河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

ステルス変異

2022-01-28 | 大学
また新しい言葉が登場した。

新型コロナのオミクロン変異株の下位変種である「BA.2」は遺伝子増幅(PCR)検査で他の変異株と区別することが難しく、伝染力は従来のオミクロン変異株の「BA.1」より強いことが分かり、“ステルス”変異と呼ぶのだそうだ。

岡山でも既に保健所が対応できないほど感染が増えて、大学の教員からも子どもが通っている小学校で発熱する児童が増えているというような話を聞くようになった。

検査をしていないだけで、おそらくはオミクロンであろう。

こうなると、従来の対策で封じ込めるのは不可能であり、国も新たな対応をしないと混沌とした状況に陥ると思う。
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ポストコロナの若者達

2022-01-25 | 大学
オミクロン蔓延中のため大学はオンライン講義で教員も在宅勤務を希望する人が多く、大学は閑散としている。

そろそろポストコロナの未来を考えていかなくてはならないと思う。


私の息子も現在大学生だが、若年層を中心に将来への不安が広がっている。

雇用状況の悪化や子育て・教育の負担増加のため、若者は結婚を躊躇する。

婚姻数はコロナ前の2019年が599,007組だったのが2020年には525,490組に激減している。

結婚しても子どもを持つことを躊躇する。

出生数は2019年が865,239人、2020年が840,832人に対してコロナ禍の影響が出る2021年は800,000人程度と激減している。

現在の大学生世代は出生数が1,150,000人程度であるから、最近の20年間で70%に減少したことになる。

20年後には私学の入学者はさらに激減することが予想される。


恐ろしい勢いで若者の非婚化、少子化が進行していく未来が予想される。

この状況下で大学はどのようにして生き残れば良いのか。
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新型コロナ収束の始まり

2022-01-22 | 大学
オミクロン株の猛威が続いている。

これまでと違うのは、保育園や幼稚園でもクラスターが発生していることと、私が関係しているような一般病院でも職員に感染者が出ていることである。

もう、季節性の風邪の流行と全く同じような流行になっている。

南アフリカや欧米のオミクロン株の流行のパターンが、だいたい20日前後でピークが来ていることから、日本でも1月の終わりから2月の始めにかけてピークが来るのではないかという予想が言われ始めている。

スペイン風邪などの過去のパンデミックも最後は軽い症状の大流行で幕を閉じたそうである。

今起こっているオミクロン株の流行が新型コロナ収束の始まりであることを心から願う。

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ステルスクラスター

2022-01-21 | 大学
新型コロナが流行し始めて、次々と新しい言葉が登場したが、今回は『ステルスクラスター』なる言葉が登場した。

「オミクロン株」では、感染しても無症状や軽症にとどまるケースが目立ち、症状を自覚せずに周囲に広げてしまうため、水面下で急拡大する「ステルスクラスター(感染者集団)」が発生する恐れが強まっているということらしい。

軽症というのは良いことのように思われるが、感染症法で定める2類に分類されている限り、流行の社会的影響は決して『軽症』では済まされない。

来月に行われる学生の国家試験が非常に心配だ。
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尾身会長大丈夫?

2022-01-21 | 大学
政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長が「ステイホームは必要ない」と発言し、対策の重点を「人流抑制」から「人数制限」へ移す考えを示したことで困惑が広がっている。

さらに感染者が今後さらに急増した場合に、基礎疾患のない若者らは検査をしなくても症状のみで診断できるようにすると提言している。

感染防止よりも経済優先への舵を切ろうとしているようだが、厚労省管轄の国家試験で感染した学生が受験すらできずに1年を棒に振る状況下で、この方針転換は重大な問題を引き起こすと思われる。
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オンライン授業でオミクロンを乗り切る

2022-01-17 | 大学
先週金曜日の夜から大学に泊まり込み、2日間の大学入学共通テストを行い、昨夜帰宅した。

休む間もなくまた仕事だが、オミクロン株の拡大状況はすさまじい。

来週月曜日には病床が厳しくなる地域も出てきそうだ。

本学では許可された授業以外はすべてオンラインで行うこととし、何とかこの第6波を乗り切りたい。
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大学入学共通テスト2日目 警備強化

2022-01-16 | 大学
昨日の東京大学前での前代未聞の事件を受けて、本学でも警備を強化して大学入学共通テスト2日目が始まった。

事件を受けて、殺人未遂容疑で逮捕された少年(17)が通う高校がコメントを発表した。

今回の事件もコロナ禍の影響と言うことか。

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本校は、もとより勉学だけが学校生活のすべてではないというメッセージを、授業の場のみならず、さまざまな自主活動を通じて、発信してきました。

ところが、昨今のコロナ禍のなかで、学校行事の大部分が中止となったこともあり、学校からメッセージが届かず、正反対の受け止めをしている生徒がいることがわかりました。

今回の事件も、事件に関わった本校生徒の身勝手な言動は、孤立感にさいなまれて自分しか見えていない状況のなかで引き起こされたものと思われます。
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共通テスト始まる 刺された受験生2人 “特例”救済

2022-01-15 | 大学
大学入学共通テストが始まった。

本学では大きな問題なく無事進行しているが、東京大学前で受験生2人が刺されるというショッキングな事件が発生した。

オミクロンに感染という事態はある程度想定できても、この事件は予想できなかった。

社会は受験生を暖かく見守ってくれていると思っていたが、こんな事件も起こりうるのだと言うことを知った。

早速、末松文部科学大臣が、刺された受験生2人の救済策が検討されていることを発表したが、是非救ってあげて欲しい。
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医師国家試験、感染者は「受験を認めない」

2022-01-14 | 大学
理学療法士・作業療法士国家試験においては新型コロナに感染すると受験が認められず再受験もないため1年を棒に振ることになる。

医師専用掲示板で医師国家試験、感染者は「受験を認めない」ということが話題になっている。

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 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染した受験生への対応をめぐり、文部科学省が大学入学共通テストの救済措置を発表、大学の個別試験についても再追試を設けるように要請する方針を示すなど、大学入試はコロナ対応に追われている。

 一方、2月5、6日に控える医師国家試験について、厚生労働省は感染者の受験は認めないとする方針を示しており、追試も予定していない。今後も方針に変更はない予定といい、厚労省の担当者は「受験機会の確保も重要だが、感染拡大の防止も重要な観点。議論した上でこの対応となった」と苦悩をにじませる。
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検査受けて陽性=国試浪人決定

これが果たして仕方のないことなのであろうか?

いまはやっているオミクロンはすさまじい感染力を持っている。

運悪く感染したら1年国試浪人だなんて・・・

あまりにも理不尽だ。
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オミクロンでオンライン授業を続行

2022-01-12 | 大学
オミクロン株による急速な感染拡大が止まらない。

本学でも年末年始の帰省中に感染したり濃厚接触者となった学生が出てきた。

当初は今週のみオンライン講義として健康観察を続けて来週からは対面授業を開始する予定であった。

しかし、現在の状況を再検討して、結果的にオンライン授業を来週以降も継続することにした。

オミクロン株は重症化率が高くない、しかし感染拡大のスピードが非常に速い。
感染力はデルタ株の3〜4倍程度と言われているが、「デルタ株の約6倍の感染力を持つ」と指摘する論文もある。

ワクチンの効果について、英国の研究が報告されている。
2回目接種の5か月後だと、オミクロン株の感染を防ぐ効果は5%を切る。

学生たちをワクチンが守ってくれるとは期待できない。

本学では医療系の学生が2月に入ると次々と国家試験を受験することになる。

いくら重症化しないと言っても感染すれば国家試験受験が危うくなる。

大学入学共通テストでは新型コロナ感染があれば再受験が認められるが、国家試験は再受験という制度自体が設けられていない。

症状がなくても感染すれば1年間を棒に振ることになる。

慎重に審議した結果、対面授業を継続してそのようなリスクを冒すわけにはいかないと判断した。

オンライン授業には様々な弊害があることは重々承知しているが、現在の状況ではこの判断がベストだと信じている。


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オミクロンについて地元ケーブルTV取材

2022-01-11 | 大学
本日、夕方、大学内でオミクロンについて地元ケーブルTVの取材を受けた。

昨年もワクチン接種などについて取材を受けたのだが、引き続いて第6波について取材を受けたわけである。

放送は明日の夕方6時からとのことであった。
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ワクチン3回目接種副反応

2022-01-08 | 医学・医療
昨日、ほぼ正午にワクチンを接種した。

一夜明けての副反応の自己観察。

左上腕のワクチン接種部の筋肉痛は昨日夕方から出現し始めたが、腕を動かさなくても違和感を感じる程度で特に支障はない。
1回目、2回目の時は腕を動かしたり接種部位を押さえると痛みを感じる程度だったので、3回目は筋肉痛はやや強いかもしれない。

発熱なし。

倦怠感なし。

結論的は副反応はあまり大したことはなかった。

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新型コロナワクチン3回目接種

2022-01-07 | 医学・医療
本日、医療従事者として新型コロナワクチンの3回目接種を受けた。

2回目の接種を受けてほぼ8ヶ月が経過している。

これまでの経験もあり、心理的にも抵抗はなく、注射の痛みも全く感じなかった。

副反応はこれから経過を観察する。



さて、沖縄県で特に猛威を振るうオミクロン株だが、今日のニュースでは沖縄県内の医療現場を担う医師や看護師ら220人が新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者になり、勤務を外れる事態となっている。

WHOの臨床医療担当トップ、ジャネット・ディアス氏によると、初期の研究は、オミクロン株感染に絡む入院リスクはデルタ株に比べ低く、若年層を中心に重症化リスクは低い可能性があることを示している。

しかし、いくら重症化しないと言っても、感染が判明すれば法律に基づき隔離されるわけで、医療従事者などエッセンシャルワーカーが一定期間仕事を離れると言うことは非常に大きな問題となる。


私自身もそうだが、緊張感を持って感染予防にこれまで以上気をつけていきたい。
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年賀状、されど年賀状 その4

2022-01-06 | 大学
吉備国際大学では今日から定例の会議が始まった。

全国で新型コロナが爆発的に増え始め、特に沖縄では目を覆うような状況が続いている。

そのため、今日の会議で高梁キャンパスの学生については来週から始まる講義をオンラインで行うことに決定した。

学生は早めに高梁に帰ってきて、アパートで経過観察を行うこととなる。



さて、今日、メールで年賀状が届いた。

やはり私の元ゼミ生の齋藤康文君からである。

昨年9月27日にパラリンピックで車椅子バスケのチームのトレーナーとして活動したことを報告しに岡山まで来てくれた齋藤君である。

正式に2022年度の男子日本代表スタッフに任命されたとのことである。

私は全くの運動音痴なのに、なぜか河村ゼミの卒業生からはスポーツリハの達人が続出している。

良いことである。




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河村先生

新年あけましておめでとうございます。
旧年は大変お世話になりました。

先生は新年早々お忙しい日々をお過ごしでしょうか。学長のお仕事などで体調崩されてないでしょうか…頑張るのもほどほどにしてたまには休んでくださいね!!!

私事ですが、正式に2022年度の男子日本代表スタッフに任命していただきました。パリまで時間は少ないですが東京の結果を超えらえるよう全力で取り組んでいきたいと思います。

本日、千葉では大雪となっています。私の住んでる船橋でも珍しく積雪が見られます。寒い日々が続きますので、お忙しい中体調崩さないようお気をつけください!

本年もよろしくお願い致します。


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齊藤康文 / Saito Yasufumi
理学療法士・障がい者スポーツトレーナー
車いすバスケットボール男子日本代表フィジカルコーチ/ 車いすバスケットボール男子U23日本代表フィジカルトコーチ
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年賀状、されど年賀状 その3

2022-01-05 | 大学
吉備国際大学は1月5日から仕事始めである。

帰宅して届いていた年賀状で意外だったものがあった。

大阪に住む元私のゼミ生だった濱田太朗君からの年賀状である。

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今年から「プライムホスピタル玉島」のスポーツリハ部門をお手伝いすることになりました。

ご指導よろしくお願いします。

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「プライムホスピタル玉島」を検索すると「玉島第一病院」が名前を変更したものらしい。

「玉島第一病院」は昭和48年、西山剛史先生が開業された病院で、岡大整形の同門であるから私も知っている。

ホームページを見ると後を継いだ西山 武先生が「プライムホスピタル玉島」と名称をあらためて、スポーツリハに力を入れていると言うことらしい。

ホームページをさらに読んでいると、「院長のささやき」の欄で、以前読んだことがあるページがあった。

それは「ラーメン劇場 代打は俺だぁ~!!」という見出しで、どうも西山 武先生はラーメン屋に転向した(現在は既にやめている)岡大整形同門の杉本佳久先生の同期らしい。

岡大整形外科関係で私も緩くつながっていたのであった。


それにしても、濱田君に関して言えば、大阪から岡山の玉島まで通うのは結構大変だと思うが頑張って欲しい。
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