幹事クリタのコーカイブログ

テニスをはじめあれこれ好き勝手書いています。「幹事クリタのコーカイ日誌」のブログ版です。

ウィンブルドンを前にして

2016-06-20 23:36:02 | テニス
 間もなくウィンブルドンが始まりますが、その前に前哨戦が毎年2大会あります。ハレとクィーンズですが、錦織は第2シードでハレに出場したものの故障を理由に棄権してしまいました。毎年のことながらウィンブルドンでは体調を悪くします。たださえウィンブルドンは4大大会で一番結果が出ていないのに、こうして怪我ばかりしているとますます苦手意識が強くなってしまいそうで心配です。

 そしてハレにはフェデラーも第1シードで出ていましたが、これまた若手に負けて敗退。毎年のように勝っていた大会なのに、これはいよいよ引退も近いのかも知れません。それほど今年のフェデラーは衰えを感じます。ウィンブルドンで早々に負けたら年内での引退宣言があるかも知れません。こちらも心配です。

 クィーンズでは順当にマレーが優勝しました。さすがに芝では強いです。フェデラーもナダルも体調不良で万全ではないので、唯一ジョコビッチに対抗できるのがマレーです。と言っても「何とか勝負になる」だけで「勝てる」ところまで至らないのが残念ですが、得意のコートだけにそろそろジョコビッチを止めてほしいと思います。

 ジョコビッチは例年のごとく前哨戦には出場しませんでした。いきなり本番ぶっつけです。それで勝てるのですから、いかにジョコビッチの対応力、順応力が高いかということです。前哨戦の結果を見る限りでは、かなりの確率でジョコビッチが優勝しそうですが、もし足元を掬われるとしたらまだ調子が上がらない1回戦か2回戦あたりでビッグサーバーのバカ当たりにやられるか、もしくはハレで活躍したティエム、ズベレフのような期待の若手の覚醒かでしょう。もう若手ではなく中堅の錦織はとりあえず体調を整えることですね。
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満島ひかりのトットちゃん力

2016-06-19 23:52:44 | テレビ・芸能
 NHKのドラマ「トットてれび」が終わりました。全7回は凝縮しすぎではないかと思うほど、懐かしい昭和のテレビが甦った中高年にはワクワクのドラマでした。演出も楽しかったし、美術セットなどもかなり凝って作りこんでいたので、当時を知る人間としては(僕の生まれる以前のことはわかりませんが)本当によくできていると感心もしました。

 何より俳優が有名人を演じているのですが、素晴らしいのはみんな「物真似」ではなかったこと。森繁久弥も渥美清も坂本九も向田邦子も植木等も外見はほとんど似ていません。そうではなく、あくまでもその人「らしさ」を演じていました。本人を知っている世代としては単なる物真似をされたら「似てる」「似てない」ということばかり気になりますが、そうではなかったからこそ、楽しく見ることができました。

 そして主演の満島ひかり。彼女だけはその域をも超えて完全に黒柳徹子を甦らせていました。姿形も似ていたし、喋り口調は本人以上に黒柳徹子をしていました。まさに本人が憑依したのではないかと思うほど、黒柳徹子になり切って動き喋り息をしていました。満島なしではこのドラマは成功しなかったと思います。

 まだまだ黒柳徹子にはネタがあると思います。それほど波乱万丈な人生を送っている人です。ぜひ満島主演で続編を作ってくれないかなと願っています。
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AKB48総選挙答え合わせ

2016-06-18 23:45:43 | AKB&乃木坂
 今夜第8回となるAKB48選抜総選挙の結果が出ました。1位は予想通り指原莉乃がぶっちぎり。24万票を超える得票とはもはや競争できるレベルではありません。なにせ2位の渡辺麻友が17万票、3位の松井珠里奈で11万票です。全く勝負になっていません。

 さて先月26日、開票速報が出る前に僕が予想した順位とどれくらい違ったのか、昨年に続き今年も答え合わせといきましょう。ピタリ賞は◎、1ランクだけ外れは○、2~4ランク外れは△、5ランク以上外れたら×という割と厳しい感じで判断します。1位指原(予想1位◎)、2位渡辺(予想2位◎)、3位松井(予想5位△)、4位山本彩(予想4位◎)、5位柏木由紀(予想3位△)、6位宮脇咲良(予想6位◎)。ここまでは松井と柏木の順位が逆になっただけですからほぼ完璧。とは言え、上位6人は誰が予想してもあまり変わらないメンバーだったので当たって当然かも知れません。

 7位須田亜香里(予想10位△)、8位島崎遥香(予想7位○)、9位兒玉遥(予想12位△)、10位武藤十夢(予想13位△)、11位横山由依(予想9位△)、12位北原里英(予想11位)。ここまでも好成績です。13位向井地美音(予想24位×)、14位岡田奈々(予想19位×)、15位高橋朱里(予想22位×)、16位にゃんにゃん仮面(予想8位×)。ここまでが選抜入りです。13位~16位は外れました。ただ最初から選抜入り争いに食い込んでくるメンバーだということは予想していたので、大外れというわけではありません。向井地、岡田、高橋といった若手の勢いが思った以上にあったということです。

 さらに17位峯岸みなみ(予想15位△)、18位入山杏奈(予想14位△)、19位小嶋真子(予想18位○)、20位高柳明音(予想17位△)ですから、このあたりまではきちんと予想できていました。上位の予想で大きく外したのは13位に食い込んだ向井地と、16位に予想したのに29位だった古畑奈和、23位に予想したのに37位だった木崎ゆりあです。特に木崎はここまで勢いがないとは思いませんでした。昨年よりも票を減らしていますし、これでは今後運営が選ぶ選抜入りも危ないかも知れません。

 さて、今年を最後の総選挙と言っているメンバーもたくさんいます。卒業発表した小嶋陽菜はもちろん、島崎、峯岸も明言しています。また最後とは言っていませんが、指原、柏木、山本、北原あたりも立候補を迷っていたようですからそろそろかも知れません。一気に進む世代交代と人気の下り坂傾向は明らかにシンクロしていますが、来年はどうなっていることやら。そもそも総選挙を開催するのかさえ見通しが立たないと思います。
 
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イチローの偉大な参考記録

2016-06-17 23:57:10 | 野球
 イチローが通算安打でピート・ローズを超えたということで騒いでいますが、イチロー本人も「そこにゴールを置いていない」と言うように「日米合算」の記録はあくまでも参考記録であって、あまり騒ぎ立てるものではないと思います。ローズの「高校野球のヒットも足している」という大人げない発言も、かえって良い具合にイチローの偉大さを表しているようで、僕は笑って受け止めればいいと思います。

 これまで何回も書いていますが、違うリーグの記録を合わせてどうこう言う日本のスポーツマスコミのレベルの低さにはつくづくウンザリします。だったら当然「助っ人ガイジン」の米日合算記録も、もっと大きく扱うべきだし、日韓合算だって必要でしょう。自分たちに都合のいいように記録を扱うことは、その記録自体を無意味なものにします。記録は厳密なルールに則っていなければなりません。参考記録はどこまでいっても参考記録に過ぎないのです。

 こうなった諸悪の原因は「名球会」のせいです。この私的な利権団体が、自分たちの組織に箔をつけるために「日米合算2000本安打・200勝・250セーブ」を入会資格に付け加えたがために、まるで日米合算が正式な記録のようになってしまいました。今も広島の黒田や阪神の福留が日米合算記録で名球会入り寸前のところまできていますが、まあ名球会は日本国内だけのことですから良いとしても、アメリカにこの記録を持ち込むのはやめた方が良いと思います。

 イチローには間もなくメジャー通算3000本安打という大きなマイルストーンが待っています。その時は本当に大きな声で祝福をすれば良いと思います。物議を醸すような記録を殊更に取り上げることはありません。

 
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ツンデレと小悪魔

2016-06-16 23:37:34 | 男と女
 「ツンデレ」という言葉が世の中に知られ始めたのはいつ頃でしょうか?ネットで調べると発生は2002年、流行語大賞にノミネートされたのが2006年ということですから、この10年くらいで広く認知された言葉だと思います。それまではなんと言っていたのかというと「小悪魔」という表現はありましたが、「ツンデレ」のライトな感じよりは、ちょっとワガママ度数が高くてヘビーな感じはします。

 もし僕らが若者で恋愛に苦しんでいた頃にこの「ツンデレ」という言葉があったら多分かなり気分が楽だっただろうとは思います、などと考えるのは、僕自身が昔からこういう「気分屋」の女性を好きになっては振り回されてきたからです。実は「小悪魔」という表現に相応しいほど魅力的な女性は芸能界にはいても、その辺の素人ではなかなかいません。ただ小悪魔ほど魅力的ではないものの、それでも気分によって言動が変わる女性というのはいて、そこにまた惹きつけられてしまうのです。「女運が悪い」とも言いますが、運のせいではなく好みのせいです。

 昔はその手の女性にはよく予定をすっぽかされたり思わぬ行動に出られて面喰ったりしながら、それでも必死でついていったものです。今から振り返れば本当に若くて精神的な余裕もなかったのに頑張っていたなと思います。今なら少々の女性のワガママなんて軽く受け止められるのですが、そうなる頃には機会が減ってしまい役には立たないというのが人生の残念なところ。「心技体」が揃っている時間というのは、それほど長くはありません。今の経験値で25歳に戻れたらモテモテなのになぁとよく思います。

 ちなみに「天然ツンデレ」と「計算ツンデレ」がいるようで、冷静な目で観察しているとその差が見えてきます。もちろん「天然」の方が圧倒的に手に負えません。「天然」には勝てないというのは、いろいろな分野で真実です。

  
 
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舛添都知事の辞職

2016-06-15 23:21:44 | 政治
 舛添都知事がようやく辞職をしました。自民党も含めて全党から不信任決議案を提出されてはもう何ともなりません。さすがに都議会を解散して都議選に臨んでも仕方ないと判断したのでしょう。本人の無念さだけは伝わってきますが、こうなってはもう流れは止められません。

 正直、今回の不透明な政治資金の使い方だけで辞職させられるのはどうかと僕は思います。都知事の仕事は重いものですし、特に五輪を4年後に控えている今は実力のある政治家がやるべき職です。セコ過ぎる舛添に嫌気がさすのは誰しも同じですが、ここまで都政を停滞させた挙句に今から都知事選という最悪のタイミング。4年後の都知事選は五輪直前になりそうです。どうなることやら。

 猪瀬前知事は確かに法令違反でしたから辞職もやむなしと思いました。しかし舛添のやってることなんて、多かれ少なかれほとんどの政治家がやっていることでしょう。今回はたまたま舛添が狙われて血祭りにあげられただけです。もちろん、だからと言って舛添が免罪されるわけではありませんが、それによって東京都民が蒙るマイナスの大きさを考えると、もう少し何とかうまく収められなかったのかと思いますし、特に支持をしてきた自民党はいったい何をやっているんだと情けなく思います。

 次の都知事が誰になるのかわかりませんが、かつて青島幸男が都市博を卓袱台返ししたように、東京五輪をひっくり返す、なんて公約を掲げて出るような妙な人気取りが当選しようものなら大混乱が巻き起こってしまいます。清廉で手堅い実務家が都知事になればいいですが、大向こう受けするような目立つ言動をするトランプのような奴ばかりが出てくる気がしてなりません。昔から東京はそんな人気投票みたいなことばかりしてきましたから心配です。
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息子の彼女

2016-06-14 23:57:01 | 日記
 今夜は息子が彼女を家に連れてきました。うちの家族に紹介して夕食を食べて帰っていきました。息子26歳、彼女のYちゃんは25歳。来年あたりには結婚するかな、という段階です。

 僕としてはモテない草食男子の息子のことを良いと言ってくれる女の子がいるだけでありがたいと思っているので、どんな彼女だろうと反対するつもりはありません。初めて会ったYちゃんはごく普通の感じの良い素朴そうなお嬢さんでした。ああ、こういうホンワカと優しそうな子がうちの息子のようなボンヤリくんを良いと思ってくれるんだと、ちょっと納得しました。

 もちろん派手なイケイケタイプとか、いかにも頭が切れそうなハキハキした子が来るとは最初から思っていませんでしたから、予想通りと言えば予想通り、お似合いと言えばお似合いだったのですけど、僕が「あれのどこが良いの?」と聞いたら「優しいところ」だそうで、やはり優しいというのはなんだかんだ言っても女の子にとっては男の一番の取り柄なのかと。いくら金があっても酷薄な男と結婚するのは不幸ですからね。

 人を見る時に「優しさ」を基準にする人は、本人も優しいのでしょう。頭の良い人は頭の良い人を高く評価するし、オシャレな人はオシャレな人が好きです。だからYちゃんも優しい子なんだろうと思います。将来的に息子の嫁になるということは、僕が年を取ったら彼女に何かと面倒をかける可能性もあるわけですから、そう考えるとなにより優しいことが一番大事です。いくら美人でも情の薄い怖い女性はちょっと困るかなあ。

 ここまできたら早く一緒になって欲しいと思っています。僕の同年代の周りもどんどん孫ができているようなので、乗り遅れたくないですから。 
 
 

 
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銃規制かイスラム教徒排斥か

2016-06-13 23:59:57 | 政治
 アメリカでまた悲惨な銃乱射事件が起きました。死者が約50人。犯人はどうやらIS絡みとか言われていますが、それと同時に同性愛排除も訴えていたとかで、相変わらずアメリカの闇はいろいろ深いなと思います。こんな危ない奴が自動小銃とか簡単に買えちゃう国って、いくら命があっても足りません。

 そしてこの時期ですから、この事件が11月の大統領選にどういう影響を及ぼすのか考えてしまいます。銃規制とか同性愛者への差別撤廃となると、クリントンの主張そのものです。こういう事件が起きた以上、クリントンは銃規制の強化をより訴えていくことでしょう。強固な共和党支持者以外は「もう銃による犯罪はたくさんだ」と思う可能性は高いですから。

 しかし、トランプも「ほら、テロは怖いだろ、やっぱりイスラム教徒は危険だ!」という主張をより鮮明に打ち出してこの事件を利用すると思います。そしてクリントンの言う銃規制よりも、トランプのイスラム教徒排斥の方がわかりやすくて響きそうです。銃規制というのは「理屈」ですがイスラム教徒排斥は「感情」だからです。トランプを支持している層は、クリントン的ないかにも頭の良さそうな、人を見下している感じが大嫌いですから、ますます理屈抜きで感情に訴えてくるトランプに熱狂するでしょう。この事件でトランプからクリントンに乗り換える人はあまり多くないのではないかと思います。

 結果としては痛み分けか、もしかしたらトランプに少し有利に働く気がします。支持率でクリントンに追い抜かれたという報道もありましたが、トランプの再逆転のきっかけになるかも。不幸なことですが。
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プレッシャーをかけて弾く練習

2016-06-12 23:14:54 | 音楽
 残り1ヶ月を切った発表会に備えて着々と練習を進めています。今日はMちゃん先生の企画で、レッスンをいつもの電子ピアノではなく生ピアノ(アップライトですが)が置いてあるレッスン室を使って練習をしました。本番はコンサートホールでグランドピアノですから、少しでも慣れておこうという狙いです。

 しかも僕は前回の発表会で緊張と慣れないグランドピアノで練習ではしないような失敗をして惨敗を喫してしまったので、今回は「ぶっつけ本番」対策を入念にしています。1曲を通して練習する時には事前に一切ピアノに触らない、いきなり弾き始めてしかも途中で何があろうが1曲を最後まで止まらずに弾き切る。本番ではリハーサルができないどころか、ホールのピアノに事前に触ることすらできません。それをシミュレーションした練習をしているのです。

 なるべくプレッシャーがかかるような状況で弾くために、朝からピアノを触らなかっただけではなく、スマホで動画撮影もしました。撮られているというプレッシャーにも慣れるためです。本当は観客も入れたいくらいです。それも知らない人が何人かいてれくれたらより「圧」が高まるのですが、なかなかそこまではできません。

 そうやってプレッシャーをかけながら弾いたら、案の定少し失敗しました。ただ後で動画を見てみましたが、前半はそれほど悪くありませんでした。ただ、いつもながら後半に間違えるのは集中力が最後まで保てないのかも知れません。3分過ぎるとダメなので、まるでウルトラマンです。

 残り1ヶ月弱。とにかくこうしたプレッシャーに慣れる練習を続けていきます。それでも本番の緊張感には全く足りないのですが、やらないよりはやった方が効果があると思いますので。
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恒例夏ドラマ展望

2016-06-11 23:20:41 | テレビ・芸能
 恒例の連ドラ展望ですが、もう最近は本当にテレビドラマは瀕死の状態ではないのかと思うくらい低調です。何より企画が陳腐で冒険心の欠片もないドラマが多すぎです。今クールでは『重版出来!』が出色の出来栄えですが、果たして夏ドラマにはクオリティの高い見逃せないドラマがあるでしょうか?

 まずドラマが瀕死状態である象徴となっている「月9」。フジ系月曜夜9時は『好きな人がいること』。四角関係のラブドラマだそうです。主演に桐谷美玲、共演に山崎賢人、三浦翔平、野村周平、菜々緒、大原櫻子、佐野ひなこ、浜野謙太、飯豊まりえ、吉田鋼太郎ほか。うーん、月9とは思えない薄いキャスティングです。もっと軸になるような俳優を据えた方が良いんじゃないでしょうか?これで数字が取れるとしたら、よほど脚本が面白くないと厳しいでしょう。僕は見ません。

 フジ系火曜夜10時『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』。驚異的な記憶力を持つ女性刑事が猟奇犯罪に挑む警察もの。主演には波瑠。他のキャストはわかりませんが、まるでテレ朝ドラマのようなタイトルと企画で、あまりフジテレビらしくありません。フジの凋落も久しいですが、これで大丈夫なのかと思います。脚本がフジ御用達の古家和尚ですが、当たり外れが大きい人だけにどうでしょうか。

 同じ時間帯のTBS系火曜夜10時は『せいせいするほど、愛してる』。北川みゆき原作のマンガを武井咲、滝沢秀明でドラマ化。共演は中村蒼、水沢エレナ、トリンドル玲奈、中村隼人、高橋光臣ほか。演出の石井康晴はジャニ系タレントのドラマで実績がある人だけに、タッキーファンなら見てもいいかも。

 テレ朝系水曜夜9時『刑事七人』は前回のヒット(?)を受けての第2弾。正直、そこまで受けたのかなと思いますが、テレ朝はシリーズドラマ化するのが好きなので、これも育てていくつもりなのでしょう。主演は東山紀之、共演は高嶋政宏、片岡愛之助、鈴木浩介、倉科カナ、吉田鋼太郎、北大路欣也ほか。

 時々ヒットを飛ばす日テレ系水曜夜10時は『家売るオンナ』。脚本に大石静を起用して不動産会社を舞台にした職業ドラマ。主演に北川景子、共演に工藤阿須加、千葉雄大、イモトアヤコ、鈴木裕樹、新木優子、本多力、臼田あさ美、梶原善、仲村トオルほか。企画は面白そうですが、主演の北川景子に対してもう1人くらい華のある共演者が欲しかったところです。それにイモトとか入れなくても良かったんじゃないでしょうか。

 テレ朝木曜夜9時『はじめまして、愛しています。』は脚本が『家政婦のミタ』などちょっと毒のある家族ドラマを描く遊川和彦。子どものない夫婦が特別養子縁組をするホームドラマ。主演に尾野真千子、江口洋介。共演に速水もこみち、坂井真紀、余貴美子、藤竜也ほか。

 久々にマツナナが登場するのがフジ系木曜夜10時『営業部長 吉良奈津子』。産後復帰した広告代理店のクリエーティブディレクターが営業部長に人事異動されて奮闘するということで、もちろん広告代理店に勤務する僕としては興味がありますが、反面それだけに「バカバカしい」と思う可能性も大です。脚本が井上由美子、演出が河毛俊作と実績のあるスタッフだけに期待したいとは思いますが。主演の松嶋奈々子のほかには松田龍平くらいしかまだキャスティングわかっていないので、今後の発表を待ちましょう。

 TBS系金曜夜10時『神の舌を持つ男』は料理人のドラマかと思いきや、舌で分析して事件を解決する温泉街を舞台にしたコミカルミステリー。演出は堤幸彦だけに妙なドラマになりそうです。主演は向井理、共演は木村文乃、佐藤二朗、火野正平、宅麻伸ほか。深夜ドラマではなくこれを10時台にやるとは、なかなかTBSも攻めています。ちょっと楽しみです。

 テレ朝系金曜夜11時15分『グ・ラ・メ!~総理の料理番~』は本当に料理ドラマ。天才シェフが総理大臣の料理番となって政治や外交に貢献していくマンガ原作のドラマ化。主演の天才シェフに剛力彩芽、共演に滝藤賢一、高橋一生、新川優愛、内藤理沙、松尾幸実、三宅弘城、小日向文世ほか。剛力の天才シェフはちょっと厳しいんじゃないかと思いますがどうでしょうか。

 そしてまたまた実写化される定番ネタが日テレ系土曜夜9時『時をかける少女』。もちろん原作は筒井康隆のベストセラー小説。主演に黒島結菜、共演に菊池風磨、竹内涼真、吉本実憂、加藤シゲアキ。残念ながらこのキャスティングではオジサンは見る気がしませんが、ジャニーズファンなら見ても損はないかも。なにせ原作が良いですから、そう悪いものにはならないことでしょう。

 最近はすっかりドラマ激戦区となった日曜日ですが、フジ系夜9時は『HOPE~期待ゼロの新入社員~』。こちらもまたジャニドラです。主演は中島裕翔、共演は遠藤憲一、瀬戸康史、山本美月、桐山照史、山内圭哉ほか。今クールのキャスティングを見ていると朝ドラ「あさが来た!」で人気が出た俳優が多く起用されているのがよくわかります。このドラマでは先生に八代目に大番頭と3人も出てきます。

 TBS系日曜夜9時は学園ドラマを持ってきました。『仰げば尊し』。80年代の神奈川の高校ブラスバンド部であった実話をもとにしているそうです。主演に寺尾聰、共演に多部未華子、真剣佑、村上虹郎、北村匠海、太賀、佐野岳、石井杏奈、尾美としのり、升毅、石坂浩二ほか。これはちょっと面白そうです。

 日テレ系日曜夜10時30分は『そして、誰もいなくなった』。本格サスペンスドラマで脚本には秦建日子。主演に藤原竜也、玉山鉄二、伊野尾慧、黒木瞳ほか。サスペンス好きなら面白いかも。僕はテレビドラマでのサスペンスは興味ありませんけど。

 ざっと見てくると、どうしても見たいというほど期待させるものはありませんが、ちょっと見てみたいドラマらないくつかあります。『仰げば尊し』『家売るオンナ』『営業部長 吉良奈津子』『神の舌を持つ男』。このあたりは初回くらいはチェックしてみようかと思います。
 
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