河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

2008年を振り返って

2008-12-29 | 大学
2007年は3次元動作解析システムが更新されたり、新しい筋電計が導入され、さらにオープンリサーチセンター整備事業の補助金が採択されて初年度の機器整備でてんやわんやだった。
2008年は3月に保健福祉研究所が竣工し、記念講演会やたくさんの公開講座を開催し、見学者の対応をしているうちにあっという間に1年が過ぎてしまった。
学部生や大学院生の指導も行いながら、今年春からは通信制の大学院生も加わり、とにかく目の前に迫る締切をクリアするのに手一杯で1年が過ぎてしまったような気がする。
ゆとりがないと良い仕事ができないと思うが、締切に追われるというのもある意味活性化につながるという側面もあり、忙しい忙しいと言いながらも岡山済生会病院と連携したACL再建術後患者に対する電気刺激を併用した筋トレの実験などそれなりに成果は上がりつつある。

しかし、2008年は私の身の回りの小さな出来事よりも、世界中がサブプライムローンの破綻に始まる未曾有の大不況に振り回された1年だった。
年末に解雇されて路頭に迷う人もたくさんいるはずで、例年にまして暗い年の瀬になってしまった。

私自身も、仕事納めの気の緩みか、ここのところ風邪気味で体調が良くない。
今日は本来なら大学の研究室に行って残した仕事を片付ける予定が自宅から出る元気がない。

2009年はこれまでの苦労が実る年にしたいものである。
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仕事納め

2008-12-26 | 大学
本日、延岡の関連大学と回線を結んで仕事納めの式が行われた。
まだ、実際にはやらなくてはならない仕事が残っているのだが、とりあえずは本年の業務は終了だ。

今年は本学だけでなく、世界全体がサブプライムローンに始まる信用収縮のせいでとんでもないことになった波乱の1年だった。
それでも、本学では研究所は建ったしGPにも学部と大学院それぞれ一つづつ2つも採択された。
それより何より、給料もボーナスも100%支給されたし、今の社会情勢を考えるとちょっと信じがたいほど好調である。

しかし、他学部他学科では人事を巡って穏やかでない噂も聞こえてくるし、いつ災難が降りかかってくるか分かったものではない。
所詮、人生はリスクだらけだということか。
良いことがあれば悪いこともあるし、その逆も真なりである。
あまりくよくよ気にしても仕方がない。
明るく乗り越えていこう。
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大学院研究発表会

2008-12-25 | 大学
通信制大学院の3回目のレポート評価も終わり、今日は通学制大学院生の研究発表会が行われた。
全て真面目に聞くのは辛いが、午前午後の全ての発表を聞いた。
あまりなじみのない分野の研究は正直物足りないが、それでも全体を通して興味を持ち続けることができた。
これで修士2年生は来月に向けて修論を完成させることになる。

今年もいろいろあったが大きな行事はだいたい終了した。
明日は仕事納めである。

そうは言いながらも例年のことながら、年賀状書き以外にも年末年始の宿題がまだ残っている。
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リハ学会編集委員会

2008-12-19 | 研究・講演
今年最後の編集委員会のため東京へ。
2ヶ月に1回なのでまだ耐えられるが、岡山から東京に出てくるのは負担が大きい。
今日は本当なら大学の忘年会で楽しんでいたはずなのだが・・・

投稿のオンライン化は遅れていて、来年4月からと言うことになりそうだ。
任期はまだ1年以上あるので、どうしても避けられない。
今日も山のように資料が配られた。

私は性格的にこのような作業に向いていない。
世の中は人のいやがる作業でも辛抱強くこつこつと行ってくれる少数の人でもっているのだと言うことが編集委員をやっているとよくわかる。
ある程度の熟練が必要なので任期が4年と言うのは仕方がないと思うが、犠牲が大きすぎる。

いつもぼやきになって情けないが、今回は優秀論文選出のため、今年の学会誌掲載論文の採点という宿題も出ているのでぼやきたくもなる。
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第4回保健福祉研究所を利用した高梁市老人クラブ健康教室

2008-12-18 | 保健福祉研究所
本日、保健福祉研究所を利用した高梁市老人クラブ健康教室の最終回が無事終了した。
おおむね参加された高齢者の方には好評で、大きな事故もなく事業を終えることができほっとした。

今回は前回に引き続き、佐藤講師が指導しているゼミ生とともに運動指導を行ってくれた。
手指マッサージあり、壁体操あり、歩行練習ありで盛りだくさんの内容で参加者には有意義だったのではないかと思われる。

参加してくださった高梁市老人クラブの皆様、ありがとうございました。
また来年も是非来てください。

企画してくださった高梁市高齢福祉課の皆様、ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。

それからこの企画を実施してくれた研究所のスタッフの皆さん、どうもお疲れ様でした。
手伝ってくれた学生、院生の皆さん、どうもありがとう。

来年度は夏休みに第1回目を行って、学部学生にも是非体験してもらいたいと考えている。
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ちょっとうれしいお話(その1)

2008-12-18 | 大学
昨日、大学院生の頼りない話をこぼしたばかりだが、良い話も舞い込んでくる。

先ほど研究科長からメールが届いた。実はこのことは昨日研究科長から直接お聞きしていた。
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 楽しい話がまったく聴けない昨今、ちょっとうれしい話がありましたのでご一
報。研究科博士課程3年生龍田尚美さんとポスドクの野中紘士君が第43回日本
理学療法学術大会賞を受賞され、表彰されることになりました。彼らにとっても
また研究科にとっても名誉なことであり、喜んでおります。
 25日(木)に本年度2回目の研究発表会がございます。できるだけ多くの先
生方から忌憚のない意見を頂戴し、院生の研究が少しでもレベルアップすること
を望んでおります。ご協力のほど宜しくお願いいたします。
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正確には野中君はポスドクではなく、保健福祉研究所の準研究員だが、おめでたい話である。
研究科と連動している研究所にとっても嬉しい話である。

メールのタイトルがちょっとうれしいお話(その1)となっているので他にも何かめでたい話があるのだろうか?
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学生用備品管理

2008-12-17 | 大学
今日の教授会で、学生のパソコンにウイルスが蔓延し大変なことになっていると報告があった。
パソコンに詳しい教員のところには学生が助けを求めて押し寄せてくるため、本来の仕事に支障が出ている。
大学でこういう事態に対処する職員を雇うべきではないかという意見が出たが、現在の状況では人員は減ることはあっても増えることはあり得ない。

学生は自分でできることは頑張って自力でやって欲しいと思うが、経験が少ないせいかそれも難しいようだ。
同じことが大学院生でも起こっている。
しきりに大学院生室のプリンターが調子悪いというので、新しくエプソンの複合機を購入した。
喜んで使ってくれていると思ってのぞきに行ったら、まだ段ボールに梱包されたまま放置してあった。
プリンターがないと困るというくせに、自分では設定しようとしないのだからあきれる。
そもそも現有のプリンターが調子悪いというのも、単に設定がうまく行っていないだけの可能性がある。
私は自分の研究室のプリンターが調子悪くなったら徹底的にその原因を究明するが、彼らは誰かが世話をしてくれるものと思っているようだ。
私も最近は雑用で忙しくてそこまで面倒は見きれない。

ちなみにメモを残しておくが、調子が悪いというプリンターはLBP-840で2台ある。困ったことにこのプリンター用の新品のトナーカートリッジEP62が7個も残っている。学内の余ったトナーが集まってきたせいだ。EP65という型の違うトナーも1個ある。
LBP-840は大学院ができた2000年にリースされたものだが、リースを打ち切るべきかどうか悩んでいる。
リースを解消したらトナーが余りにももったいない。
学生用の備品だが、貧乏性なので気になって仕方がない。
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英文校正

2008-12-17 | 研究・講演
締切を過ぎた紀要の論文と、指導している院生の投稿のために必要な英文abstractを先週ネイティブチェックに出していたのだが、今朝早くにその結果が返ってきた。
院生の書いてきたひどい英文に修正を加えて提出したのだが、短時間に急いで直したものだから英文の意味が十分伝わらず、誤った意味で修正されている部分が多々ある。
英文はほとんど全体にわたって修正が加えられている。
赤ペンで真っ赤に修正された小学生の答案用紙のようだ。

最後のコメントがひどい。

The English in this document was poor, and content was ambiguous at several instances. It required heavy editing for language and style. Heavy editing changes were required to improve flow and readability, and clarify the scientific content.
Please review the edits carefully to ensure that the meaning has not been altered. Also clarify all the tags/remarks to ensure successful publication, from the English point of view. If time permits, we also recommend another round of editing for this manuscript after the changes are made.

まるで言いたい放題ではないか。
誰だこんなことを言われる下手なabstractを書いたのは。
院生を責めたいところだが、私が修正したのでそうもいえない。

いずれにしても投稿は急ぐので、とりあえず自分なりに修正してお終いと言うことにするしかない。

朝から大変だった。
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タイヤ交換

2008-12-16 | Private
日曜日の研究会の後、なかなかできなかった自家用車のタイヤ交換に行ってきた。
走行距離は147000kmで、今回は2度目の交換である。
冬で氷点下に冷え込む日もあるのですり減ったタイヤでは危険だと感じていた。
久しぶりの新品タイヤで乗り心地も少し改善し、些細なことだが気分がいい。
おまけにガソリン代は昨日給油した時にはリッター97円であった。
世の中不況だが、こんなことで嬉しくなる自分は恵まれているのだろうと思う。

大学に出てくるとまず片付けなければならないのがメールの返信である。
それから、たまった物品購入のための稟議書書きである。
年末は忙しい。
研究費での主立った物品購入は年内に申し込んでおかないと締切に間に合わない。
研究費は予算をオーバーして使うことは当然できないが、余らしても問題になるのである。
しかし、人を対象とした研究を行っていると年初の予定通りには研究は進まないし、途中で軌道修正して新たな物品が必要になることもある。
それらをバランス良くまとめながら研究費を使い切るのであるが、これが結構疲れるのである。

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第22回 日本リハビリテーション医学会 中国・四国地方会

2008-12-14 | 研究・講演
第27回中国四国リハビリテーション医学研究会と同時に第22回日本リハビリテーション医学会中国・四国地方会が岡山大学整形外科で開催された。

私は朝1番の発表であった。

荷重立位での周期的前後揺動刺激が脊髄損傷患者の下肢筋群に及ぼす効果
吉備国際大学保健科学部1,吉備高原医療リハビリテーションセンター2
○河村 顕治1,古澤 一成2,徳弘 昭博2
脊髄損傷のトレッドミルを用いた免荷式ステッピングトレーニングの良好な成績は報告されているが実施が困難である.そこでトレッドミル歩行訓練を行う代わりに荷重立位で足部を揺動板に固定し,前後に周期的に揺動させることで下肢筋に筋収縮を誘発させることができるという仮説に基づき研究を行った.対象は吉備高原医療リハビリテーションセンターで治療を受けている脊損者9名である.1名は完全麻痺で他の8名は不全損傷であった.被験者の体を牽引装置を用いて荷重立位に保持し,足部を揺動板に固定し揺動刺激装置による前後揺動刺激を加えた.症例1は18歳男性,L1 ASIA Aの完全麻痺であったが受傷後8ヶ月経過し下肢の筋萎縮著明で,荷重立位での周期的前後揺動刺激は下肢筋に有効な筋活動を誘発することはできなかった.症例2から症例9は種々のレベルの脊髄不全損傷患者であったが,不全損傷患者においては全例に大腿筋群を中心に筋収縮が観察された.

特別講演は下記の二つであった。
【特別講演】13:30~14:30
座長 岡山大 千田 益生 先生
「CI 療法の理論と実際」
兵庫医科大学リハビリテーション部 道免 和久 先生
【特別講演】14:30~15:30
座長 岡山大 尾凬 敏文 先生
「転移性脊椎腫瘍の治療 -QOL 向上の観点から-」
日本大学医学部整形外科学系整形外科学分野 徳橋 泰明 先生

道免先生の講演は非常に分かりやすく、最近話題になることの多い脳卒中片麻痺に対するCI 療法のことが良く理解できた。

昨日、今日と岡山にいながらにしてたくさんの講演が聴けて非常に勉強になった。


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第1回岡山運動器フォーラム

2008-12-13 | 研究・講演
岡山プラザホテルで岡山大学整形外科桃整会学術講演会と第1回岡山運動器フォーラムが開催された。

岡山大学整形外科桃整会学術講演会
教育研修講演 「外傷整形外科医の確立をめざして」
高知医療センター救命救急センター 
医長 黒住 健人 先生

第1回岡山運動器フォーラム
腱板断裂:病態、治療とリハビリテーション
東北大学大学院医学系研究科医科学専攻外科病態学講座整形外科学分野 教授
井樋 栄二 (イトイ エイジ)先生


岡山大学整形外科桃整会学術講演会は同門の中で活躍している若い先生に講演していただくという趣旨で、今回の黒住先生の講演は大変感銘を受けた。
高知県は山林が多く、高速道路が限られたエリアしか走っていないため、救急搬送は困難を極める。
往々にしてヘリコプターなどが使われ、黒住先生は要請されればヘリに乗って災害現場へ飛ぶ。
それならそういうこともあるだろうと思っていたら、山林など着陸できないところでは自らハーネスをつけてワイヤーで吊されて、ホバリングしているヘリから現場に降りていくのだそうだ。
おそらく、これはバンジージャンプと同じ感覚ではないかと思われる。
相当怖い、ある意味命がけの活動である。
救急では四肢の外傷だけでなく、開胸心マッサージや、開腹して脾臓摘出なども行うという。
通常の整形外科医が決して行わない処置である。
そんなことまで行っている整形外科医がいることを今回初めて知った。
留学先のフランスで日本では1週間に110時間働くと言ったら現地の新聞にでかでかと「ありえない」と掲載されたという話はおもしろかった。
これだけリスクを冒して過労死ぎりぎりまで働いても、給料はそんなに多くはない。
黒住先生には燃え尽きないように今後も頑張って欲しい。

今回の講演を聴いていて考えたのは、骨盤骨折や多発外傷ですさまじい生きるか死ぬかという患者が病院に搬入された場合、整形外科医が救急チームにいないと命を助けることが最優先されて、命が助かった後の身体機能まで考慮されないということである。
整形外科医は命を助ける努力と共に習慣的に、将来のdisabilityまで考えながら治療を行う。
この違いは患者さんにとって大きな意味があると思われた。


井樋教授のお話も大変興味深かった。
肩の腱板が切れると言うことと肩の痛みがあると言うことは必ずしも同一ではないのだそうだ。
腱板が切れてもむしろ痛みを感じない無症候性の腱板断裂というのがかなりあるのだそうだ。
また、最近は腱板断裂の手術は大部分が内視鏡で行われるようになったとのことである。

講演の後に、肩の手術の後でインナーマッスルだけを選択的に鍛えられる何か良いリハビリの方法はないものだろうかと岡大のスポーツ外傷を担当している阿部先生と話し合った。

肩のリハビリというのも今後は大きなテーマになってきそうな気がした。
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岡山大インキュベータ

2008-12-12 | 大学
岡山大インキュベータに入って研究開発を行っている企業から要請があり、久しぶりに津島の岡大へ行ってきた。
約束の時間よりも早く着いたので、しばらく岡大周辺を散歩してみたが、30年近く前に過ごした頃よりは瀟洒な住宅が周りにずいぶんできたように感じた。

最近は産学連携とか大学発ベンチャーとかがもてはやされ、岡山大インキュベータもその流れの中から公的な助成を受けてできたものと思うが、果たしてこのような仕組みはうまく機能するのだろうか。

いくら大学の中にスマートな研究室を持ったとしてもうまく機能するとは限らない。
結局研究開発というのは場所や研究室の設備ではなくて、アイデアと情熱なのだと私は思う。

スティーブ・ジョブズがMacを生み出したガレージが研究開発の基本なのだと思う。

確かにアクティブな場所に存在することが開発を推進するということはあると思うが、今日見た感じでは、さほどアクティビティが高いとは感じられなかった。

高梁の田舎でも、情熱さえあれば何かよそには負けない新しいものを開発して世に問うことはできるのではないかと感じた次第である。
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ACL再建術後患者における揺動+EMS刺激

2008-12-08 | 研究・講演
年末を迎えて科研費で行っている研究をどのようにとりまとめるかを相談するために岡山済生会病院へ行ってきた。

この研究は昨年度健常人に行ってあまりにも結果が良かったため、筋萎縮で本当に困っているACL再建術後患者で試してみることにしたものだが、いろいろ苦労はあったものの順調に進行している。

以前のブログにも書いたが、リスクを伴う臨床実験を行うにはクリアしなければならない手続きがいやと言うほどあり、まずそれで疲れ果ててしまった。
それを乗り越えて実際に実験がスタートすると、果たして週に3回も3ヶ月に渡って患者さんが訓練のために通ってきてくれるのだろうかという懸念があった。
事故は起こらないだろうかとか、不安になる要素は数え切れないほどあった。

それでも整形外科部長の林先生の熱心な説得もあり、9月の実験開始以来現在9名もの術後患者さんが熱心に訓練に通ってきて下さっている。
さらに後3人は増えるとのことで、1台の訓練システムのキャパシティぎりぎりまで参加者があると言うことで、本当に驚いた。
しかも、全員がいやいや参加するのではなく、真剣にかつ楽しんで訓練を続けてくれている。

筋力アップも順調で、この研究は成功する見込が高まってきた。
研究環境のためバランス能力の評価などができていないのが残念だが、それと引き替えに病院でCTで筋断面積の評価ができる。

今日の話し合いでは、研究が終了した後訓練システムは継続して使えるのかということが議題となり、取りかかりの時には海のものとも山のものとも分からない厄介者的訓練システムだったものが一躍なくてはならないものになってきたというのが意外であった。

たくさんの人を巻き込んで研究が進行してきたが、これまでの苦労が報われそうな気がして嬉しかった。
来年1月には関係者で集まって新年会を兼ねた飲み会を行うことになった。
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