katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

けんてぃとリピーターさん教室

2022-08-31 07:18:11 | モザイクタイル教室

今日はけんてぃ教室とリピーターさん教室。まずはけんてぃから。今日はラスト2回の日なんだけど、ラストは目地の1回だから、張るのを教えられるのは最後なのね。だから前回の宿題は必須・・・どう?やって来た?・・・の質問からスタート。

まぁ特に問題無くやってあったんで、慌てる事も無く、いつも通りに終わったんだけど、むしろ数日後に来るラストまでの宿題の方が厳しそうで・・・クラブ活動があって、ちょこちょこしか出来ない・・・って。ん・・・。

まぁやって来た様子って事にしたんだけれど・・・いずれにしても、終わりが見えて来たのね。そんな後は、闘牛士の背中のリピーターさん。

まぁ笑い話で本人にも伝えたから、特に問題は無いんだけど、けんてぃが遅刻して、その分、時間が押したのね。そんな訳で、ギリギリ慌てて食べれば何とか昼食・・・って感じだったんで、車内で食べながら待つって事にしたら・・・

慌ててた事もあって、車内に飲み物がザー・・・・げっ?・・・なんて事がありつつ、何とか時間前に食べ終わったな・・・と思いきや、リピーターさんから連絡が入ってて、遅れる・・・って。慌てちゃったじゃん・・・って話。

まぁ遅刻したのが俺じゃ無いなら、気持ちが沈まないから割と平気って事で、そんなこんなでお教室。しかし、毎度同じ事に触れるけれど、制作している時に、あぁ・・・とか、はぁ・・・とか、疲れていたり、上手く行かなかったりする時

使うような言葉が一切無いのね。まぁそう言う点ではケンティも無いけれど・・・。こう言うのって、中々意識しても出来なかったりするものでね、いつも落ち着いた感じで、淡々ととか、黙々とって感じなのね。

そう言うのって言うのは、ある意味、能力だと思うのね。例えば、それを相席でなんて事になると、シーンとした時間が過ぎる事になるし、ただ2人共に凄いのは、自分発信の話もあったりするのね。これは長い付き合いとなると大事な事で、

そもそも趣味趣向ってものが大事になるのね・・・何が好きで、どうして好きで・・・勿論、何が嫌いで、どうして嫌いで・・・こう言う事が1つ情報として入ると、じゃどうするか?とか、相談相手になれるが、ただ普通の常識での指導なら、どの人へも一緒になる。

ただどうだろうか?それなら餃子のタレのように、何も聞かずにみんな一緒・・・こうなるのね。勿論、サンプルを真似る教室であれば、それが普通だけれど、アトリエの教室に、そんな普通な作品の人はほぼいない訳で・・・。

つまりいかにその人の趣味趣向を知り得るか?だったりするのね。薄味好きなのか?濃い味好きなのか?とか、野球が好きか?サッカーなのか?金魚が好きか?熱帯魚か?・・・こうした事は、非常に大事で、ならこっちじゃ無い?なんて言うには、

知っていないと言えないし、そうなると知らなければ、無難にザックリとした返答になるのね・・・。例えば、そんな事を踏まえて、この方はかなりタイルを切る事が上手くなったし、張る事も上手になったのね。つまり真似るって基本は、

かなり身に付いていると思うのね。そうなると、結果として凄く似ているってものが作れるようになるのね。例えば図面があると、図面通りに組み立てられるのね。しかもキットじゃ無くて、木を切る、組み立てる感じにね。ならDIYの名手。

それがレシピとなると、野菜などの下ごしらえから味付けまで・・・ちゃんと料理になるし、楽譜があると、しっかりとした演奏が出来る・・・こんな人達に近いのね。ただこの作品が終わらないと、1小節ずつ良かった・・・みたいになるし

木工として、背もたれまでは完璧とか、下ごしらえにしても、キャベツの千切りは完璧みたいな話なのね。つまりまだ途中経過なのね。だから、このグレードのまま進んだとしたら?の話なんだけれど、恐らく安定感からしたら、きっと最後

までたどり着くだろうと思われるのね。じゃこのままのグレードで闘牛士の背中が終わります・・・とする。ここまでは予定調和だったのね。つまりその写真通りってね。その時に自由になる部分って言う場所が、恐らくバックだと思うのね。

勿論、そのまま真似るのなら、色だけ選んでクラッシュにすれば、そこまでたどり着いた人なら、すんなり終われるはずなのね。しかし、しかしなのね。ここからが常に分岐点の所で、それでどうする?の部分なのね。

安定、安心、予定調和・・・こう言った方向を望む場合と、攻める方向に行く場合と2つの道があったとする。重い例えなら、家を買うと借りるとか、定年まで勤めると独立するとか、何でも良いけれど、その考え方なのね。

例えば、モザイクのバックなんて、それからしたら大した話じゃ無いね・・・と思えれば、どっちだって良いでしょ?けれど、本気で何ヶ月、何年、何十年とやって来たら、どっちでも良いなんて事は有り得ないのね。何せ本気だから。

その時に、選ぶ行為の時に、前者を選べば安心、安全、予定調和の方向になるから、今まで通り最後まで真似るのスタイルになる。つまりオリジナルでは無い方向だから、個性はいらないのね。しっかり自分を消す事が大事になる。

このスタイルの場合、似せるが基本なんで、判を押したように、誰が見てもその通りに見える事が大事なのね。つまり絵なら、そっくりじゃん・・・この言葉が聞けるように。だから余計な事はしない事。だからそれが音楽なら、君が代に

ソロ入れました・・・なんて事は有り得ないのね。例え上手くてもね。勿論、料理なら肉じゃが頼んで、ズッキーニが入っていたら?それは美味しくても、肉じゃがには見えないのね。要するにそれが基本だから。

逆に攻める側になったとすると、独立って言うのは、道が無いから、切り開く事になる。つまり次に何をやるか?全て自分が考えて決めないとならなくなる・・・しかもそっちに行く人って言うモノの考え方は、人と違った・・・なんて方向。

つまり人と同じである事が安心、安全、そしてそれこそが予定調和のスタイルとは、全く違って、個性重視だから、常に何処をどう変えるか?とかこの後を、どうやって作って行くか?とか、もっと根本の一体何を作ろうか?なんて悩みになる。

こんな事を踏まえて、この方の趣味趣向を聞くと、前者のスタイルの分野が多いのね。例えば、棟梁の木彫と仏像彫刻の違いなんて言うのは判りやすいのね。例えば、木彫の場合、これを作りましょうって言うよりも、お好きなモチーフで。

こんなスタートが切れると思うのね。勿論、無謀なモチーフは止められるとは思うけどね。所が仏像彫刻は、何時代から始まったのか判らないけれど、先人のコピーを作る分野だから、キチンと狩野派とか、キチンと何とか料理教室とか、

キチンと流派のやり方を会得するスタイルなのね。だから、正解が決まっているのね。つまり前者には正解は無く、後者には正解しか無いのね。だってクラッシックを聴きに行って、ギターソロやドラムソロがあったらどうかな?でしょ?

決まりがあるのね。その時に、別にこの作品でやる必要は無いけれど、いつか小物作品で失敗覚悟で何か作って見て欲しいのね・・・オリジナルで。きっとそれが良い意味でも悪い意味でも新しい刺激になるはずだから・・・。

そうね、ここでは良く使うワクチンとウイルスの話と同じで、自分の体から生まれないからワクチンが必要になるって仕組みで、しかもそのワクチンはウイルスから作っている・・・つまり自分の中から生まれないオリジナルって言うのは、

他人の考え方を受け入れる姿勢からしか生まれないのね・・・そのウイルスは量も限られるし、受け入れた上で抗体を作らないと、ウイルスに乗っ取られるかも・・・って考え方があるとしたら?そもそも作家なんて名乗っている人達に、

薄味の箸にも棒にも掛からぬ人っている?それを先日の俳句のくじらに言ったら、完全に笑うのね。だって誰でも考えられる俳句作りたい?・・・勿論、誰にでも感情移入出来る俳句って言うのなら、理想になるだろうけれどね。

つまり作家と名乗れば、個性の塊なのね。大なり小なり。そんなウイルスみたいな先生のエキスなんて、量を間違えれば致死量って事になるでしょ?接種して良い量は、フグの毒のピリピリくらいなのね。その位なら、katsu毒もワクチンかも・・・

だから常にやり過ぎ禁止で教えるようにしているんだけれどね。そんな事を踏まえてこれを見て貰うと1つの参考までに。

これから作ろうと思うデザインを考え中なものなのね。1枚も切っていない鍋敷き。こう言うのが刺身チックな作品なのね。つまり素材のまま。何のほどこしも無し。キチンと張るだけ。じゃこんなお教室があったとしたら?どう?

多分1時間掛からずに終わると思うのね・・・これってkatsuの教室って感じするのかな?恐らく常連さんや弟子では、相手にされない気がするのね。らしくない・・・ってね。ただここでは有り得ないが、他では多々あるのね。張るだけ教室は。

ただきっと完成すれば、そこそこ見栄えは悪く無いし、欲しいと思う人はいるとは思うのね。ただ以前は躊躇したのね。だって滅茶苦茶切っているスタイルの人が、全く切らないってね。何かパンクの人がフォーク始めましたって感じ。

ただ試行錯誤って言うのであるのなら、これもまたkatsuだったりするのかもな・・・って言うと、やっていない事って言う考え方なら、俺はやって来なかった・・・って話。それを人と比べてでは無くて、自分のかつてと比べて・・・。

少なくとも新しい血が入るとは思うんだけど・・・。


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