katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

キウイとくじらの教室

2022-08-30 07:34:36 | モザイクタイル教室

今日は午後からキウイとくじらの教室。それまでは、ホームセンターに中学生達の金具を買いに・・・その後に、ちょっと

お楽しみ的鍋敷き。特に難しい事は無いけれど、デザインって言うのは、出来るまでの間が大変なだけで、出来てしまうと真似なんてのはいとも簡単だったりする・・・こんな事が今日の前振りの話。

そんなこんなでお教室なんだけれど、くじらがいきなり、色紙が入るような額縁が欲しい・・・って言い出すのね。って言われても、今いきなり・・・どうやったら簡単にそんなのが出来るかな?って考えていると、キウイが100均にある。

って、調べてくれたんで、じゃ今から買いに行くか・・・って事で、買い物スタート。ただ結構頻繁に100均に行くけど、そんなのあったかな?・・・って。しかも何処コーナーにあるのかな?って色紙は見つかったんだけど・・・。

あっちこっち探していると、写真立てのコーナーにあったのね。さて戻って縁取りにタイルを張るんだけど、3枚欲しいって。おー結構無理難題なのね・・・。これがね、単なる縁取りにタイルを単純に張るって言うなら、割と簡単なのね。

だってただの好みだから。その好みに幅がタイルのサイズに合えば良いだけ。でも問題は趣旨なのね。どうやら色紙に俳句を描いて飾るみたいなのね。ただまだその俳句が決まっていない・・・。こんな時に真っ先に浮かぶのは作詞作曲。

例えば、歌って言うのは、歌詞と曲がある。例えば野球なら守備と攻撃みたいにね。その時に常に歌詞が先とか、曲が先とか、どっちからかスタートになるのね。それが歌詞ありきで始めれば、字数に合わせて音を考えて行くとか、コードで

雰囲気を掴むとかになるんだろうね。逆に曲ありきでスタートするなら、そこに字数を合わせたりする・・・つまりどっちからスタートしても、スタートしたどっちかに合わせる事になるのね。この理屈を判りさえすれば、何をどうする?

って事は簡単になって来るのね。まっ結論から言うと、俳句とモザイクどっちが上手い?これが棟梁なら木彫とモザイクどっちが上手い?ってなるんだけれど、棟梁ならどっちでも・・・になるが、くじらは間違いなく俳句なのね。

そしたら上手い方を合わせる方が楽なのね。そこを何を何に合わせるか?なんて悩むような人がいるかも知れないから、一応説明すると、額に入れるのは俳句なのね。でもどんな俳句を入れるの?が決まっていないのね。それを例えば夏の俳句だとする。

夏ってどんな感じ?それを暑くてギラギラしてて・・・とか浮かべば、ひんやりさせようとすれば、水色なんてのが浮かぶし、そこに爽やかなんて入れようとすれば、スカッと爽やか・・・って言えば、炭酸なんて浮かんで、じゃ泡とかね。

大人なら具体的にビールだったり・・・って。これが想像するって基本なのね。しかもまだ具体的にでは無く、幅広くイメージって具合に。所がイメージって段階で具体化しようとするから、許容範囲が狭くなっている人達もいて・・・

こうして最初はイメージって段階では、夏は暑いから涼しく見せよう・・・って趣旨で考えるってやり方もあれば、逆に夏は暑いってイメージすれば、ギラギラやらさんさんとになる。そうなると、同じ夏でも変わって来るのね。

こうして構想なんて事になるんだけど、こう言う考え方をしてから、タイルを決めると、この額は夏用とか、こっちは、秋用みたいにザックリとした、似合うであろう額って言うのが出来る。それに俳句を合わせるって事になるのね。

でもある程度、考えた上で、かなり絞っている額が出来ているから、お互いの分野に寄せている考え方なのね。それを一切無視すれば、これ好きぃぃ、この形ぃぃ、この色・・・って単なる好みで張れば、この時点では何も考えていないのね。

そして額が出来てから、この額にどんな俳句入れよう・・・って初めて考えるって事になるのね。こんな作り方の違いがあっても、後半に上手い方が来れば、カバーしてくれるのね。つまりくじらは俳句の人だから、好みで作った額でも、

それならこうかな・・・って対処出来るのね。勿論、前者なら額を作っている段階で、既に考える事がスタートしているから、帰りの電車の中で決まっちゃうかも知れないのね。まぁ歌詞が先でも曲が先でも、合わせられる腕があれば、どっちでも同じなのね。

この考え方が理解出来ると、感想文やら制作日誌なんてのは、そんなに考える事も無く、すんなり出来るんだけどね。伝わると良いんだけど・・・。そんなこんなのキウイは、

やってる・・・って感じ。ここは口出し無用なのね。そもそもここまで出来れば言う事無し。そうそう、昨日やったフェルメールの方の下地・・・

 


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