河村顕治研究室

健康寿命を延伸するリハビリテーション先端科学研究に取り組む研究室

YouTubeに最新シミュレーション解析をアップ

2010-11-30 | 研究・講演
臨床歩行分析研究会の定例会に参加して刺激を受けたので、私が最近行ったdrop jumpの解析結果を動画に描き出してYouTubeにアップしてみた。

また、その動画をメインのホームページのトップにリンクした。

結構いけているのでないだろうか。


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岡山大学医学部で講義

2010-11-30 | 研究・講演
毎年この時期に岡山大学医学部で医学生に講義を行っている。
本日、1限目に4年生(学部2年生)に「運動機能学」の講義を行った。

医学部では運動学やリハビリテーションに関する講義を受けることが少ないので、この講義は重要だと考えている。
医学生は今後どのような診療科に進もうとも、これだけ高齢者が増えた現在の医療においてはリハビリテーションの知識がなくてはならないだろうと思うからだ。

ただ、今の医学生は非常に過密なカリキュラムをこなしているようで、通常の科目を勉強するだけで精一杯のようだ。
何でも学部2年が終了する時に、全国統一試験のようなものがパソコンで行われて、合格点が取れないと進級できないのだとか。
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第32回臨床歩行分析研究会定例会

2010-11-28 | 私と歩行分析
愛知県豊橋市の豊橋創造大学で第32回臨床歩行分析研究会定例会が行われた。
会長の金井 章先生とは古くからの知り合いで、今回も参加しないわけにはいかなかった。

昨日のプレカンファレンスには遅れて参加となったが、夜は懇親会でいろいろな方と情報交換を行った。

本日行った発表は以下の通りである。


足圧解析機能を有したトレッドミルによる歩行分析
酒井孝文 河村顕治
 超高齢社会を迎えた我が国において、健康寿命の増進は重要な課題である。人は加齢に伴う筋力低下、バランス能力の低下などにより歩行中の転倒事故が増大する。転倒予防を行う上で、加齢に伴う歩行の変化の抽出は重要な研究課題といえる。そのため加齢に伴う歩行の変化を調査するため、高齢者を対象とした、安全かつ信頼性の高い歩行分析を行う必要がある。そこで今回、圧分布の評価解析機能を有したトレッドミルを用いた歩行分析を行った。これは、一定の歩行速度を維持した状況で、連続した足圧データを計測することが可能である。さらに、手すり等の転倒防止装置や介助者の配置が十分に行え、転倒に対する危機管理が容易となった。
本研究では、歩行時の足圧データを計測し、健常若年者と健常高齢者の比較から加齢の影響を明らかにすることを目的に歩行分析を行った。


そのほかにもいろいろと収穫があった。

数千万円が一般的なリアルタイム3次元動作解析装置であるが、今回企業展示で株式会社スパイスが今までの常識を打ち破る低価格を実現したフルボディーモーションキャプチャーシステム『OptiTrack』を展示していた。6台のカメラ構成で基本システムが1,207,500円という信じられないような低価格である。
ポータブルシステムとして本気で購入を検討しようかと思った。

会場で吉備国際大学理学療法学科7期生の大田瑞穂君に声をかけられた。
来年の定例会の担当である誠愛リハビリテーション病院に勤務して動作解析を行っているとのことだった。
学生時代とはずいぶんイメージが変わって落ち着いた雰囲気になっており、成長ぶりが頼もしかった。

そのほかにもいろいろな人に会い、有意義な研究会であった。
金井先生、ご苦労様でした。
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大学院修士課程入試

2010-11-27 | 大学
いよいよ大学院の入試が始まった。

保健科学研究科は修士の定員が1学年6名のところを、前期入試で5名が受験してくれた。
私が研究科長になって急に志願者が減少しては困るので、ちょっと安心した。

本学は辺鄙な場所にありながら授業料が高く、受験生から見るとかなり抵抗があると思うのだが、それでも本学に魅力を見出して受験してくれる学生がいることに素直に感謝したい。

入試は午前中に終了し、これから豊橋で行われる臨床歩行分析研究会に参加するため新幹線に乗るところである。
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第3回高梁市老人クラブ健康教室

2010-11-25 | 保健福祉研究所
本日第3回高梁市老人クラブ健康教室が行われた。
ちょうど、20周年番組を製作している山陽放送のスタッフの方達が取材に訪れた。




 今年度の健康教室は下記のようなスケジュールで行いました。全3回の教室でしたが、終了後にアンケートを書いて頂いたのでその一部を紹介いたします。
第1回 平成21年9月30日(木)13:30~16:30
 立位揺動装置デモおよび体験、膝の運動指導
 トレッドミル計測
 SF-36
第2回 平成21年10月21日(木)13:30~15:30
 ピラティス運動指導
第3回 平成20年11月25日(木)13:30~15:30
 アンケート
 佐藤講師健康運動指導
 SF-36結果報告

健康教室の感想
Aさん
毎回とても楽しんでいます。ありがとうございました。
前回の体操、佐藤先生の座ってできる体操、続けています。
ピラティス運動、すこしフラついて大変でしたが、先生の楽しい話と指導で無理なくできました。
自分で毎日すこしずつ佐藤先生の体操続けていってみたいと思います。足の体操、肩の体操、本当に参考になりました。

Bさん
今年で3年目の健康教室に参加できたこと幸福と思います。
先生方のご指導お話を聞かせて頂き、とても勉強になりました。
SF-36の結果の表を受け取り、自分なりにこの2年間で身体も心も健康になれたのではと感じます。
1年1年は年は重ねますが、いつまでも元気で頑張りたいと思います。今日教えて頂いた佐藤先生の頑張らないエクササイズ、少しでもやってみようと思っています。
吉備国大のこの教室に参加できましたこと感謝します。先生方有難うございました。また来年たのしみです。

Cさん
今年で3年目の健康教室に参加させていただきました。
当初は来年お世話になれるかと思っていましたが、どうにか3年目も参加することになりありがとうございました。
来年、再来年と生きる励みにもなったようです。
できれば続けてお願いしたいものです。
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YouTube デビュー

2010-11-19 | 研究・講演
最近ホームページを作っていて是非やりたいと思っていたのが、シーティングベルトを使った膝のエクササイズの様子を動画で紹介することだった。

こういうことは思ったらすぐに実行すべきである。

ゼミ生の倉益さんにモデルをお願いして早速ビデオを撮影した。
これをiMovieでパソコンに取り込んで編集し、YouTubeにアップした。

やってみるとたいしたことはない。
あっという間にできてしまった。

シーティングベルトは新しいコンセプトのベルトなので写真で紹介してもわかってもらえない。
やはり動画がいいと思った。

このYouTubeの動画をホームページにリンクして公開した。

さて、反響はどうだろうか。

Seating Belt Set Up
http://www.youtube.com/watch?v=SGMwqE4iUF8

Seating Belt Knee Exercise
http://www.youtube.com/watch?v=TEDfGric1gY
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年末が迫る

2010-11-18 | 大学
最近自宅に帰ると、喪中のハガキがしばしば届いている。
もうそろそろ年賀状の準備に入る時期になってきた。

大学でも来年度の講義担当などの準備を始める時期で、教員の昇任人事などを審査する時期である。
研究科長になると大学院担当教員の格付けの様々な手続きをしなくてはならない。

さらに、入試も始まる。
早速来週末には大学院修士課程の入試がある。
研究科長は通信制も含めて全ての入試に参加しなくてはならない。

さらに、3年生のゼミの実験もそろそろ本格化する時期であり、今日も先ほどまでドロップジャンプの動作解析のデータを新しいソフトで処理していたのだが、うまく行かなかった。
何事もやり始めにはいろいろと困難が伴う。
最近はゼミの研究も将来学会発表するとなると倫理審査を受けておかなくてはならないので、そのための書類も用意しなくてはならない。

大学院生の研究成果を投稿しなくてはならず、その援助もしなければならない。

ちょっと疲れて参っている。
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通信制大学院修士論文第1次発表会

2010-11-14 | 保健科学研究科
本日の午前中、通信制大学院修士論文第1次発表会が行われた。
日曜日ではあるが学生教員とも高梁に集まり熱心に討議が繰り返された。
この議論を基に2年生は修士論文を完成させることになる。
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第271回岡山県臨床整形外科医会研修会

2010-11-13 | 研究・講演
本日は通信制大学院スクーリング2日目で日中は研究指導を行った。

夜、岡山プラザホテルで第271回岡山県臨床整形外科医会研修会があり、勉強のために参加した。

特別講演は
「関節リウマチと骨・軟骨破壊  ーどこまで治療可能かー 」
富山大学医学部 整形外科 教授 木村友厚 先生

リウマチ治療は私が基礎教育を受けた20年前と比べると劇的に変化した。

まず第一にメトトレキセート(MTX)がアンカードラッグとして使用されるようになったこと。
次に生物学的製剤が使用されるようになったこと。

このことによって、以前のような悲惨な関節破壊が起こる患者さんは激減した。
中にはフルマラソンに出場できるほど改善する患者さんもいる。

驚いたこと。

昔の診断基準では左右対称の関節症状がリウマチの特徴であったが、現在ではそれが否定されて片側の所見でもリウマチと診断されうると言うこと。

2010 ACR/EULAR

The 2010 American College of Rheumatology/European League Against Rheumatism classification criteria for rheumatoid arthritis

Early & aggressive treatment

Tight control

薬物の進歩によってリウマチの手術は減少している。

手術も関節機能を温存する手術に変化している。
例えば足部変形に対して単純な中足骨頭切除ではなく関節を温存し、薬物で治療した後、骨変形矯正手術で対応するなど。
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通信制大学院スクーリング

2010-11-13 | 保健科学研究科
学部生の卒論が一段落したばかりであるが、昨日から通信制大学院のスクーリングが行われており明日は2年生の修士論文の研究発表会が行われる。
全国各地から高梁に院生が集まり、指導教員による研究指導を受けている。
通信制の大学院と言っても通学制と変わらぬレベルの修士論文が求められるし、忙しい仕事の合間に与えられた課題に対するレポートを作成しなくてはならないので決して楽なものではない。
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卒業研究発表会

2010-11-11 | 大学
本日、卒業研究発表会が無事終了した。
4年生はこれでいったん大仕事が終了と言うことになる。
学会発表の演題登録もたまたま今日が締切で、後は年末までに卒業論文をまとめて提出すればお終いである。
後には卒試と国家試験が待っているが何とかなるだろう。

これからは3年生がいよいよ研究を本格化する時期に来ている。
指導する教員には終わりがない。
また一休みしたら頑張らなくてはならない。
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卒論発表スライドと学会登録

2010-11-09 | 大学
学部4年生の卒論発表スライドを完成させ、同時に理学療法学術集会に演題登録を行った。
最近は体力的に夜遅くまで作業をするのが苦痛で、もう限界だと思いながら学生と一緒にパソコンに向かった。
例年のことながら、科研費の申請がすんだと思ったら卒論の仕上げである。

これに研究科長としての様々な作業がかぶさってくるのでもう本当に限界である。
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後骨間神経麻痺

2010-11-09 | 医学・医療
私が初めて後骨間神経麻痺の患者さんを診たのは医学部を卒業してすぐ整形外科の研修医として「手の外科」の研修中であった。
当時、岡大整形外科では新入医局員は2ヶ月ずつ外傷、脊椎外科、小児整形、リハ、などと各専門グループを回って研修する仕組みだった。
「手の外科」は現在ではマスカット整形という変わった名前のクリニックを開業されている四宮先生が担当で、外来で様々な患者さんを診察し、筋電図検査も行い、手術を行うという一連の診療の様子を研修医としてついて回って見学していた。

その中で一番印象に残ったのが後骨間神経麻痺の患者さんだった。
手関節の背屈はできるが手指の伸展ができない。
感覚障害はない。

いろいろと診察した四宮先生は見学している私に向かってさあこれは何でしょうと問いかけた。
情けないことに当時の私には全く診断がつかなかった。
四宮先生は後骨間神経のFrohseのアーケードでの絞扼が最も疑わしいとして、針筋電図検査を行い確定診断を下した。
後骨間神経?、Frohseのアーケード? そんな名前聞いたこともない。

http://www.joa.or.jp/jp/public/sick/condition/radial_nerve_palsy.html

当時、不勉強で何も分からなかったが、解剖を熟知して論理的に診断を下す先輩の様子にとても感銘を受けた。


それから何年も経ったが、先日私の外来にやはり手関節背屈はできるが手指伸展ができないという患者さんが訪れた。
知覚障害はない。
仕事はタクシーの運転手だが、麻痺したのは左手なので何とか運転はできるとのことだった。
手指の伸展は全くできないわけでなく最終伸展が障害されているレベルなので、とりあえずは保存的に経過を観察することにして様子を見させて頂いている。


病気の診断は知識が全てである。
一度経験したものは二度目には診断は容易である。
滅多に診ることのない麻痺であるが、その患者さんを診て瞬時に研修医時代の頃を思い出した。
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海外協定校との懇親会

2010-11-07 | 大学
本学開学20周年記念行事に御出席いただいた海外協定校からのゲストとの懇親会が岡山市内の中華レストランで行われた。

参加者はSRHハイデルベルク専門大学 副学長 他2名、韓国 慶一学園 理事長 他4名、吉備国際大学 理事長以下役職者が若干名で総勢約25名程である。
先日協定を結んだばかりのSRHハイデルベルク専門大学はドイツ全国に関連病院を12程持っているとのことで、今年度からリハビリテーションにかかわる学科を発足させるとのことであった。
私が臨床医でかつリハの専門であることに先方が興味を示し、ぜひドイツに来るように熱心に誘われた。

ドイツには行きたいがなかなか仕事を整理するのが難しい。
本当に行くことになったらちょっと悩むところである。


参考記事
 平成22年5月11日、本学を運営する順正学園はドイツ・ハイデルベルク市の「SRHハイデルベルク専門大学」と教育交流協定を締結しました。
 SRHハイデルベルク専門大学は1969年設立。電気工学、機械工学、ビジネス経営・管理などの学部があり、約2,000人が在学しています。ハイデルベルク市は人口14万人余りでドイツ最古の大学を中心とした学術の町です。今後は、短期留学を通じて交流を深め、相互に単位取得できる仕組みを検討します。
 この度の協定締結には、本学園理事長の加計美也子、学長の藤田和弘のほか、本学園と創立者を同じくし岡山理科大学等を運営する加計学園の加計孝太郎理事長、高梁市の近藤隆則市長、高梁商工会議所の仲田泰彦会頭、山陽新聞社の越宗孝昌社長、ドイツ側からは、同専門大のイェルク・ウィンターベルク学長、ハイデルベルク市のエッカート・ヴュルツナー市長らが立ち会いました。
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吉備国際大学ホームカミングデー

2010-11-07 | 大学
本日は吉備国際大学ホームカミングデーで、卒業生が大学に帰ってくる日である。
きっかけがないとなかなかホームページも更新しないので、卒業生のことを思い出しながら研究指導の学部生ゼミのところに、卒業生の卒論の内容をまとめてみた。
1期生の時は学生の希望通りにゼミ配置をしたところ7人もゼミ生を担当することになって非常に苦労したのを思い出した。


卒業生で活躍華々しい花岡君が休みが取れたからと大学に出てきてくれて、1年生が熱心に彼の話に聞き入っていた。

夜には岡山市内で海外からのゲストとの懇親会が予定されており早々に引き上げたので、他の卒業生とはあまり話ができなかった。
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