台風で発表会中止

　1週間前から心配していたことが現実になりました。明日予定されていた音楽教室の発表会が台風19号の影響で中止になりました。延期ではなく中止です。参加者が全員再度集まることは不可能だということだからです。参加費は返金されるということですが、もちろんお金の問題ではありません。実に残念です。

　ここでも書いてきましたが、今回の発表会は「ラストライブ」のつもりでした。今月いっぱいで音楽教室を退会することになったので、ここで有終の美を飾るつもりで気合いを入れて練習をしてきました。曲はイエモンの「LOVE LOVE SHOW」。原曲キーをそのままアルトサックスに移調するとシャープが7つ、つまり全ての音が半音上がるという面倒くさいキーになるのですが、それにも敢えてチャレンジしています。

　4ヵ月にわたって練習してきて、4分半の中でその全てを披露しようと思ってきましたが、それも発揮できないままです。バックを務めてくれる予定のベースのＴ橋先生、ギターのＹ野先生は僕がお願いしたご指名メンバーなのに、もう退会するので同じメンバーで演奏することもできません。

　唯一リベンジする機会があるとしたら、来年のこの時期にスクールに復帰するしかありませんが、１年後に同じ発表会があるかどうかも現時点ではわかりません。ただ、こうなってしまった以上、来年の春にまたリベンジできるかどうか検討してみようとは思っています。

　今回の台風ではもっと大きな予定変更を余儀なくされた人たちがたくさんいます。ラグビーＷ杯での試合中止は選手、ファン、関係者全てにとって大きな痛手でしょう。結婚式が中止になった人たちもいるようです。それに比べたら僕の発表会の中止など大したことではありませんが、やっぱり残念です。

痛みセンサーで打ち方チェック

　8月中旬から患っているテニスエルボー。8月から9月にかけて本当に痛みが酷くて、コートに行っても運営主体だったり、プレイをしてもサービスとバックハンドは気をつけて痛くないようにそっと打ったりしていましたが、それでも当然痛いわけで、あまり楽しめませんでした。

　だったら行かなければ良いじゃん、やらなければ治るんでしょ、という言葉はテニスフリークには意味がないわけで、そこにコートとテニス仲間がいれば痛くても出かけていくわけです。「ノーテニス、ノーライフ」くらいの勢い。ですから、あくまでもモットーは「やりながら治す」です。

　やりながら治す方法としては、まずケアが大事。プレイ前のストレッチ、プレイ後のアイシング、そしてストレッチ。あとは痛み止めの湿布を貼り、時々鍼灸院にも通いました。特にストレッチは入念にやっていて、暇さえあれば会社のデスクでもトイレでも地下鉄のホームでもエレベーターの中でも、もちろん入浴中にもやっています。

　もうひとつは痛くない打ち方を探すこと。もともと打ち方が悪いから肘が痛くなるわけですから、正しいフォームで痛めないように打つことを追究しないとなりません。フォアハンド、バックハンド、サービス、スマッシュをあれこれ試してみました。不幸中の幸いなのは、痛いからこそ、悪い打ち方はすぐに痛くてわかります。センサーが鋭敏になっているので、身をもってチェックができるわけです。

　この2か月弱の試行錯誤でフォアハンドとスマッシュに関しては「こうすると痛い」というのがかなり理解できました。問題はバックハンドとサービスで、今のところはまだ試している段階です。サービスは極端なスライスサーブにすれば肘の痛みはないのですが、あくまでも緊急避難。バックハンドは両手打ちにすることで解決できる部分もあるのですが、簡単に試合で使えるレベルにはなりそうもありません。

　そうこうしているうちに、先月末くらいから痛みがかなり和らいできました。もちろんまだ痛いことは痛いのですが、この調子なら本当に「やりながら治す」ことができそうです。それまでにもう少し頑張って痛みセンサーを働かせて痛くない打ち方を身につけようと思います。

　

「まだ結婚できない男」初回

　秋ドラマで一番楽しみにしていた「まだ結婚できない男」の初回を見ました。前作から13年が経過していましたが、テイストも設定も全く変わっていないという完璧な続編でした。前作のファンには待望のパート２ですが、初めて見る人にはどうかなという気はします。

　前作から見ている人間には、この13年でどう阿部寛演じる主人公の桑野とその周囲が変わったのかを確かめるような初回でした。桑野自身は全く変わっていないというか、年齢を重ねた分だけますます偏屈になっているようです。職場の後輩だった塚本高史が共同経営者になっていて、桑野の母の草笛光子、妹夫婦の三浦理恵子、尾美としのりも同じなので安心感があります。姪だけが大きくなっていました。

　前回桑野を囲んでいた女性陣たちは一新されています。夏川結衣、国仲涼子、高島礼子から吉田羊、深川麻衣、稲森いずみとなりました。夏川と結婚するのかと匂わせて前作は終わりましたが、結局独身のままで、夏川は結婚してしまったらしいです。初回を見ただけで今回も桑野は結婚しないまま終わるんだろうなと思いました。

　役者、脚本、演出、そして世界観があまりにも変わっていないので、ドラマとしての安心感はありますが、その分この先の展開へのワクワク感はありません。視聴率も恐らく10％台で安定して推移するんでしょう。個人的には久しぶりに三浦理恵子を見たなぁというのが一番印象的でした。

3連休直撃の台風

　いま台風19号が着々と日本列島に近づいてきています。現時点での予報によると12日土曜日午前中から13日日曜日午前中にかけて近畿～関東地方に近づき横断していく可能性が大ということです。3連休で行楽やら運動会やら結婚式やらとイベントが多い日本に与える影響は計り知れません。

　まずもって当然のことながら災害の危険性が懸念されます。特に千葉の被災している地域の人たちのことが心配です。台風15号の被災は政府の対応の遅れが目立つ「人災」だったと思いますが、さらにそれに追い打ちをかけるようなことがないことを願うばかりです。官邸はラグビーにうつつを抜かしている場合ではないはずです。今回こそきっちりと対策本部を設置してぬかりがないようにしてもらいたいものです。

　そのラグビーＷ杯にも影響が出るかも知れません。プールAの日本、アイルランド、スコットランドの三つ巴の戦いに文字通り水を差す可能性が出てきました。もし台風で試合が中止になった場合、延期ではなくそのまま中止で引き分けの扱いになります。12日のアイルランドvsサモア戦が中止になれば、アイルランドの勝点は13でとどまり日本を抜けないので、自動的に日本の決勝トーナメント進出が決定します。また13日の日本vsスコットランド戦が中止になっても日本の決勝トーナメント進出が決まります。

　それはそれで嬉しくないわけではないですが、やはりきちんと試合をやって勝って決めてほしいところです。大方のファンもそう思っているでしょうし、ましてや主催者やテレビ局にとってはドル箱の試合が中止というのは何としても避けたいところでしょう。スコットランド戦の視聴率なんて50％も狙えるはずですから。

　そして僕個人としても台風で影響が出そうなのが、何より12日の音楽教室の発表会です。良識的な判断としては警報が発令されたら中止でしょうが、中止したら大赤字ですから強行する可能性もあります。ただその場合も、参加者や講師陣、サポートメンバー、スタッフが集まれるのか、交通機関は大丈夫なのか、事故が起きたらどう責任を取るのかという問題も生じます。個人的にはこれを「ラストライブ」とするつもりなのに、中止となるとまるで気分は大島優子です。AKB48ファンにしかわからない喩えですいません。

　

2kg減って1kg増える

　半月ほど前に体重が2kg増えてしまい、改めてダイエットのやり直しを図ったのですが、順調に体重は落ちていき先日土曜日の時点で2.5kg落ちました。予定以上のハイペースで落とすことができたので、少し油断したらそこから1kgプラス。結果的には予定通りの進捗状態というところです。

　あまり一直線に体重を落としてもリバウンドするので、こうしてジグザクに落としていくくらいがちょうど良いところです。一気に落ちたといっても、大抵は水分が抜けただけですし、逆に一気に体重が増えた時も水分の取り過ぎだったりします。なにせ500mlのペットボトルを１本飲み干せば、それで0.5kg増なわけですから、あまりその瞬間の体重ばかり気にしていても意味はありません。

　大事なのは筋肉量を維持しながら体重を少しずつ落としていくことです。体脂肪率が25％だとしたら、単純に4kg減量したら3kgの筋肉が落ちてしまいます。これでは意味がありません。4kg減量しても筋肉は2kgマイナスで済むように、常に体脂肪率を睨んで筋トレを組み合わせてダイエットしていく必要があります。

　昨年から1年9か月かけて現時点での体重はマイナス10kg、体脂肪率はマイナス5％。大雑把な計算ですが体脂肪マイナス5kg、筋肉もマイナス5kgということになります。ほぼ狙い通りにきています。減らすべき体脂肪が少なくなってきているので、体重もなかなか簡単には落ちていきませんが、できることならあと体重マイナス4kgで体脂肪率を2%くらい下げられたら理想的です。少々ハードワークが必要かも知れませんが、涼しくなってきてやる気は出てきました。

金田正一逝く

　400勝投手の金田正一が死去。驚きました。まだまだ元気だと思っていたのですが、急性胆管炎による敗血症ということですから急なことだったのかも知れません。86歳。残念です。

　今回巨人が金田の死を発表したそうですが、確かに巨人OBではありますが、やはり国鉄のエース金田というのが彼の本質でしょう。強い巨人に立ち向かっていく弱小チームの大エースというところに金田の輝きがあります。実際、国鉄時代は14年連続20勝という大記録を残しているわけで、巨人移籍後はON砲をバックにしながらも一度も20勝を上げられなかったことを考えると、金田が本当に力を発揮できたのはどちらの側にいた時だったかわかろうというものです。

　監督になってからも、またタレントとしても極めてユニークで個性的なキャラクターを押し出してファンが多かった金田。いかにも昭和一桁世代らしい、今となっては時代錯誤的な話も多かったですが、彼のキャラクターがそれを許していたと思います。1974年、中日が巨人の10連覇を阻止してリーグ優勝した時の日本シリーズの相手が金田監督率いるロッテでした。

　愛知出身の野球選手はたくさんいますが、一番のスーパースターは投手は金田、野手はイチローで間違いありません。その2人が揃って中日とは無縁のままというのは本当に残念なことです。僕たちの幼い頃のギャグ「おう、かねだ、ひろおか」を覚えている人がどれだけいることか。昭和の象徴がまたひとつ消えていきました。

サモア戦快勝

　豊田スタジアムでのラグビーＷ杯サモア戦。決して油断できる相手ではないけれども、勝てない相手でもないという予想通りの試合展開でした。最初はお互いにペナルティゴールを奪い合って互角の形勢ではありましたが、日本のディフェンスが乱れているというわけではなく、十分に余裕をもって戦えているという手応えはあったと思います。

　先にトライを決めてからは終始日本のペースでした。サモア相手にスクラムで押し負けることがない日本。昔の日本代表のラグビーを知っている者からしたら感涙ものです。パワーでサモアに劣っていないのならば、スピードやスタミナ、そしてテクニック、戦略でも負けるとも思えません。後半ちょっと疲れが出てサモアに攻め込まれるシーンも増えましたが、それでも終盤にはきっちりとトライを２つ重ねてボーナスポイントもゲットし、ダブルスコアでの快勝。決して楽な戦いではありませんでしたが、つくづく強くなりました。

　ロシアから勝点5、アイルランドに勝利して4、そしてサモアからも5。予想を上回る順調なペースで14点を勝ち取りました。残すスコットランド戦では引き分け以上なら決勝トーナメント進出決定です。ただし負けた時には恐らくアイルランドも含めて3チームが３勝１敗で並ぶことでしょうから、ボーナスポイントの差で決まります。日本が有利なことは間違いありませんが、負けるにしても7点差以内、もしくは4トライは許さないことが条件となりそうです。

　そしてもしスコットランドに勝てば首位での１次リーグ突破となります。現在の「ティア1」（世界の強豪10カ国・地域）を除き、初めての快挙です。今の日本の実力はティア1入りしてもおかしくありません。そのためにもまずはスコットランドに勝つこと、そして恐らく決勝トーナメント初戦で対戦することになる南アとの因縁の対決に再び勝利することです。夢が広がるばかりです。

松坂退団は必然

　中日の松坂が退団することになりました。当然でしょう。昨シーズンは6勝を上げてカムバック賞を受賞しましたが、今季はキャンプ中に故障してそのままシーズンを棒に振りました。それも単に休んでいただけではなく、練習日に上重アナとゴルフをするなど、イチローがかつて「なめてやってるだろう」と説教した通りの松坂でした。人間、そんなに簡単に変わるものではありません。

　それでも中日は松坂が現役を続ける意向を示したことで契約を結ぶ方向で条件を提示していたにも関わらず、その温情を裏切るような形で唐突に退団を表明。しかもその理由が森繁和シニアディレクター（SD）と友利結国際渉外担当が退団したことと言うのも、なんじゃそりゃです。いくらその2人に恩義があるとは言え、アラフォーの良い大人が、保護者がいないから辞めますはないでしょう。

　もちろん中日も戦力として松坂を考えているわけではなく、あくまでもビッグネームだからグッズ売上などで貢献できることを見越して契約していただけで、今回退団しても来季に向けて痛くも痒くもないとは思います。むしろ松坂が退団することで若手投手を一人分、枠を確保できるのですから喜ばしいことでしょう。もしかしたら、松坂に自ら辞めると言わせるために、森と友利を切ったとすら考えられます。中日側からクビにしたらイメージが悪いですから。

　そのあたりは大人の裏の駆け引きがあったのかも知れませんが、もともと名古屋に縁もゆかりもない松坂です。もし拾ってくれる球団があるなら、ぜひ行って活躍してほしいものです。果たして手を上げる球団があるのかどうか。なければ結局引退試合もせずに引退ということになりそうですが。

名古屋のマンション高騰中？

　いまうちのマンションは大規模修繕工事の真っ最中です。外側をすっかり覆われてしまい、目が覚めても晴れているのか曇っているのかもよくわかりません。日当たりと眺望が気に入って高層階（と言ってもタワーマンションではないので14階）に住んでいるのに、足場を工事の人が歩くのでカーテンも開けられません。

　今のマンションに引っ越したのは13年前のことです。それまで20年住んでいたマンションの東側にドーンと新しく少し背の高いマンションができて、それまで気に入っていた日当りと眺望が失われてしまったから、その隣に建った当のマンションに引っ越しました。引っ越し距離はわずか15メートルです。

　そしていままた東側にマンションが建築中です。幸いなことに、少し距離があって50メートルくらい離れていることと、坂の下なので眺望が少し悪くはなりますが、日当たりは関係ないし、向こうからこちらが覗かれる心配もありません。また引っ越すという必要はなさそうです。

　その建築中のマンションの販売チラシが今日ポスティングされていたので、どれどれと読んだのですが、驚いたのが価格の高さ。坪単価で単純に割ると今のうちのマンションが約133万円なのに、新しいマンションは約190万円くらいになります。設備の内容を読んだ限りではうちとほとんど同等ですし、駅からは50メートルほど遠くなります。ちなみに15メートル駅に近い以前のマンションは坪単価約97万円くらい。バブル直前で安かったとは言え、やはりお買い得でした。

　いま住んでいる地域が名古屋では人気の高い住宅地とは言え、ここまで名古屋のマンション価格が高騰してくるとは驚きです。中古マンションの価格も13年前にマンションを売った時よりはるかに上がっています。いくら名古屋経済が手堅いとは言え、これから人口減少で家が余ってくる時代が来るというのに、そんなに高い価格で不動産を買って大丈夫なのかと心配になります。家族が増えた息子には「今は賃貸の方が良いんじゃないか」と助言しています。高値で不動産を掴むと本当に後々苦しくなりますからね。

銀歯が取れた日

　最近お風呂でデンタルフロスを使って歯の手入れをしています。のんびり湯船に浸かって歯の間を丁寧に綺麗にするのは、なかなかのリラックスタイムです。ところが昨夜、左下の奥歯の間をフロスで綺麗にして抜こうとしたら抵抗が強くて抜けません。「なんだこいつ」と思いながら強引に上に引き抜いたら、カキーンと金属音。ん？と思って確かめたら奥歯に被せてあった銀歯が取れてしまっていました。

　ゲゲッと思って、慌てて風呂場で銀歯探し。幸い排水口とかではなく、わかりやすいところに落ちていたのですぐに拾い上げました。鏡で歯を見ると、ものの見事に奥歯の奥がこんにちはしています。特に痛みはありません。風呂から上がってお茶を飲んでも沁みたりしないので、虫歯になっている気配もありません。

　とは言え、このままの状態で食事をするのは心配です。今朝早速かかりつけの歯科に電話をして緊急で予約をお願いしました。昼前に空きがあるということで、取れた銀歯を持って行きました。診察して「虫歯もないですし、このまま銀歯をもう一度被せましょう」ということで、すぐにクリーニングされてセメントで接着。ものの15分で元通りになりました。「かなり前に被せてあったので、少し浮いてきてしまっていたのかも知れませんね」ということだったので、今後はフロスをしても取れることもなさそうです。

　昼前に終わったので、普通にランチもできましたし、不便だったのは今朝の朝食だけで済みました。これも銀歯がすぐに見つかったのと、歯科医院に空きがあったお陰です。もし銀歯がそのまま流れてしまっていたら、改めて型取りからやらなければならなかったので手間も時間もお金もかかって面倒なことになるところでした。銀歯が取れたらすぐに保存が鉄則です。