katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

デイ・サービスのサンプルやら色々と・・・

2022-03-20 00:55:50 | デイ・サービス

今日は何しろ明後日持って行く、デイ・サービスのサンプルから・・・ただ漠然としか浮かばない状況で昨日が終わって、何とか朝、下絵は描けたものの、このままコーナンに行くのか?・・・って悩みつつ、車に乗って少し走ったが、急きょ

アトリエに戻って・・・一旦落ち着こう。昨日のキウイの小物作品を参考にするのなら、今の状況では今までと同じような下地になるだろうし・・・一旦それを捨てないと変わった結果は得られない。って事は判っているのだから・・・。

結果としてはこうなったんだけど、要するにコーナンで下地をやる為には、コーナンで木を買わないとならない。でもこの忙しさの中で、いつものような手間の掛かる下地は今回は難しい。しかも季節モノでこいのぼりなんて選ぶと、2匹欲しくなる。

しかも自立するには、ある程度厚みのある木じゃ無いと立たないし、彫る手間に切る手間も加わる事になる。じゃ薄くしたらキーホルダーみたいになっちゃうし・・・って、色々と見直していると、こう言う事か?ってたどり着いたのね。

まぁ上手く着地出来たかな・・・。そんな中、キウイから根付を頼まれて・・・

そんな合間を見つけて、予約していたオイル交換に行って・・・その後は、陸前高田の下絵の続き。

また少し進展なんだけれど、この縁取りを・・・

こうする?

それともこうする?って悩み所なのね。最初のはレトロなタイルで、形が変わっているけれど同じものを並べるから、フォーマルな感じ。逆に次のは新しいタイルなんだけれど、シンプルな四角。ただ大小の大きさの違いでポップな感じ。

今のは形の話で、色となると、レトロな方はモヤモヤっとした変わった模様が何とも言えない高級感で、新しい方は、こんな濃紺はとても珍しいと思うのね。だからかなりパンチがあって、中のタイルがクッキリハッキリすると思うのね。

何しろ今回は特に新しいタイルとレトロなタイルを混ぜて使いたいのね。それは当然、以前の土地と生まれ変わった今の土地・・・って言う意味なんだけれど、昔の土地が良かった・・・って言う人が沢山いらっしゃると思うのね、きっと。

でもそれを知らずに生まれて来る子達がいる。いつかその子達が大きくなると、その新しさも定番になる。歴史って言うのはその繰り返し。そうね、ここで良く出て来る残酷な話としては、赤坂プリンスの話・・・。

老朽化って大義名分で、壊されたのね。新しく生まれ変わる・・・と。ただその建物は日本を代表する設計士のもの。それは壊された・・・ただ、実は旧赤坂プリンスは壊されなかった。おかしく無いかな?老朽化と言うのなら、真っ先に

そっちでしょ?つまりそうじゃ無い理由がある。それは歴史的財産と言う事なのね。ただ単に例え有名設計士だろうが、歴史的財産にもならない場合、老朽化と言う大義名分で壊される。これがアンティークやビンテージと中古の違い。

まぁ簡単に言えば、その当時のお金持ちと平民の格差は半端無くて、しかも職人の腕すらも大きく違ったんだろうね。何しろこれが手作業?ってその技術の高さには驚くし、それをやる職人の技術と予算と工期などを考えたら果てしない。

所が例え有名設計士だとしても、時代はバブル。その当時は一律中流なんて世の中だった。つまり格差を感じさせなかった。って事は差を感じないのだから、どれもこれもが変わらない。しかも忙しさって言うのは時間の制約があったりする。

更に言えば、手間よりも取り付け。高いものを取り付け、新しいものを取り付けってやれば、新車、新曲、新築、新人・・・何でも毎年上書きされて行くもので・・・。常に改良されて行くのだから、洗練されて行く。

こう言うと新しいものが常に良い感じがする。がしかし、残されるものは、全てぶっちぎり・・・って言う凄さなのね。流行りものはその時代には重宝だが、常に流行りはすたれる。雨後の筍のように、何処にでも生えるからね。

だから壊しやすいし、捨てやすい。そもそも直す行為がお金が掛かる。一部直しても、全部直しても左程の差を感じ無ければ、新しい方が綺麗だしね。ただ問題はそれでも思い入れ。そこにどんな思いがあったか?なのね。

つまり流行りものなら、中古になるだろうね・・・数年で。しかし、流行りに流されないこだわりがそこにあると、流行りには流されない。それが一点もの。ずっと変わらない何か・・・がそこにあるのね。逆に言えば、壊す前提なら、店舗

のように、儲かったら店内をガラッと新装開店みたいになれば、雰囲気も変わって新鮮な気持ちになったりする。こんな違いがあるとして、今ここでは一体何が必要なのか?となると、例えばデイ・サービスの場合なら、お手軽簡単。

だから一生ものでは無い。だから流行りものを作る感覚。でも陸前高田の場合、残って行くものと考えるなら、何十年後を見据えないと、その時、あーこれ昔流行ってたタイル・・・では、壊される側になる。でもそれを超越した何か?を

探さないと・・・。今は新しく見えて、でも何処か懐かしく、でも未来で見ても凄い・・・となると、旧赤坂プリンスのようなものを目指すべきで。タイルもだが、当然腕も問われる・・・。そもそも簡単に言えば、戦国時代の武将。

仙台の伊達政宗みたいに、今もフルネームを誰でも知っている・・・なのに足軽の名前は1人も言えない。この差。当然、作家katsuとしてはそっち側を目指さないと、生きる道は無い。逆に先生katsuは逆で、本当に足軽なの?って声を掛けて、

蝶にする・・・って言うのが仕事。全く正反対の生き方だから、中々難しいのね。スイッチの切り替えがね。おっと話を戻して、そう言う点でも、ただ古いタイルなら良いか・・・って訳じゃ無くて、でも流行りがダメな訳でも無い。

常にバランス。今回はどっち寄りか?簡単なのは、新しいと古いみたいな両極端な例。こう言うのが馬鹿馬鹿しい話で、どちら側か?を選んで、真っすぐ進めばそれで良い。誠に単純な話なのね。ショッカーとライダーどっちが良い?

こんな話でしょ?今の人達はそんな簡単な質問はされていないのね・・・子供ですら、ライダー対ライダー。俺にも正義があるし相手にも正義がある・・・どっちの道が正しいのか?やら、ランドセルを選ぶように、何とか坂みたいに48人も

いれば、好みの人がいるでしょ?的な・・・ただね、老人になるとセンター付近以外は、全部一緒に見えちゃうのね。AKBあたりまでは判ったのに・・・。こんな事も大事で、その他大勢に見えてしまうのに、老人になってもセンターなら、

記憶に残る。この記憶に残るって部分が大切なのね・・・ずっと・・・一度見たら忘れない・・・記憶に残る・・・そこが大事な所なんだけれど・・・。

 

 


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