河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

平成23年度科研費執行説明会

2011-08-31 | 大学
研究者による予期せぬ不正などを防止するために義務づけられている科研費執行説明会が行われた。

ちょうど関東で預け金などの科研費にまつわる不正が大規模に摘発されており、副学長などをしている超ベテラン研究者がつまらぬミスをしていることに驚かされる。

本学では事務の検収体制が非常に細かく規定されており、今年度秋からはさらに出張に関わる規定も厳格化されると言うことで、不正などしようとしてもできないシステムになっている。
それでも、円滑に研究費を使用するためには学内ルールに精通していなくてはならないので、こういった説明会は必要だ。
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平成23年度第1回FD研修会

2011-08-30 | 大学
昨年度までに仕上げたラーニング・アウトカムズを見直し、それを図式化したカリキュラムマップの完成を目指すためにFD研修会が行われた。
これまでに全学共通カリキュラム(共用教育科目)の編成がほぼ終了したことから、全学的な共通認識のもとに専門教育科目の方向性を模索していくためのスタートとする。

最近は文科省からの指示もあり、漫然と講義を行うだけでは大学教育は成立しない。
社会的・職業的自立に向けた指導を行う体制を整備し、それを広く社会に公表することが義務づけられている。

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夏期セミナーの感想

2011-08-29 | 医学・医療
腰痛を代表とする脊椎疾患については例え自らが手術をするわけでなくても、現在の最先端の治療戦略は知っておく必要がある。
どのような症状に手術が必要で、その手術はどこでやってもらえるかと言うことを知っていないと患者さんに適切にアドバイスができないからだ。

昨日のセミナーは講師の大部分が岡大整形外科の脊椎のスペシャリストだった。
後半は外部の著名な教授による特別講演であったが、これも最先端のすばらしい講演だった。

脊椎の手術はリスクが高く、講演を聴いているだけでもハラハラしてくるのだが、特に浜松医科大学整形外科学教室 教授 松山幸弘先生の脊髄髄内腫瘍の手術の動画は圧巻であった。そんな危険な手術を行うのに最近は32チャンネルのビデオと同期したモニタリングシステムを採用して、顕微鏡を見ながらひたすら丹念に腫瘍を摘出するのだそうだ。
岡大でもこのシステムを採用するようにと勧めておられたが、間違いなく数千万円すると思われた。
現在、吉備国でも古くなった筋電計を更新する準備を進めているが、ニコレーの一番安い4チャンネルの筋電計でも500万円するのだから、32チャンネルとなると桁が一つ違うと思う。

高知医療センターの時岡孝光先生の救急ヘリを活用した脊髄損傷の急性期治療の講演も興味深かった。
深夜に数時間にも及ぶ救急手術を行うこともしばしばだとか。
頸椎の危険な手術にナビゲーションシステムが役に立っているそうだ。
時岡先生は私の同期で、昔からよく知っているが、大変な生活をしているのだなと改めて感じた。
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平成23年度 岡山大学整形外科桃整会夏季セミナー

2011-08-28 | 研究・講演
平成23年度 岡山大学整形外科桃整会夏季セミナー
―脊椎疾患における治療戦略―
日 時:平成23年8月28日(日) 13:00~18:00
会 場:岡山大学医学部附属図書館鹿田分館3階情報実習室

13:00~13:05 開会の挨拶

. 頚椎に対する治療方法
座長:岡山赤十字病院 那須 正義
13:10~13:40
教育研修講演(1)「頚椎疾患の診察のコツ」
岡山医療センター 竹内 一裕
13:40~14:10
教育研修講演(2)「頚椎外傷に対する治療戦略」
高知医療センター 時岡 孝光
14:10~14:40
教育研修講演(3)「頚椎変性疾患に対する治療戦略 -内視鏡手術の可能性- 」
福山医療センター 甲斐 信生

II. 胸腰椎に対する治療方法
座長:岡山労災病院 原田 良昭
14:50~15:20
教育研修講演(4)「胸腰椎疾患の診察のコツ」
岡山大学病院 田中 雅人
15:20~15:50
教育研修講演(5)「胸腰椎外傷に対する治療戦略」
神戸赤十字病院 伊藤 康夫

特別講演 1
座長:岡山大学 尾凬 敏文
16:00~16:55
「腰椎変性疾患の病態と治療戦略」
山梨大学大学院医学工学総合研究部整形外科学講座 
教授 波呂 浩孝 先生 

特別講演 2
座長:岡山大学 尾凬 敏文
17:00~17:55
「脊髄髄内腫瘍の術後後索障害の評価とリハビリの重要性」
浜松医科大学整形外科学教室 教授 松山 幸弘 先生

17:55~18:00 開会の挨拶
岡山大学整形外科 教授 尾凬 敏文
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通信制大学院スクーリングとオープンキャンパス

2011-08-27 | 大学
今日は通信制大学院スクーリングとオープンキャンパスが重なり、
午前中は駅前キャンパスでスクーリングの研究指導
午後は高梁へ出てきてオープンキャンパスで動作解析のデモ
という忙しい1日となった。

今回のオープンキャンパスは事前の予想を遙かに上回る来校者があり、
動作解析のデモも20人を1グループとして5回行うという大変なものだった。
しかも、異常に暑いと思いながらやっていたのだが、冷房が故障していたことが後で分かった。

疲れたが、多くの人が来てくれるのはありがたいことである。
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通信制大学院夏期スクーリング

2011-08-26 | 大学
岡山駅前キャンパスで朝からスクーリングが行われた。

1年生は研究計画の発表、2年生は修士論文の中間発表を行った。
みんな緊張して発表し、厳しいコメントをもらいながら何とかこらえていた。

それでも夜は懇親会で盛り上がった。

あまりに盛り上がりすぎて、帰りの電車では眠ってしまい、駅を一つ乗り過ごしてしまった。
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断捨離

2011-08-25 | 大学
夏期特別休暇の間に、掃除のおばさんが研究室のワックスがけをしてくれることになっていたはずなのだが、出てきてみるとまだ終わっていなかった。
周りの研究室は終わっているようなので尋ねてみると、鍵を開けたらいろいろなものがぎっしり詰まっていて、無断でそれらを廊下に出してワックスがけするのがはばかられたとおっしゃる。
慌てて片付けて、昨日何とかワックスがけをしていただいた。

私の研究室は平成7年から使用し続けているので、定期的に片付けてもどんどんものがあふれる。
最近の資料はできるだけデジタル化して処分するように心がけているが、昔の資料はそのまま残っている。

昔苦労して作ったスライドや、データの入ったフロッピーディスクやMO、ビデオテープなど1年に1回も見ることはないのだが捨てられずにいる。
また、論文を書くのにため込んだデータや資料など、執着が強くて捨てられない。
アメリカ留学中集めて日本に持ち帰った資料など、いまだに大事に取ってある。

ここは思い切って処分してしまうべきだろう。

断捨離というのはヨガの「断行(だんぎょう)」、「捨行(しゃぎょう)」、「離行(りぎょう)」という考え方を応用して、人生や日常生活に不要なモノを断つことで、モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を手に入れようという考えだそうだ。

断=入ってくる要らない物を断つ
捨=家にずっとある要らない物を捨てる
離=物への執着から離れる

これは家だけでなく、研究室にも必要な発想だと思う。
古いものを捨てることで、新しい取組に集中できるような気がする。
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産業医研修会

2011-08-23 | 研究・講演
いつもは労災病院で行われている産業医研修会が、初めて岡山医療センター(国立病院)で行われた。


[健康管理総論 職場におけるメンタル対応の考え方と実際]
日時:平成23年8月23日(火)19:00~21:00
場所:国立病院機構岡山医療センター大研修室
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ゴッホの絵を直接見せてもらいました

2011-08-23 | 大学
倫理審査に関わる急な用件で、副学長・文化財総合研究センター長の下山 進先生を訪ねて文化財総合研究センターへ行ったところ、ちょうどゴッホの絵のX線分析顕微鏡による元素マッピング解析の真っ最中だった。
ひとしきり解析ができたら直接ゴッホの絵を見せてくださるというので、20分ほど解説を聞きながら待っていた。
実際に専門家から聞くお話は興味深く、この絵の修復の細かなことまで教えて頂いた。

今日の午後には元の美術館にお返しするとのことで、たまたま急ぎの用件ができたおかげで、一生経験することがないようなことを体験することができた。



ゴッホが若い頃に描いた《農婦》
非破壊検査でかなり修復されていることが見て取れた
文化財総合研究センターには1台が数千万もする高価な解析機器が何台も整備されている
もっともこのゴッホの絵の方が高価ではあるが・・・
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第280回 岡山臨床整形外科医会研修会

2011-08-20 | 研究・講演
岡山プラザホテルで講演会

『膝スポーツ外傷の治療』
医療法人社団紺整会 船橋整形外科病院
スポーツ医学センター センター長 土屋 明弘 先生

FAI:Femoral Acetabular Impingement
クロスオーバーサイン

自科培養軟骨移植のアメリカとの共同研究
NeoCart
3層まで培養(広大も行っているが3層は世界中でここだけ)
2005年1月開始
もうすぐ日本でも治験が始まる
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JST A-STEPの説明会

2011-08-18 | 研究・講演
先月、不採択通知が返ってきてがっかりした下記の補助金であるが、8月1日より、平成23年度第2回公募が開始された。
いわば敗者復活戦である。
採択数は第1回が1181課題で、今回の第2回公募では約800課題が予定されていると言うことなので少し期待が持てる。
大学は夏期特別休暇中なのだが、JSTによる説明会が行われると言うことなので参加することにした。

研究成果最適展開支援プログラム
A-STEP
フィージビリティスタディ【FS】ステージ
探索タイプ

8月18日(木)17:00~18:30 
岡山大学(鹿田キャンパス)
歯学部棟 4階 第二示説室
 (〒700-8558 岡山市北区鹿田町2-5-1)

東京から担当の方が来られて説明してくださったが、大部分は既に知っている知識であった。
それでも、参加しなければ分からない審査の微妙なポイントが分かり、参加して良かったと思った。
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帰省

2011-08-17 | Private
お盆が終わってからの帰省となった。

昨年末、家内の祖母が亡くなったこともあり、1日で3カ所のお墓参りに行ってきた。

車の走行距離は約500km。
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66回目の終戦記念日

2011-08-15 | 医学・医療
今日は終戦記念日で、静かに平和に思いをはせる日である。
今年のように震災で原発の被災が現在進行中のような時には、なおさら真摯に社会の有り様を考えるべきである。

ところが月曜日で公立病院は平常どおり診療を行っている。
私が臨床を行っている病院は盆休みで休診だが、急患と入院患者は誰かが診なければいけないので今年は病院で過ごしている。
時間が空いている時は補助金申請の構想を練ったりできるので、自宅でぼんやり過ごすよりは有意義かと思う。

肘関節を脱臼骨折した患者さんが急患で来て、整復しても肘を伸ばすとまた抜けてしまう。
体格がよいのでさんざん苦労して整復位でギプスシーネで固定した。
岡山日赤の小西池先生(上肢専門で私の同期)に電話をしたら、当たり前のように勤務に出てきていたので手術をお願いした。
この方は、お盆だというのに仕事で高所作業中転落したのである。
仕事熱心で真面目な人なのにお気の毒だが、これくらいで済んでまだ幸運だったと言うべきか。

そうかと言えば、ジェットスキーで小指を切ったという若い男性も救急車で運ばれてきた。
傷を縫いながら、
「お盆は海に行ったらいけないというのを知らないの?」
と尋ねたら、
「昔はそんなことも気にしていたんですけど、だんだん気にならなくなって・・・」
海の事故と言うことで、海上保安部の方3名が、聞き取り調査にやってきた。
全く、お盆くらいはおとなしく海に行かずに過ごして欲しい。
小指を切ったくらいで救急車を呼ぶのもどうかしている。
そんな私の気持ちを察したのか、
「来年からはお盆には海に行かないことにします。」
としょんぼりしていた。

救急の処置をしている一方で、入院患者の高齢女性の心拍が落ちてきた。
既に下顎呼吸が始まっている。
家族には数日前に院長から危ない状況であるという説明はなされていた患者さんである。
すぐに家族に来てもらって付き添ってもらった。
この方は夜になって亡くなった。
ずいぶん前から意識はなく危なかったのだが、不思議にお盆までなんとか頑張ったのである。

このような救急のけがでなくても、一人暮らしでどこといって悪いところがない高齢者も急患でやってくる。
要するに寂しいのである。
お盆や正月のような時にはなおさら孤独を感じるのだろうと思う。
「足がしびれて歩けない。」
と言って、大げさに足を引きずって歩いているのだが、専門家から診ればそんな歩き方はあり得ません。
ひとしきりうんうんとうなずきながら話を聞いてあげるとそれだけで納得して帰って行く。
病院だけは患者として受診すれば誰かが必ず話を聞いてくれる。

病院というところは閉ざされた空間だが、不思議と社会の有り様が見えてくる。

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230,000km

2011-08-12 | Private
本日、車の走行距離が230,000kmとなった。

車の調子はすこぶる良い。
ただ、テレビが地デジ化したため音声を聞くことができなくなった。
最近はFMを聞いたり、ラジオ英会話のCDを聴きながら運転している。
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産業医研修会

2011-08-11 | 医学・医療
19:00より岡山労災病院3階会議室にて産業医研修会があった。

[職場におけるメンタル対応 第5回 -家族同席の意義-他]

生涯研修単位2単位が取得できたので、更新に必要な20単位のうち6単位がやっと取れたことになる。
来年までにあと14単位が必要である。

今回は余裕を持って会場へ行ったのだが、偶然整形外科の後輩の清水先生が医局から出てきたところでばったり出くわした。
清水先生は最近、岡山済生会病院から労災病院に転勤になったばかりだ。
少しだけ立ち話をしたが、労災病院は症例が多くて気に入っているとのことだった。

研修会の方ではグループワークをしていて、実際に産業医をしている先生から、職場でのメンタル対応の難しさをいろいろと教えてもらった。
休職の制度などはメンタルを前提にしていないので、いろいろと不都合が起こるのだそうだ。

講師の先生も産業医と精神科の主治医の立場の違いなどいろいろと難しい問題があるとおっしゃっていた。

最近は私の周りでもメンタルに病んでいる人は多くて、大変な世の中になってきたと感じる。
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