今日はイベントも終わり、午後イチでかぐやを羽田に送って終了、そして日常に戻る事になるのだけれど、午前中にコーナンに行って木を買いに・・・これで後は明日以降彫れば、diybaseの下地・・・それと数か所分のサンプル作り・・・
まぁそれが終わると下地やサンプルも終わって、落ち着くと思うんだけど。それはそうと、こうした日常とは違う経験って言うのは刺激になったりするのね。更に言えば、ウイルスとワクチンみたいな話になって来るのね。はぁ?それ何って、
言われそうだけど、日常って言うのは、大体毎日同じような事の繰り返し。それは安心安全って言えば、大きく何か起こる事ってあんまり無いのね。つまり体調を壊すとか、病気、怪我みたいに、体の異変・・・こんな場合、日常が崩れる。
だから元に戻る為にお医者さんに行ったり、薬を飲んだりして、治れば日常を取り戻す。つまり日常をいくつ設定してあるか?で、100満足なら、いくつ欠けていくつ戻した・・・的な話になる。だから満足度が60なら?80なら?って具合に、
各々違ったりする。でもこれは、悪い事の場合であって、元に戻すだけの満足を取り戻す話であって、言い方を変えれば、日頃、日常では感じなかったものが、ただ元通りになった事で、感謝や有難みを感じられるって話であって、つまり悪く
ならないと感じられない話なのね。しかも元に戻ったって場合でも、喉元過ぎれば熱さを忘れるって言葉通り、また日常の満足度で暮らせれば、また喜びも半減したりもする。それが欲ってものだろうが、強ければ強欲になるし、欲が無くなると、
瀬戸内寂聴さんのような生き方になる。穏やかに繰り返せば、刺激は薄いし、年々劣化して行くのだから、同じ事を繰り返せる事で喜びを得られれば、何も問題は無いのだけれど、何かを目指すって言う場合、例えば金メダルを・・・とか、
優勝とか、合格とか・・・何でも良いが、目指す事は自由だし、簡単なんだけれど、必ず結果が満足出来るか?となると、それを手に出来るのは、極わずかな人だけになる。しかも仮に手に入れても、そこにはまたそれを手にした猛者がいて、
果てしない競争を繰り返す。まぁそこで目指す事も目指さない事も、続けるも諦めるも全部自分自身なのね。って事が前提で、俺は目指すって事と続けるって事を選択したから、し続けないとならないのね。これが当たり前の事になるが、
例えば今回のように、物作りのイベントに参加した。これを普通は売れたとか、売れないとか、宣伝出来てとか、目先の事だけの結果ならついそんな事だけで判断をする。今回はそう言う点では、まずまずと言った話なんだけど、そうじゃ無くて、
日常では無い空間、つまり物作りの他分野の猛者にもまれて来た事になるのね。どの分野であっても、その分野を極めようとしている人達であるから、地方からやって来たとか、来週は何処の県へ・・・とか、何しろ凄い話を聞くのね。
まぁ以前と違って、そう言う人達の話は良く聞くので、ビックリはしなくなったが、一般的な人達からすれば、不思議な話だろうね。この話を聞く度に、俺はこんな風に思うのね。例えば一言で言えば、その行動は行商じゃ無い?
富山の薬売り的なね。あっちこっち歩くんだから。つまり点を取りに行くストライカーみたいなね。動き回ってって感じにね。だから俺みたいなのは、アトリエにジッと・・・になるからキーパーとか、店主みたいな感じになる。
完全に生き方が違くなるでしょ?つまりそこで行商やストライカーの考え方を学ぶ訳ね。そりゃ見事に違うから、野球なら巨人から阪神に移籍とか、日本料理からフランス料理とか、何しろ経験した事の無い事だらけになる。
しかも考え方って話は、透析のような血の入れ替えみたいになる。しかも感覚の話だけど、どの位までなら自分でいられるか?いや、全部変えるのか?その分量次第では、今までの自分否定にも繋がるし、それがワクチンとウイルスみたいな話。
新しい事を入れるって言うのは、古いままでは生きられない、続けられないと考えるからであり、何も考えずにそのまま安泰であるのなら、続行だけで良いのね。でも足りないと感じるのなら、新しい事を受け入れないとならない。
ただその新しい事は体に悪いウイルスを入れる事になる。言わば他人の刺激を入れるのだから・・・失敗すれば何処かで見た事ある・・・とか、今までと違うモノに見えたりすると、松山千春さんが旅立ちって歌をギター1本でデビューが、
長い夜ではバンドを伴う事になる。って変化に昔のファンは付いて行けるか行けないか?同じ人なんだけれど・・・。逆に永遠に矢沢って言い続けるロック一本・・・何も変わらない。スタイルは色々あれど、残るとか続けるにはもがいたり、
あがいたりは付き物だったりする。ただウイルスが上手く反応してくれると、ワクチンとなり免疫力が付くが、当然悪玉菌を入れるのだから、良い反応ばかりとは限らないのね・・・昔の方が良かった・・・とか、何それみたいな。
逆に良いじゃん・・・って場合もある。いずれにせよ、久しぶりにストライカー側に身を置く事で、キーパー側とは全く違う考え方を聞けたのは、刺激になったし、勉強になったのね。さてこのウイルス的なモノ、どんな変化して行くんだか・・。