katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

タイル屋のおかみさん教室と空の湯のカメ飛行機

2020-10-17 22:59:46 | モザイク教室

今日はタイル屋さんのおかみさん教室。その中ちょいとした質問があって、もう1人、犬を作っている人がいるのを見て、パーツが似たようなものが多く作られているようだけれど・・・私と違う・・・って事なんだけれど・・・。

それには理由があって、もう1人の方が同じようなパーツで作られている理由は、数年前に顔が終わっていた事で、数年振りにいらしたので、以前の雰囲気のまま仕上げる事になったのだけれど、その時に人それぞれで、どんな形に切れるか?

その時にその方はその形が得意と言うか、良い感じだったので、じゃそれを量産って事で顔が出来たと思うのね。それがおかみさんの場合と大きく違うのは、もう1人の方は全身を作っているのと、同じような下地の大きさで顔をアップにした事。

これによって、リアルと、よりリアルみたいな違いがあると思うのね。何でも良いんだけれど、例えば、ボールを投げました・・・ってのを描こうとすると、何と無くボールって事になるものが、ボールを置いて静止画にして、更にアップにして

本物より大きめに作ったら?縫い目の1つ1つを良く見て、それはもしかしたら、同じようでも、時には縫い目のほころびがあるかも知れないし、汚れがあるかも知れないし、メーカーの印刷だって、全ての印刷文字が同じ色じゃ無いかも知れない。

良く見える分、情報量が多くなるから、見る眼が視覚過敏のような感覚で見れば、描くのもそうなる。こんな違いになると思うのね。作り手の技量もあるだろうけれど、モチーフとしての切り取り方で作り方は違って当然だと思うのね。

つまりおかみさんのは、後者な感じになるから、出来るだけ色んな形で・・・みたいになる。そうね、違う例えだと、肉の部位みたいなもので、肉を作るって言うのと、ロースなのか?ヒレなのか?みたいな違いになるのね。

肉の場合なら、どの部位では無く、肉に見える様に・・・この場合なら、ある意味細かい事にこだわるのでは無く、全体の雰囲気みたいな感覚を大切にする感じとでも言うのかな?それをロースだ、ヒレだと部位にこだわる感じになると、

アブラのサシみたいな話になるから、入っていれば良いじゃん・・・じゃ無くて、その幅が広い狭いのさじ加減1つで似て無いじゃん・・・になる。こんな話で考えれば、アップの場合なら、シミの1つも逃さないって感じになる。

こんな話で違いが理解して貰えるだろうか?・・・単なる犬繫がりってくくらないで、こうした違いがある。そんな話。そうね、他には前回の作品はオリジナルで看板を作ったが、その時はいかに素敵に・・・みたいな事を意識する事になり、

当然サンプルなど無いから、アイデアが常に求められる。逆にこの犬の場合は、何しろそっくりのみが求められるとなると、何しろモチーフとにらめっこ。色も形も穴の空くくらいね。所が例えばヒゲ。一体どの位の細さに切れる?とか、

良く見た所で限界があるとか、本当はそのゾーンは10パーツで作りたいが、どうしても5.6パーツにしか切れない。その時に一体何処の何をはしょるか?みたいな事がデフォルメだと思うのね。まぁこれが引き算のテクニックだったりするのね。

まぁ一応質問されれば、答えるとこんな事になるとは思うんだけれど、作るモノや作り手の技術で色んな違いがある・・・そんな話なのね。ただ、今は小難しい事無く、ウチの犬に似てるぅ…位のノリで良いのかな?とも思うのね。

そんなこんなで空の湯のカメ飛行機。

そんな事を踏まえると、このカメ飛行機はオリジナルだから、何しろどうしようか?と考える事が多くなるし、先日のハイビスカスにしてもオリジナルだから、当然考える。中心部の雲となると、空の湯のマークなんで、デザインありき。

そうなると、何しろピッタリ切る・・・全く難易度は違うって話ね。


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