katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

みどりさん教室とシドさんの花台のモザイク

2009-07-23 03:43:07 | 世界遺産をみんなでつくろ!
ここの所の教室の皆さんが自宅で進めている事が作品のグレ-ドを間違いなく
上げているのは誰が見ても判るはず。

そんな中、みどりさんはここでしかやらない人である。しかしどうだろうか?
みんなとそんなに見劣りするような事があるだろうか?

まずはそうならないように、下絵の大きさをみんなよりもかなり拡大した。
みんなのは2.3倍くらいとするなら、みどりさんのは煙草の2倍くらいの絵を

60cmくらいにしてある。それによって1つ1つのパ-ツが大きくなり、作りやすく
なるのである。だから、人さえ乗り切れば、ほぼ何とかなるのである。

勿論、ブログを読んで下さっているから、知らず知らず多少なりともプレッシャ-が
掛かったりしているかも知れない・・・・そこで今日は人の足に行かずに、

クラッシュのみでバックを進めた。するとどうだろうか?今までの進行度合いと今日は
明らかに進んだと思う。この説明はもういらないね・・・

そう、慣れもあるがやはりクラッシュって言うのは基本中の基本。これがしっかり
出来るようになると、こうやって進める時に効果的なのである。

しかも良く観て欲しいのは、人のパンツのクラッシュよりもバックのパ-ツは全く
比べる必要も無いくらいピッタリに目地を開けずに張っている。

目地が無いのが良いとは言わないが、難易度としては目地無しはかなり面倒。
それでいて、進行度合いも良いのだから、月に1.2度でもここまで出来るようになる。

そんな証明作品でもある。

この作品を完成させるんだ・・・って気持ちがこうさせているとも言えよう。
常に言っている人と比べるのでは無く、自分の気持ちが切れないようにする事は、

とても重要なのである。だからこうやって長期構想ってスタイルもその人のやり方で
あって、何ら問題が無いのである。

コツコツやって行けば、必ず終わりが来る・・・それを守れば良いだけ。

そう言う点では、この作品も中々大作になるだろう。

それともう1つ明らかに言えるのは、体験教室として1回経験値をあげてからの、
2作目である事。ここも非常に重要。それがあるなしでは雲泥の差になる事もある。

ものつくりって誠に正直だから・・・・

ゆっくり見守ろうと思う・・・小さなサグラダファミリアでも観るように・・・ね。

そんな中、俺は・・・


こんな感じ。そんな中にみどりさんにこんな事を言われる。根気強いだの辛抱強いだの
・・・

そんねぇ、だからこんな話をした。アニメにはじめの一歩ってボクシングの話があるのね
・・・そんな中に、支える手って言うのが出て来るのね・・・

戦っている時に、心も体も折れそうになる時がある。しかし、己の後ろに支える手が
ある・・・って言うシ-ンが出て来るのね。

1人ならここまでか・・・と諦めるのも簡単だろうが、応援してくれる手がある以上、
やり遂げなければならないし、負けてはいけないのである・・・

たとえ倒れても何度でも立ち上がり、もう駄目だ・・・なんて気持ちを断ち切らねば
ならない。そんな気持ちに弱くなった時に後ろ盾する見えない手が何本も支えてくれる。

そんな手をこんな俺でも何本も持っていると言う事。しかもその中の2本は弟子。
そんな強靭な2本の手は俺に絶対に倒れない支えになる。

やれ腕だのテクニックだのなんてみみっちぃもんなんかじゃない。
もし俺に自信なんてものがあるとしたら、間違いなくこの2本と、まだまだ他にも

何本かの手に支えられている・・・これが確かなる自信なのかな?と言った。

実はラストのヤモリにもそんな思いが入っている。何故ヤモリが自分のシッポをかんで
いるのか?どうしてシッポがバラになっているのか?どうしてバラを赤くしたいか?

作家とは?作品とは?と問われると、身を削って生み出したものなのである。
だからシッポを喰いちぎった・・・そんな比喩。

しかしまだくっついているからうっ血した・・・そんなイメ-ジ。

しかもね、その花でおびき寄せる・・・・見えづらい中でそっと・・・・獲物を待つ。
でもね、ととかげみたいなもんで、ちぎってもまた生えて来る・・・作品みたいにね。

それと、もう1つ。確かにシドさんの依頼でヤモリも作った訳だけれど、一般的に
ヤモリなんて生き物はあまり女の人受けするようなものじゃない・・・・

だから、この作品にはいらなかったんじゃないの?なんて事を言われるかも知れない。
それなら、そんなうわべ意見に迷わされなくても良いが、人は時に迷ったり、

きまぐれ・・・だったり、思いつきだったり・・・なんて事もありえる・・・・

それも踏まえて、だからこそ判る人だけに見える様に作る意味があった。
今の所、申し分ない状況になっていると思う。

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