
In-Vivo Three-Dimensional Morphometric Analysis of the Lumbar Pedicle
Isthmus
Keizo, Sugisaki; Howard, S An; Alejandro, A Espinoza; Richard, Rhim; Gunnar, B J Andersson; Nozomu, Inoue Rush University Medical Center, Showa University fujigaoka Hospital, Yokohama, Japan


Nov. 17, Tuesday
Workshop (9:10-11:10)
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13日の仕分け結果

2009-11-14 | 研究・講演
昨日の仕分けの結果が報道されている。

結果として若手に配分される科研費が削減の対象となったようだ。
若手ではない私には直接的影響は少ない。

民主党は研究費は削減しないのかと思っていたが、そうでもないようだ。


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【競争的資金(先端研究)】国などが課題を募り、審査で採択された研究に資金を配分する制度で、6事業で計1228億円を概算要求。財務省の査定担当者は「1人で10種類以上の資金を受けている研究者もいる」と指摘。「制度をシンプル化し、削減するべきだ」と判定。

【競争的資金(若手研究育成)】博士課程修了者らに経済的不安を感じさせず研究に専念させることなどを狙った特別研究員事業(要求170億円)は「雇用対策の色合いが強い」「民間に資金を出してもらえないか」との意見が相次ぎ、予算削減となった。若手研究者養成のための科学技術振興調整費(同125億円)と科学研究費補助金(同330億円)も削減との結論。

【競争的資金(外国人研究者招聘)】ノーベル賞級の学者から若手まで多くの外国人研究者を招き、人材育成や国際化を図る資金で、141億円を要求。「2週間程度しか滞在しない人もおり、研究(資金)ではなく交流資金でやるべきだ」などの意見が相次ぎ、削減と判定された。
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第9回 倉敷骨粗鬆症談話会

2009-11-13 | 研究・講演
夜、 倉敷国際ホテルで第9回 倉敷骨粗鬆症談話会が行われて参加してきた。

一般演題:
骨粗鬆症の脊柱変形における体幹筋力と骨折について
井上茂樹1) 瀬凬達雄2) 平上二九三3) 河村顕治3) 小出尚志4)
1)医療法人誠和会 倉敷紀念病院 リハビリテーション科 2)医療法人誠和会 倉敷紀念病院 骨粗鬆症内科
3)吉備国際大学 保健科学部 理学療法学科 4)医療法人誠和会 倉敷紀念病院 内科

講演:
骨粗鬆症と転倒予防
岩本 潤 先生 
慶應義塾大学 スポーツ医学総合センター 講師

この研究会は昻凬先生が設立した研究会のようである。
昻凬先生は国立岡山病院(岡山医療センター)の元院長で、定年退職後4年間吉備国際大学で内科を担当してくださった先生である。
当時私は昻凬先生のアシスタントのようなことをしていたので、今回お呼びがかかった。

岩本先生の講演は私にとっては今回で2回目であるが、相変わらずおもしろくてためになる講演であった。

今回は吉備国際大学の卒業生もたくさん来ていた。

それから驚いたのは、次回の研究会幹事になった先生が懇親会で挨拶するのを聴いていたら、どこかで見た人だと思ったら以前同じ病院で勤めていた内科の青山先生であった。
10年ぶりくらいの再会であるが、世間は狭いものである。
青山先生は血液内科が専門の女医さんだったが、医局の方針で糖尿病に専門を鞍替えして、現在は倉敷平成病院で糖尿病の診療部長のようなことをしているらしい。
何と、患者さんに吉備国際大学の元学長がいてその縁で、現在吉備国際大学に内科の非常勤講師として来て下さっているとのことであった。
学部が違うので私はそんなことは全く知らなかった。

これを機会に今度、私の作ったリハ器機の糖尿病患者に対する応用研究を青山先生にお願いしてみるのも良いかもしれないと考えた。

いろいろ出歩いていると、思わぬところで思わぬ人と出くわすので、おもしろいものだと思った。
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行政刷新会議 事業仕分け

2009-11-13 | 研究・講演
行政刷新会議ワーキンググループの「事業仕分け」がインターネットでライブ中継されている。

http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/live.html

本日は研究費にかかわる文部科学省分が「事業仕分け」にかかっている。
ちょっと覗いてみたが、厳しい査定が行われているようである。

明日になれば、ネットでもいろいろな報告が出てくるだろうが、科研費がどのようになるのか非常に興味がある。
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卒論発表会

2009-11-12 | 大学
4年生の卒論発表会が行われた。
抄録集を作り、全員スーツを着てパワーポイントを使用して学会形式で発表が行われた。

卒業試験の勉強や就職活動で忙しい時期だが、この発表会は学生を成長させるよい機会だと思う。

我が〝優秀な〟ゼミ生は、前日になって計測の精度について疑問が生じ急遽追加実験を行ったり、発表当日の朝になって理論的な疑問が残って参考文献を私の個人研究室まで取りに来たりした。

私もそうなので偉そうなことは言えないが、締切が迫ると本気になって頑張るのである。
教育は患者さんを目の前にしたり、実際に大勢の人の前で発表させられたりすることで本当に身につくものなのである。
受け身で講義を聴いていたり、教員の言うままに実験をしているだけでは何も身につかない。

今回発表された卒論のうちいくつかは来年の全国学会にもエントリーしているので、その予行演習としても有意義であった。
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