河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

2010年度ORCを利用した高梁市老人クラブ健康教室

2010-09-30 | 保健福祉研究所
今年の高梁市老人クラブ健康教室の第1回目が本日行われた。

今年で3年目であり、ほとんどの参加者が顔なじみとなった。
研究所に設置した特殊なリハビリ器機を体験してもらい、まずまず満足していただけたようであった。










2010年度ORCを利用した高梁市老人クラブ健康教室

1. 対象 
   高梁地域老人クラブ会員で、体力づくりに関心がある人

2. 送迎
 高梁市マイクロバス

3. 日程
第1回 平成21年9月30日(木)13:30~16:30
 立位揺動装置デモおよび体験、膝の運動指導(河村ゼミ)
 Zebris計測(酒井)
SF-36、老研式活動能力指標アンケート配布説明(玉利ゼミ玉置みのり)
整理体操(玉利ゼミ玉置みのり)

第2回 平成21年10月21日(木)13:30~15:30
 ピラティス運動指導(船江順子)

第3回 平成20年11月25日(木)13:30~15:30
 アンケート結果報告(玉利)
 健康運動指導(佐藤)
 アンケート(原田)
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ニコレー筋電計復活

2010-09-29 | 研究・講演
購入後16年が経過するニコレーバイキング筋電計が故障して、困り果てていたが、最終的に壊れていたと思っていたハードディスクが単にBIOSが飛んでいただけだったことが判明したため、元通り復活させることができた。

この筋電計は1500万円くらいしたはずで、もし使えなくなったらもう新規購入は不可能であった。

これから、細胞の電気刺激にも使わなくてはならないし、本当に良かった。

しかし、いずれハードディスクなどが故障するのは間違いないのであと何年使用できるかは不明である。
それにしても16年も使用できるなんて昔の器械は頑丈にできていると感心した。


今回修理をしてくださったミユキ技研の古川さんには感謝します。
もし予算ができたら新機種のバイキングクエストを購入させて頂きます(今はとうてい無理ですが・・・)。


今度また壊れた時のために連絡先を記録しておく。

ミユキ技研 
古川 龍三
〒194-0035
東京都町田市忠生2丁目5番47
食品衛生研究所ビル6F
TEL:042-789-6022 FAX:042-789-6195
e-maile: furukawa@miyuki-net.co.jp
hp: http://www.miyuki-net.co.jp/
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スピードの出し過ぎには気をつけよう

2010-09-29 | Private
先頃無料化された岡山自動車道(岡山ジャンクション―北房ジャンクション間、44キロ)は私がふだん通勤に使っているルートで、最近車の通行量が非常に増えた。
今朝も気分良く岡山自動車道を走っていると前方に白のクラウンがゆっくり走っていた。
追い抜きをかけて何気なく運転席を覗くとブルーの制服と白のヘルメットが目に入ったのでゆっくりブレーキを踏み追い抜きを中止した。
その直後、前方でスピードを上げた車がこの覆面パトの餌食となった。

もうすぐ2車線化の工事も完了予定で通勤は非常に快適になるが、スピードの出し過ぎには気をつけなければならない。
危うく最悪の気分で一日過ごすところだった。

高速を降りて大学に向かう途中で、今日は彼岸花がたくさん咲いているのが目についた。
昨日は気付かなかったので、今朝咲いたものと思われる。
今年は猛暑のせいで彼岸花が咲くのが少し遅れたようだ。

快適な朝を過ごせて今日はラッキーだった。
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ホームページは重要

2010-09-28 | 大学
この日曜日から始めたホームページ作りだが、ちょっとはまっている。(メインのページ参照)
これまでのHTMLやFTPとは無縁の手軽な感覚が気に入った。
ブログ同様、気晴らしを兼ねてデータを打ち込むことができる。
これまで指導したゼミ生のことや、開発したリハビリの方法などを書いていきたいと考えている。
気長に取り組んでいきたい。

ホームページと言えば、先日卒業生の花岡君からホームページを立ち上げたので私のブログにリンクをはっても良いかと問い合わせがあった。
別にたいしたことを書いているわけではないのでどうぞと許可したが、彼のホームページを覗いてみるとかなり気合いの入ったりっぱなホームページを作っていた。

http://www.arc-destiny.com/index.html

私の場合は気晴らしを兼ねた片手間での作業なので、そこまで凝ったホームページは最初から考えていない。
あまり力まずにこつこつとやっていきたい。
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ホームページ作成

2010-09-26 | 大学
大学のサーバーに作成したホームページだが、更新が面倒でもう3年近く放置したままである。
何とかしなければといつも思っていたが、どうにもならない。
最近は科研費の研究成果などもホームページを使った公開が推奨されているのでこのままではちょっと困る。

そんなことを考えていたら家人がホームページ作成のためのサイトを教えてくれた。
さっそく登録してみたが、これならブログ感覚で簡単にホームページの更新ができそうだ。

これから科研費の申請作業が始まるが、こちらのホームページ作りも平行して行っていこうと思う。


http://kawamura-md.jimdo.com/
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線維筋痛症の講演会

2010-09-25 | 医学・医療
お彼岸でもありお墓参りに行ってきた。

夜は岡山プラザホテルで第269回岡山県医師会整形外科部会研修会が行われた。

現在、外来で診ている患者さんの一人が線維筋痛症ではないかと疑われるので、この講演を聴きに行ってきた。
それだけでなく、整形外科外来を受診する人のほとんどが「痛み」を訴えて受診するので興味があった。


線維筋痛症、慢性痛症の病態、治療
~診断、薬物治療からリハビリテーションまで~
三木 健司 
尼崎中央病院 整形外科 部長

線維筋痛症に限らず、慢性疼痛疾患の診断には鑑別診断が最も重要である。
中でもリウマチ性脊椎関節炎の鑑別は重要である。

薬物としてはノイロトロピン、抗うつ薬としてルボックス、デプロメール、パキシルなど。
抗てんかん薬のガバペン(ガバペンチン)、リリカ(プレガバリン)などが有効。
しかしどれも有効性はBランクでAランクの薬剤は今のところ存在しない。
イメージ的には抗うつ薬は鈍い痛みに効き、抗てんかん薬はブスッと刺さるような痛みに効く。

デパスは長期に漫然と処方されると疼痛の閾値を下げて返って有害である。

また最近では非癌性疼痛に対するオピオイド治療が有効に使用されるようになってきている。
しかし、依存症のリスクがあり気軽に処方してはいけない。
トラマドールがよい。

慢性痛症の治療にとって必要不可欠なセルフコーピングの手段としてのリハビリテーションを紹介する。
歩行などの軽い運動が有効。水中歩行などがよい。
脳へのアプローチも必要。

認知行動療法
患者の病気に対する「認知」が否定的であることを修正して、いわゆる疼痛行動を減少させるように患者自身が努力するもの。
疼痛行動とは、痛みの存在を周囲に伝える全ての行動。

「痛み」がなくなったら何をしたいか問いかけてみるのもよい。
何もしたいことがないという患者さんの中には痛みとの共存を必要としている人もいる。

うつ病のスクリーニングも必要。

慢性疼痛に悩む患者さんは医療従事者に対して攻撃的になることが多い。
人間観察のつもりで忍耐強く接することが必要。
2年くらいはつきあう覚悟が必要。
しかし、治療に協力が得られない場合は効果が期待できないので毅然とした態度を示すことも必要。


関連学会
国際疼痛学会
日本運動器疼痛研究会
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移乗介護動作解析

2010-09-23 | 研究・講演
本日は丸一日がかりで移乗介護動作の3次元動作解析を行った。
16chの動作筋電図も同時に記録した。

nacの古田さんにカメラを4台持ってきて頂いて合計12台のカメラで解析を行った。

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尾を引く混乱

2010-09-21 | 大学
学内LANのサーバーは問題なく再稼働しているが、掲示板はいつの間にか取り消されて、重要な情報交換はストップしたままである。
明日は情報不足のまま会議が開かれる。


学部3年生は学外実習から無事帰ってきた。
学部4年生はそろそろ卒論が切羽詰まってくる時期だが、同時に就職先の見学などもしなくてはならないので腰が落ち着かない。


23日は祝日だが、本学に大勢集まって介護動作の解析研究を行う予定である。
30日には保健福祉研究所で高齢者の健康教室を開催しなくてはならない。


講義も始まるし、何もかもが慌ただしい。
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上海万博 SMAPイベント中止

2010-09-20 | 大学
尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件は、中国人船長の拘置延長がきっかけとなって様々な対日報復措置が始まった。
本来平和なイベントであるはずなのにSMAPのイベントが中止されるとは、誰も予想していなかったのではないだろうか。

本学のサーバーはシャットダウンしていたのだから機能には何も問題ないだろう。
ただし、重要な連絡を行う掲示板がこの間閉鎖されていたのは影響が懸念される。
本日中にこのための作業の遅れを取り戻さなくてはならない。


この休みの間、ずっと仕事をしていたが、ちょっと時間を割いて海を見にドライブに行ってきた。
夕方、王子が岳のあたりをドライブしていたら月を背景にパラグライダーが飛んでいるところに遭遇した。
エンジン付きで気持ちよさそうにゆったりと長時間飛んでいた。



パラグライダーとかスキューバダイビングとか、今の自分とは全く縁がないが、気分転換には最高に良さそうだ。
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中国からサイバー攻撃?

2010-09-18 | 大学
今日から始まる秋の飛び石連休だが、我々には宿題がある。
10月に予定されている基準協会の実地視察に向けて、あらかじめ先方から提示された質問に対して回答を準備しなくてはならないのだ。

そのために情報交換の場として専用の掲示板が学内LANに用意されたのだが、それが昨日のことである。
ところが中国からのサイバーテロが予想されるとのことで、予防的にサーバーの機能が停められてしまった。
アクセスしようとしてもつながらなくなっている。
これでは情報交換ができない。

田舎の小さな大学のサーバーがテロのターゲットになるのかどうか非常に疑問だが、時間がないので非常に困っている。
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秋期学位記授与式および入学宣誓式

2010-09-17 | 大学
本日は午後より秋期学位記授与式および入学宣誓式が行われた。
昨年までは無縁の行事であったが、今年は研究科長と言うことでキャップとガウンを着て出席することになった。
春とは違い、時間も短く、2時間ほどで終了した。

その後、加納先生と培養神経細胞を温めながら電気刺激を加える実験を行った。
意外と安定した電流を流すのが難しく、苦労した。
実験は頭の中で考える時には簡単そうでも、いざやってみると思わぬことが起こる。
結果が出るのは1週間後であるが、今回は失敗かもしれない。

来週からはもう講義がスタートする。
あれやこれやで忙しく、結局まとまった研究はほとんどできなかった。

愚痴を言っても仕方がないが、最近はいろいろと忙しい。

それでも加納先生は今夜も徹夜で研究をするようだ。
あのパワーはどこから出てくるのだろうか。
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動物飼育保管施設及び動物実験施設視察

2010-09-15 | 大学
本日午後に動物飼育保管施設及び動物実験施設視察を行った。

私は本年度から動物実験委員会の委員長を務めており、職務上行わなければならない仕事である。


「動物実験委員会規程」第二条一において動物飼育保管施設及び動物実験施設を調査し、基本方針ならびに別に定める動物実験保管施設の要件に適合しているか否かにつき、学長に助言を行うとなっており、これに基づき視察を行ったものである。
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大学基準協会による評価

2010-09-15 | 大学
本日は午前中に会議が二つあり、そのうちの一つが大学基準協会による評価についての会議であった。

その概略をまとめる。

吉備国際大学は、2004年3月、大学基準協会に「自己点検・評価報告書」を提出し、2005年4月1日付で協会から加盟の認証を受けた。
大学基準協会から前回の審査時に指摘を受けた勧告・助言事項30項目を踏まえて、全学的な視点からの見直しと改善を推進する組織が必要であつた。
全学的な教育研究活動の企画・立案および調整を行い、さらには点検・評価にもかかわる機関として、2005年度に教育開発・研究推進中核センター(以下中核センターと略す)を設置した。
中核センターは、教育開発部門、研究推進部門、社会貢献部門より構成され、センター長には学長、部門長・副部門長には副学長または学部長などの役職者がその任にあたつている。
ちなみに私は研究推進部門の副部門長を務めてきた。
中核センターでは、それぞれの教育組織の運営を有機的に連結し各々の活性化を図ること、最先端の研究を通じて本学における研究の高度化・学際化を図ること、教育研究成果の社会への還元を図ることを目的にしている。
中核センターの開設により、全学レベルでのPDCAサイクルが確立され、教学における全学的な見直しと改善がよリ一層推進された。
今年度、第三者評価として、大学基準協会による評価を再度受けるにあたり、協会から示された点検項目も含めて、自己点検・評価を行い改善に取り組んできた。

本年3月に418ページからなる自己点検・評価報告書を大学基準協会に提出し、10月に実地視察を受けることとなった。
それに先立ち、提出した報告書に対する質問事項をまとめた書類が事前に大学基準協会から送られてきた。
実地視察までの僅かな期間にこの質問事項に対する回答を用意する必要がある。


昨日書いた週間ダイヤモンドのランキングにおいても第三者評価は非常に重要な指標となっている。
大学生き残りのためには第三者評価による認証は絶対に必要な事項である。

これまで行ってきた努力は並大抵ではなかった。
これからが最後の詰めである。
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537私大「財務状況」ワーストランキング

2010-09-14 | 大学
週刊ダイヤモンドに掲載されている「特集 壊れる大学 」という記事はすさまじい。

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これまで大学の経営状況のここまで詳細なランキングは見たことがない。
財務状況だけでなく、私学助成を受けているかどうかとか、外部評価で認証を受けているかどうかなども調べて詳しく比較検討がなされている。
財務や入学定員充足率に問題があると私学助成を受けられないということや、外部評価が保留などになっている大学は何か深刻な問題があることをきちんと認識した調査である。

この特集号でワーストランキングに名前が出た大学は、深刻な影響を受けるだろう。
記事の中で名指しされた大学の実態には恐るべきものがある。
よくもこれまで経営できたと驚くような内容である。

幸い、本学の名前はなかったので一安心だが、大学改革の動きに一段と拍車がかかることは間違いない!
結局はこつこつと真面目に教育研究の内容を改善していくしかないのである。
明日もそのための会議が予定されている。
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9月オープンキャンパス

2010-09-12 | 大学
本日は午後からオープンキャンパスが行われる。

午前中に学部学生のための実験指導を行う約束で、午前8時過ぎに大学に出てきたところ、早すぎてエスカレーターは動かないし大学地下1階入口の鍵は施錠されたままだった。
汗だくで何とか研究室までたどり着いた。

ここのところ日曜日でも仕事が入ることがほとんどだ。
通信制大学院のスクーリング、入試、オープンキャンパス等々。
10月下旬からは20周年記念事業で週末はほとんどが占められる。
こういった仕事は嫌いではないので日曜日が潰れたからと言ってどうということはない。
ただ、学会や研究会などと予定が重なると非常に困る。

さらに、たまには仕事とは全く違うことをして丸1日過ごすようなことをしないと精神衛生上良くないような気がする。


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オープンキャンパスを終えて帰宅した。
朝早くから出校したのでさすがに疲れた。

今回は今年3回目のオープンキャンパスでのデモだったので、手際よくプレゼンができた。
今回は女子学生に被験者になってもらい、リアルタイム動作解析を行った。
彼女も少林寺拳法の心得があったので、マーカーをつけて模範演技をしてもらった。
最後には、得られたデータに骸骨のCGを被せてプレゼンを行った。

その後、参加してくれた高校生全員に手首にマーカーをつけてリアルタイム動作解析をほんの少しだけ体験してもらった。

歩くだけのデモよりは少林寺の型の演技の方がおもしろい。
今回来校された人にはだいぶアピールしたのではないだろうか。
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