今日はkameyaさん教室だったんだけど、棟梁1人だったんで、急きょアトリエで棟梁教室になったのね。そんな訳で、今日は新しい花のテッセンに入ったんだけれど、ここが非常に難しいのね。
それはまず、タイルに紫って言う色が乏しい。あるにはあっても、例えばハロウィンに関するものを作ろうとした時、オレンジはあっても、それに合う紫は無いのね。そんな中、手持ちの中に、
珍しい紫があったんだけど、正直いつ買ったんだか?って場合、追加で買えるのか?調べないと、突如として廃番なんて事もあるので・・・ただ取り敢えず1個分なら・・・って事で。
これで材料の悩みは解消したとして、今度はモザイク本来の悩みになるのね。それは、モチーフの本来の大きさ・・・例えばひまわりを作るとする。じゃ一個の種の大きさは?って言うと、1cmの
タイルで切れるだろうから、全体の大きさはきっと30cmくらいにはなると思うのね。でも実際作るとなると、それより遥かに小さく作ろうとするのね。だってお花畑のようにしようとしたら、
畳1枚分みたいな大きさになっちゃうからね。その時に、未熟ならそれ相応って感じで、何と無く見える程度になるのね。所が棟梁くらいになると、切れるって言う自信みたいなものと、何も
疑わずにそこに葉脈があって・・・って始めようとするのね。しかも良くモチーフを見るから、イメージ的には、拡大して穴の空くほど見ている感じにね。そうなると、顕微鏡で見ている感じね。
だから、そんな人が作るなら、実際のテッセンの2倍に作るのなら、きっとかなりリアルに作れると思うが、絵を描く訳じゃ無いから、その細さにタイルを切れる?って言うと、俺にも無理。
でも一切そんな事は考えないのね。そこに山があるから・・・登るって感じにね。それを準備はしているか?天候は?体調は?・・・って何も考えず登る。これは無謀なのね。ただこれが初心者なら
初めてだもんね・・・この程度かぁって納得しやすいが、棟梁なのね。つまり実績もある人では、こんなもんじゃ・・・って気持ちがあるから、最高を求める。つまり結果が伴わないって判断を
するはずなのね。ここで大事なのは、こんな小さく作ろうとした時は、最高を作るのでは無く、最低を防ぐ考え方になるのね。メインを作れる大きさとか、実際飾る大きさみたいな感覚で始めた
大きさであって、全てが作れる判断なら、一番小さなモチーフが完璧に作れる大きさにするべきなのね。つまり畳1枚的な大きさになってしまうのね。それが今判った感じなのね。
要するに考え方を変えないと、上手く行かない・・・上手く行かないから未熟なんだって判断をするのね。全く違うのね。出来ない事を無理やりやって、思うように行かないって言ってるだけ。
そうでは無くて、実際よりも小さいものを切るのだから、なるべく見えると良いな・・・って感じで取り組む。つまり最低をなるべく防ぐ・・・メインに迷惑が掛から無いようにね。こんな感じ。
その意識があると、これは出来るがこれは出来ない・・・って判断が出来るようになる。それがデフォルメのスタート。その時に棟梁の性格上、0か100かみたいなものは辞めないと、リアルなら
とことん、リアルにならないからこんなもんか・・・じゃ無くて、最初から最高は67点、最低は
43点みたいな感覚で、凄い幅が狭い得点差なのね。要するにリアルに作れるものは、上手さが
伝わるんだけれど、小さくデフォルメをする・・・って作り方になると、例えばぺきぺきのような柔らかく大きめなタイルの場合、初心者でも簡単に切れるから、条件が接近する。
しかもたどたどしく切ったとしても、上級者が綺麗に切れたとしても、輪郭線さえ守れた初心者だとしたら?差は縮まる。しかももし上級者が無理くり葉脈を切ったとしても、葉っぱのバランスを
壊すような葉脈を無理やり入れれば、葉っぱ本来の色を入れる部分が少なくなるのね。だから、技術はあっても、そのものに見えなくなるのね。逆に輪郭線だけ守って、その色だけを使うと、
結果としての得点差は?となった時に、左程変わらないって事になりがちなのね。だからこそ、いかにデフォルメして、良く見てその線を減らす事。しかもどの線を消して、どの線を残すか?
その練習が、どんなものにも優先順位を付ける・・・これが棟梁には一番難しい事なのね。そもそも物作りは、自分自身なのね。その考え方が変わらない限り、常にストレート一本で勝負する感覚
になる。そこに変化球に緩急、わざとストライクでは無く、ボールを投げるみたいなテクニックを身に付ける事。それなのにど真ん中に全力投球しないと、サボっているみたいな感じになるし、
でも負けたくない・・・凄い矛盾を感じるのね。せめて出来ないにしても、そうだよなぁ・・・くらいになると、緩急くらいは身に付くんだけれどね。もう目に見える事では無くて、指導は、
そう言った心持ちな話なのね。そんな後は中学生教室。
バックが蛸の椅子に使った、何十年も前のタイル。それを更にクラッシュに切って・・・迷いとか悩み、モヤモヤって感じに見えると良いな・・・って表現なのね。これを次までに終われば、
後は伏線回収で、1年の時に作ったモチーフを硬いタイルで作る事で、自分の成長と、モザイクの腕の成長部分に引っ掛けて回収する。3年間分のね。この子の持ち味はオリジナルを3年作った
んだけど、何しろテーマが情緒があるのね。1年目は自分のモチーフの輪郭の中に、お母さんの好きな模様を入れる・・・これは来年のお母さん方が見たら、感情移入しやすいから、去年まで
小学生の子が・・・って、初めてのお買い物を見ている感覚になる。2年目は、クラブ活動を辞めた事で、みんなは飛んで行き、自分は飛べずに見送る・・・そんな中学生の葛藤。泣ける。
そして今年は、そんな彼が飛び立つ・・・飛べば今まで見えなかった景色を上から見る事になる。先に飛んで行った者達は見えないが、上空から見た景色は、あんなこんな生き物と出会う。
しかもみんなあそこに向かって・・・3年生になって、とても大人になった・・・比較すれば一目瞭然で、これを目に見える事はモザイクで見せて、制作日誌で、この3年分をまとめれば、
読んだ人はこの進歩が判るだけで無く、この子の成長している姿を見せる事になる。しかもサボらなければ、文章能力もアップしているはずなのね、だって慶応なんだから。全て回収する。
次回宿題が終わっていたら、次の教室は目地の前の1回となる。俺も彼との3年間のお楽しみとお別れの準備になる・・・そんな後は、明日の教室の準備となるが、余りにボンドだらけだったんで、
ボンド落としを3つ・・・やってたら、良い時間になって・・・。
それはまず、タイルに紫って言う色が乏しい。あるにはあっても、例えばハロウィンに関するものを作ろうとした時、オレンジはあっても、それに合う紫は無いのね。そんな中、手持ちの中に、
珍しい紫があったんだけど、正直いつ買ったんだか?って場合、追加で買えるのか?調べないと、突如として廃番なんて事もあるので・・・ただ取り敢えず1個分なら・・・って事で。
これで材料の悩みは解消したとして、今度はモザイク本来の悩みになるのね。それは、モチーフの本来の大きさ・・・例えばひまわりを作るとする。じゃ一個の種の大きさは?って言うと、1cmの
タイルで切れるだろうから、全体の大きさはきっと30cmくらいにはなると思うのね。でも実際作るとなると、それより遥かに小さく作ろうとするのね。だってお花畑のようにしようとしたら、
畳1枚分みたいな大きさになっちゃうからね。その時に、未熟ならそれ相応って感じで、何と無く見える程度になるのね。所が棟梁くらいになると、切れるって言う自信みたいなものと、何も
疑わずにそこに葉脈があって・・・って始めようとするのね。しかも良くモチーフを見るから、イメージ的には、拡大して穴の空くほど見ている感じにね。そうなると、顕微鏡で見ている感じね。
だから、そんな人が作るなら、実際のテッセンの2倍に作るのなら、きっとかなりリアルに作れると思うが、絵を描く訳じゃ無いから、その細さにタイルを切れる?って言うと、俺にも無理。
でも一切そんな事は考えないのね。そこに山があるから・・・登るって感じにね。それを準備はしているか?天候は?体調は?・・・って何も考えず登る。これは無謀なのね。ただこれが初心者なら
初めてだもんね・・・この程度かぁって納得しやすいが、棟梁なのね。つまり実績もある人では、こんなもんじゃ・・・って気持ちがあるから、最高を求める。つまり結果が伴わないって判断を
するはずなのね。ここで大事なのは、こんな小さく作ろうとした時は、最高を作るのでは無く、最低を防ぐ考え方になるのね。メインを作れる大きさとか、実際飾る大きさみたいな感覚で始めた
大きさであって、全てが作れる判断なら、一番小さなモチーフが完璧に作れる大きさにするべきなのね。つまり畳1枚的な大きさになってしまうのね。それが今判った感じなのね。
要するに考え方を変えないと、上手く行かない・・・上手く行かないから未熟なんだって判断をするのね。全く違うのね。出来ない事を無理やりやって、思うように行かないって言ってるだけ。
そうでは無くて、実際よりも小さいものを切るのだから、なるべく見えると良いな・・・って感じで取り組む。つまり最低をなるべく防ぐ・・・メインに迷惑が掛から無いようにね。こんな感じ。
その意識があると、これは出来るがこれは出来ない・・・って判断が出来るようになる。それがデフォルメのスタート。その時に棟梁の性格上、0か100かみたいなものは辞めないと、リアルなら
とことん、リアルにならないからこんなもんか・・・じゃ無くて、最初から最高は67点、最低は
43点みたいな感覚で、凄い幅が狭い得点差なのね。要するにリアルに作れるものは、上手さが
伝わるんだけれど、小さくデフォルメをする・・・って作り方になると、例えばぺきぺきのような柔らかく大きめなタイルの場合、初心者でも簡単に切れるから、条件が接近する。
しかもたどたどしく切ったとしても、上級者が綺麗に切れたとしても、輪郭線さえ守れた初心者だとしたら?差は縮まる。しかももし上級者が無理くり葉脈を切ったとしても、葉っぱのバランスを
壊すような葉脈を無理やり入れれば、葉っぱ本来の色を入れる部分が少なくなるのね。だから、技術はあっても、そのものに見えなくなるのね。逆に輪郭線だけ守って、その色だけを使うと、
結果としての得点差は?となった時に、左程変わらないって事になりがちなのね。だからこそ、いかにデフォルメして、良く見てその線を減らす事。しかもどの線を消して、どの線を残すか?
その練習が、どんなものにも優先順位を付ける・・・これが棟梁には一番難しい事なのね。そもそも物作りは、自分自身なのね。その考え方が変わらない限り、常にストレート一本で勝負する感覚
になる。そこに変化球に緩急、わざとストライクでは無く、ボールを投げるみたいなテクニックを身に付ける事。それなのにど真ん中に全力投球しないと、サボっているみたいな感じになるし、
でも負けたくない・・・凄い矛盾を感じるのね。せめて出来ないにしても、そうだよなぁ・・・くらいになると、緩急くらいは身に付くんだけれどね。もう目に見える事では無くて、指導は、
そう言った心持ちな話なのね。そんな後は中学生教室。
バックが蛸の椅子に使った、何十年も前のタイル。それを更にクラッシュに切って・・・迷いとか悩み、モヤモヤって感じに見えると良いな・・・って表現なのね。これを次までに終われば、
後は伏線回収で、1年の時に作ったモチーフを硬いタイルで作る事で、自分の成長と、モザイクの腕の成長部分に引っ掛けて回収する。3年間分のね。この子の持ち味はオリジナルを3年作った
んだけど、何しろテーマが情緒があるのね。1年目は自分のモチーフの輪郭の中に、お母さんの好きな模様を入れる・・・これは来年のお母さん方が見たら、感情移入しやすいから、去年まで
小学生の子が・・・って、初めてのお買い物を見ている感覚になる。2年目は、クラブ活動を辞めた事で、みんなは飛んで行き、自分は飛べずに見送る・・・そんな中学生の葛藤。泣ける。
そして今年は、そんな彼が飛び立つ・・・飛べば今まで見えなかった景色を上から見る事になる。先に飛んで行った者達は見えないが、上空から見た景色は、あんなこんな生き物と出会う。
しかもみんなあそこに向かって・・・3年生になって、とても大人になった・・・比較すれば一目瞭然で、これを目に見える事はモザイクで見せて、制作日誌で、この3年分をまとめれば、
読んだ人はこの進歩が判るだけで無く、この子の成長している姿を見せる事になる。しかもサボらなければ、文章能力もアップしているはずなのね、だって慶応なんだから。全て回収する。
次回宿題が終わっていたら、次の教室は目地の前の1回となる。俺も彼との3年間のお楽しみとお別れの準備になる・・・そんな後は、明日の教室の準備となるが、余りにボンドだらけだったんで、
ボンド落としを3つ・・・やってたら、良い時間になって・・・。