ウィンブルドンが始まりました。錦織は初戦でグロス。世界最速サーブ263km/hを記録したビッグサーバーです。サーブ以外は錦織の相手ではありませんが、なにせ芝ではビッグサーバーは有利。初戦の相手としてはかなり嫌な相手です。
しかし錦織は得意のリターンが冴えに冴えていました。グロスの強烈なサーブに対してリターンをきちんとコントロールして返していました。リターンさえ返れば後は錦織のペースです。打ち合いを避けてネットに詰めてくるグロスの足元へ、もしくはパスで翻弄します。ストレートで錦織が勝ったのも当然でした。
ただ不安も残りました。大会前に痛めていた脇腹がやはり完調ではないようで、2セット目が終わったところでメディカルタイムアウトを取って治療。再開後もあまり影響のなさそうなプレーをしていましたが、肝心のサーブはかなり力を抜いてスピードを抑えていました。それでもグロス相手なら勝てるから問題ないと判断してのことだったのでしょうが、問題はグロスが相手ではないこれからです。
2回戦、3回戦は、ゆっくりサーブでも大丈夫かも知れませんが、勝ち上がった4回戦はもういけません。もしここでサーブだけのカルロビッチが勝ち上がってくればまだしも、強打のチリッチ相手となると脇腹をかばいながらのプレーでは厳しい試合になるでしょう。だからここまでに脇腹が治っていれば良いのですが、途中の試合で苦戦してさらに痛めてしまうようなことがあると、4回戦で力尽きてしまう不安も残ります。
せっかく良いテニスをしているだけに、故障で負けてしまうのは残念ですから、何とか体調を整えて上位との試合に備えてほしいと願っています。
しかし錦織は得意のリターンが冴えに冴えていました。グロスの強烈なサーブに対してリターンをきちんとコントロールして返していました。リターンさえ返れば後は錦織のペースです。打ち合いを避けてネットに詰めてくるグロスの足元へ、もしくはパスで翻弄します。ストレートで錦織が勝ったのも当然でした。
ただ不安も残りました。大会前に痛めていた脇腹がやはり完調ではないようで、2セット目が終わったところでメディカルタイムアウトを取って治療。再開後もあまり影響のなさそうなプレーをしていましたが、肝心のサーブはかなり力を抜いてスピードを抑えていました。それでもグロス相手なら勝てるから問題ないと判断してのことだったのでしょうが、問題はグロスが相手ではないこれからです。
2回戦、3回戦は、ゆっくりサーブでも大丈夫かも知れませんが、勝ち上がった4回戦はもういけません。もしここでサーブだけのカルロビッチが勝ち上がってくればまだしも、強打のチリッチ相手となると脇腹をかばいながらのプレーでは厳しい試合になるでしょう。だからここまでに脇腹が治っていれば良いのですが、途中の試合で苦戦してさらに痛めてしまうようなことがあると、4回戦で力尽きてしまう不安も残ります。
せっかく良いテニスをしているだけに、故障で負けてしまうのは残念ですから、何とか体調を整えて上位との試合に備えてほしいと願っています。